Name:夜見河 劫(Kou Yomikawa)
身長:173cm 体重:66kg 血液型:AB型
体形:中肉中背、色素の薄い灰髪。何処にでもいそうな、ごく普通の体格。
外見:顔や体の至る所に包帯を巻いている、奇妙な外見の若者。 包帯を取った素顔は二枚目の部類に入るが、「どす黒く燃える炎」の如き 異様な眼光を放つ眼のせいで、顔を合わせた者は基本恐怖が先に立つ事が多い。 ブレザータイプの学生服を着ている事が多いが、何処かしらが破れていたり 切れていたりする等、無傷である事があまり多くない。
【経歴】
日本・関東地方出身。 本土で起きた、ごく一時期全国区ニュースにもなった一家心中事件の唯一の生存者。 自己申告によればその際に異能に覚醒し、九死に一生を得たとの事。 異能者である事の発覚、及び家族を亡くし親戚からも身元引受を拒否された事で たらい回しにされるような形で常世島へと移住。
その後は異能解析の為、研究区で暫くを過ごした後に一般生徒となるも、 主に落第街で様々な傷害事件を起こし、幾度も厳重注意を受けている。 しかし反省する気がないのか、厳重注意を受けた後にも傷害事件を引き起こしている。 結果、素行に問題ありとして監視対象となっている身の上。
【性格】
普段は無表情かつ物静かだが、それは決して「大人しい人物」である事を意味せず、 何かの拍子に他者に拳を振るう事を躊躇わない…どころか、積極的ですらある。 喧嘩や暴力行為の際には普段の物静かさが豹変、バイオレンス極まる発言や 哄笑を上げながら拳や蹴りを振るう狂暴な一面をさらけ出す。 他者の自身に対する評価は「理解した上」で顧みていないなど、 自身に対する事柄には無頓着な面もある。 また、普段でも時折毒舌や虚無的な言葉を吐くなど、善良な人間とはお世辞にも言えない。
【その狂暴さの理由・秘匿事項】 その暴力的な一面は異能の影響による「生の実感の著しい欠如」によるもの。 他者に対して暴力を振るっている時、他者から暴力を受けたり、殺されたりした時にのみ、 「生きている実感」を得られる為、進んで危険な行為に身を投じている。
ごく小規模な対象ながら、違反部活・違反組織を一人で「潰した」事もあり、 一般的な生徒にその暴力性が積極的に向けられない事が不幸中の幸い。
【異能:過剰再生《オーバードーズ》】
異常と言えるレベルの治癒・再生能力を齎す常時発動型の異能。 致命傷はおろか体の一部が千切れても、くっつければ元に戻るという恐ろしいレベル。 異能分析の結果、本来の持ち主以外が利用しようとしても異能が暴走し 異形化してしまう可能性大と判定され、この名が付けられた。 他者に直接悪影響を及ぼす異能ではない為、抑制処置などは施されていない。
【以下、最重要機密事項】 【異能:黙死彷徨《デッドマン・ロストマン》】
上述した異能は一般生徒・教師向けの虚偽・ダミーの情報であり、 研究機関にて厳重秘匿管理されている、こちらこそが真の異能。 その正体は「原理・理由・概念不明の、死からも甦る「不死身」の異能」。 如何なる身体損壊からも再生・復活・蘇生してくる、おぞましい能力。 より端的に言えば常時発動型の「死ねない」異能である。
加えて「生の実感の著しい欠如」という重篤な副作用を併せ持っており、 これが保持者の極めて問題ある性格の形成に大きな影響を与えてしまった。 保持者である劫にさえ制御不可能で一人歩きし続けている異能であり、 本人も「いつ死ねるのか分からない」と語っている。
抑制がないのも「他者に悪影響が及ばないから」ではなく、 原理・理由・経緯・概念が全く不明の異能である為に抑制の術がなく、 前述の副作用も含めてほぼ野放しの状態にせざるを得ない為。
【魔術:なし】
本人に学習意欲が全くない為、魔術の類は使えない。
【特殊能力:身体能力制限異常】
異能の影響か、脳が身体能力にかけるリミッターを意図的に外す事が可能。 この為、体格からは想像出来ないレベルの異常な怪力を発揮出来る。 これに本人の経験が上乗せされ、「喧嘩」や「潰し合い」には滅法強い。 当然、自身への反動はとてつもないが、異能の存在により その代償と悪影響はあってないものも同然である。
