リタ・ラルケ †
| 名前 | Rita Larquley |
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性別 | 女 |
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年齢 | 12 |
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種族 | 人間 |
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立場 | 学生 |
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学年 | 1年 |
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異能 | 《精霊視》《精霊纏繞》 |
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世界 | 異世界 所謂ファンタジー世界のイメージ |
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所属 | 無所属 |
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概要 †
魔法の存在する異世界から流れ着いた少女。
普段はかなりマイペースで気分屋。興味が向いたことには没頭するが、そうでないことはやらない。
日によって気分がころころ変わることを自覚しており、一つのことに打ち込まないようにしている。
放浪癖があり、(身に危険が及ばないレベルの)いろいろな場所に出没する。
無意識下で臆病で甘えたがりなきらいがあるが、本人が意識することはあまりない。
小さい頃から、自然界に普遍的に存在する"精霊"と称される存在が目に見える。
そのため周囲と世界に対する認識にズレがあるのと、普通ではありえない白い髪を持つせいで、故郷では関わり合おうとする人間がいなかった。
元の世界では内戦が起こっており、自身の異能をその戦いの道具として反乱軍に利用されていた。その最中に起きた『ある出来事』によってその戦いは終結することになるが、それが後に「門」に飛び込むきっかけとなる。
常世学園に来てからは元の世界との文化とのギャップに戸惑うこともあるが、比較的平和なこの世界になんだかんだ馴染んでいる。
特に自分を悪意を持って利用しようとする人がいない女子寮がお気に入り。
異能 †
《精霊視》 †
自然界に普遍的に存在する、「精霊」と呼ばれる存在が目に見える。
「精霊」という名前ではあるが、他の異能力者が扱うそれとは異なる場合がある。あくまでリタが見えている存在を、彼女自身、ひいては元の世界の人間がそう呼んでいるだけに過ぎない。
「精霊」とは †
自然界に存在する不思議な存在。リタの元の世界で命名されたが、その世界固有のものではなく、あらゆる世界に存在するとされている。
片手のひらに乗る程度のごく小さいサイズだが、特別な方法を用いない限り、通常の人間に見えることはない。。
その体内に膨大な魔力を秘めており、魔術師は精霊を律することで強力な魔術が使えるとされた。
精霊は火・氷・風・木・土・雷・水・光・闇の九種類に大別され、環境や季節、時間帯などによって各精霊の数や勢力は変化する。
《精霊纏繞》 †
リタをリタたらしめる、最重要かつ特徴的な異能。
精霊を自身の体に取り込む(纏繞)ことにより、精霊の内に秘める魔力を引き出し、強力な魔術を扱うことが出来るようになる。
その際、体に取り込んだ精霊の影響を術者自身が大きく受けることにより、髪の色、瞳の色、性格が変化する。
精霊を体に取り込むという動作が必要なため、周囲に纏繞に足るだけの精霊がいなければそのスタイルに纏繞することはできない。
また、通常の纏繞の際は多少のタイムラグがある。ラグなしに纏繞することもできるが、その場合心身が著しく疲労してしまうリスクがある。
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| | 精霊纏繞後の姿
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「火」 |
| 性格 | エネルギッシュで熱い心を持つ。 細かいことを考えるのが少し苦手。 |
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魔術 | 火を操る。熱に強い耐性があるほか、発火も可能。 纏繞中は体温と周囲の気温が急上昇する。 |
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戦い方 | 炎を纏った拳による近接戦闘を好む。 一対一は得意だが、多人数相手は苦手。 |
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「氷」 |
| 性格 | 冷静沈着。感情をあまり表に出さない。 冷徹ではないが、振舞いから誤解されがち。 |
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魔術 | 冷気を操る。地形を凍結させ滑って移動することも。 纏繞中は体温と周囲の気温が急低下する。 |
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戦い方 | 気温が急低下する特性による消耗戦が得意。 冷気・凍結を用いて相手の戦闘力を奪う。 |
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「風」 |
| 性格 | ふわふわぽやぽや。 いつもの状態以上にマイペースで、天然気味。 |
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魔術 | 風を操る。翼こそないものの飛行も朝飯前。 むしろ飛んでいる方が落ち着くらしい。 |
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戦い方 | 高機動戦闘と空中戦を得意とする。 突風と高速飛行で相手を翻弄する。 |
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「木」 |
| 性格 | 少し臆病だが優しくて純粋。 怪我や病気で苦しむ人を放っておけない一面も。 |
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魔術 | 植物を操る。纏繞中は花の香りを漂わす。 アロマや生薬を生成しひとの心身を癒すのが得意。 |
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戦い方 | 直接戦闘は得意ではないが、自他の回復はお手の物。 光を浴びると、光合成の如く魔力が回復する。 |
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「土」 |
| 性格 | 快活で明るく、いつも元気。 背伸びがちで自身を「お姉ちゃん」と称する。 |
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魔術 | 岩・土・砂などを操る。 纏繞中は生身のパワーが増大する。 |
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戦い方 | 岩のハンマーと岩の鎧を用いた近接戦闘が得意。 動きは鈍いが防御は固く、非常にしぶとい。 |
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「雷」 |
