異能学会に於いて異彩をはなつ分科会で、国際的にも様々な支部に同様の分科会があり情報交換をしている。
その理念はこの世界で再認識された獣人や異邦(異世界)からの獣人について理解を深め、
分科会員で共有し、愛でることにある。
そんな分科会員はこう言われている――『ケモナー』。
広く世間に知られている
運営も休暇や定時後に、運営費用は会費と有志による寄付で賄われている。
所謂、非公式な有志による分科会。いつか正式にしようという野望はある。
また、とある事情により獣人の参加は基本的には拒否される。
あと、諸国家からはテロ組織として認識されている「
会合は月1~2回ほど行われており、12月には地域大会(常世支部だと日本大会)。6月には国際大会が開かれる。
会合はセッション別に同時開催されるが、内容的に年齢制限が加わる事があるので要注意。
ちなみに、常世島に本拠がある異能学会だが、獣人分科会の本拠は日本首都圏の某電気街。
元の本拠は学園の異能学会本拠内でしたが、様々な苦情により異邦人街に移動。
その後すぐに落第街、研究区と移転し続け、現在は島外に追い出された感じです。
今の常世支部は異邦人街で
主に存在する獣人の種類や分布、嗜好などを調査したり、獣人愛を語り合ったり、
ケモ度を段階分けしたり、どこまで(個人嗜好で)受け入れられるか。
それを議論したり発表したり喧嘩したりバトルしたりする。
だいたい大人げない。大きな子供がおおいですね。
Yes,ケモ耳。
学会員以外でも会費を払えば準分科会員や聴講員として所属可能。
結構、権威ある学会員や研究者、政治家や企業の社長や役員なども所属しているという噂がある。
またホームページを持ち、大々的にも理解者募集や寄付受付をしている。
そして一部の獣人からは大変に毛嫌いされる。
正会員は日本円にして年間費7000円。準会員は年間費14000円。
2か月に1度(7月を除く奇数月)で分科会誌を、7月には国際大会報告と抜粋版(Best of Year)の
※
聴講生は年間1000円ですが、分科会誌は1冊3000円、分科会報告書は1冊6000円での有料販売。
(名簿など、自由に作って頂いて構いません)
現在は11段階が主流派。
⓪骨格は人種と同じで獣因子はあるが人とまったく変わらない
①骨格は人種と同じで目や爪、歯など端部若干だけ特徴がある
②骨格は人種と同じだが耳や尻尾など判り易い特徴がある
③骨格は人種に近いが頭部や手足の肉球、全体の体毛の濃さなど獣特徴がしっかりとある
④骨格は人種と獣種の間で毛並みなど明らかな違いがある
⑤骨格は人種と獣種の間で頭部が獣に近い
⑥骨格が獣に近く基本は二足立脚
⑦骨格が獣に近く二足立脚可能
⑧骨格は獣と変わらないが会話可能
⑨骨格は獣と変わらないがテレパシーなどで意思疎通が可能
⑩骨格は獣と変わらず意思疎通は難しいが独自に文化を持つ
より細かい段階や、より簡素な段階を唱える派閥もある。
また、何処からが獣人と言えるかと言う論争もされており、
中には⑥か⑦以降を嗜好としなければ所属員とは言えない、と唱える派閥もある。
会合によって全年齢~R20まで、いろいろ。ほんといろいろ。
R15会合だと、どこまで恋人にできるかなども熱く語られる。
R18会合だと――(秘密です)。
獣人分科会は青少年の育成に厳しい組織です。
R20の会合の場合、約半分は「質問は簡潔に」、「意見ある者は実力をもって」。
そして「反論したけりゃ俺に勝ちな!」と割とガチバトルに。
これは国際大会の第一回R18会合で、当時の会長である
以来、己の
色々作っていて、販売もしております。
自分で楽しんだり他人に上げたり、人種骨格かた外れた獣人用の生活用品や衣服なども。
見た目、手触り、装着性などなどから『神』と呼ばれる製作者もいるらしい。
過去に何度か、会議に獣人の乱入や武力・暴力を以ての抗議もあったことがある。
いや、ダメでしょう。それを人前で議論や発表しちゃ。
また、ケモ度⓪~②の嗜好者は
一部研究者が声高にし内部闘争に発展、風紀委員会に鎮圧されたこともある。
現在はこの論議をセッションで取り上げる事はタブーとされており。
論争は懇親会第二会場、抗争はパイ投げに限定することが規約に定められている。
(この為の危険なトウガラシパイなどを用意する者も出てきたため、規約改定すべきかも議論されている)
自由に使ったってくらさい。
相談などで利用できるように
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