【身体特徴】
身長:178cm 体重:89kg
体形:刃の如く鍛え上げられた身体が特徴。右腕が義手となっている。 外見:やや無造作な髪型に血のように紅い瞳、顎髭が特徴。 二枚目というよりも男らしいという方が適切な顔立ちの持ち主。 黒いロングコートに赤いマフラー、右腕には和の鎧を思わせる装甲を付けており、 事情を知らなければ右腕全体を篭手で覆っているようにも見える。
【性格】
何処か飄々とした雰囲気の持ち主。基本的に他人と無暗に対立する事はしないタイプ。 ただし、血気盛んな所や容赦のない部分がない訳ではない。 一度刃を交える事態となれば、場合によっては相手の事情を汲み取りつつも、 常に「本気」であり、相手に「合わせる」事はしても、それは決して「手加減」ではない。 決して悪人ではないが、自分の都合で動く事も多く、100%の善人とも言い難い。
【来歴】
異世界からの来訪者。とある依頼の遂行の為に様々な世界を渡り歩きつつ、 自身も「個人的理由」による人探しを行っている。 常世島を訪れたのも事故ではなく、その「探し人」の存在の可能性を協力者に伝えられた為。 現在は万妖邸の台所・風呂付の部屋を借り、其処に住んでいる。
【異能:なし】
異能と言える力は全く持ち合わせていない。
【魔術:様々な魔術及び念法術】
身体強化系の魔術を中心に扱う他、念法術という精神集中を用いた術法を扱う。 また魔力により幻の如き光剣を形成する「幻魔剣」の術を心得ている。
【幻魔剣】
魔力によって構成される魔力剣。湧梧が使うそれはどこか禍々しい赤紫色が特徴。 敵に向かって撃ち出す小剣型・遠距離射出用と、構成密度を高め手持ちの剣として 使えるロングソードタイプ・通称ファントムセイバーの2種が存在する。 ファントムセイバーは重さを持たない為、二刀流剣技に大きな適性とアドバンテージを持つ。
【奥の手】
【劍境入神】
念法術と自身の魔術理論の組み合わせ、「剣」への理解度と習熟、そして 概念殺の理論によって成立する、開発者にのみ運用が可能な最後の奥の手。 己の「人間」という概念の「鞘」を取り払い、自身を「人の形をした刀」へと変貌させる。 「刀」と化した間は身体が鋼鉄以上の強度となり、その身体から繰り出される 総ての攻撃が「斬撃」となる。 視線だけで貫かれたような感覚を覚えさせ、触れただけですら、相手を斬り裂く。 例え傷を負わされたとしても、血液すらも剣の一部たる「刃」であるため、迂闊に 返り血を浴びる事は斬撃と刺突の嵐を喰らう事に等しい。
最大の欠点は己が「人間」である事を脱ぎ捨ててしまう為、 目の前の存在を一切容赦なく斬り裂く事のみが行動理念になってしまう事。 人間性を投げ捨てて己を斬滅の凶器と化す、外法の極意。 その為、発動時には予め制限時間を設けるか、精神力で「人間性」という 鞘を被せる手段を確立しなくては、そのまま「刀」に成り果ててしまう。
【特殊能力:九天無骸流魔剣術】
風を斬る、空を斬る、流を斬る、虚を斬る、神を斬る、 界を斬る、不視を斬る、時を斬る、無を斬る。 故に九天にて残る骸無し。
常では斬れぬモノを斬らんとした者が興し、その果てを求めた系譜である剣術。 湧梧が主体とするものは御神群派と呼ばれる居合術系統主体の流派。 己の才能に依って成立し、伝授困難な「魔剣」と呼ばれる技術を習得した者のみが 免許を認められる為、魔剣術という名で呼ばれる。 その為、伝承が極めて困難であり幾度も断絶の憂き目に遭っていた。 流派名を名乗る事を許されるのは免許皆伝を受けた者のみであり、 それ以外の門下生・修行者は流派名を名乗ってはならないという掟を持つ。 湧梧は既に「魔剣」を習得しており、この流派名を名乗る事が可能。 だが、彼が習得した「魔剣」の正体は謎である。
【特異体質:劍人】
極意「劍境入神」の複数回の使用に伴い、「人間性」が鞘となりかけ その奥に「劍」の概念を抱え込みつつある状態。 劍と人の狭間に立ちかけている、人間的に見て危うい状態である。
【大金剛久々能智】
湧梧が常に持ち歩く刀。刃渡り三尺。もうひとつの銘は「無刃久々能智」。 鋼より硬く重く砕けないという妖木「緋々金樹」の幹から 削り出して作られた刀身を持つ「刃の無い刀」。 並みの刀は言うに及ばず、名刀・妖刀・魔剣の類を相手にしても 互角に打ち合える程の頑丈さと呪術付与による堅牢さを持っている。 それでも「斬る」事だけは出来ない為、この刀で何かを斬る際には使用者が 何らかの形で「切断力」を持たせる必要がある。 カモフラージュの為か刀身は銀色に塗られているが、激しく打ち合えば あっけなく塗装が剥がれる為、都度塗り直している。
【妖刀・空牙】
普段は隠し持っているもう一振りの刀。 刃渡り四尺・全長にして五尺にも届こうかという大太刀。 空から墜ちて来た「星鋼」…所謂隕鉄を様々な術で呪鍛・精錬した鋼鉄「七星鉄」が素材。 元は御神刀「空我」であったが、次元を渡る妖を打倒する為その力を封じる媒体として 用いられた結果、妖刀と化し、名を「空を裂く牙」――空牙と改められた。 妖の力を封じ込んだ結果、相応の使い手であればその力を引き出して扱う事が可能。 湧梧はこの刀を使う事で刀の妖力と自身の魔術の知識、 そして磨き続けた剣の技を融合させた「次元斬」を扱う事が出来る。 また、世界間移動の為の鍵としても使用している。
