風に乗りて来たりて、風と踊れ――
ウィンド・サーフィンに必要なのは『専用のボード』と『エアリアル・ドライヴ』それと『広い空』!
《大変容》の後、異世界より多量の魔石を獲得可能となったことで魔術師が社会に進出。
また、正解の変質も相まって精霊魔術の応用も合わせることで旧時代の映画作品のような事が可能になると考えた者が生み出した産物。
大戦などで巨大建築物の多くを失った街の空を自由に走り回るのは心地よかった。
この技術を応用して大人数を運搬できる乗り物を作れないかと考えたが、精霊の機嫌だとか空中での問題がありコスト面で破棄された案である。
ウィンド・サーフィンは広い空とボードとエアリアル・ドライヴがあれば、どこでも出来る次世代スポーツではある。
しかし、危険地帯のような場所は存在する。
この常世学園で言うなら、高層ビル立ち並ぶ場所だったり住宅地での使用は推奨されない。
泥棒と間違えられたり、捕まえられて事情聴取(強引)を食らっても文句は言えないのである。
また、悪い事に利用して捕まりブラックリストに載るとそれが祭司局に流れ島の精霊に避けられるようになるという噂がある。 注意しよう!
悪質なサーファーの存在で他の空中スポーツなどの関係からは少し煙たがれている。