チャットルーム内の部屋説明の一覧です。
どのようなロケーションが存在するのかというご参考にどうぞ。
入りたい部屋の説明をFree部屋に記入し代用していただくことも可能です。
一段回階層が下になっている部屋説明は選択式の部屋であることを示しています。
学園地区の校舎群の一つ。様々な教室や研究室などがこの建物の中に設置されている。
外観としては現代的なビルのようなもの。
※それぞれの教室などの詳しい情景などはある程度自由にしてくださって構いません
数多く存在する大・小教室の中の一つ。授業などが行われる。
第一(第二・第三)教室棟の入り口のロビー。机や椅子、自動販売機などが置かれ、学生などの憩いの場となっている。
その名の通り購買部。軽食や飲料、文房具や書籍などが販売されている。
生徒・職員用の大食堂。様々な国・世界の料理が用意されている。屋外席もあり。
第一(第二・第三)教室棟の屋上。街並みなどが見下ろせる。ベンチなども置かれ小さな庭園のようになっている。
その名の通り職員室。教師が事務などを行う場所。教員たちには広めのデスクなどが与えられている。
怪我などをした際はここで治療が行われる。ベッドや治療器具が設置されている。
教室と教室、棟と棟を繋ぐ廊下。渡り廊下などその形式はさまざまである。
各部活の本部などが置かれたり、部活の活動のためなど、部活動のために設けられた建物。
ここに本部を置く部活は棟内に部室をあてがわれ、そこで活動を行うこともできる。また、この棟に本部がある必要は絶対ではない。
様々な部活の施設や店舗があるため棟内は混沌としている。
※ビルのようなイメージで考えています。内装など詳しいことや部室の事などがご自由に描写してください。
部屋の設定をその時に応じて変えられるので、棟内のロビーや所属部活の部室など、遊びたい場所に応じて変更してください。
フリー設定ルームですが、その範囲は部室棟内部やその周辺までとします。
常世学園にある大図書館群である。常世学園では異能や魔術含めてあらゆる分野の書物を集めており、いくつもの大図書館が立ち並んでいる。
稀覯本など特殊な書物などは特別な手続きが必要だが、それ以外の本は正規の学生証を所持している学生や職員なら自由に借りることができる。
それ自体が魔力を持つような強力な魔導書はある程度魔術についての知識や技能があるものでなければ借りることはできない。
また、図書館群の奥には「禁書図書館」というものも存在している。主にこれまでの歴史で禁書とされたり、焚書にされてしまった本などが置かれている。
強力で危険な魔導書なども置かれており、普通の生徒は入ることを許されておらず、存在も公開されていない。
しかし、その割にはあまり厳重な警戒とはいえず、普通の図書館から迷い込んでしまう可能性もある
大図書館群(常世大図書館とも)の閲覧室の一つ。
巨大な書架がいくつも並び、自習用の机などが大量に用意されている。
それぞれの席に電源があるのでパソコンなども持ち込める。試験期間中は混み合う。
図書館備え付けの休憩室。勉強に疲れたらこちらへ。自動販売機や軽食が売られている。
図書館の本を持ち込むのはマナー違反。
図書館内に多く存在するレファレンスカウンター。
図書委員会の司書が利用者の資料検索の補助を行う。簡易な検索の場合は図書館用に調整された精霊やAIによって検索が行われることも多い。
詳細な検索のための端末も多く存在しているため、利用者自ら調査検索することも可能。
大図書館群の奥に存在する「禁書図書館」(単に「禁書庫」とも呼ばれる)。
いわゆる禁書やかつて焚書の対象となった書物群、他にもいわくつきの魔導書など力のある書物が収められた書庫。
力ある書物が揃っているために怪異が発生するなどの噂もある。
毎年一月には図書委員会の中でも特に禁書を扱う「禁書管理員」の生徒や教師による書庫蔵書整理が行われる。
危険が伴う業務であるため基本的に秘密裏に実行され、このときに蔵書の再封印や修繕なども行われる。
原則、図書委員会や魔術の教導を行う教職員でなければ入室はできないが、学習や研究、その他の理由により図書委員会から許可を得ることができれば、図書委員会以外の者の利用も可能である。
ただし、「禁書図書館」の中に蓄えられた危険な書籍の数々の力により不可思議な現象が起こることも決して少なくなく、思わぬ場所から意図せず「禁書庫」へと迷い込んでしまう者もおり、図書委員会による巡回が常に行われている。
霊的事件の解決のために禁じられた知識や「魔導書」類の閲覧、特殊な魔術の検索を行うために《祭祀局》、《風紀委員会》、《公安委員会》による利用も増加の一途を辿っている。
「禁書図書館」には、「閲覧室」のほか、「禁書図書館」内の管理や緊急事態発生の際の作戦本部となる「管制室」、特に危険な魔導書等が封じられた「封印室」、魔術の秘奥を駆使して悪魔や使い魔の召喚を行う際に用いられる「召喚室」などの施設が存在する。
常世大図書館群の内の「禁書図書館」、その書架・閲覧室。
その名の通り、これまでの歴史の中で「禁書」とされてきた曰く付きの書物や、それ自体が危険なアーティファクトとしての性格を持つ「魔導書」などが多く架蔵された棚が並ぶ。
原則としては《図書委員会》のほか、魔術の教導などを行う教師が利用を行うものの、学習や研究上に「禁書図書館」の書物を閲覧する必要がある場合などは、《図書委員会》以外の者であっても許可を取ることで利用が可能。
閲覧室全体には魔術的な防壁が張り巡らされている。これは「禁書図書館」の魔導書などの力が外部に及ばないようにするための措置である。
そうならないように手段は幾重にも講じられているものの、それでも「魔導書」などの力によって「禁書図書館」内に怪異が出現することもある。
そういった状況に備え、《図書委員会》の実戦部隊や《祭祀局》、《風紀委員会》などへの連絡が即時行えるようなシステムが組まれている。
ただし、そのようなシステムが常に万全に動くとも限らないため、「禁書図書館」の利用は細心の注意を必要とする。
禁書図書館の中において、高度な多重結界よって守護された一室が管制室である。
禁書図書館にて用いられている防壁魔術など様々な魔術を管理しており、「魔導書」の暴走や怪異の出現などの緊急事態の際には《図書委員会》の作戦本部としても用いられる。
魔術的・科学的なモニターなどが多く並んでおり、禁書図書館内の魔術的・霊的反応などを常に監視し、禁書図書館内の保全が行われている
とはいえ、禁書図書館の蔵書の性格上、予期せぬ事態が発生することもあり、監視の目が必ずしも届かないこともある。
平時は《図書委員会》の禁書図書館担当の委員が詰めており、禁書図書館の会議などもこの管制室で行われることが多い。
禁書図書館の中でも特に危険な書籍が収められる部屋。
特級危険図書などと呼ばれる書籍が様々封印措置を成された上で所蔵されており、禁書図書館で最も危険な場所といわれる。
常世島の中で発見された特級危険図書はこの封印室に持ち込まれ、封印措置が行われる。
常世島外部で手に負えなくなったような危険な「魔導書」の類の管理も引き受けており、著名な魔導書の写本や更には原本までも存在すると言われるが、蔵書リストはその危険性のため《図書委員会》の一部の委員にのみ明らかにされている(緊急時には例外もあり)。
管理や封印を行う際に「魔導書」などにより強大な怪異が自動召喚されるような事態が発生することがあり、封印室での作業には実戦能力を持った「禁書管理員」の学生や教員が従事するのが基本・
「魔導書」や怪異、霊的存在からの魔術的クラッキングに備え、外部との魔術的・科学的な通信設備は最低限の設置に留まり、緊急事態発生時には何層もの隔壁で部屋が覆われ、通信網も遮断され、封印室は事態解決まで外界と遮断されたスタンドアローンな状態となる(ただし例外的な事態もあり得る)。
封印室には『ネクロノミコン』の極めて完全に近い写本が保管されていると言われている。ギリシア語版、ラテン語版、ジョン・ディー博士訳の断片などの貴重な写本や翻訳がこの封印室には多く納められている。
更には、『ネクロノミコン』の原本であるアブドゥル・アルハザードの『アル・アジフ』の写本、仏典として翻訳された『アル・アジフ』とされる『妙法蟲聲經』の異本、あるいは失われた『アル・アジフ』原本までも所蔵されていると言われるが、極めて危険な「魔導書」であるため利用することはまず出来ない。利用のためというよりはまさしく封印されているのである。
なお、危険な箇所が削除された検閲版『ネクロノミコン』は禁書図書館の書架にて閲覧することが出来るが、検閲版であっても危険度は低くない。
アメリカ合衆国マサチューセッツ州アーカムのミスカトニック大学との共同研究も行われており、一部の蔵書はミスカトニック大学図書館からの寄託である。
《図書委員会》の管轄する部屋ではあるものの、その危険性もあり、保安のためにある程度の状況や《祭祀局》や《風紀委員会》、《公安委員会》にも共有され、必要があれば各種委員会の対怪異部隊の出動が仰がれることもある。
禁書図書館において、「魔導書」による悪魔や使い魔、霊的・神的存在の召喚を試みる場合に使用される一室。
常世島の霊的秩序の維持や対怪異などのために一時的に神的・霊的存在を「召喚」することがこの召喚室では行われる。
原則としては一時的な召喚に留まり、契約などが完了すれば対象は元の場所へと送還される。
あくまで召喚であり「門」を開くことは行われておらず(技術的にも困難である)、異世界の異邦人などを召喚することはできず、異邦人の人権問題にも発展するためそういった行為は戒められている。
ただし、召喚事故により「門」が開き、異世界の存在や異邦人が召喚されてしまうといった事例もこれまでなかったわけではない。
召喚された悪魔や使い魔、天使、神、霊の類が常世学園として「人」として生きることを強く望む場合は、学生や教職員としての入学措置も取られる。
召喚は常に危険を伴うため、封印室と同様様々な魔術防壁が召喚室には巡らされており、魔術的なクラッキングに備えた様々な防御策が講じられている。
召喚の方法は現在多く存在しており、伝統的な魔術に則った方法もあれば科学と融合した魔術による方法なども存在する。
召喚された存在との交渉は基本的に丁寧に行うことが基本である。伝統的な魔術のやり方に沿ったものから、対話や歌舞、決闘など対象によって交渉手段は変動する。
常世学園の象徴である「橘」が文字盤に掘りこまれた巨大な時計塔。
鐘がついており、学園内のチャイムはすべてこの時計塔のものである。
非常に高くそびえており、登れば常世島が一望できる。だが、危険のため基本的には生徒は立ち入り禁止になっている。
しかし、特に警備がいるわけでもないので入り込むのはたやすい。
学園地区に存在する学園立の大博物館。
「地球」はもちろん、《異邦人》の協力も得て、《異世界》に関する展示品までも収蔵した非常に規模の大きな博物館であり、現代の「地球」においては最大規模となる。
「中央館」、「東館」、「西館」の三館があり、どれも複数階で構成される現代的な外観を持つが、内装などは階や展示によって大いに異なる。また、それぞれに休憩室やカフェテリアを持つ。学園草創期の「中央館」は帝冠様式の建築であったが、後に現在の形に改められた。