【秘匿品】
【捜刃録】
コート裏に常に隠し持っている品。 かつての拠点であった九天無骸流の総本山跡地で発見した本型魔道具。 一見すると古びた和綴じの本にしか見えないが、本そのものが一つの極小異空間の門と なっており、内部に「剣」あるいはそれに類する武器を封じる事が出来るようになっている。 対象となるのは何等かの力を秘めた魔剣・聖剣等の類であり、数打ちの類は 完全に分解されて異空間を維持・拡張する為のエネルギーにされる。 制作された意図は不明だが、湧梧は「業を以て斬れぬモノを斬る」九天無骸流にとって 「強すぎる力となる剣」は不要どころか業を貶めかねない為、封じられるべきと 考えて制作されたのではないかと考えている。 発見時点で既に複数の魔剣が封じられていた。 また、強力な保護の術がかけられているらしく、炎で燃えず水で破れず極めて丈夫。 加えて封じた剣が増えてもいつの間にか頁自体も増えるようになっている。 ただし、頁の順番は本を開くたびに変化してしまうので、携帯による多数の剣を 戦闘運用するといった使い方は考えられていないようである。
【邂逅録】
6/28:紅き死ノ花とスラムにて遭遇 戦闘に入るも追い払う事に成功。見かけ以上の脅威であると推測。 7/1:虞淵とスラムにて遭遇 色々とスラム周りの事情を知れた。しかし、あの身体は本当に見事なものである。 7/6:紅き弾丸ノ紬蟻人とスラムにて遭遇。 「伊達」にした上で暇乞い。危ない手合いだが、あの傲慢さに付け入る隙がある。 7/19:ハインケルとスラムにて遭遇。 面白いお嬢ちゃん。魔剣回収現場を見られたが、恐らく問題にはならない筈。 7/23:紫陽花 剱菊と落第街にて遭遇。 恐るべき、そして類稀な戦巧者。 立場と事情は理解するが、こちらもそう簡単にやらせる訳にはいかない。 7/26:シアと落第街大通りにて遭遇。 何処かズレているお嬢ちゃん。危ない所だと認識しているのか多少心配。 7/30:エルピス・シズメと落第街路地裏にて遭遇。 まっとうに「良い奴」。「ご近所」同士、仲良くやっていきたい所。 8/7〜8/11:Dr.イーリスと落第街にて遭遇。数ある事務所(free2)にて4つの剣を貸し出す。 剣以上に、あの意志が砕けなければ、必ず道は拓けるだろう。 8/8:八ツ墓 千獄とスラムにて遭遇。 「やっと見つけたぜ。」 8/20:蒼き春雪の治癒姫と落第街大通りにて遭遇。 これは若者たちの問題。外の者は、まだ見守るだけでいい。 8/21:Dr.イーリスと違法パブ「地獄の門」にて共に食事。 誓約は達成されず。かの者は生きている可能性大。若人の先行きに希望あれ。 9/1:エリザベトと違反部活群/違反組織群にて遭遇。 奇怪な能力者。話が通じるのが不幸中の幸いか。 9/3:八ツ墓 千獄と落第街の一角(特殊Free)にて遭遇、戦闘に突入。 「俺は、お前の心に灼き着いて離れない刀になれたか?」 9/4:マリアと落第街 路地裏にて遭遇。戦闘に突入し、「誤った認識」を断つ。 自分ではない何者かが、いつかその背後に居る者に牙を突き立てる…。 9/10〜11:緋月と青垣山廃神社にて接触。突貫ながら修行を積ませ、斬魔刀を与える。 せめて、行く末が少しでもマシにはなるように――。 9/12:出雲寺 洟弦と落第街 ■区(特殊free)にて遭遇、手助けを行う。 命が助かって何より。しっかり養生して貰いたい所だが。 9/17〜18:弟切 夏輝を落第街 路地裏にて拾う。最低限の治療と食事をさせた。 ――逃げたければ、気が済むまで逃げ続ければいい。 9/27:比良坂 冥と落第街大通りで遭遇。一晩の宿を貸す どこか危ういものを感じるが…今は様子見。
【経歴】【秘匿事項】
常世学園の存在する世界とは似通いながらも異なった世界、 魔術という技術が当たり前のように存在する世界の出身。 ある事情により故郷を出奔、別世界に流れ着いた後は冒険者として腕を磨き続ける。
右腕が義手となったのは、ある時に「恐るべき脅威」に遭遇し、戦闘になってしまった結果。 自身の力は全く歯が立たず、右腕を失うという大敗を喫した。 その後、旧知の知人の依頼により件の存在を探しつつ、 自身の理由や思惑もあって様々な世界を放浪して歩いている。
【交流について】 ソロールを行っている間は基本的に入って来る方をお待ちしてます。 ささやき機能などでの相談もお気軽にどうぞ。 私書箱の連絡も同様ですが、確認・返信が遅れる場合もあります。 ロールについては以下のNG要綱を満たしていれば相談等ありますが基本OKです。
NG事項:右腕を完全回復するような行為 無根拠に右腕が義手だと看破される
【以下注意事項】 非常に高い戦闘能力を持つキャラです。 ですが、不意打ちや突然の全力戦闘行為は基本的に行いません。 自発的に戦闘を仕掛ける事もあまりありません。 戦闘になった場合、戦う相手に合わせた調整は行いますが、それは手加減という訳ではなく、 常に相手と同じ土俵の上での「本気」であるものです。 戦闘に対して、決して相手を軽く見たりする事はないとご理解頂ければ幸いです。
他、随時加筆予定 |
|