落第街の均衡を保つ為、「悪」を狩る「悪」が集う違反部活『裏切りの黒《ネロ・ディ・トラディメント》』の一員。ヴィランコードは拷悶の霧姫《ミストメイデン》。 偽造学生証を使い、学園でひっそりと過ごしながら情報収集、物資補給、コネクションの獲得などのために動いている。 穏やかな性格で、他人を気遣う素振りも見せる。 しかし根本的に癖が歪んでおり、相手が死なない程度に行う拷問が好き。 本人曰く「痛みこそが本当の生を教えてくれる」とのこと。
後述の組織『裏切りの黒《ネロ・ディ・トラディメント》』の活動においては 狐を模した黒の仮面を被り、顔を隠している。 通常、この仮面には「認識阻害」と「念話」の術式が刻まれている。 「認識阻害」の発動中は、仮面をつけている者が他人から見れば、黒い人型の霧にしか見えなくなる。 (ただし、ちょっとした衝撃で機能不全に陥る) 「念話」は仮面をつけている者同士の念話を可能とするシンプルな術式。
魔術の心得もあり、戦闘も可能。戦闘時には漆黒の鎖を愛用する。 痛覚を持たず、いくら血を流しても立ち上がってくる様は生ける屍にたとえられることもある。
自らを、掟を破った者を無力化するために用いる「組織の備品」であると自嘲的にたとえることがある。 だが組織への不満がある訳でもなく、『落第街というシステムを保つ』ための悪の矜持の在り方に忠誠を誓っている。
感情は一度「殺されて」いるらしく、今感情らしきものを仄かに出しているのは、それをなぞっているだけとのこと。
【異能】 廃忘の霧《ホワイトアウト》 「自身に対し、約束を交わした者が約束を破った際に、その異能を消し去ってしまう」呪いの如き異能。 この異能の効果を十分に発揮するには条件がある。 通常、この異能を使用した相手から異能を消し去る効果は、一時的なものに過ぎない。 ただし自身に対し、精神的に完全に屈服した相手に対してこの異能を使用した場合、対象の異能は完全に消去されてしまう。 また、単純に霧を出して目くらましや逃走にも使用することができる。
■『約束』リスト 角鹿 建悟との約束:『落第街を守る』約束 山本 英治との約束:『信じた道を歩み続ける』約束 紅龍との約束:『不殺を貫き、人々を守る』約束
―――――――――――――――――――――― 『裏切りの黒《ネロ・ディ・トラディメント》』について
「――悪には悪の矜持を。 ――悪には悪の救済を。 ――悪には悪の断罪を。」
※既知設定可能です。 ※組織関連の合わせも歓迎です。 ※何かあれば、私書箱までお願いします。 ※プロフ絵はShiontyさんに描いていただきました。 |
|