「中央館」は主に「地球」に関する展示、「東館」は《異能》や《魔術》を中心とした現代をテーマとした展示を主とし、「西館」は《異世界》の展示が中心となっている。特集展示はテーマに合わせてそれぞれの館で催される。
地下には一般に公開するには危険なアーティファクトなどが保管・封印処理されており、時折奇怪な現状が発生しているなどとも噂されている。
基本的に、学生・職員の入館料は無料である。
「西館」の収蔵品については大部分がレプリカとなる。《異世界》から多くの資料を集めることは、現実的にまず不可能であることがその理由。レプリカの作成には《異邦人》の協力が欠かせない。
「西館」は展示内容に合わせて内装が頻繁に変わり、展示される《異世界》の有様が再現されるため当博物館の名物となっている。《異世界》について体系的な資料を得ることは困難であり、再現には《異邦人》個人の記憶によるところが大半であるため、正確性には欠ける場合もあるが、《異世界》の文化の一部を展示し、「地球」の人々に知らせることを第一義としているため、ある程度は度外視される。もちろん可能な限りその《異世界》についての情報は収集される。
博物館の管理運営は主に《図書委員会》が行うが、大規模な博物館故に別途学芸員や職員を雇用している。学生・教員が学芸員となるためには常世学園にて博物館プログラムを履修し、かつ試験に合格する事が必要となる。既に学芸員(あるいはそれに相当する)資格を持つ者の場合は試験のみを必要とする。
また、地下のアーティファクト保管庫において封印処理などに従事する「遺物管理員」は、扱うものの危険性から一般職員よりも更に厳しい試験や審査が行われる。
学園を運営する重要な組織である「委員会」の本部などが立ち並ぶ一画。国家における官庁街に相当する。
基本的に各種委員会の事務などが行われる場所のため、歓楽的なことを求めるには向いていない場所である。
とはいえ、委員向けの飲食系部活もいくつか存在している。
ごく最近、委員会総合庁舎が竣工し、委員会の出張オフィスや窓口が置かれ、委員会間の連携や交流の促進が測られている。
概要
委員会街の中央部に存在するその名の通りの「総合庁舎」。
最近完成したばかりの、委員会街の中では最も新しく出来た庁舎であり、極めて現代的な地上30階・地下3階の超高層ビルである。
委員会の部局や関連組織などのオフィスや会議室などが多く置かれているものの、各種委員会には独立した庁舎が存在するため、委員会の「本部」が置かれているわけではない。
地上5階までが一般学生などに対する言わば「役所」として機能しており、それより上の階層は各種委員会のための領域となっている。
委員会間での連絡や、委員会合同での会議を行う際の利便性などを向上させるための庁舎として「総合庁舎」は存在する。
それぞれの委員会同士での連携の重要性が高いことはいうまでないが、その連携を明確に行うために「総合庁舎」は作られた。
委員会の「本部」が「総合庁舎」に置かれているわけではないものの、他の委員会との連絡を頻繁に行う渉外担当の部署や、委員会合同部隊の本部などの多くはこの「総合庁舎」に置かれている。
総合庁舎内は多くの会議室や委員会共同で利用が可能な資料室、合同捜査・作戦室等が存在し、異なる委員会所属の委員同士の交流を促進させるような設備も多く存在する。
具体的には休憩室や食堂・カフェ・バー・大浴場の類である。
一般学生や教職員が委員会への複数の申請などを行う場合、「総合庁舎」であれば一度の来庁でそれらを行うことが可能である。
また、一般学生より持ち込まれた問題を各種委員会の担当部署に連絡することも行われる。
ただし、人手が足りているわけではないため待ち時間は基本的にかなり長めである。
担当委員会や部署が明確に分かる場合は直接委員会の庁舎を訪ねたほうが早いことも少なくない。
加えて、込み入った内容の場合は「総合庁舎」ではなく各種委員会の庁舎への案内がなされることもある。
「総合庁舎」の窓口業務などは主に「生活委員会」が担当しているものの、「生活委員会」への負担が大きくなりすぎないように各種委員会の総務部門の委員の協力も要請されている。
また、それでも手が足りない繁忙期の(学期始・学期末、試験機関など)の場合、一般学生へのアルバイト募集がかけられる。このアルバイトは単位として認定される。
待ち時間の短縮のため、手続き類については自動化が進められている。庁舎に実際に赴かなくとも、学生手帳や電子端末から手続きを行うことが可能な申請も少なくない。
各種委員会の委員への負担を減らすための措置として様々な施策が講じられている。
ただし、常世学園の性格上個々人の学生や教職員に個別の配慮や対応を行う必要が生じる場合もあるため、完全な自動化が行われているわけではない。
人の手はまだまだ必要であるということである。
委員会の出張所の寄り合いである「総合庁舎」ではなく、委員会全ての「本部」を統合した中央合同庁舎設立の話も時折提案されてはいるものの、設備移転の難しさや保安上の問題など様々な理由から見送られ続けている。
フロアガイド
1F~5F ロビー・総合案内・食堂(1F)、各種窓口(1~5F)
6~28F 各種委員会オフィス、会議室、合同捜査・作戦室、休憩室・仮眠室・喫煙室など
29F バー「御諸山」
30F 大浴場
B1~2F 資料室
B3F 合同取調室
【PL向け情報】
各種委員会の出張オフィスや窓口など存在する総合庁舎です。
新規に設立された庁舎という設定になります(現実における2024/06/25時点)。
総合庁舎に本局の類が存在する委員会の一部署などの設定も可能です。
注意点として、この総合庁舎に委員会の「本部」は存在しないことが挙げられます。
各種委員会の本部庁舎はそれぞれ委員会街に個別に存在します。
総合庁舎の1階部分であり、ロビーおよび総合案内所。
受付の係員への案内希望を出す他、自動応答AIや魔術、妖精や精霊の類を利用したコンソールを操作することで、希望する窓口への案内が行われる。
学生手帳とも連動しており、学生手帳の案内に従えば迷わず窓口への到達が可能。
人類社会のへ参画事例の一つとして試験的に妖精などによる案内業務などが行われているが、悪戯などにより異なる窓口に案内されてしまうような例もあるため、妖精・精霊の類による案内を希望する場合は注意が必要である。
ソファや机などが多く置かれており、個人間での雑談や軽い打ち合わせ、窓口からの呼び出し待ち等に使用される場合もある。
総合庁舎の1~5階。各種委員会の総合庁舎の窓口が多く連なっている。
それぞれの窓口に置かれたコンソールを操作することで呼び出し票が物理的、あるいは学生手帳内に発行される。
呼び出し待ちのための椅子などが多く並んでいる。
各種委員会の学生対応および渉外部署の出張所でもあり、それぞれの委員会の特色が出ている窓口も多い。
総合庁舎1階の中の食堂。総合庁舎の利用者に広く開かれており、委員会に所属していなくとも利用が可能。
メニューなどは一般的なものが広く用意されている他、日替わりでの特殊なメニューも提供されている。
食券式・セルフサービス式となっており、気軽に訪れることができる。
テーブルやカウンター席のほか、テラス席もあり。
委員会所属者は割引価格で利用が可能。
総合庁舎6階の中のカフェ。各種委員会のオフィスエリアに置かれているため、基本的には委員会の委員用の場所である。
理由があれば一般学生での利用も可能である。
異なる委員同士の交流を促進するための施設としての性格もあるものの、基本的には静かな環境が維持されている(会話が行われないというわけではない)。
利用者の要望に応じてコーヒー・軽食類のメニューは増加する傾向にあり、特殊なメニューにも対応するのが特徴。
席種はカウンター・テーブル・個室など基本的なものが揃っている。
店員は各種委員会内からの希望者で構成されている他、業務委託されている部活動も切り盛りに参加している。
一般学生も店員としてアルバイトが可能。
総合庁舎の6階以上が各種委員会の総合庁舎内オフィスとなっている。
主に事務作業や書類作業のためのオフィスが多いが、それ以外の性格を持つ部屋も多い。
総合庁舎という性格上、各種委員会の委員の出入りも多く、異なる委員会の所属者同士の交流も頻繁に見られ、隣り合って作業を行うこともある。
1フロアごとなどという例は存在しないものの、必要があれば委員個人のオフィスも設けられる場合もある。
高度に専門的な業務や機密性の高い業務については、総合庁舎ではなく各種委員会の庁舎で基本的には行われる。
総合庁舎の6階以上にいくつも存在する会議室。
委員会での利用は無論のこと、異なる委員会同士の合同会議や極めて少人数での会議なども行うことが可能。
利用には事前の申請が原則とされているものの、総合庁舎の性格上会議室の数が非常に多いため、当時地の利用申請であっても基本的には通る。
モニタ・プロジェクタなど会議に必要な物品は室内に取り揃えられている。
基本的に毎日どこかしらの会議室で会議が行われており、議論が白熱した場合は深夜にまで及ぶことがある。
総合庁舎の6階以上にいくつか存在する各種委員会合同での捜査本部や作戦室。
危険度の大きい事件や各種委員会の連携が不可欠な事件などが発生した場合に、事件ごとに合同捜査本部が設けられることとなる。
合同作戦室は、各種委員会合同・共同での対怪異や違反組織への対処を行う際に用いられる。
合同捜査本部や合同作戦室にはいくつものモニタや計器類が置かれており、捜査や作戦の際の情報や映像をリアルタイムで確認することが可能。
ただし、怪異などによる妨害などが発生した場合は、リアルタイムでのモニターを行うことができなくなる可能性も存する。
総合庁舎の6階以上にいくつか存在する休憩室および仮眠室、喫煙室。
各種委員会の委員は総合庁舎での作業を行う際に24時間自由に利用が可能である。
休憩室には心身を癒すための様々な工夫が凝らされており、コーヒーなどの飲料は無料で飲むことが出来る。
異なる委員会の委員同士の交流の場としても活用されている。
仮眠室は深夜作業などを行う委員のために用意されており、様々な種類がある。
寮のような複数のベッドが設置された仮眠室もあれば、ホテルの一室のような仮眠室もある。
あくまで仮眠室であるため、長期の滞在は推奨されないものの、そのような状況に陥ってしまう委員も中には存在する。
喫煙室は文字通り喫煙者のための部屋であり、「地球」における煙草の販売機の他、《異邦人》のための特殊なパイプ類も用意されている。
《大変容》後の喫煙可能年齢については様々な問題があり、常世島内で一律に定められているわけではない(「年齢」というものを証明することができない場合も多い)。
それぞれが所属する国家や世界などにおいて「成年」に達している場合は喫煙が可能とみなされるが、所属する国家や国籍がない、「成年」が存在しない文化圏の《異邦人》等の場合は、喫煙が体に著しい害を齎さない心身の成熟が見られるのであれば喫煙が可能である。
監視装置などが設けられているわけではないため、喫煙可能年齢に達していない者が喫煙を行ったとしても即座に風紀委員会による指導が行われるとは限らない。
