「誰の主さまに牙を剥いたか、わからせてあげる」

| 氏名 | 枢 | | 身長/体重 | 142cm/38kg | | スリーサイズ | 77/51/80 | | 血液型 | 不明 | | 好きなもの | なべて現世に興味なし | | 嫌いなもの | あるじさまを貶める言葉、あるじさま以外の退魔師 | | 大切なもの | あるじさま | | 趣味 | 傾国、悪戯 | | 好物 | 鶏卵を用いたプリンなる美味な菓子 | | 特技 | 籠絡、手解き | | 家族構成 | なし | | コンプレックス | 美しすぎること | | 好みのタイプ | 飽きない人間 | | パーソナルカラー | 墨:343434 |
大陸風のドレスを身にまとう白髮の少女。 どことなく人間離れした雰囲気や、幼気に見える顔立ちにそぐわぬ大人の色香が常在の人ではないと思わせる。
どこからともなく現れては消える、不可思議な存在。
《不知らずの物語》かつて御雷家の退魔師に討伐され、玉依家によって調伏された大悪妖『涅狐(くろつちのきつね)』。 その美貌で時の為政者を誑かし、贅の限りを尽くし国を傾けた稀代の悪女『紫鏡御前』として伝わる。 現在はその本体を御雷家に封じられ、その分霊を玉依家の退魔師に使役される立場の式獣。 封印状態では少女のような姿にも関わらず、当時の隆盛を思わせる色めいた妖艶さを感じさせる所作をとる。
しかしかつての行いで富も贅も名声も全てを手に入れてしまったためか、あらゆるものへの興味を失っている状態であり、何代にも渡り続く関係の中で自分の次代の主がどんな者なのかを見定めるのが唯一ともいえる楽しみであると本人は語る。
本来の妖力の九割九分を封印されているため、殆ど妖力を使えない状態である。 …にも関わらず、その妖気を妖爪へと変化させ生身一つで怪異を斬り刻む。 もとの存在が如何な力をもつ巨悪であったかを如実に語るその姿は、式であるにも関わらず代々の主に恐れられていた。
当代の主の承認と封を解く儀式が為されれば段階的にではあるものの、その妖気を取り戻してゆくことが出来るとされている。 四家の中には枢の取る主を籠絡するかのような従順な態度は、それを狙って復活を企てているとする者もおり、いざ涅狐が復活したとなれば四家が総力を挙げてでも討伐にかかるだろうと見られている。 あくまで那岐流四家の中では邪悪で危険な存在として扱われ、分家に預けられているのは保険のようなもの。 そのような扱いを受けていて尚、四家の人間に対しての態度はそこまで苛烈ではなくどこか余裕と悪戯心を感じさせる。
当代の主の祖母にあたる退魔師が先代の主にあたる。 それから数十年もの間、式としては使役されず本家屋敷地下の座敷牢で過ごしていた。 先代の時代に強力な怪異と滅ぼすため、先述の儀式によって涅狐の力の封が解かれたことがその理由として本家には記録が残されている。
 絹糸のような白髪に白磁の肌。髪の先端は薄灯りに透ける。 金色の瞳がどことなく怪しげな光を宿している。 12〜14歳程度の少女のように見える顔立ちと体格。 しかし纏う雰囲気は妖艶な大人のもの、というちぐはぐさを感じさせる。
 妖艶かつ蠱惑的な佇まい。 常に余裕のありそうな微笑を崩さず。物腰も婀なもの。 感情らしい感情を発奮させることもなく、淡々とした問答をする。 唯一、「あるじさま」と呼ぶ存在に対しては思うところがあるのか、固執する様を見せる。
 人間とは思えぬ程の敏捷性を持つ。 疾風の如く駆け抜け、その手に顕現させる妖爪で切り裂けぬものはない。と自負する。 人の形をした獣、と形容するのがもっとも似つかわしい。 式獣としての力を振るう時にはその背に黄金の闇と表現される九尾のオーラが迸る。
御雷天華:御雷家当代のお嬢さん。可愛らしい子でしてよ?ふふ…。 - -
《伝わらぬ真実》
 長い時が過ぎ、新たな主である少年の式となった時。 式として封の解かれた時には彼女はもうこの世には灰を残すのみだった。 先代の主たる彼女は、凶悪な怪異を滅ぼすために涅狐のその圧倒的な力の封の一部を解いた。 怪異を掃滅することには成功するが、急激に解き放たれた妖気は制御を振り切り、彼女に呪爪による大きな傷を残すことになる。 この真実は本家の記録にすら残っていない。 知れれば涅狐の本体が完全封印されるだろうことを予見した彼女がそれを秘匿し、怪異による傷であると説明した故である。
それこそが、幼い頃より主が慕っていた祖母の早逝の因。 最後に話すことこそ叶わなかったものの、禁獣のように扱われていた自分を恐れず厭わずに接した、唯一ともいえる主であった。 そんな彼女を死に追いやった真実を、いずれこの若きあるじさまに話す時まで、その身を側で守り続けることを誓う。 時が来るまで、決して明かさぬ心のうちへと。 |
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