蚕比古 玉繭(がみかひこ たままゆ)
16歳 性別:女 身長156p 体重41kg
蚕比古一族、と呼ばれる東方に存在する秘境に住む一族の娘。 古くに伝わる蚕神の末裔とされる血統を持ち、魂を絹のような糸に変える【異業】を代々保持している。 その糸で編まれた布には神聖が宿るとされ、穢れなき地にて華のように手厚く育てられてきた。
常世学園には訪問留学という形式で入学。「祭祀局」に所属している。 一見では白髪と白い肌、紫の瞳から清楚な印象を抱かれがちだが、世間知らずで好奇心旺盛。 常世学園への訪問留学に関しても、彼女の興味関心による影響が大きいとのこと。
ただし、怪異や魔の類に対しては潔癖に近い嫌悪を向ける事が多い。 退魔の家で育ち、それしか知らぬ故の無知。 良し悪しではなく存在そのものの立ち位置、種を重んじる思考。典型的なレイシスト。
異能:玉繭 自身の魂を糸に換える能力。 この糸は細く美しく、白く、蚕のものに酷似した性質を持つ。 神聖を帯びているため魔のものへの耐性を強く持ち、折り重ねれば退魔の羽衣と化し、張り詰めればワイヤーのように物質を両断せしめる。 また、傷をこの糸で縫えば生命を縫い癒すことも可能であり、生体組織に対して非常に高い治癒力を発揮する。 糸の性質は多様な用途を兼ね備え、また能力者の魂の純度により強くしなやかに、美しいものになるとされる。
副産物として彼女は自身の魂を切り離す術に長けており、魂の一部を他者に”与える””宿す”ことが可能。 彼女の魂を与えたものには玉繭の力の一部が与えられ、装飾や武具として顕現させることが可能。 但し、魂の一部を与えることは玉繭本人の生命力を与えることと同義であり、与えすぎれば生命の危険にもつながる。 |
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