なお、喫煙室は非喫煙者でも利用可能である。
※仮に喫煙可能ではない年齢のPCがバーなどで飲酒したとしても、それ自体がサイトルールに違反するというようなことはありません。
総合庁舎の29階に作られたバー。基本的に委員会所属者に対して開かれている(一般学生の利用は委員同伴などの理由があれば可能)。
酒の神としての大物主神にあやかり、大物主神の鎮座する「御諸山(みもろやま)」(三輪山の異称)の名がつけられている。
大神神社の「三ツ鳥居」がこのバーのシンボルマークとして利用されている。
高層階に位置するため、壁に作られた巨大な窓からは常世島を一望する事が可能。
カウンター席・テーブル席・個室などの一般的な席種が用意されている他、秘匿性の高い会話を行うことの出来る科学的・魔術的な防壁の張られた個室も設けられている。
常世学園入学には原則年齢の制限が存在しないため、飲酒可能な年齢の学生も存在する。このため、このバーでの飲酒が可能である。
飲酒可能な年齢に達していない学生であっても利用可能で、ノンアルコールカクテルの類も多く用意されている。
利用者の希望でオリジナルカクテルなども増やしているため、現在ではメニューの量はかなりの数に達している。
店員は各種委員会内からの希望者で構成されている他、業務委託されている部活動も切り盛りに参加している。
一般学生も店員としてアルバイトが可能だが、機密性の高い会話などが行われる可能性もあるため審査は厳し目。
食事の提供もあるものの、いわゆるおつまみ程度のものが多いため、本格的な食事を行う場合は食堂に向かうべきである。
なお、《大変容》後の飲酒可能年齢については難しい問題があり、世界的な統一見解はまだ持たれていない。
《異邦人》など飲酒に関する法律などが存在しない世界から来た者等に対して、「地球」の常識を適応してよいのかという議論がなされているためである。
かといって常世島内でのルールを定めないわけにはいかないため、便宜上飲酒可能年齢については原則として学生の所属する国家や世界における「成年」に達した場合と定められている。
所属する国家や国籍がない者、飲酒に関するルールや「成年」などの文化を持たない《異邦人》や神的・霊的存在などについては、飲酒が心身に悪影響を及ぼさないのであれば飲酒可能年齢として判定される(例外もある)。
また、何かしらの特別の事情(術式などにおいて「酒」を用いる必要があるなど)が存する場合は例外的な措置が取られることだろう。
※仮に飲酒可能ではない年齢のPCがバーなどで飲酒したとしても、それ自体がサイトルールに違反するというようなことはありません。
総合庁舎の最上階に作られた大浴場。
男湯・女湯の他、性別が存在しない・区別することが困難な者のために設けられた「混浴」(正しく表現するには相応しくない名称ではあるが、便宜上このように呼ばれている)がそれぞれ設けられている。
大浴場内には巨大な窓があり、常世島内を一望する事ができる。高度な魔術や科学技術を駆使し、窓の外側から内部の様子を伺うことはできないようになっている。
日替わりで様々な湯が用意されているほか、サウナなどの設備もあり。
委員会の仕事のために深夜作業となる委員達などの利用も念頭に置かれており、24時間の利用が可能。
原則として委員会所属者の利用のために作られているため、一般学生は扶桑百貨店の「少名の湯」などを利用するのがよいだろう(何かしらの理由で委員会所属者以外が利用することも可能です)。
29階には大浴場に併設された簡易的な休憩室なども用意されている。
※ロールプレイの際にはどの湯に入っているかなどの記述をお願いします(書かれていなくてもそれが規約に抵触するなどということはありません)。
総合庁舎の地下1~2階全体が資料室となっている。
常世島・学園都市で各種委員会が担当した事件・事案に関する資料など、業務に必要な様々な資料が集積されている。
資料への影響を少なくするため資料室内の照明は薄暗いものにされており、その中に多くの書架が設置され、資料が保管されている。
資料の記録媒体は紙や書籍、巻物、石版、電子メディアなど多岐に渡るため、閲覧用の様々な機器が置かれている。
総合庁舎のデータベースにも情報は蓄積されているため、来室せずともネットワーク上で確認可能な資料は多い。
しかし、漏洩の危険なども存するため、機密性の高い資料などは実際に資料室に来室しなければ閲覧不可である。
総合庁舎の資料室は情報の集積・集約を目的としており、可能な限り情報は委員会間で共有することが求められているものの、特別の事情があるものや漏洩の危険を回避したい場合などは資料室への情報共有が行われない場合もある。
特にその性格上公安委員会関係の資料は秘匿されたものが多く、閲覧手続きは煩雑であり、そもそも資料室に共有されない情報も少なくない。
読むだけで危険な魔術の行使を可能としたり、邪神の眷属の類を召喚できるような事件のあらましの記された祭祀局関係の資料も存在するため、そういった資料にはあらかじめ検閲がかけられている場合もある。
総合庁舎は完成して日も浅いため、資料室に揃えるべき資料がすべて保管されているわけではなく、現在も各種委員会からの提出が待たれている。
総合庁舎の地下3階。その名の通り、各種委員会が合同で行う取り調べのための部屋。
事件の内容が複雑で、各種委員会の専門的知識などを必要とする場合にこの取調室が用いられる。
違反者以外にも事件の参考人や証人などの聴取も行われることがあるため、緊張を解すために拘置所のような閉塞的な雰囲気は出さないように努力がなされている。
取調室の種類は数が多く、必要に応じて利用される部屋が決定される。
取調・聴取に際しての危険度が高い場合やその他特別な事情がある場合は、風紀委員会や公安委員会の庁舎の取調室室が用いられる。
学生街のメインストリート。
学生・教員居住区から続いており、常世学園校舎までまっすぐ続いている大きな道。
学生達の通学路であり、学園行きの路面電車なども走っている。
道に併設されるようにして様々なカフェや飲食店など、商店が並んでいる。
居住するためのマンションや家もあるが、学園も近いこともあり家賃は高く、高級住宅街である。
学生通りから分かれる路地に入れば、大小さまざまな部活施設、商店などが立ち並んでいる。まさに商店街である。
学生街のほとんどは商店などの施設で占められており、常世島の住民たちが生活する中心となる。
生活するに必要な食糧などは全てここで手に入る。
※商店街の路地に限らす、商店街にある施設なども含んでロールすることができます
学生街にグランドオープンした地上・地下合わせて22階建ての百貨店・オフィス複合施設。円柱状の高層建築であり、百貨店部分は地下2~13階までとなり、14階以降は商業系部活のためのオフィスエリアである。
一部警備や施設保全のために各種委員会の支部や部署の別室等が置かれている。
これまでの常世学園での研究成果に基づき、高度な科学や魔術、異世界の技術がふんだんに用いられた最新の施設となる。
高層建築ではあるが、科学・魔術技術により学生街などにほとんど影を落とさないような工夫がなされており、日照権の問題はほぼ解決している。
階層の移動については、従来の機械式エスカレーターやエレベーターのほか、魔術的な転移システムも用意されており、移動手段は自由に選択可能。
なお、商店街の商店・部活との競合を避けるために、施設内の上層の店舗・レストラン街は比較的高級志向(ただし、学生の手が出せないほどの価格設定ではない)である。
それに加え、商店街の支店エリアも存在しており、そこでは一般の学生も利用しやすい雰囲気が保たれ、安価な価格設定がなされ、上層階との差別化が図られている。
異能や魔術、異邦人の将来の進路を模索するための実験的な施設という側面があり、魔術や異能、異世界の技術や能力を用いて作成された商品や料理も出されている。
ただし、まだまだ研究途上の分野であるため、必ずしも全てが理想的に利用できるわけではなく、何かしらのトラブルが発生することもある。
従業員は商業系部活の部員以外の学生・教師も広く募集しており、アルバイトとして勤務することも可能。
戦闘等以外に、自身の異能や魔術、能力、出自をどう活かしていくか、あるいはそれらを持つものにどう対応していくかをを考えるきっかけにもなるだろう。
「扶桑」とは中国の古代文献に登場する伝説的な巨木の名称である。東方海上の日の出ずるところに存在したとされ、十の太陽が順次この木より天に昇るとされた。
「扶桑百貨店」の外壁には十個の太陽を模した巨大な照明が取り付けられており、毎日それぞれが一つずつ光り輝く。これは上の「扶桑」の逸話を元としている。
フロアガイド
B1~2 地下食品市場
1~3F 商店街支店エリア/催事場エリア
4~6F ファッションエリア
7~8F 異能・魔道具エリア
9F 久延毘古書房
10~11F レストラン街
元祖本格握り寿司専門店「常世鮨」(回転寿司エリアあり)
展望レストラン「エンピレオ」
12F 映画館「キノトロープ」
13F 展望温泉「少名の湯」
14~19F オフィスエリア
20F 展望台エリア
プラネタリウム
屋上天文台
【PL向け情報】
商店街との著しい競合、商店街の店舗の経営悪化などは公式としては設定いたしません。
既に商店などを持っているPCへの悪影響を目的とはしておりませんのでご理解いただければと思います。
ただし、デパートの出現により経営状態が悪化したという設定・ロールプレイを行いたいという場合はこの限りではありません。
レストラン街は学生の手が届かないようなものではないとしていますが、一般学生が手の届かないような高級な店舗の存在を創作していただくことは可能です。
レストラン街全体がそういった場所となるわけではありませんのでご注意ください。
従業員として店舗で働く、もしくは自身の店舗を持つなどもご自由にどうぞ。扶桑全体の営業が行えなくなるような店舗の創作はご遠慮ください。
その名の通り食品市場。農業区で栽培された野菜や果物類、常世島近海より獲れた魚介類等が多く販売されている。
全てというわけではないが、商店街などで購入できるものと比べて価格は高めに設定されている。
商店街の支店が軒を連ねるエリア。商店街らしく飲食店、喫茶店、ゲームセンター、ブティック、フードコートなど様々な店舗が存在するショッピングモール。
催事場もあり、芸能系部活、ファッションショー、ヒーローショーなどのイベントも頻繁に行われている。
婦人服から紳士服を始め、様々な種族に対応した服や装飾品を取り揃えた店舗が並ぶファッションエリア。
各種制服の他、カジュアル、礼装、戦闘用など、大抵の衣類はここで揃うといっていいだろう。
異世界の服飾文化を取り入れた店舗もあり、「地球」の人間からすれば不可思議に見えるようなデザインの衣類も多い。
自身の姿形や種族に対応した衣類がない場合はオーダーメイドも可能。きちんと申請さえ行えばある程度の資金援助が生活委員より行われる。
なお、商店街支店エリアに比べると値段はやや高め。
異能や魔術に関連する物品を取り扱う店舗が立ち並ぶエリア。
