夜に吼えるもの

ハウラー・イン・ザ・ナイト。 違反部活ということになってはいるが、明確には組織ではなく個人の集合体。
そのため複数形では表されないし、部員内に上下関係はなく、命令権も存在しない。
部員が同じく部員に『依頼』する形で『共同作業』を行うことがある。

活動内容は自己表現。
禁則事項は殺生、無用な暴力。

灰の劇場

落第街の各所に陽炎のようにあらわれる、バロック様式の荘厳な大劇場。
この入口が開かれる時は、様々な興行が行われることを意味する。
ここにしかない"熱"がある場所。

違反生ミュージシャンの受け皿でもあり、演者の来歴は問われない。
しかし表現を追い求める場であることは徹底されており、
それらから逸脱する犯罪行為は演者・観客双方とも許されていない。
観客席をSOLDさせられることが出演条件のひとつであり、
ここで演奏することは栄名と違反者の汚名を同時に得ることを意味する。

原則として、公演がライブ配信・中継されることはない。
時折曲・節単位で短期間のみ、保存不可能な形式で、
動画配信サイトに出現することがある。
演者と主催の収益配分は5:5。
スタッフへの払いもよく、公演の際には裏表問わず人が呼ばれる。

チケットは5000yen/day、1ドリンクつき。
窓口はネット上のみ、アクセスには複雑な手順や謎掛けへの対応が求められる。
競争率は公演にもよるが、基本的に熾烈。
また、『灰の劇場』外での行き帰りに何が起ころうと、一切が観客の自己責任。
チケット購入にはそれら免責事項へ同意する手続きが前提とされており、
会場に無事にたどり着くためには自発的な落第街への調査・学習が必須。


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