名前:F.U.R.Y(ヒューリィ)
身長:180cmくらい 体重:そこそこ
落第街を根城にする、ぼさぼさの赤髪が混ざった髪が特徴の20代ほどの男性。 左腕に刃物で『××××/10/12 Never forget that day.』と書かれている。
風紀委員を嫌悪しており、相手が風紀委員と知れば即座に襲い掛かってくる程。 半面それ以外の相手には粗暴ながらも優しく接しており、口数は少ないものの普段はそれなりに話の分かる人物。
元々はスラムで用心棒等を生業に生活していた男。 不法入島者ではあるが度の超えた犯罪行為は良しとせず、ケンカは好むが殺しや人道に反した行為を良しとはしない。 落第街に身を寄せ合うしかない者たちは「仲間」であるという認識を持っており、困っていれば口悪くも面倒事を引き受ける、真っ当ではないが悪人でもないような人物だった。 『人を陥れる』行為を許さない為、例え金払いが良くても悪事に加担する事は是としない、昔ながらの任侠的な人格を持っていた。
現在は一人、落第街に来る風紀委員を狩る獣となっている。
【現在】 とある出来事によりスラム街の一角を縄張りとし、そこを根城としている。 この区画は「F.U.R.Yが気に入らない行為(風紀委員の介入、弱者からの略奪、強姦、違法薬物の取引等)」を許しておらず、基本的にそれらをしないのであれば自由というルールで仕切っている。 縄張りに入るのは自由であるが、縄張り内でそれらの行為を行う者に容赦はしない。 かつてスラムを追われた難民等も生活をしており、ある意味で一定の治安を保証された地域と化している。
[PLより] F.U.R.Yの縄張りで生活がしたいという場合、上述の行為を守るキャラクターであれば特に何も連絡は必要ありません。 F.U.R.Y自身も「勝手にしろ」という風で、基本的にここで暮らすだけの人間を追い出す等はしません。 ただし「F.U.R.Yの縄張り内で風紀委員の摘発や警邏、および人道に反する行為を行う」というロールは基本的にはPLへ事前連絡と相談を通してください。
【異能:No.02『憤怒』】 自分の怒りで肉体を変貌させる能力。 発動すると左腕を黒の異形へと変貌する。 鋼だろうと容易く破壊するパワーと、超絶的な耐久能力、獣の如きスピードを誇る。 いってしまえばそれだけの異能だが、発動中は変貌していない部位も肉体的に強化されており並大抵の攻撃を受け付けなくなる。 変貌した部位だけであるなら耐熱、耐冷にも非常に高い防御性能を持ち、破壊するのは至難の業。 破壊された場合も時間が経過する事で回復する。
怒りが高ければ高い程力を増し、それに応じて変貌の度合いも変化する。 怒りが尽きぬまで、その力が消える事はない。
元々は裏常世渋谷に自ら赴き、元あった異能が変化した異能。 その際に本来の左腕を喪っており、現状の左腕は『憤怒の獣』が人の腕の形に擬態しているだけ。 『憤怒の獣』の原動力は怒りであり、宿主の怒りが消えぬ限り何度でも蘇る。 その性質上、ダメージを負っても逆に怒りで力が強まるなどが発生しうる、ある意味ではカウンター型ともいえる性質を持つ。
この異能により、ヒューリィは半ば人ではなく怪異の存在へと変わりかけている。
【ラース・オブ・ドゥオ】 この異能の力に己の総ての力を籠め、通常の何倍ものパワーで殴る。ただそれだけの技。 使用の際は前腕部を右腕で『殴』り、それによって押し込められた装甲に応じて変貌した部位の装甲が開き、内部の紅い装甲が露出し力を引き上げる必要がある。 威力は絶大で、物理法則その他諸々を半ば無視するかのような芸当が可能。 ただし溜めが必要な上振りも大きく、それらの隙をどう埋めるかが攻撃成功の鍵になる。 肉体の負荷も非常に大きく、一度の戦闘に二度が限界。 二度目の使用でも自壊が生じ、仮に三度使用した場合使用した腕が吹き飛ぶ。
その力を使うとき、左腕は黒い火山の中で燃え盛るマグマのように光り輝くだろう。
【形態】 憤怒の獣は本体の”怒り”により姿形、力が変化し、変貌する部位が増えてゆく。 通常時は左腕だけが変貌(第一段階) 一定以上力が上がる事で左足も変貌し背部から三本の鎖に鋭く巨大な爪がついたような尾が生える(第二段階) 現状確認されている変化は上述の通りだが、怒りによって更なる変貌を遂げる可能性もありうる。
【戦法】 単純明快なケンカ殺法。 勝負勘が強く、ルール無視の戦闘を得意とする。 半面ルールや制約のある戦いを得意としておらず、そういった状況では十分な力を発揮できない。
『怒り』が能力の発破剤となっている関係上、自身の怒りの感情が冷める事でも戦闘力が低下してしまう。 逆に怒りの元凶に対しては戦いが長引くほどに戦闘能力が上昇する。
【PLコメント】 風紀委員を目の仇にしているキャラクターです。 落第街を根城にしていますが、必要であれば他の場所にも表れる事があります。 基本的に法という観念を重視していませんが、平時はそれなりに人間的な感性を持っています。 風紀委員に対しては積極的に戦闘を仕掛けますが、逃げる等の行動を取られれば比較的容易に撒くことが出来ます。 落第街の住人や、落第街に迷い込んだ人間には口は悪くもある程度優しく接しますが、”外道”と判断する相手には戦闘を仕掛ける事があります。
※過去に存在したキャラクターになります。現代版に伴い設定が変更になる場合があります。 |
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