異能によって作成された商品、異能の制御を補助するための器具、魔術を行使するための杖やインスタントな魔術の行使を可能とする魔道具の類が多く販売されている。
実験的なエリアでもあり、異能・魔術関連製品の安全性は十二分に検査・確認されているものの、必ずしも全てが正常に作動するわけではないため、その点の諒解は必須である。
なお、新作ではない魔導書を入手したい場合は、書店街「瀛州」に向かうべきであろう。
扶桑百貨店内に設けられた、常世島内でも随一の規模を誇る巨大書店。いくつもの書棚が並ぶさまは圧巻である。
その分希望する図書を独力で探すのは困難を極めるため、科学的/魔術的検索装置がいくつも設置されている。
学生・教師が書籍を出版した場合は、ここでサイン会などが行われる場合もある。
原則として扱う書籍は全て新刊・新品であるため、古書の類を購入するためには古書店街「瀛州」に行く必要があるだろう。
店名の「久延毘古(くえびこ)」とは、『古事記』に登場する天下の全てを知るという智の神とも言える神(案山子とされる)から取られている。
その名の通りレストラン街。商店街の店舗と比べると高級志向である。
西洋風レストラン、和風レストランを始めとし、「地球」諸国の料理、異世界の料理などを扱う店舗が軒を連ねる。
特徴としては、異能や魔術、異世界の技術や能力を調理などに用いる試みがなされている点であり、学園の外の世界で異能や魔術、異邦人の能力・知恵を活かしていくためのテストケースであるといえる。
もちろん異能や魔術を持たない・使わない調理法も使われており、異能・魔術・異世界とそれ以外を調和させるための実験の場であるといえる。
基本的にどの料理のレベルも非常に高いものであるが、異能・魔術などの研究はまだまだ途上であるために、極稀に失敗してしまうようなケースもある。そういった事態もあることは理解しておくべきであろう。
レストラン街10階の一角に店を構える本格握り寿司専門店。握り鮨専門と銘打っているものの握り寿司以外も注文可能。「元祖」とあるのは常世島内に「常世鮨/常世寿司」を店名とする寿司屋はいくつも存在するためである。
第二寿司部の学生や教師によって経営されており、比較的高級な寿司を食べることができ、その味は無類である。この店舗で修行を行うために常世学園に入学する学生も一部存在する。なお、修行はかなり厳しいと言われる。
寿司職人の中には異能や魔術を、寿司を握ることに特化させた者も少なくなく、それが客の前で行われるために評判も高い。
内装は落ち着いた黒を基調としており、寿司屋らしいカウンター席を始め、座席・畳席も用意されている。完全個室も用意されており、委員会や部活、その他何らかの組織の会合にも用いられることがあるという。
窓際の席からは高層からの常世島の眺めを楽しむことが出来る。
なお、同店舗内には回転寿司エリアもあり、そちらは価格も安価であるため一般生徒でも日常的に利用することができる。
回転寿司エリアはにぎやかであり、職人も景気よく注文を復唱することで有名。
レーンから寿司を取ることも可、専用の端末で注文することも可である。
レストラン街11階の一角に店を構える高級レストラン。「地球」・異世界の料理をはじめ、二者を一つにした創作料理を提供する。
実践的調理部によって経営されており、様々な種類の料理のコースを楽しむことができ、その味は無類である。
内装は白を貴重としており、可能な限りの高級感が演出されている。基本的に静謐な場であり、あまり騒がしく喋り立てるのは好まれない。
通常の調理法の他に、異能や魔術を用いる実験的な調理法を用いる店舗であるが、提供する前に入念にテストを行っているため味は保証されている。
展望レストランと銘打たれていることからわかるとおり店の外壁はガラス張りになっており、常世島を眺めながら食事を楽しむことが可能。
なお、ドレスコートが設けられており、ある程度小綺麗な服装が求められる。従業員の服装も正装に準じるものである。
店名の「エンピレオ」とはダンテの『神曲』天獄篇にてダンテがたどり着いた天上世界の最長部に存在する世界、「至高天(エンピレオ)」から取られている。
大仰に過ぎる名とも取れなくはないが、それだけの自信を持っている店舗と見ることも出来るだろう。
※ドレスコードについてはサイトとしてのルールというわけではありません。ドレスコードにふさわしくない服装で入店することも、それを咎められることも、どちらも自由です。
扶桑百貨店12階に構えられた巨大映画館。12階全てが一つの映画館として利用されている。
旧世紀以来の伝統的な映写法による映画を始め、魔術を利用したもの、異世界の技術を利用したもの、ヴァーチャルリアリティを利用したものなど様々な映写法で映画を楽しむことが出来る。
上映される映画は日本本土や「地球」の諸国で製作されたものを始め、映像系・芸能系部活が製作したものなど幅広い。
いわゆる単館系の映画などは商店街のミニシアターで上映されており、差別化が図られている。
扶桑百貨店13階に作られた巨大な温泉。13階全てが温泉施設となっている。
常世島の地下から科学・魔術を混淆させた技術により湯を汲み上げ、13階まで転移させるという高度な仕掛けが用いられている。
大風呂から小風呂、水風呂、サウナ、マッサージ施設など温泉施設に必要なものは一通り揃えられている。
展望温泉と銘打っているだけあり、巨大な窓が備え付けられており、外の景色を楽しみながら入浴することが可能。
一部の領域が外側にせり出しており、露天風呂として利用されている.。悪天候の場合は露天風呂の利用は不可能。なお、科学的・魔術的な障壁が貼られているため露天風呂が外部から見られる心配はない。
男湯・女湯・混浴の三つが用意されており、混浴については両性・無性の者への配慮といえる。
混浴については誰でも利用可能であるが、原則として水着やそれに類する衣類の着用が必要。
特別な事由を除いて、混浴での全裸は認められていない。場合によっては風紀委員会に補導されることもあるので注意が必要である。
「少名の湯」とは、『古事記』や『日本書紀』、『風土記』に登場する少名毘古那神から取られている。少名毘古那は温泉の神ともされ、常世国の神ともいわれる。
温泉の効能としては疲労回復、美容健康などが挙げられており、科学的・魔術的にも効果が認められているため、傷を癒やしにやってくる者も少なくない。
料金は比較的安価である。
扶桑百貨店の上層に設けられた、商業系部活などを対象としたオフィスエリア。セキュリティ面が強固なことで有名。
施設内の警備・施設の保全のために委員会の分署・分室、部署なども置かれている。
扶桑百貨店ビルの頂上部。360度を見渡せる展望台が設けられている。
常世島の全体が見下ろせる場所であり人気のデートスポットでもある。
その代わり常に多く人がいるため、静かに常世島を見下ろしたい場合は大時計塔にいくべきであろう。
扶桑百貨店のビルの最長部、展望台の内周部分に作られた巨大なプラネタリウム。
一般的なプラネタリウムと同様に様々な季節の星空を楽しむことが出来る。
その他、宇宙に関わる映像もよく上映されており、「地球」の存在する宇宙の成り立ちや構造などを学ぶことが可能。
異世界の星空を再現するプロジェクトも存在するが、資料が限られており実際に異世界の星空を観測することはほぼ不可能であるため難航している。
扶桑百貨店の屋上に作られた天文台。ドームに覆われた巨大な天体望遠鏡があり、日夜天を観測し続けている。
設置された望遠鏡は光学望遠鏡・電波望遠鏡の両方の機能を備えており、世界で随一の性能を誇る。
主に天文部や常世島内の研究者たちが利用する施設であるが、一般学生の見学も可能。申請を行えば望遠鏡で天体を観測することも可能である。
東方三神山の一つ、「瀛洲(えいしゅう)」の名を頂く大古書店街。
学生街の中にありながら、異彩を放つ区域である。
常世学園の草創期から存在するとされ、経過年数に関わらずやけに古びた外観の店が大通りを含め、路地などに密集する。
古今東西の様々な書籍が集まる「書海」であり、学術書から魔導書、一般書、コミック、ダイムノベル、パルプ・マガジンなど扱われる書籍のジャンルに際限はない。
また、時折「異界」の書物も売りに出されることがある。
非常に価値の高い稀覯本なども取り扱われており、「禁書」の類のものも密かに取引がされているという噂がある。
一度迷い込めば抜け出すには時間のかかるような書籍の混沌の地。
学生街にある「古書店街」の大通りを中心として、幾つもの路地が伸びており、そのどこにも古書店が存在する。
印象としては雑多な街といえるだろう。
週末には古本祭りが行われ、安価に書籍が購入できる。
『万物の運行表(スキーム)』という、白と黒の頁から成る、未来過去現在の三世を記した予言書めいた書物などが流れたという噂が定期的に起こるが、どれもこれも眉唾な噂である。
学生街の中にある大きめの公園。「常世公園」と名付けられている。
普通の公園にありそうなものは基本的に存在する。遊具なども存在している。
遊具のほかに自動販売機、池などもあり、住民の憩いの場となっている。
学生街にあるカフェテラスの一つ。「橘」とは、常世学園の校章である橘から来ている。
学生通りに面しており、二階建ての古風な外観が特徴。
各種ドリンクや料理を提供している。店員も随時募集中とのこと。
一階席から二階席にはそれぞれカウンター席やテーブル席が設けられている。
また、外にもテラス席が設けられている。
学生街にある24時間営業のファミレス。部活の一種で学生の経営だが、島外のファミレスと遜色はなんら存在しない。
「ニルヤカナヤ」とは琉球地方に伝わる他界観、ニライカナイの異称の一つから来ている。
ニライカナイは日本の「常世国」との関連性も折口信夫などによって指摘されており、海の彼方の神の世界である。
外装としてはごく一般的なファミレスである。名前の元が南国のもののため、多少南国風にされている。
店内は広めで、テーブル席、ソファー席などがある。
メニューも一般的なもので、昼にはランチなどもやっている。
ドリンクバーもあるので、一種の学生のたまり場であり、長時間いても特に何かを言われることはない。
テスト期間が近づけば自習などに来る学生の姿も散見される。
売りにしているのが、常世国からタヂマモリが持ち帰ったという「時じくの香の木の実」、いわゆる橘を用いたデザート類である。
食べれば不老不死になれるなどとメニューに書かれているがもちろん冗談である。
ただ橘は食用に適さないので実際に使われているのはみかんなど他の柑橘類である。
店員なども随時募集しているとのこと。
風紀委員など学園を警備する者たちの立寄所ともなっているため、特に安全性は高いという。
なお、学生街以外にも店舗があり、歓楽街、異邦人街や開拓村などにも出店中である。
※ここでは学生街の「ニルヤカナヤ」としてご利用ください
学園公営の男子寮。なお寮は公営私営含めて他にもいくつか存在している。
家賃がほぼ無料なので、最新の設備とは言えないもののそれなりの設備が揃っている。
ロビー、食堂、大浴場などなど、まさに寮というような設備である。
部屋はキッチン、ユニットバスなどが備え付けられている。特に学園側から監査があるわけでもないので部屋を好きなように改造している生徒もいるという。
