氏名 | 蒼空 奏 | 身長/体重 | 159cm/43kg | スリーサイズ | い、言わないです…… | 血液型 | O型 | 好きなもの | 絵本、小さい動物、放課後のおしゃべり | 苦手なもの | 争いごと、大きな怒鳴り声 | 大切なもの | 学園で得た居場所 | 趣味 | 日記を書くこと、ピアノの演奏 | 好物 | 白桃、ミルクティー | 特技 | 誰かの話を聞くこと、小さな怪我の手当て | 家族構成 | 父、母、弟 | コンプレックス | 人から“特別視”されること | 好みのタイプ | 強くて、それでも優しさを忘れない人 | パーソナルカラー | 空色:89BDDE |
15歳の常世学園一年生。 澄み切った空を思わせる蒼い髪と瞳を持つ少女。
穏やかでおとなしい物腰が初対面では控えめな印象を与えるが、親しくなるほどよく笑いよく話す。 快活に場を引っ張るタイプでこそないものの、柔らかな空気で周囲を安心させる存在。
幼い頃から特別な力があり、その手で触れた傷を癒し、病を和らげることが出来る。
《過去》まだ幼い頃、庭に巣から落ちて怪我をした小鳥を見つけた。 心配し両手で抱えあげると、小鳥の傷はたちまち消え、元気に羽ばたいていった。 その日から『この子が触れると怪我が治る』という噂が家族や近所に広がってゆく。 友達が転んで膝を擦りむいたとき、祖母が風邪をこじらせたとき。奏は自然に手を差し伸べ癒してきた。 少女にとってそれは『助けられるなら助けたい』と願いから行われる行動であったが、その力は大人たちにとっても不思議であり、不気味でもあった。
力の噂は都市伝説のように広まり、やがてそれを利用しようとする者の耳にも届く。 ある日、少女は帰宅途中に見知らぬ男たちに襲われそうになる。 幸い近くに居合わせた──当時の学園関係者が駆けつけ、事なきを得る。 しかしそこで初めて、少女は『自分の力が狙われる』という現実を知る。 恐怖に震える少女に、学園都市から訪れていた男はこう告げる。 『君は特別だ。学園には君のような子が多くいる。その中でなら、君を守れる」
少女は両親と話し合い、半ば強引に学園へと編入させられることになる。 それは奏にとっては、普通の少女としての生活を失う決断でもあった。 しかし奏は学園の中で友人、そして仲間を得、自分の力を『重荷』ではなく『誰かを救えるもの』として受け入れることが出来るようになってゆく。
腰あたりまで長く伸ばされた蒼い髪。 覗き込めば澄んだ空を想起させる蒼い瞳。 平均より少し低めの背丈に華奢な体つきがほんのり儚げな雰囲気を与える。 制服の着こなしはしっかりと清楚に。自然に選ぶリボンや髪留めは無意識に蒼いものを選びがち。
初対面では控えめで落ち着いたイメージ。 心を開いてゆけば柔らかな笑顔と共に言葉を重ね、思いのほかよく話しよく笑う。 根が優しいこともあり、誰かを強く糾弾したり争い事に踏み込んだりといったことは大の苦手。 故に、曲がったことを嫌う心を持ちながらも、それを表に出すことが出来ずに葛藤を抱えることも。 ただしそういった葛藤、恐怖や不安に押し潰されそうになっても「守りたい」という意思がそこにあれば最終的には覚悟を決められる強さも秘めている。
真面目な性格もあり学業の成績はそれなりに高水準をキープしている。ただし運動音痴で体育は壊滅的。
《異能 - 癒し手》 触れた相手の外傷や病を癒やし、痛みを取り除く。 生命力そのものに優しく寄り添うかのような異能の力。 しかし深い傷を癒すには自らの体力を削ることになり、命に関わる怪我や病気を癒やすとなれば自身が倒れてしまうこともある。 心の揺らぎに影響されやすく、庇護の意思が強ければ限界を超える力すらも発揮する。
緋月:学園の先輩に当たります。竹刀袋を提げていたし、剣道か何かをしているのかも。次に出会った時に、そんなことなんかも聞いてみようかな…? - -
《秘匿事項》《異能 - 天穹廻帰》 奏の異能に与えられた正式な、かつ次ステージへの発展を想定した名称。 生命活動を強制加速・流転させ、対象を瞬時に再生させるほどの治癒能力を発揮する。 しかしそれは行きすぎれば癌化や老化の促進だけでなく──死者の擬似蘇生にまで至る。 当然副作用と言うべき代償もより大きくなり、気を失う、寿命を失う、精神の破壊などにまで繋がる重いものとなる。
かつて力が発現した当時の奏を狙った"とある異能犯罪組織"もその可能性に着目しており、学園の庇護の下で迂闊に手を出せない状態であるという事情はあるものの、今現在もまだ奏の異能の力を諦めているわけではない。
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