| 性格 | 優雅で上品。子ども扱いされることを嫌う。 ひとたび戦闘になると強気になる。 |
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魔術 | 電気を操る。纏繞中は常に帯電する。 帯電はコントロールできず、魔力消費も激しい。 |
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戦い方 | 強力な電撃を用いた短期決戦を得意とする。 高火力長射程の魔術が多彩。半面長期戦は大の苦手。 |
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「水」 |
| 性格 | 無邪気でいたずら好き。人を傷つけることはしない。 いたずらのために割と軽率に魔術を使う。 |
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魔術 | 水を操る。纏繞中は水中で呼吸ができる。 何もない場所から水を生み出すことも可能。 |
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戦い方 | 水を生み出し、周囲を纏めて一掃するのが得意。 泡による拘束やよく滑る粘液等の妨害技にも長ける。 |
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「光」 |
| 性格 | 優しくロマンチスト。 聖職者に憧れている節があるが、作法は知らない。 |
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魔術 | 光を操る。また、人を元気づけることも可能。 纏繞中は視力が上がり、遠くを見渡せる。 |
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戦い方 | 自衛もできるが、どちらかというと支援が得意。 他人の身体能力や異能力を引き上げることも可能。 |
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「闇」 |
| 性格 | 口数が少なく物静かで、所謂中二的な性格。 厄介なのは本当に魔術が使えること。 |
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魔術 | 闇・影を操る。纏繞中は夜目が利くようになる。 人の精神に干渉し、ダメージを与えることも可能。 |
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戦い方 | 周囲を暗くし、暗闇から襲い掛かるのが基本戦術。 相手のトラウマを呼び起こす精神攻撃も得意。 |
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その他の情報 †
一般情報 †
リタが知っており、他人に話すことにも抵抗がない情報。
人づてに聞いた、噂で聞いた、たまたま見かけたなどで事前に知っていてもよい。
- 個人部屋の大改造
- 女子寮はリタのお気に入りの場所だが、自然が足りないという唯一の不満から、女子寮の個人部屋を大改造している。
室内用プランターを並べた窓際の花々も綺麗だが、最大の目玉はアクアリウム。精霊の力で綺麗に保たれた90cm水槽が、見る人と精霊を癒してくれる。
- 放浪癖
- 常世島の各所を、リタはよく放浪という形で訪れている。行き先はその日の気分に任せているが、身に危険が及ぶ場所や面倒なことになりそうな場所には行かないようにしている。
屋内外問わず放浪するが、特に自然が多い場所に足を向けることが多い。勿論気が向けば常世渋谷などの人工的な街にも向かう。
- 精霊の"気分転換"
- 時折行く先で、戦闘目的ではなく精霊纏繞を行うことがある。これはただその場に存在するというだけの精霊に、ヒトの身体を貸してやって気分転換をさせてやるというもの。
リタしか知らない情報 †
リタが知っているが、他人にはあまり喋りたがらない情報。親密になった相手などには話すことがある。
心理を読むことができたり、異世界の情報を収集できる人間なら知れる可能性がある。
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| | リタの見る夢
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- リタの見る夢
- リタは夢見が悪く、大体三日に一度ほどの頻度で悪夢を見る。
夢の内容はほとんど覚えていないことが多いが、どこかの街が燃えている様子が見えることが多いという。
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| | 断片的記憶喪失
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- 断片的記憶喪失
- 元の世界にいた頃、特に故郷と内戦の記憶が断片的に抜け落ちている。
おおよそこんなことをしていた・されていたといったということは覚えているが、具体的なことが思い出せないことがある。
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リタが知らない情報 †
リタが知らない・気づいていない・覚えていないなどの理由で知覚していない情報。後のRPによって知覚する可能性がある。
深層心理を読むことや、異世界の情報を収集することに長けている人間なら知っているかもしれない。
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| | "多重人格"の精霊纏繞士
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- "多重人格"の精霊纏繞士
- 本来、精霊纏繞によって精霊から受ける影響は確かに少なくないものの、術者の性格が変化するレベルまで精神に影響を及ぼすことはあまりない。
性格が変化するレベルで影響を受ける人間は、精霊に対する感受性が強いか、精神が不安定な状態であるかのどちらかである。リタは後者。
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| | 『アツィルトの惨劇』
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- 『アツィルトの惨劇』
- リタの元いた世界で起こった事件。政府軍の首都「アツィルト」に反乱軍が魔術攻撃を実行。魔力を極限まで凝縮した1発の火球は都心近くで爆発、首都の3分の1を焼いた。
この事件によって政府軍の首都は陥落、内戦終結の引き金となる。しかしこの攻撃によって約6万の人々が犠牲となり、後に『アツィルトの惨劇』と呼ばれることとなった。 攻撃の実行者――リタと、彼女の所属していた小隊の小隊長が、この事件の後に人知れず失踪している。
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| | 事件の影響
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- 事件の影響
- 元々リタは物静かで心優しい性格だった。しかしながら多くの死者を出す事件を自らが引き起こしてしまったことにより、精神が崩壊してしまう。
精神の回復には二年を要することとなるが、完全な回復には至らず、断片的な記憶喪失と性格の変化という影響をリタに残した。
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