一人部屋から二人部屋、など部屋の種類は豊富。
女子寮との設備の差が存在しており、このような処遇は現代の価値観に合わないのではないかと入寮者の一部からは是正せよとの声があげられている。
ロビー
学生寮の一階ロビー。机や椅子、ソファなどが置かれており、学生たちの交流の場となっている。
寮生にあてがわれた部屋。一人部屋から二人部屋、さらに多くの人数とのルームシェアなど様々な形態が可能である。
それぞれにキッチン、ユニットバスつき。
机と椅子が並べられた食堂。メニューは和洋中と揃っている。調理員も常に募集されている。
また、学生用のキッチンもあり、食材など用意すればここで自分で料理を作ることも可能。
共用の大浴場。形式としては一般的な銭湯とほとんど変わらない。
学園公営の女子寮。なお寮は公営私営含めて他にもいくつか存在している。
家賃がほぼ無料だが、最新の設備が用意されている。そのため人気も高い。
ロビー、食堂、大浴場などなど、まさに寮というような設備である。
部屋はキッチン、ユニットバスなどが備え付けられている。特に学園側から監査があるわけでもないので部屋を好きなように改造している生徒もいるという。
一人部屋から二人部屋、など部屋の種類は豊富。
学生寮の一階ロビー。机や椅子、ソファなどが置かれており、学生たちの交流の場となっている。
寮生にあてがわれた部屋。一人部屋から二人部屋、さらに多くの人数とのルームシェアなど様々な形態が可能である。
それぞれにキッチン、ユニットバスつき。
机と椅子が並べられた食堂。メニューは和洋中と揃っている。調理員も常に募集されている。
また、学生用のキッチンもあり、食材など用意すればここで自分で料理を作ることも可能。
机と椅子が並べられた食堂。メニューは和洋中と揃っている。調理員も常に募集されている。
また、学生用のキッチンもあり、食材など用意すればここで自分で料理を作ることも可能。
堅磐寮(かきわりょう)は学園公営の学生寮である。
男子寮/女子寮との違いは入寮するのに「性」は無関係であるということ。
異邦人の中には「両性」「無性」など「地球」における男女の性別とは認識が異なる、あるいはそういった区別を持たない者も少なくないため、この寮が作られた。
「地球」人の男女も当然性に関係なく同じ寮内で住むことが出来、同性異性にかかわらずルームシェアを行うことが可能。
家賃がほぼ無料。
ロビー、食堂、大浴場などなど、まさに寮というような設備が用意されている。。
部屋はキッチン、ユニットバスなどが備え付けられている。特に学園側から監査があるわけでもないので部屋を好きなように改造している生徒もいるという。
一人部屋から二人部屋、など部屋の種類は豊富。
堅磐寮(性別問わず入寮可能)の一階ロビー。机や椅子、ソファなどが置かれており、学生たちの交流の場となっている。
堅磐寮(性別問わず入寮可能)の寮生にあてがわれた部屋。一人部屋から二人部屋、さらに多くの人数とのルームシェアなど様々な形態が可能である。
それぞれにキッチン、ユニットバスつき。
堅磐寮(性別問わず入寮可能)の机と椅子が並べられた食堂。メニューは和洋中と揃っている。調理員も常に募集されている。
また、学生用のキッチンもあり、食材など用意すればここで自分で料理を作ることも可能。
堅磐寮(性別問わず入寮可能)の共用の大浴場。形式としては一般的な銭湯とほとんど変わらない。
男湯女湯の他、性別に関わらず入れる浴場も設けられている(どういった形式の浴場に入っているかは入室者が決定してください)。
主に独身の教師や職員のために用意された職員寮。男性寮と女性寮がある。
職員は希望すればここに入居できる。
設備としては普通のマンションという感じであるが、食堂なども用意されている。
※フリー設定ルームとして設定しています。ロビー、部屋など、使用したい内部施設名と簡単な部屋説明を書いてご入室ください。
住宅街の南側にある広い浜辺。釣りや海水浴が可能である。
夏の海水浴シーズンになると海の家などが設けられて海水浴を楽しむ住民の姿も見られる。
桟橋や灯台などの施設もこの浜辺にある。
また、海には海底遺跡などの遺跡群も存在する。
住宅街の南側にある広い浜辺。
釣りや海水浴が可能である。夏の海水浴シーズンになると海の家などが設けられて海水浴を楽しむ住民の姿も見られる。桟橋や灯台などの施設もこの浜辺にある。
なお、海開きの時期以外でも遊泳は特に禁止されてはいない。
海に入ることを重要視する異世界の文化等に配慮し、このように決定されている。
海開き期間以外の遊泳については十分に注意が必要であろう。
常世島北東の海底に存在する奇妙な古代遺跡群。
何者が建てたのか全くの不明であり、地球上のどの古代文明にも完全に合致するものが無く、謎の多い遺跡である。
あり得ざる角度にまがった柱など、非ユークリッド幾何学的な遺跡が海底で静かに佇んでいる。
奇怪な神の神像と思われるものも発見されており、海底遺跡の内部は広大な空間、ダンジョンが広がっていると推定される。
また、奇妙な不定系の生物や魚人を見た等の報告もある。
研究調査に行きたいと学園側に申請すれば潜水艇や潜水服などが貸し出される。
居住区に鎮座する神社。この常世島が学園都市になる遥か以前、神代の時代の創建であると伝える。
大国主神(日本書紀では大己貴神)との国造りの最中に常世国に去った少彦名神が降り立った場所とされる。
祭神は「常世坐少名御神(とこよにいますすくなみかみ)」である。海に面して建てられた流造の社殿である。
本殿後方には巨大な岩が安置されている。この岩こそが御神体であると伝えられる。
境内には小さな鎮守の森があり、境内はそれなりに広く、学生たちの憩いの場にもなっている。
毎月15日は月次祭が斎行される。また、正月や例祭の日には屋台なども出て賑わう。神職や巫女も学園側が募集している。
鳥居、手水舎、拝殿、本殿などが基本的な施設となる。
この学園に居住する、異世界からの客である「異邦人」たちのために作られた異邦人街には、大通りと商店街が存在する。
異邦人たちの文化を自由に受け入れているため、学生街などとはかなり趣を異にする。
異邦人たちの元の世界の再現し、その心を慰めるのも目的の一つである。
大通りは異邦人街のメインストリートで、学生・教職員居住区にも繋がっている。またそれに併設されるように異邦人のための商店街なども作られている。
異邦人たちの自治に任されているため、常世島でも特に自由なエリアである。
加えて、住宅街も広がっている。
異邦人のために作られた住宅の並ぶ住宅街。
それぞれの文化を尊重して作られているため、様々な種類の家屋が建てられている。
異邦人が必ずこの住宅街に住まなければいけないというわけではない。逆にこの世界出身の住民が異邦人街に住んでも問題はない。
※フリー設定ルームとして設定しています。部屋説明に準拠する形で、異邦人街にある施設や住居などとして部屋を設定することができます。
その名の通り歓楽街である。常世学園の夜の街。
所謂若者の街とでもいうような繁華な場所で、特に授業後の夕方から夜はかなりの賑わいを見せる。そして学園都市の不夜城とも呼ばれる。
酒場やカジノなど、やや不健全な店が立ち並んでおり、時折風紀委員による手入れなどがある。
そのため治安は学生街に比べると悪い。非公認の部活なども多い場所である。
歓楽街はそんな歓楽施設が所狭しと並んでいる地区である。行儀のいい場所ではない。
いくつもの通りが交差しており、迷いやすい。
※選択性の部屋です。行きたい場所を選択した上でご入室ください。
歓楽街にあるカジノの中でも大規模なカジノ「蓬莱」。
運営の主体は学生である。 常世学園ではカジノなどは禁止されてはいないが、あまり推奨もされていない。グレーゾーンである。
賭博行為に関しては自己責任であり、学園からの救済はほとんどない。
「蓬莱」の資金源は違反部活から出ているという噂もあり、風紀委員会も目を付けているものの、カジノ自体は禁止されているわけではないので手が出しづらいとされている。
カードやルーレットからスロット、麻雀など様々なゲームが用意され、飲食のできるカウンターも設けられている。
良い噂がないカジノ故問題も起こりやすいが、風紀委員会の追及をのらりくらりと躱している
歓楽街にあるダイニングバー「崑崙」 名前の崑崙は「こんろん」と読み、古代中国の伝説上の山、仙界とされる「崑崙山」から取られている。
歓楽街の中では比較的に落ち着いたダイニングバーであり、騒がしくなりづらいので、穴場として知られている。
酒の種類は豊富で、カクテルなども豊富。カウンター席とテーブル席が用意されている。
店員も募集中とのこと。
異邦人街に設けられた、信仰のための地区。
異邦人たちが携えてきた信仰などを守るため、異邦人たちの信仰に合わせた宗教施設が立ち並んでいる。
また、この世界の宗教施設もここに多く並んでいる。
その宗教や信仰によって当然ながらその礼拝の仕方なども異なるため、施設は多種多様である。
祭祀の実行などは信仰を持つ者たちに任されている。
※フリー設定ルームとして設定しています。宗教施設など使用したい施設名と簡単な部屋説明を書いてご入室ください。
歓楽「街」・落第「街」・異邦人「街」か交わり合う境界線上に「発生」した「境界の街」。
通称、「常世渋谷」。
歓楽街より治安の悪い部分があり、かつ落第街ほどには闇・血に染まってはいない。
異邦人街の要素も多く含まれた「街」。
三つの街の融合体であるともいえる。
地球と異世界の文化がひっくり返した玩具箱の玩具のように無秩序に積み重なっている。
あらゆる都市文化が混淆し、あるいは独自に主張しあう混沌街。現代のバビロン。
常に変化を繰り返す生ける「街」。
歓楽街の誕生と広がりとともに「発生」した街である。
「日本国」のかつての「渋谷」に似ていると言われており、いつしか学園草創期の日本人学生から「常世渋谷」と呼ばれるようになり、それが今では通称となっている。
巨大な街頭スクリーンとスクランブル交差点、巨大なファッションビルが有名で、この景観が「渋谷」に酷似しているとされる。
「新宿」や「原宿」の要素もあるという。学生街のような綺麗に整理された街であるわけではなく、「闇」の部分も持っている。
常世島の都市行政区画では「歓楽街」の一部である。
「街」が一つの生き物であるかのように常に変化しており、ブームの流行り廃りも激しい。
「地球」と異世界の文化が混じり合い、独特のファッションが流行している。
常世島の最新モードを知りたければこの街に来るべきである。
一部の怪しげな店舗で販売されている異世界由来の服飾品(アクセサリー)などを身につける者たちも珍しくないが、そのために何かしらの問題に巻き込まれる場合も少なくない。
「夜の街」としての性格も強く、ホストクラブやキャバクラといった水商売系の部活・業種も多い。眠らない街としての側面も存在する。
これらの業種は必ずしも学園側から禁止されているわけではないものの、違法な行為を行った場合などは手入れが入ることもある。
悪質な店舗も一部存在し、その被害に遇う者もいる。
治安は上述したとおり必ずしもいいとは言えない。
