ジャック・霧崎 Jack kirisaki
【ステータス】 筋力 A 耐久 EX 魔力 A 敏捷 E 精神力 EX 運 D 身長178p 体重105kg 113-68-87
【容姿】 長く膝辺りまで伸び放題の緑髪、ハイライト少なめの赤い瞳、ギザギザの歯、全身に傷跡、丸眼鏡。 胸が窮屈なのでノーブラ派。 保健室に居る時は胸元をガッツリ開けた白ブラウス、黒いタイトスカート、ハイヒール、白衣を着ていることが多く、屋外での活動時には黒のへそ出し丈ノースリーブ、黒いズボン、革靴、白衣風ジャケットを着ていることが多い 眼鏡をかけている理由は視力ではなく「その方がえっちだろう?」だからだとか。
【性格】 基本的にはダウナーで、勿体付けたセリフ回しが多い。 自身の好きな話題になると興奮して口数が増える、オタク気質なところがある。 すり傷程度の治療にも大げさで大掛かりな独自の治療法を試したがり、その治療法は基本的に効果は高く副作用も少ない。 ただし視覚的な嫌悪感がすごいものが多い。 一応「患者の身体の不調だけではなく、心の不調も治療してこその医者」と言う信念は持っているらしいが、基本的にサイコパスなので上手くいかないこともしばしば。 しかし本人はあまり気にしていない。 青少年の情欲をむやみに刺激するような言動や行動をし、それに対する反応を見て楽しんでいたりもする。 常軌を逸した甘党。
【能力】 ・「凍結」 触れたものを「凍結」させることが出来る。 この場合の「凍結」と言うのは「温度を下げて凍らせる」と言う意味ではなく「動きや時間、活動などの一切合切を止める」と言う意味。 例えばボールをぶつけられた瞬間にボールを「凍結」させればボールはその場で固定される。 「凍結」させられた物体に干渉出来るのは自分だけで、ボールの例であればその場で固定されたボールは他人では動かせない。 また「解凍」することも可能で、前述のボールを「解凍」すれば「凍結」直前の向きと速度、回転数で再度運動を始める。 ただし「凍結」させた瞬間に自身が受けるはずだった影響は普通に受けてしまうので、攻撃を無力化と言うことは出来ない。 生物には使えない。 「生物」の範囲は「活動をしている脳に繋がった肉体」なので、切り取った腕や足などの身体のパーツには有効。
・「縫合」 任意の物体をそれぞれの性質を保ったまま「縫合」することが出来る。 例えば水に岩を「縫合」すると、岩から水が生えている物体になる。 その「岩」を持てば水が水の性質を保ったままぶら下がるし、水が水蒸気になって「岩」と「水蒸気」の全体としての比重が空気よりも軽くなれば岩も浮く。 生物・非生物を問わず使用可能で、生物と非生物を縫合することも可能。 縫合された直後は比較的簡単に引きはがせるが、時間経過で結合が強固になっていき、最終的には完全に癒着する。 属性として相性のいい非生物同士ならば最短一時間ほど、相性が悪ければ最大三日ほどで癒着。 生物であれば「縫合」の面積に比例し、基本的にその生物の回復力と同程度の時間で癒着。 生物に非生物を「縫合」した場合は、個体によって最大二日ほどの差はあるがおよそ一週間ほどで癒着。 回復力の違う生物同士の縫合であれば回復力が強い方を基準に、もう一方の回復力に応じて若干時間が伸びる。 死体は新鮮なものであれば生物扱い、時間が経って細胞の大半が死滅すれば非生物扱い。 生物を「縫合」した場合でも拒絶反応は一切起こらない。 完全に癒着したものは自身でも分離することは出来ない。 非生物を生物に「縫合」したところでその物体が自身の身体になるわけではなく、例えば岩を人に「縫合」した場合単純に「身体から岩が生えている人」になるだけ。 また人が新たに腕を「接合」しても、人にはそれを動かす機能がないため、やはり「動かせない三本目の腕がある人」になるだけ。
・「再編成」 自身の身体を「再編成」することが出来る。 構成物質を「再編成」したり、神経の接続を「再編成」したり、体の構造を「再編成」したり、応用範囲は多岐に渡る。 本来あくまで「再編成」であるため、例えば体内の鉄分を集めて剣にしたり骨を鋼にしたりは出来ない(体内に存在する鉄では足りないから)が、「縫合」で様々な物質を取り込み、完全に癒着したそれを「再編成」することで可能になる。 「縫合」と「再編成」を駆使して自身の身体に様々な改造を施しており、見た目に反した怪力と耐久力、質量を得ている。
【詳細】 本名「ジャック・霧崎」。 あらゆる手を尽くして命を繋ぐ名医であり、命を繋ぐためならあらゆる手を尽くしてしまう。 自宅には様々な人種・年齢の身体のパーツが「凍結」されて保管されており、「治療」の際にはそれらを躊躇いなく使用する。 落第街、スラム、転移荒野、その他島中のあらゆる場所で死体を切り裂き、必要なパーツを持ち帰る様子から「切り裂きジャック」の名で呼ばれることも多い。 自分の所有物に対して強い執着を持つが、一方で逃げられたり奪われたりして一度失ってしまえばあっさり諦める。 本人は「人の命を救うことは私の義務であり天命である」と主張するのだが、脚を失った人物に獣の脚を移植する、肺の潰れた人物に魔物の肺を移植する、目を失った人物に探知魔法のマジックアイテムを移植する等、まともな人間であればまず選択肢にも挙がらないような方法を当然のように選んでしまう。 治療の際は基本的に患者の意向を優先するが、逆に言えば同意が得られればそれらの手段を取ることに躊躇いはない。 基本的にこれらの「治療」後は問題が起きないどころか場合によっては「治療」前より便利になることが多いのだが、倫理的には到底認められるものではない。 「縫合」と「再構築」を繰り返し続け、本来の自分とはかけ離れた姿になってしまっているが、そのおかげでありとあらゆる生き物(いくつかの幻想種を含む)の特性も併せ持つ。 どうやら元はサキュバスと人間のハーフらしい。 吸精が生命活動に必須という訳ではなく、むしろ嗜好品に近い扱い。 いつから生きているのかわからないが、少なくとも年齢は二ケタ程度ではないらしい、と言う噂。
万妖邸の自室はさながら診療所。 待合室や診察室は勿論、手術室に霊安室、更に定員数人ではあるが、入院施設まで整っている。
実は……(秘匿事項)自身の身体と細部に至るまで全く同一と言っていいほどの「人形」を複数制作し、自室の「霊安室」に「凍結」して保管している。 普段からこの「人形」を遠隔操作する要領で活動しており、「人形」が活動停止(≒死亡)すると自動的に次の人形に意識が移って再活動を始める。 とは言え感覚的には本来の身体で活動しているのと変わらず、五感もしっかりあるため、死ぬときは痛くて辛くて苦しいらしい。 「本体」は霊安室の更に奥に隠されている。 |
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