龍宮 鋼(タツミヤ ハガネ)
身長 175cm 体重 82kg スリーサイズ 93 66 91 髪 鋼のような銀髪。雑に切られたショートヘアー 瞳 血のように紅い瞳。爬虫類のような縦瞳孔。 好き ケンカとうまいメシ(特に肉)と酒。 嫌い ケンカで手を抜かれることと弱いものイジメ。 服装 白いTシャツに黒いライダースジャケット、黒い革パンツ。シルバーアクセジャラジャラ。黒いミリタリーブーツ。
概要 最近常世学園の教師になった半龍人。 元は異世界からの転移者。 担当は数学。 見た目は引き締まった身体程度だが、種族特性として筋肉の密度が凄いことになっている。 腹筋などは見た目普通だが、触るとガッチガチに硬い。
性格 性格はガサツで大雑把。 口調は乱暴だが、面倒見は良く、生徒からの相談には真面目に向き合う。 その一方で、不良やチンピラ相手には容赦がない。 流石に学生相手にはやり過ぎないようにはしているものの、基本的には相手が動けなくなるまでしばき倒すことも多い。 弱いものへの暴力を嫌い、弱い者いじめと判断すれば問答無用で乱入して大暴れする。 「貸し借り」に拘る律儀な面や、情にも脆い。
戦闘能力 鋼龍の血による驚異的な筋力と耐久力と「奪」属性の魔力を持つ。 物理的なダメージにはとことん強く物理的なダメージが通る相手には相性抜群だが、魔法・超能力などの物理的でない攻撃には耐性がない。 気合いと根性である程度は耐えられるが相性は悪い。 戦闘スタイルは八極拳とボクシングを組み合わせたような我流の拳。 フットワークを活かしたアウトボックスからゴリゴリのインファイトまで、こと接近戦ならばほぼ万能。 体内での魔力の流れの操作に長ける。
「奪」属性文字通り何かを「奪う」魔力。 他の魔力特性や、魔術の属性、重量・速度・エネルギーなどの物理的なものも奪う事が出来る。 とは言え一度の接触で全て奪えるわけではなく、特に魔術的要素は多くて一割程度。 物理的なものなら、自身が発揮できる程度までは奪える。 特性上魔術などの攻撃性も奪ってしまうことが「鋼龍は魔力に弱い」と言う弱点の正体である。 魔力量はそれほど高くは無いが、「奪」属性の魔力により常に周囲の自然環境から少量ずつ魔力を奪っているため実際に使用できる魔力は多い。
地撃拳唯一扱える魔術がこの「地撃拳」。 大地を踏みつける動作、所謂震脚により足場の一定範囲へ魔力を放出。 その魔力が届いた地面の重量分の威力を拳に上乗せする魔術。 特性上地面の密度が高ければ高いほど上乗せされる威力が上がる。 逆に密度の低い地面の場所では威力が下がり、仮設足場のような場所では威力上昇はほぼ無い。 また震脚が強ければ強いほど魔力の放出範囲が広くなり、威力が増す。 震脚と打撃のタイミングが一致しなければ不発になり、打撃のタイミングをずらされるだけで無効化されるなど扱いが難しい。 しかし元の打撃の威力と上乗せされる威力は無関係なため、逆に言えば震脚が可能かつ相手に触れることが出来れば発動可能。 故に密着状態でも高威力の打撃が撃てるという利点もある。 地撃「拳」とあるが、脚でも肘でも任意の場所で発動可能。 一方で地面への魔力放出は震脚でのみ可能。
地撃拳 発勁 ダメージ特化。 地面の重量を拳そのものに乗せ、単純なパンチの強化に特化させたもの。 地撃拳の基本。 物理属性。
地撃拳 透勁 貫通力特化。 地面の重量と拳の速度を魔力そのものに乗せ射出する魔術攻撃。 射程は拳から10cm程度だが、物理的な防御は意味を成さない内部破壊の地撃拳。 無属性魔術。
地撃拳 化勁 防御・カウンター特化。 受けた衝撃・魔力を奪い、魔力に乗せて身体を通して地面や相手へ流す技。 流す先が無ければ使えず、物理的な衝撃は自身で発揮出来る程度の衝撃までが限界、魔術に使うと魔力の経路が全てその魔術によるダメージを受けると制約は多いが、逆に言えば自分程度の力で殴られる程度の衝撃ならそのまま相手へ返したり無効化したり出来る。 受けた攻撃の属性に依存。
地撃拳 螺旋勁 地撃拳の集大成。 拳をドリルのように高速回転する魔力で覆い、その魔力と拳で持って殴り付ける地撃拳。 魔術防御は魔力を奪いながら貫通し、物理防御は透勁の要領で貫通する。 拳に極大の重量を乗せた、全てを貫く螺旋の拳。 物理・無属性魔術の属性を合わせ持ち、魔術防御の属性によって魔術属性が変化する。
鋼龍の因子その身に流れる龍の血がもたらす力。 全身に鋼の鱗と龍の翼、尻尾、角を生やすことが出来る。 鱗は鍛えられた鋼の様に硬く、攻撃にも防御にも有効。 翼は嵐の中でも飛行出来るし、全身を覆うことで盾にもなる。 尻尾は丸太を振り回したような破壊力を発揮できる。 角を生やせば情報処理能力が飛躍的に向上、視神経や聴力が強化される。
元常世学園の生徒。 当時は家庭の事情で荒れていて、ヤクザかマフィアのようなチームを作って落第街の一部をナワバリとしていた。 札付きのワルと言うことでそれなりに有名だったが、卒業を機にチームは解散。 今でも表・裏を問わず名前を知っている人物は多いらしい。
学生時代の更に過去一歳の頃生まれて間もない妹と共にこの世界に飛ばされてきた。 とある教師に拾われ三人で暮らしていたが、学園入学前にその教師が違反組織に殺された。 自身と妹はそのまま拉致され、二級学生に。 二級学生時代、自身は組織の駒として扱われ、妹は愛玩奴隷として扱われていた。 現在の戦闘技術の殆どは当時文字通り血反吐を吐きながら習得したもの。 ある日自身が仕事でミスをし、それが切欠で違反組織が風紀委員により壊滅。 二人とも風紀委員によって救出され正規学生になったが、平和な生活に馴染めずに喧嘩に明け暮れていた。 助けてくれたはずの風紀委員には「何もかも手遅れになってからしか動かなかった」と逆恨みとも言える反発心を抱いていた。 その後別の教師に面倒を見て貰い卒業。 |
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