しかし、日中であったり、人気の多い路地などであれば概ね安心して歩くことができるだろう。
もし危険や厄介事に遭遇したくなければ、入り組んだ街の奥や路地裏などには入らない方が懸命である。
常世渋谷には不良・違反学生グループ・ギャング等が存在しており、喧嘩などが起こることも珍しくない。
歓楽街・落第街・異邦人街という三つの街の境界に位置しており、微妙な問題も少なからず抱えていることから、風紀委員会や公安委員会も直接手を出すことがなかなか出来ない場所である。
この「街」は欲望の解放のためのある種の「必要悪」であるなど揶揄されることもある。
都市伝説の類が多く、特定の時間(黄昏時や朝焼け時の「境界的」な時間)に交差点などの「境界」の場所に赴くと、位相の異なる「裏常世渋谷」(「裏渋」などと略される)ともいえる空間に行くことができる、迷い込んでしまうとの噂がある。
あくまで都市伝説の類であり、現象の実態が全て解明されたわけではないが、少なからず行方不明者も出ている。
条件さえ知ることができればある程度自由な出入りが可能とも、一度迷い込めば出ることは難しいとも、様々な噂が流れている。
何かしらの道具(携帯端末であったり「本」であったりアクセサリーであったり)を用いることで「裏常世渋谷」に行くことも可能だとも言われている。
風紀委員会・公安委員会・生活委員会・祭祀局などはこの現象を把握してはいるものの、常世渋谷という「街」への人の流入を止めることはできていない。
この現象は不確かな点が多いため、この現象についての根本的な解決策は現在のところ存在しない。
元より、そういった現象が少なからず存在するのが常世島である。
「裏常世渋谷」への迷い込みは「街に呑まれる」などと表現されることが多い。
混乱や秩序壊乱を避けるため、「街に呑まれる」現象については一般に公開されてはいないが、一部の学生やSNS上では都市伝説としてこの情報が広まっている。
「街」という名の「怪異」とも表現される。
林立する建物群をジャングルの木々に例え、歓楽街の森などと呼ばれることもある。
「街に呑まれ」れば戻ることができないという警句は、「裏常世渋谷」にもそういった深い森のような側面があることを示しているという。
または「混沌」が極端に戯画された街とも呼ばれる。
上述した都市伝説を含め、「都市型」の亡霊・幽霊・怪異などの噂が多く、現実にそういった存在と出会ってしまう例も報告されている。
霊的な存在が原因での霊障事件も珍しくない。
そういった存在や事件が多く語られるのはこの街が「境界」上に存在しているからだとまことしやかに語る者もいる。
常世渋谷の街の中央を貫く大通り。
様々な飲食店やファッション店、半ば違法に足を突っ込んでいる店舗などが軒を連ねる。
常世渋谷の代表的なエリアであるとともに、常世渋谷の中ではもっとも安全で歓楽街に近いエリア。
場合によっては喧嘩なども起こる可能性はあるが、普通に歩いているだけでは危険な目に遇うことはまずない。
最新モードの先端を行く、常世渋谷の明るい側面の街。
巨大な街灯スクリーンにスクランブル交差点、ファッションビルがあり、常世渋谷のシンボルとなっている。
鉄道委員会の「常世渋谷駅」は大きく、学園地区や居住区にもつながる「地下鉄」も存在している。
駅前には亡き主人を待ち続けた異能犬「ロク」を記念して作られた「忠犬ロク公像」があり、待ち合わせの定番スポットになっている。
ただし、「ロク」の逸話については、「日本国」の渋谷の「忠犬ハチ公銅像」の逸話が原典の架空の物語ではないかとする説もある。
それを示すかのように、「ロク」の逸話については幾つかのバリエーションが存在している。しかし、純粋に「ロク」の逸話を信じているものも少なくない。元になったと考えられる「忠犬ハチ公」の逸話は、遥か遠い過去の出来事なのだから。
常「夜」の街~いわゆるホストクラブ・キャバクラなどのいわゆる「風俗営業」の店舗・部活が軒を連ねるエリア~いわゆる「夜の街」
中央街の奥に存在し、ややガラの悪いエリアともえいる~店舗の多くは許可を得て営業しているものの、中には違法営業の店舗も存在する~また、そういった店舗の背景にはギャング的組織、暴力団的組織がついていることが多い~用心棒として働く者もいるという~なお、店舗の従業員は必ずしも20歳以上とは限らない
二級学生問題にも絡む街であり、二級学生が店員として働かされる例も存在する~偽造学生証の更新や費用として労働が強要されるケースが多い
違法な店舗に行かず、変に騒ぎ立てたりもしなければそれなりの安全は保障されるものの、注意は必要である
欲望と絶望が入り交じる場所であるため、小規模な怪異や霊的存在による霊障も発生することがある
常夜渋谷の路地裏や、街の奥の危険なエリアを指す。
不良学生・違反学生が常に屯しており、落書きや器物損壊は珍しくない。違反部活や違法な店舗が特に多い場所。「落第街」に面した領域。
危険な目に遭いたくなければこのエリアへの進入は避けるべきだろう。
落第街ほどに廃墟などがあるわけではなく、血の臭いも少ない。喧嘩や抗争などは日常茶飯事だが、落第街とは一定の距離を置く住人が多い。
とはいえ、落第街とつながりがあるのも事実であり、このエリアから落第街にまで堕ちてしまう者も少なくない。
風紀委員会常世渋谷分署。
「中央街」にあり、常世島内でも特に大きい分署で、会議室や一時的な拘置所、取調室、休憩所などが完備されている。
しかし、その存在感ゆえ「街」の住民からはあまり好かれてはいない。
特徴としては刑事部所属の風紀委員が多く詰めているという点にある。「街」の性格上、制服の風紀委員が巡回していると警戒され、街の実情が掴みづらい。そのために刑事部の私服風紀委員たちの数が多いのである。彼らは街に溶け込み、捜査を行うこととなる。
「街の中へ!」が常世渋谷分署のスローガン。
常世渋谷の風紀委員の多くは、近年頻発する霊障事件や「裏常世渋谷」関連の事件に頭を悩ませている。
分署の正式な名称は「歓楽街第一分署」なのだが、内外の人間ともに「常世渋谷分署」と呼称している。
なお、怪異事件などに対応するために祭祀局の分室が署内に置かれている。
怪異・霊障事件となるとその所轄が曖昧であることから、風紀委員と祭祀局両方が捜査等を行うことがあり、時折事件に対する方針を巡って意見がぶつかることもある。
底下(そこした)通り。
常世渋谷の高架下に作られた露店・飲み屋街であり、地下街をも含むことから「底下通り」と呼ばれている。
異邦人が経営する店舗が多く、許可を取らずに露店を出したり勝手に住居を作り居住したりなどの行為が絶えない。
やや強引な客引きでも知られており、強面の異邦人に呼び止められ怪しげな異界のアクセサリーや土産物を買わされるような事案も発生している。
「異邦人街」的な側面が強いエリアだが、「地球」の文化にも積極的に食い込んでいこうとする異邦人たちが多い。
路地は狭く人口密度も高いが、通りの入口付近にはクレープやパフェなどのデザートを扱う移動販売の店があり、異界のフレーバーを求めてやってくる生徒の姿もよく見られる。
常世渋谷の常夜街付近にある円柱状の高層マンション。立地は悪くなく、設備もちゃんとしたものではあるのだが家賃が異様に安い。
その理由としては、マンション内で怪奇現象や心霊現象、「怪異」が発生すると噂されているからである。いわゆる訳あり物件といえるだろう。
新規居住者の多くはすぐに退去し、変わり者の住民ばかりが残っており、空き部屋が非常に多く、「人が住んでいないのではないか」といわれることもある。
建物中央を貫く螺旋階段が特徴の一つ。
かつて違反部活「新世魔術師会」が当マンションを「世界軸(アクシズ・ムンディ)」に見立てて儀式を行い、異界との接続を試みた事件があり、その際にこのマンションが位相の異なる「どこか」に接続されてしまった可能性が指摘されている。
それによってこのマンションでは怪異や心霊現象が多く発生するのだという。本来ならば立入禁止や解体処分がなされるべきだが、マンション所有者や住民の反対があり、また仮に破壊した場合どのような現象が起こるのか不明であるため現在も変わらず常世渋谷に屹立し続けている。
《大変容》によって霊的な存在の実在が世界中の人間に認知されたとはいえ、未だ人類は心霊現象などに悩み続けている。その現象の全てが解明されたわけではないためだ。それ故に、このマンションに肝試しに来るような者もいる。
しかし、注意しなければならない。このマンションは実際に「裏常世渋谷」と繋がっており、そこから溢れ出した怪異や怨霊などが巣食う危険地帯なのだから。
黄昏時、丑三つ時、朝焼け時などにこの常磐ハイムを訪れると「裏常世渋谷」に迷い込んでしまうこともあると噂されている。屋上から飛び降りることで「裏常世渋谷」に飛んだという生徒の都市伝説もある。
また、一部の違反部活や組織などの拠点や支部も置かれているという。
常世渋谷で語られる「都市伝説」の一つ。黄昏時、丑三つ時、日の出時等(「境界」の時間)に常世渋谷の「交差点」「四辻」「三叉路」などの「境界」「交叉」に当たる場所に行くと迷い込むことになるもう一つの「常夜渋谷」に行くことができるのだという。
そこは「裏常世渋谷(俗に裏渋)」と呼ばれ、「常世渋谷」とは異なる位相に存在する「街」である。上記のように「境界」を過ぎった時、「常磐ハイム」を訪れた時などに「裏常世渋谷」への道・穴は開く。意図せず迷い込むこともあり、その場合は「街に呑まれる」などと表現される。
「裏常世渋谷」の実際については不明な点が多いが、基本的な大きさは「常世渋谷」と同じぐらいであり、建物なども似通った物が多い。現実の「常世渋谷」に存在する通りもそのままである。
ただし、その構造は変化する場合があり、気をつけなければすぐに迷う羽目になるだろう。また、裏常世渋谷の環境も変化する。
深い霧で覆われ「灰色」に染まる場合、深い闇に包まれ「黒の街」となる場合、「無機物」の木々が生い茂る「森」となる場合など様々である。ある種の迷宮が形作られている。
長い時間滞在しすぎると心身に不調をきたす場合があり、「裏常世渋谷」に定住するような人間はまず存在しない(準備をきちんと行えば滞在時間を伸ばすことは可能であろう)。ただし、「怪異」や「幽霊」の如き存在は別である。
「裏常世渋谷」には様々な怪異・霊的存在の類が巣食っており、その多くは常世渋谷にいる人々の無念や悲哀、憤怒、欲望によって形成されたものだと目されている。
人々もつ「都市伝説」のイメージが形になった物が多く、その他は人々の持つ欲望や悲哀、感情を表象するような神話伝説上の存在として現れることもある。
また、「裏常世渋谷」の存在に呪詛され、現実の「常世渋谷」にいる人物が心身に悪影響を受ける場合もある。自分自身が襲いかかってくることや、自分の「醜い」部分を見せつけられる場合などもあるという。人ならざる存在による店舗などはぽつぽつと存在している。
普通ならばとても訪れたいとは思えないような場所であるが、「「裏常世渋谷」を探索することで新たな「異能」を獲得することができる」「唯一無二のアーティファクトが手に入る」「死者と逢うことができる」「願い事が叶う」などという噂がまことしやかに流された結果、自発的に「裏常世渋谷」に行き、探索を行おうとする者たちも存在する。もちろん、噂が事実である保障などどこにもない。
