リリアナ・ファーデンライヒ Liliana Fadenreich 愛称はリリィ
17歳 2年 身長146cn 体重45kg スリーサイズ86 62 87 使用魔術「操糸魔術」 異能「複眼」 髪は金髪ロングヘアのポニーテール 前髪は真ん中わけぱっつん 眼の色は青 風紀委員特別攻撃課「アウルム小隊」隊長
ドイツ系のお嬢様 口調はやや乱暴。 基本的には優しいが、敵と判断したものには容赦がない。 日本語は達者だが、やや古風な話し方をする。 実家はドイツの商人の家。 結構お金持ちで、風紀委員に出資している家の一つ。 風紀の活動には口は出さず、いい意味でも悪い意味でもビジネスライクな関係。 リリィ本人もそれを持って風紀に強く出るようなことはせず、むしろそう言う扱いは嫌う方。 アウルム小隊の隊長に選ばれたのも、単純に自身の能力故のもの。 ただし小隊への支給装備についてはその限りではなく、伝手とコネを存分に利用し、隊員が望むものは全て用意してみせる。 これは「隊員が自身の能力を十二分に発揮する装備を望むならば、それをなんとしても用意するのが隊長の仕事」と考えているため。
戦闘時は操糸魔術で剣を多数振り回す。 戦法や視野の広さ、空間把握能力も相まって集団対集団の戦いでは無法の強さを誇る。 反面純粋な戦闘技術は普通なので、単騎で無双出来るほどの脅威と言うわけでもない。
操糸魔術 糸に魔力を通して自在に操る魔術 魔力操作が出来れば習得は容易で、ただ糸を動かすだけならば割と誰にでも出来る程度の魔術だが、複数同時に操作しようとすると途端に難易度が跳ね上がる。 動かそうとする糸の動きや慣性、位置関係などを全て把握して適切に動かす必要があり、使いこなすにはセンスと修練を要する。 シンプル故に応用が効き、物に糸を纏わせて動かしたり、自分の身体の動きを補助したり出来る。 出力は練度に比例し、リリィは50kg程度なら一本の糸で戦闘に使える程度に振り回せる。 リリィは専用のグローブを用い、両手の指から合計十本の鋼糸を繰り出すことが多い。
異能「複眼」 専用のマーキングを施した箇所を「視点」とすることが出来る。 視界ごとに独立させて監視カメラを見るように「視覚を増やす」ことも出来るし、既存の視野の拡張も出来る。 視点が増えることで混乱することはなく、複数のものを同時に見て同時に把握出来る感覚。 適切に視点を配置すれば、視界の物を3Dで捉えることも可能。 視点に加えるマーキングは任意に選べる。
操糸魔術師専用強化外骨格「アラクネ」 四腕四脚の戦闘用外骨格。 特殊なカーボンと金属の複合素材で作られており、軽くて強靭。 それでも本体重量のみでも120kg程度、全備重量ともなれば200kg前後に達する。 強度も重量の割に強靭と言うだけで、手練れとの白兵戦ならば破壊される可能性は高いし、重火器などには耐えられない。 操作は糸を全身に張り巡らせ、操糸魔術で行う。 サドル状の操縦席に座り、脚と上半身を固定して搭乗する。 脚はある程度は動かせるため窮屈ではない。 搭乗者を守るある程度の装甲こそあるが、強固ではないため、ボディアーマーなどの防弾装備の装着を推奨。 頭部ヘッドギア及び全身に「複眼」によるマーキングが施され、視界が大幅に拡張される。 腕部はマニュピレーターと各所に鋼糸の射出ポートが多数備えられており、鋼糸は装備者の操糸魔術で操作可能。 一腕につき指五本+射出ポートが五箇所あるため、前身最大四十本の糸が射出可能。 脚部は本体と搭乗者合わせて200kg程の巨体に耐える頑強さを持つ。 蜘蛛の腹部分に相当する部位はウェポンラック。 「複眼」拡張用のドローン、剣の予備、救急パックや野営ツールなど、割と何でも収納出来てすぐ取り出せる。 操糸魔術の特性上、自在に動かせる人間は少なく、ほぼリリィの専用装備となっている。
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