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スカイスポーツ競技【エアースイム】とは †
【S-Wing(スウィング)】と呼ぶ魔道具を用いる事で飛行し、空中で様々な要素で競い合うスカイスポーツである。
【エアースイム】に参加する競技者の事を、【スカイスイマー】と呼ぶ場合もある。
競技スタイル †
エアースイムには複数の競技種目があり、それぞれで大会が開かれている。
いずれもが多人数種目であり、選手二人以上で行われる。
しかし、現在は競技人口の減少もあり、個人種目の開催も協議されている。
- 種目:バルーンファイト
300m四方の立方範囲内に(参加選手数*10)個のランダムに自立飛行するバルーンが設置される。
バルーンはS-Wingを装着している状態で接触することで破壊でき、バルーンを一つ破壊するごとに得点が1ポイント加算される。
なお、選手同士の接触による【有効打撃】の判定を得ると、打撃を受けた側は1ポイント減算され、与えた側は1ポイント加算される。
バルーンが全て破壊されるか、10分の試合時間が終了すると試合終了となる。
終了時、同点の選手がいる場合、同点の選手だけで5分間の延長戦が行われる。
同点の選手が居なくなるまで延長戦は繰り返し行われ、最終的に残った一人が勝者となる。
大会では合計3試合(三日間各日1試合)が行われ、各試合での勝者と、3試合での合計獲得ポイントによる総合優勝者が決定する。
総合優勝は同点の場合もあるが、その場合は総合優勝者は無しとされる。
- 種目:1㎞エアースイム
障害物無しの1㎞の直線距離で主にスピードを競う種目。
参加登録の際に申請されたS-Wingの設定(※後述)によって、参加選手ごとにゴール距離が変わりハンデが設定される。
基本的に最高速度が速い選手が遠くなり、遅い選手ほど近くなる。
スピード種目ではあるものの、こうしたハンデが設定されるのは、選手同士の妨害が許可されているため。
また、この種目では【有効打撃】の判定を取られた時点で失格となり、退場することになる。
速度に優れた設定をしていても、ドッグファイトに向いた選手に打撃を取られ失格することも多い。
しかし、スピードに乗った選手から【有効打撃】を取るのは難しく、妨害しようとして速度に乗った選手の接触で【有効打撃】を取られるケースも多い。
とはいえ接触が発生すれば当然速度は落ちるため、この種目の本質は単なる【有効打撃】の獲得ではなく、如何に他選手を回避し、また妨害しつつ加速するかという、戦略性にある。
単純なスピード勝負ではないため、参加者のS-Wing設定は様々である。
1試合における参加者は最大で5人。
大会では勝ち抜け制で、優勝者が決まるまで試合が行われる。
参加選手数によっては大会日数が異なり、最短で二日、過去最長で七日間。
- 種目:周回性エアースイム