しかし、「境界の街」に通う人々には多くの悩みがあることだろう。故に藁にもすがる思いで「裏常世渋谷」に自ら入り込もうとする者もいるのである。
「裏常世渋谷」に入る方法としては上述した方法の他に、何かしらの「道具」を使うことでも入ることができる。それは携帯端末の中に突如現れたアプリケーションであったり、「常世渋谷」で売られているアクセサリーであったり、とある「本」であったり、突如発現した「異能」であったりする。
それらを用いれば意図して「裏常世渋谷」に入ることが可能である。風紀委員や公安委員、祭祀局員などはこういう「道具」の存在を知っている場合がある。また、「常世渋谷」の露店での入手や道端に落ちていたものを拾うこともあるだろう。
「裏常世渋谷」から出る方法としては、「裏常世渋谷」の「交差点」などの境界を通るか、「道具」を使うか、「街」の領域から出るかというような方法が挙げられる。あるいはいつの間にか戻っていたという場合もある。だが、深く迷い込んでしまい帰還不可能になった例も存在する。
基本的に「裏常世渋谷」で「街」の一部が破壊されたとしても、それが現実の「常世渋谷」に反映されるわけではない。怪異と大規模な戦いを行ったとしてもそれが外部に影響することはないのである。破壊された「裏常世渋谷」も時が経てば元通りになっている。
ただし、「裏常世渋谷」で負った傷は現実のものである。致命傷であればそのまま死することもあるだろう。
「裏常世渋谷」には現実の「常世渋谷」と同じように地下鉄が走っており、地下は何層にも分かれた広大な迷宮と化している。瘴気が満ちており、下層に行けば行くほど強大な「怪異」に遭遇する可能性が高い。
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落第街は学園都市の中でも特に治安の悪い地区であり、普通の学生が訪れるような場所ではない。
学園側としては歓楽街の一部とされ、落第街やスラムなどは存在していないと称されているが、現実には存在し続けている。
その名が示す通り、落第生や不良学生、違反学生などが集まる街である。非公認の部活などが殆んどの地区である。
異能や魔術を用いた組織の抗争など、学園都市の闇の集結したような場所。
路地裏よりは治安はいいものの、怪しげな商店や施設が立ち並んでいる。面倒事に巻き込まれたくないのなら行かないほうが無難であろう。
落第街の大通り、表通り。
路地裏と比較すればまだ治安はいいものの、怪しげな商店や施設が立ち並び、喧嘩などの荒事も日常茶飯事である。
面倒事や厄介事に巻き込まれる可能性も高く、それに巻き込まれたくなければ訪れぬほうが良い場所である。
しかし、学園の裏側の情報を得たいのならば、まずは落第街の情報屋や事情通を頼ってみるのも手の一つであろう。
※設定上、暴力的・非倫理的な行為が行われるようなチャットルームになります。閲覧する際はご注意ください。
多くの人が忌避すると思われるレベルの残虐的な描写、性的な描写を行う際は特殊Free部屋をご利用ください。
落第街内の地下に設けられたストリートファイトのための闘技場。
戦いに飢えた者たちが集う場所。厳密にいえばストリートファイトではないが、あまり気にしているものはいない。特に管理すべき個所もないため常設の管理人などはいない。
落第街地下の廃線となった地下鉄のための空間が舞台となっている。
行われる戦いのために荒廃はしているものの、上下左右にかなり広く、参加者がめいいっぱい楽しめるようにと闘技場全体に魔術・異能による防御壁が設けられており、闘技場の崩落の心配などはない。
基本的に明確なルールなどは存在せず、勝敗の決着についてもその時その時の戦いによって異なる。場合によっては審判が設けられることもある。いくら卑怯な手を使おうと咎められることもないだろう。
しかし、一つだけ強固なルールが存在している。それは「殺人は禁止」ということである。
どのような理由で戦うにせよ、この闘技場は戦いに飢えた者たちが使うためにある。ひとたび殺人が起きてしまえば風紀委員などの介入は避けられない。
それを避け、この場所を存続させるための暗黙の了解としてこのルールは存在する。抗争などの多い落第街において中立の場所といえる。このルールはいまだ破られてはいない。
落第街の多くを敵に回す行為だからだ。
地下の空間はひそかな工事により拡張され、自由に暴れまわることができる。観客席は廃線となった地下鉄の駅が利用されている。勝敗を賭けるギャンブルも行われている。
※ここでは二級学生などを殺戮、虐待するための場所ではありません。この部屋でのそれらのNPCの殺人などは禁止です。戦闘ロールのためにお使いください。
落第街の入口付近、歓楽街との境目のあたりに構えられているパブ。営業の許可は取っておらず、非合法なパブである。「地獄の門」とはダンテの『神曲』にて、主人公・作者のダンテがくぐり抜けた「地獄の門」に由来すると思われる。
立地はとしてはまさに落第街の入り口であり、店の扉には「汝等ここに入るもの一切の望みを棄てよ」という銘文がトスカーナ方言で刻まれている。
落第街を象徴するような店であり、薄暗く、決して小綺麗とは呼べず、柄の悪い者たちが毎日のように屯し続けている。店内には各種テーブルやバーカウンター、個室などが設けられている。
客の年齢に関わらず酒類や軽めの違法ドラッグ供される。店内での喧嘩も頻繁に起こっており、敵対する組織の構成員同士が出会った場合などは店の中全体での争いに発展することもある。
しかし、落第街の入り口であり、良くも悪くも落第街の情報が集まりやすい場所で、違反学生たちの取引や会合にも用いられることからとある「不文律」が設けられている。
それは、店内での殺人は厳禁ということである。どのような存在であれこれは守らねばならないという。この不文律を破れば落第街の全体が敵に回るようなものであり、この店を利用するもので破るものはいない。
店の経営者については謎が多いものの、落第街内部で強い影響力を持つ者であると噂される。店主は痩身の中年の男で、客に話しかけられても答えを返すことはない。店員は違反学生や二級学生、不法入島者が雇われることが多い。
なお、雇われた二級学生の扱いについては比較的マシな部類とされ、ひとまずこの店で働いて糊口を凌ぐ者も少なくない。とはいえ、普通の職場と比べれば勤務実態は良いものとは言えず、給料も安い。
いわゆる用心棒も雇われており、店員がそれを兼ねることも多い。普通の喧嘩程度では店側は一切介入しないが、店が半壊するようなレベルに至れば、店員や用心棒が介入することもある。違反学生の集会場のような性格ゆえに風紀委員会の手入れが入ることも多いが、すぐに復活を遂げ、再び風紀委員会の手入れといういたちごっこが続いている。
※「殺人」厳禁は振りではありません。店内での殺人行為やそれに類する行為はご遠慮ください。喧嘩や争い、それに伴う店の損壊などは問題ありません。
店員・用心棒として雇われたという設定はご自由にどうぞ。店の経営者の登録はご遠慮ください。
落第街の大通りから裏路地までいたるところに存在している違反部活群。
違反部活とは校則で禁止されているような非合法な活動に手を染めている部活や組織の事である。
不健全な店、風俗店などの娼館めいたものや、違法薬物の売人、違反部活のために働かされる二級学生、違法なレートの賭博、異能/魔術犯罪組織などがひしめく魔界である。
風紀委員などの手入れが入ることもあるが、落第街そのもの全てを摘発することは困難を極めるため未だ違反部活などは存在したままである。
違反組織の拠点や住居などもここに多く存在している。
※フリー設定ルームなので、落第街に存在する違反部活にまつわる施設や活動などのロールに合わせて設定などご自由に御変更ください。
落第街の大通りから一筋外れた路地裏では学園都市の闇が燻っている。
事件が起きても闇から闇へ、よほど大規模なものでなければ判明することは難しいだろう。
路地裏は非常に危険な場所であり、危険な取引もここでなされる。健全な学生はまず近づくべきではない場所だ。
常世学園も学園都市という一つの都市であるために、闇の部分も生まれていった。
その代表がこの落第街であり、このスラムであった。
落第街の路地に形成された貧民街では、学園都市から見捨てられた落第生が二級学生、不法入島者などが集合住宅やバラックに居住している。
ここはそう言った場所であり、そういう境遇の人間が何かの事件や実験に巻き込まれたところで、よほどのことがない限り表に出ることはない。
落第街、スラムの最奥の岬近くに存在する巨大な「穴」、通称「黄泉の穴」。
今から4年ほど前に発生した災禍の爆心地。《大変容》セクトの一つであり、違反部活の一つである「新世魔術師会」の拠点が存在した。
「新世魔術師会」が蒐集した膨大な禁書類を用いて「無名の恐怖」なる存在を召喚しようとした結果、儀式は失敗。
膨大な魔力が暴走し巨大な「穴」が出現し、「新世魔術師会」は消滅した。
風紀委員会などの活躍により、周囲に発生した怪異については抑え込むことができたが、「穴」を完全に封じることはできなかった。
場所が場所だけに常時監視することも難しく、現在は魔術的なバリケードのみが施された状態である。
現在も穴の状態は不安定であり、周辺では怪異の発生も確認されるが、落第街の中に入ることはない。
穴への侵入を学園は禁じているが、穴の内部には「新世魔術師会」の残した膨大な魔導書やアーティファクトが未だ残されているため、それらを手にしようと穴へと侵入するもの絶えない。ここで発掘された物品は闇市場へと流れていく。
黄泉の穴の内部は異界化しており、内部は非常に危険である。
学園都市である常世島の生産を司る非常に重要な区域。
食料等の一部は輸入を行っているとは言え、学園都市が独立を保つためには最低限の自給自足は欠かせない。
学園から離れた離島にこの区域が設けられているのは安全面などを考慮しているためである。
離島の西側には巨大な工場や高層式農園が林立し、高度な科学・魔術技術を以て学園都市に必要な様々な物品・食料を生産し続けている。
警備も厳重であり、風紀委員の他、警備ロボットや精霊が放たれ、土地の守護を行っている。
なお、上述の高度な科学・魔術技術により環境に与える影響は最小限に留められている。
離島の東側は西側とはかなり様相が異なる。
のどかな牧草地や小高い山に川が広がり、大農園では昔ながらの農業が行われている。小さな町工場のような工場も存在する。
農業系の部活がここで活動を行っており、非常に牧歌的である。
常世島北部には研究区として様々な研究所が密集している。
ここで行われる研究は多岐にわたり、名目としては異能・魔術・異世界などが現れたこの世界のために、それらを研究して世界との融和させることとしている。
その他の学問についても研究されており、この区域は他にも類を見ないアカデミックな場所となっている。
学園公立の研究所から私立の研究所まで様々であり、研究系の部活も研究施設などを利用することができる。研究者は教員・生徒など問わない。
