「皆様、ご機嫌麗しゅう。本日も宜しくお願い致しますね」 「はしたなくて御免なさいな。これもまた嗜みですの」
栖鳳院 飛鳥(せいほういん あすか) 身長:163p スリーサイズ:95/54/86 宝石商で有名な栖鳳院家のお嬢様。 黒髪ロングで、服飾はどちらかと言えば質素なものを好む。 優雅な立ち振る舞いと言葉遣いの、まさにお嬢様であるが、盲目で、常に目を閉じて杖を頼りに歩いている。 たおやかだが体力はあり、そして護身術として神門流の杖術を修めている。腕前は中々のもの。 占星術部に所属しているが、理由は「星空について、色々と聞けて楽しそうだから」。見えないが故に、天に輝く星空に思いを馳せる。 異能は登録上は「宝石魔術」。 宝石一つ一つから属性を抽出し、それに合わせた現象を発生させる宝石を触媒とした魔術であり、これを発動するために常に一つは宝石指輪をしており、またいくつもの宝石指輪を持ち歩いている。 見えない以上どれがどれだかわからないはずだが、曰く「触れば、なんとなくわかりますわ」とのこと。 また、微弱な波動と言う形で宝石の力を放出することで、その広がり方などから周囲の様子をある程度探ることが出来る。 盲目の不便をこれである程度補っているが、普段からこれに頼っているとすぐ疲弊してしまうため、杖を併用している。
※神門流:しんもんりゅう。金城鉄壁の護りの剣と謳われる剣術流派。刀を短く遣う技法が特徴的であり、それを応用した杖術、棒術なども併伝している。 飛鳥は、あくまで護身を主とするためにこの流派の杖術を学ぶこととなり、また争いを好むわけではない性格にもマッチしている。
↓以下は占星術部関係者及び何かしらの交流で知った人以外は既知NGです↓
「御免なさいな。その輝き、お借り致します」 「輝き無きお方…ここは、貴方のいるべき場所ではないのです。あるべき場所にお還りなさい」
杖術と宝石魔術、そして魔眼を用いて魔を祓う占星術部所属の退魔師。 実際は、彼女は盲目ではなく、魔眼を封じるため目を閉じているに過ぎない。つまり、見えないのではなく見ない似非盲目。 その魔眼は「虹輝の魔眼」。 目を開いて世界を見た時、その魔眼はあらゆる輝きを無作為に収集する。 そして、それを目の中で乱反射、増幅することで何倍にも強大な属性を抽出出来る。 宝石魔術は、本当はこの魔眼の力の欠片に過ぎず、目を閉じた上で宝石に触媒を限定することで制御している形である。 この魔眼は飛鳥にも制御出来ず、長時間の連続使用をすると暴走などの危険があり、一度に五分以内、その後一日は間を開けるという運用を徹底している。 制御できていないためか、常に虹彩の中はランダムに光っており、見る分にはきらきらと輝く宝石のようでもある。 |
|