【監視対象・『狂狼』】
・監視段階:四級監視対象 ・コードネーム:『狂狼』 ・監視理由:正規生徒にも関わらず多数の傷害事件を起こした事により その性格・行動を危険視された結果。 ただし、対象が悪質な人物・違反部活/違反組織所属者などに限定されており、 一般の生徒相手に事件を起こした事がない為、ランクは低く留まっている。
・補足事項:事件の対象となった相手に現在の所死人は発生していないが、 それでも多数が危険なレベルの重傷を負わされている事もあり、 もしも死者を出した場合、あるいは一般生徒等に対して事件を起こした場合、 速やかに三級監視対象へのカテゴリ更新が行われる事がほぼ決定事項。
【来歴】
【以下、秘匿事項】 日本本土(関東地方)出身。 幼少期から異常に起伏の少ない性格であったが、これは既に 異能の覚醒とその副作用の影響が発生していた為。 友人も皆無であり、中学生時代には同級生数名から酷い虐めを受けていた。 やがてその虐めがエスカレートして暴力行為と化した結果、 異能の効果で「最初の死亡」と「復活」を体験することとなる。 この結果、「殴られれば生きている事が実感できる」事を理解。 同時に「殴ればもっと実感が出来るのだろうか」という理由から 衝動的に報復行動に出てしまい、虐めに加担した生徒3名を殺害。 この事件は後に「過剰防衛」として処理されることになった。
元々我が子の異常性に恐怖を感じていた両親はこの事態に激しく錯乱。 我が子を殺して自分たちも死のうとするが、異能により「死ねない」身体だった 劫一人だけが生き残るという結果に終わる。 これが公には「一家心中」としか報道されていなかった事件の真相である。
その後は異能者であるとして常世島に迎えられ、暫しを研究区で生活。 「異能研究機関・第6研究室」に所属し、自身の異能の研究を受ける。 この際の研究によって異能の正体が発覚する。 異常過ぎる異能である為に、その正体を隠した上で常世学園の生徒となるが、 性格の異常とその原因である異能の副作用を制御する術はなく、 結果、「殴ってもいい相手」を選んで暴力行為を振るうという獣じみた 狂暴性が矯正出来ないままに解き放たれてしまう事になった。
【交流履歴】 9/30:柊 庵と第一教室棟 屋上にて遭遇。 いちいち喧嘩やめろって言ってくる。自分の得にならないのに、変な女。 10/5:青霧 在率いる風紀委員と違反部活群/違反組織群にて遭遇 任意同行を受けて、一時勾留されるも2日で解放。 相手の境遇が羨ましい……お互い、難儀だね。 10/6:海藤 宗次と違反部活群/違反組織群にて遭遇、喧嘩(戦闘)になる。 殴り合いなら、退屈してる時はいつでも受けるよ。 10/7:比良坂 冥と落第街の路地裏(特Free3)にて遭遇。怪我の治療の為、連れ帰り―― 名前、覚えとくから。冥の事、知りたい。 10/13:伊都波 悠薇と歓楽街にて遭遇。 辛い物好きなのかな。今度は誰か連れて来る方がいいと思う。 10/25:ナナとスラムにて遭遇。 家族がいるなら、大事にしなよ。 11/1:比良坂 冥と落第街 アパートの一室(特Free3)にて再会。 ……あったかかったよ、冥。
【交流について】 ソロールを行っている間は基本的に入って来る方をお待ちしてます。 ささやき機能などでの相談もお気軽にどうぞ。 私書箱の連絡も同様ですが、確認・返信が遅れる場合もあります。 ロールについては場合によっては相談などもありますが、基本なんでもOKです。
【既知設定について】
歓迎します。学園関係者であれば背景設定の関係から よろしくない噂・評価での既知が多いと思われますが、ご自由にどうぞ。
【以下注意事項】 基本的に「死亡しません」。 例え致命傷を負って放置されても、その内復活して起き上がってきます。 また、性格的にもあまり社交的とは言えません。
ロールに置いてお相手様に不快にならないよう気を付けますが、 以上をご理解頂ければ幸いです。
他、随時加筆予定 |
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