とある公立の研究所では異能開発や人体実験めいたものも行われているとの噂もあり、謎の多い場所である。
※フリー設定ルームです。利用したい研究施設など思いつきましたら、部屋の設定を変えてご自由にどうぞ。このルーム説明文をそのまま貼り付けても構いません。
異能や魔術などの授業の実習に使われる施設群。
また、主に学生のための訓練施設が併設されている。
異能や魔術を制御するための実習や訓練であり、人や生物、器物を殺傷・破壊する目的のための訓練は認められていない。
異能や魔術などの授業の実習に使われる施設。
特殊な不可視の防壁が張られており、よほどのことがない限りこれは破られることはなく、異能や魔術を使っても外に影響は及ぼさない。
十二分に注意することが義務付けられているが、万が一を考えて医務室なども完備されている。
外観としては広いグラウンドのようなものだが、特殊なグラウンドであり、魔術や異能に反応し、自由にそのフィールドを変化させることができる。
これにより様々な状況を想定した演習を行うことが出来る。
魔術や科学的な手法による擬似的なエネミーを相手にすることも可能。
実習区に設けられた、主に生徒のための訓練施設の一つ。
この訓練施設はドーム状で、中に訓練所がいくつか存在する。
学生証を持つ生徒が自由に利用することができ、ここでは異能や魔術を自由に行使し、その訓練を行うことができる。
訓練のための様々な設備も用意されている。基本的に自習のための施設だが、教員に指導を請うことも可能。
一人での訓練のほかに、生徒同士での模擬試合も可能。
なお当然ながら相手を殺傷することや重大な怪我を負わせるようなことは認められていない。
訓練施設のほかに休憩所、シャワールームなどがある。
かつて闘技場であった場所。
現在は「常世大ホール」という名称に変わっており、闘技場としての機能は「演習場」へと引き継がれた。
学園都市として、公式に「闘技場」という施設を運用することに対して疑問が提示され、生徒会の協議の結果、「闘技場」はなくなり、この「常世大ホール」が誕生した。
コロッセオ状だった闘技場に、天板が重ねられてドームのような形態になっている。
この天板は晴れている日には仕舞うことも可能である。
普段イベントが何もない日などは学生や島民に解放されており、運動場などとして使われている。
様々な部活の練習などにも使うことが可能である。
競技場としての機能も備えており、スポーツも行うことができる。
多目的ホールのため、イベントの度にその姿を大きく変える。
競技場になり、コンサートホールになり、劇場にもなり、競技場にもなる。
それが、この常世大ホールなのである。
未開拓地区の半分以上を占める未開拓の荒野が「転移荒野」である。
何故転移荒野と呼ばれるかというと、異世界から様々なモノが転移してくる荒野だからである。
基本的に荒野が広がるものの、異世界の遺跡や建造物、草原や湖なども点在する。
世界の変容後、この区域の時空が不安定になり、異世界の魔物・怪異などが現れるようになった。そのため危険な区域である。なお世界中にこのようなスポットがいくつか確認されている。
異世界の研究のために残しておきたいという思いがあり、常世財団側は開拓に積極的でないようである。
住民の出入りは禁止されていないものの、現在は学園の直接管理する場所ではないため、中で何が起こっても自己責任となる。
ただ、そのかわり異能や魔術などの使用は全面的に認められている。訓練のためにやってくる生徒もいるという。
未開拓地区の転移荒野に存在する遺跡群である。
常世学園以前の古代遺跡から、この区域に突如転移してきた異世界の遺跡、ダンジョンなどが存在している。
まだ研究なども本格的には進んでいない場所であり謎も多い。
学生個人や、大規模な探索隊も含めて、遺跡やダンジョンの探索が行われている。
※古代遺跡や異世界のダンジョンなどを自由に設定してご入室ください。
未開拓地区を中心に活動する住民によって自然に形成された村、それが開拓村である。
非常に混沌とした地区の荒野に作られた村であるため、学園地区のような最新鋭の科学設備などはほとんどない。
落第街などとは違った意味でアウトローな雰囲気が漂う村であり、住んでいる者は風変りな者が多いと言われる。
宿泊施設や住居、簡易研究所や畑、酒場などが存在する。
未開拓地区に存在する小高い連山の総称である。
古くから常世島に存在する連山であり、その名の由来はヤマトタケルが大和を偲んだ歌から来ている。
古代から祭祀の場であったらしく、祭祀の遺構が数多く見つかっている。
世界の変容後、一種の異界となったらしく、神話上の存在などが山の中に潜んでいるなどのうわさも存在する。
入山は自由であるが、整備されているわけではないので注意が必要である。
青垣山中腹付近に鎮座する神社。
山頂付近の開かれた場所にあり、ここから未開拓地や学生居住区などがよく見える。
しかし、鳥居は倒壊し、境内や社殿は荒れ果てており、祭りなどは行われなくなって久しく、かつて神社であった場所、廃神社と呼ぶのがふさわしいような場所である。
古代においても祭祀の場であったらしく、地面を掘れば土器などが大量に出土する。
世界の変容が起こる以前はかろうじて神社としての形を保っていたが、青垣山が一種の異界と化したことにより管理する者がいなくなり、現在の荒廃に至る。
かつての祭神は「大物主神」と「倭武命」であったとされる。
常世島の中でも特に闃然としており、物悲しい場所。一人になりたいときなどにはよい場所であろう。
現在は比較的安全なルートが確保されており、ここに向かうこと自体はそう難しくはない。
常世島内の交通機関には公営、私営の物を含めていくつか存在する。
列車や路面電車、さらには路面バスなども存在する。
それらに乗れば、常世島の様々な地点を素早く移動することが可能である。
常世島を走行する列車は基本的には日本本土の電車と変わるところはないが、一部レトロな車両など特殊な車両も存在する。通勤・通学の学生や職員に使われる。運行は主に鉄道委員会が行うが、いわゆる私鉄のようなものも存在している。
島内の様々な場所に駅があるが、最も大きいのは学園地区の「中央駅」である。
列車やバスにせよ、鉄道委員会が運行を取り仕切る交通機関は多くの島民が利用するため、そのセキュリティは堅固である。
一部私鉄や私営バスは運行に送れが出ることなどがあり、問題視されている。
常世島の内部を循環する列車・路面電車の車内。
基本的には日本本土の電車と変わるところはないが、一部レトロな車両など特殊な車両も存在する。通勤・通学の学生や職員に使われる。
運行は主に鉄道委員会が行うが、いわゆる私鉄のようなものも存在している。
重要な交通機関ゆえ、そのセキュリティは非常に強固なものである
常世島の様々な場所・地区に設けられた駅の一つ。
駅によってその規模は様々だが、学園地区の中央駅は最大の規模を誇る。
それぞれの駅には待合室など、普通の駅に存在するものは大体が設けられている。
主に常世島内の学園地区、学生街、居住区、異邦人街、歓楽街などを中心に運行されている路面バス、またはその停留所。公営の路面バスは鉄道委員会の所管となる。
基本的には日本本土に走っているバスと同じものである。重要な交通機関ゆえ、そのセキュリティは非常に強固なものである。
常世島全体に広がる広大にして強力な無線通信網(ネットワーク)、それが常世島情報通信網、通称常世ネットワークである。
科学・魔術・異界技術の粋を集めて作られた高度なネットワークであり、「地球」ではこれに及ぶものは存在しないともいわれる。
学園地区に存在するニコラ・テスラのワーデンクリフタワーの如き通信塔がその主要な発信源。
報道部や個々人による配信なども日常的に行われる。
常世島情報通信網上にはいわゆる電脳空間(サイバースペース)があり、共感覚幻想(マトリクス)によって形作られた疑似再現世界が広がる。
この電脳空間に自らの意識・精神を没入させる技術は既に確立されており、電極パッドを頭部に装着するか電脳化した脳髄に直接接続させる方法が一般的である。
事例は極僅少ではあるが、ネットワーク世界から現実の肉体へと戻ってこれなくなった者も存在する。
一部の生徒の間では常世ネットワーク上で運営される様々なMMORPGが流行しており、その中でも特に有名なのが「蓬莱オンライン」である。
一般的なMMORPGのようにプログラムで再現された怪異を倒すなど戦闘の他、電脳空間上に再現された都市や自然を駆け回ることが可能。必ずしも戦闘をしなくてもよいという点が売り。
「地球」の様々な時代を体験できることも特徴の一つであり、《大変容》以前の「地球」の文化をこのゲームを通じて知ることも可能。
「異世界」については情報量がまばらであるため公式では再現度があまり高くない。そのため、一部ユーザーによってより本格的な異世界再現ワールドが作成されている。
なお、必ずしも精神や意識をネットワークにダイブさせる必要はなく、様々な端末によってプレイすることも可能。
常世島情報通信網上に構成されるサイバースペースのロビーのひとつ。
利用者同士での通話、チャット等含めた様々なコミュニケーションが行われる。
帯状に広がる数字や文字が空間上に羅列するが、これはサイバースペースらしさを出すための装飾といえるだろう。
自作を含めた様々なアバターを利用することが可能だが、現実の自身の姿を投影することも可能。基本的にどの端末からでもログインできる。
常世島情報通信網上に数多存在する配信用チャンネルの一つ。
報道部を始めとした部活や個々人による映像・音声・テキストを含めた多種多様な配信が行われている。
常世島情報通信網上にて運営されている人気MMORPG「蓬莱オンライン」。
利用者は「蓬莱人」となって、様々な時代の「地球」や「異世界」に飛び、通常のMMORPGのように依頼を受け戦闘等を行い、問題を解決していくというストーリー。職業やスキルなどは膨大な数に登る。
ただし必ずしもこのストーリーに沿う必要はなく、擬似的に再現された世界を歩き回り、その世界で過ごしていくことも楽しみ方の一つである。
再現された《大変容》前の「地球」の町並みを見ることも可能。
「異世界」に飛ぶことも可能だが再現度はあまり高くなく、かつての「地球」人がイメージするファンタジー世界がベースとなっている。ユーザーによってより精密に再現された「異世界」に飛ぶことも可能。
携帯端末やパソコン、ゲーム機からの利用も可能で、自らの意識を電脳空間に没入させることでプレイすることもできる。
【HNでの入室も可能。その場合は補足欄にPC名を記載してください。】
常世島情報通信網上のサイバースペースに蓄積されたいわゆるゴミデータの集積地。
常世島ネットワーク上でやりとりされる情報は膨大なため、データの一部はデリートされることなく電脳世界の隅へと追いやられていく。このゴミデータの集積地を「データ溜まり」と呼ぶ。
ゴミデータが集まったことで脆弱性が生まれ、ハッカー等の温床になっている。
また、何らかの理由で正規ネットワークにアクセスできない者たちも集う。
ゴミデータより生成されたエラープログラムや怪異の目撃例もある。
電脳世界における落第街のようなものだといえるだろう。