常世島の異邦人街宗教施設群にある、特徴的な形をした
教会の名前は正教会の聖人である
シメオネス教会は異邦人街の宗教施設群にあり、狭義的には宗教施設群の入り口と言われている(実際はより広く様々な宗教施設は建っている)。
学園地区と異邦人街を繋ぐ路線と地区を周回する環状線路線が繋がる異邦人街中央駅から、駅前広場を通り歩行者天国となっている大通りを通って徒歩3分ほどであり、車窓から教会の特徴的な塔が見える事から、宗教施設群のランドマークとして記事にされる事もある。また塔は展望塔としても利用されており、特定の期間や時間以外は一般公開もされており、展望台からは周囲を一望できる。最上階まではエレベーターが通じているが有料。
教会のデザインは常世島にあるとあるモノをなぞらえていると言われており、表現主義建築による教会堂である。
この教会は10年ほどまえに建設され、
棟となっている聖堂の三階には大型のパイプオルガンが設置されており、塔表面にある空洞の筒群も伝い深い音色を奏でる。
建物の周囲はモザイクタイルの道となった教会敷地で、入り口前には少しした広場になっている。
一般で入れるのは聖堂1階の丸い空間部分と、そこから繋がるロングハウス1階および病院建物内になる。
三階にあるパイプオルガンは演奏者が乗るテラスが
地下一階は何かあった場合の周囲住人の避難所にも利用することができる。
特定の時期や時間以外は教会の見学も可能。
また、祭日などの儀式などは見ごたえもあるので、デートスポットにもなります。
基本的には成聖(聖別)されており、邪悪な者には不快に感じる空間となっている。敷地内のモザイクタイルの床も神聖陣となっており、これは聖堂や主教座で行われる儀式などを行う際の増幅する機能を持つ。
中に入る際には聖水による識別もされており、聖堂中央の円形空間は神聖陣が描かれており聖堂を中心とした教会敷地を悪魔などに対する城壁としている。地下聖堂B3階には収集した聖遺物を納めた幾重にも《守護障壁》が張り巡らされ強固な宝物室としており、修道士も一部を除ぎ立ち入り禁止。
今のところ1回しか使われた事はないが、聖堂2階のパイプオルガンで奏でる神聖楽術による結界が最大の防護術である。聖堂である塔表面の筒群で共鳴し増幅し、可視できるほどの密度の神聖結界を敷地内に展開し、これを展開された場合には神聖に属する力は増幅され、神聖に属する力以外は減衰し邪悪に近い程その減衰は高くなる。