幾つもの饅頭屋が鎬を削る島、『常世島』。
様々な国、土地、世界から来た彼らには様々な嗜好があり、どのお饅頭が一番とは一言では言えない。
そう、ここは新たな饅頭フロンティア……!。
とはさておき、まあどこの観光地のお土産屋さんでもあるお饅頭です。
一口サイズのものから、掌に乗るサイズ、はたまたびっくりサイズなど様々。
味もそこそこ美味しく、お値段もお手頃。
常世島の定番お土産の一つです。
「自分の所が一番最初に常世学園で饅頭を作った」と主張しあう、主なお饅頭屋。
『お饅頭屋五家』は勝手に自分たちで言っているだけで、独占も競合もしていません。
丹念な漉し餡がほろりと口の中でほどける優しい味わいが特徴が主力。
常世饅頭を最初に作ったらしい。
粒餡のもっちり感覚と主張される豆の歯ごたえが楽しいお饅頭が主力。
常世饅頭を最初に作ったらしい。
甘さ控えめにして、さらりと口触りのずんだ餡のお饅頭が主力。
常世饅頭を最初に作ったらしい。
丁寧に仕上げた花豆でほんのり薫るお上品な味わいの白餡のお饅頭が主力。
常世饅頭を最初に作ったらしい。
常世苺を丸ごと1粒を中に入れた、甘酸っぱさと餡の甘さのコラボなお饅頭が主力。
常世饅頭を最初に作ったらしい
なお、常世餡子協議会の調べでは、常世島で常世学園が出来て最初に販売されたお饅頭は、 常世神社の参道にあるお店の『常世神社饅頭』だと推測される。
風紀委員会でも封印された、十数年前の事件の記録。
お饅頭の餡子は何が一番かとSNS上で争論となり、常世祭で暴力的抗争になりかけた事件。
講堂を使い、各推し餡派閥の代表が講堂の上から生徒たちに推し餡の素晴らしさを広めようとしたのですが、
次々と参加する者たちが増えていき、一部の過激な者達が講堂を占拠し立て籠りが発生。
そのうえで、内部で推し餡派閥の内部対立が発生し、ついには異能も使った抗争事件になりかけました。
余りのしょうもなさと、実際に暴力抗争は発生せず、当事者たちも反省したことにより、
特に記録には残さずに解散となりました。
ただし、講堂を占拠し立て籠りなどを行った、一部の過激な推し餡フーリガンはこれを機に学園の闇に。
違法活動グループとして今なお存在するらしく、場所を問わず推し餡フーリガンの派閥抗争や、
一般人への『辻饅頭(喰わせ)』などの犯罪行為?がたまにある、らしい。
餡子戦争を機に常世餡子協議会が発足しました。
それぞれの餡子の素晴らしさなどの広報活動をしており、毎年の常世祭でお饅頭を販売し、
1個につき1枚ついてくる投票券で11/30の24時締切で今年一番人気のお饅頭を決めるという
イベントを開催しております。
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設定の追加や編集なども誰でもご自由にどうぞ。