【キャラクター紹介】 かつて非常に広い世界を長く旅してきた異邦人の女。 既に旅は終えており、旅路で積み上げてきた価値観に沿って生きている。 全てのものは愚かであると考えており、これ以上愚かにならない事を信条としている。 現在は落第街やスラムなどの学園の影の部分で生きており、そこが自分にとって最もこれ以上愚かにならなくて済む場所であると信じている。 様々な違法な仕事を請け負う事で生計を立てており、持ち前の技能と経験のおかげ困窮こそしていないが余裕のある生活とは到底言えない。
【ロール傾向など】 落第街やスラム、歓楽街などの不健全な地域を中心に稀に学生通り辺りまでなら出没するかもしれません。 ロールの内容については、用心棒や傭兵、運び屋に暗殺などの仄暗い仕事を行っているシチュを先入りで行っている事が殆どになると思われます。 ご一緒する際は、日常、不穏、犯罪、仕事、戦闘などを中心に大体のシチュエーションを行えます。 後入りする場合もあると思いますが、日常に近いシチュエーションへのみお邪魔する方針です。 ネガティブな精神性と価値観を持っているので、それを否定するも肯定するもご自由にどうぞ。
NGについては、死亡や後遺症が残るような重症を負わせる行為、異能の性質への干渉全般(封印や改善)、長期間行動が制限される捕縛などが該当します。 それ以外については多少の確ロ含め特にございません。
ソロールや待ち合わせの際は明記致しますので、それ以外の場合は後入り大歓迎でございます。
【容姿】 身長160cm 体重60kg程度 灰色のフード付きコートで全身を覆い、その中に複数の武器や小道具などを収納している。 コートの中には露出の殆ど無い地味でなワンピースを着ている。黒い丈夫なブーツ。 認識阻害の真っ白な仮面を身に着けており、素顔で対面したことのある相手であっても誰か分からなくさせる効果を持つ。
色白な手入れされていない故に荒れた肌。 金色の瞳を持つが細目故にあまり目立たない。 薄緑の髪は長くはないが、少し俯くだけで両目が隠れる。 常にまどろんでいるような気力の無い表情で、女性寄りの中性的な顔たちである。 体つきは良く、出るとこ出ておりそれなりに魅力的ともいえる。
【性格】 変わらぬ日々を望み、これ以上自分が愚かな存在とならない事を望んでいる。 変化に対して無気力に、ただこれ以上見たくないものを見ず、知りたくないものを知ろうとせず、そして愚かさに身を染めないように生きている。 善悪の区別はつくし、罪悪感や嫌悪感と言った感覚は持ち合わせているが、それ以上に『全ては愚かである』という価値観が強いがために全ての行為に対して無気力かつ冷淡な姿勢で臨む。
【異能】 『マジックチャンバー』 魔力を常に吸収し続け、体内に際限なくため込み続ける異能。 吸収された魔力は体内で只管に合成、増幅され続ける。 吸収する事しか出来ず、その放出は一切が不可能である。
【魔術】 『マジックアーマー』 魔法や異能といった特異な力による直接的な干渉を打ち消す。 体内にため込まれた膨大な魔力を直接ぶつけることによる打ち消しである為、かなり荒っぽい。 即効性のあるものでないうえ、打ち消す際の余波なども発生する為『アーマー』というには頼りないものである。 魔術というより異能を活用したもの。本当の魔術については異能の影響で使用できない。
【200年に及ぶ旅路】 その異能故、災いへの生贄として捧げられかけた少女は、逃げ出す形で旅を始めた。 少女の旅は長く苦しいものであった。 命の危機なんてものは日常茶飯事であったし、逆に殺しも珍しくない日々であった。 騙し、奪い、殺す日々。逆も然り。 その中でありとあらゆるものを身をもって知った。 その結果辿り着いた結論は、全ては愚かであるという事であった。 望まぬ不老の齎す人生に終わりを告げる覚悟も出来ぬまま、気づけば少女は愚かさに染まっていた。 |
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