組織/その他/廻天會 のバックアップ(No.12)

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――今こそ、天(せかい)を廻(めぐ)らす時だ †

概要 †

• 常世島に現れた反異能・反魔術・反異邦人結社。即ち、《大変容》とともに世界の表側に現れてきたもの全てを否定する。
  • 「《大変容》セクト」の一つと称され、《大変容》及び「第三次世界大戦」「異界大戦」の最中に結成されたという。
  • 数十年の時を経て存続しており、結社員はすでに第二世代・第三世代に移っているとされるが、発足経緯や活動の歴史には不明瞭な点も多い。
  • 少なくとも、常世島での本格的な活動が行われ始めたのはここ数年のことである。
• 「異能・魔術の使用禁止」、「異邦人の追放」、「常世学園廃校」というおよそ現実性・実効性のない要求を常世学園、及び諸国家に訴えかけている。
  • 異邦・魔術・異邦人の危険性、制御の難しさを特に強調する傾向にあり、常世学園・常世財団については不倶戴天の敵と認識しているとされる。
• 現在のところ、確認される限りでは廻天會は直接的なテロ行為・暴力行為は行っていないとされており、学生街・歓楽街・落第街などで反異能・反魔術・反異邦人の演説・デモを行っている姿がたまに見かけられる。
  • 主張内容としては異能者・魔術師・異邦人の排斥・追放を訴えるものとなるため、差別的な内容と取られるものがほとんどである。そのため、風紀委員によって演説や集会が解散させられることも少なくない。元より、演説や集会の大部分は無許可で行われている。
    • 差別的な発言に怒りを発した異能者や魔術師、異邦人が直接こちらに手を上げてくれれば廻天會にとっては御の字であり、異能者などの危険性を声高に喧伝しようとするだろう。
    • 演説やデモなどはカモフラージュであり、実際には何かしらの陰謀を巡らせているのではないかと見る者も少なくない。
• 現時点で幾つかの分派が存在していることが確認されており、性格上の相違点も多く存在する。
  • 廻天會の本流は異能・魔術等を使用せず、直接行動や武闘には訴えない方針だが、廻天會の分派には「毒をもって毒を制す」という具合に異能や魔術を敢えて用い、直接行動路線を征くグループも存在する。
    • そういったグループは廻天會の本流から外れるため、批判・敵対の対象となる。直接行動派からすれば、廻天會の本流のやり方はひどく生ぬるいものとなる。
• 「世界をあるべき姿に還す」事を至上目的とする。
  • 「世界」の「あるべき姿」とは異能・魔術・異邦人の存在しない状態を指す。
    • いかなる方法で世界をあるべき姿に戻すのかという点については不明である。異能・魔術・異界の技術なしにそういったことが可能であるかといえば、ほぼ実現不可能といえるだろう。
• 「廻天」――天を廻らすこと。即ち天という世界の「理」をひっくり返すことがその名の由来である。

結社員 †

• 結社の性格上、異邦人は所属しておらず、結社員も異能・魔術を使用しない。
  • 異能者や魔術師は結社としては憎悪の対象となるものの、自ら異能・魔術を固く封印する強い決意を持った者も結社員となることができるという。
• 結社員の多くは異能・魔術・異邦人に巻き込まれて家族や大切な存在を喪った者たちであるとされる。
  • 第一世代の結社員は《大変容》を直接体験した者たちが多く、特に異界の存在への憎悪が一際強かったという。《大変容》直後、「門」より現れた異界の存在の多くは人類にとって脅威であり、災厄をもたらすものばかりであったためである*1。
  • 第二世代・第三世代の結社員は異能・魔術の見込みなしと判断された者たちが多いという。
• 常世島においては、結社員となる者は偽造学生証を持つものや二級学生、不法入島者が多い。中には正規の学生証を持ちながら密かに結社に参加する者もいる。
  • 当然ながら常世島においてはあくまでマイノリティな存在である。

結社員・構成員名簿 †

PLへ †

• 反異能・反魔術・反異邦人という組織です。言及などは自由にどうぞ。学生街や歓楽街・落第街で演説などを行っている結社員・構成員を見かけた、NPCとして登場させるなどもご自由にどうぞ。PCの所属もご自由に。wikiに単独のページを作っていただくのもOKです。
  • 廻天會のリーダーのPC/NPCの登録はご遠慮いただければと思います。
• 意見を異にする分派も存在する設定になりますので、それについては自由に設定してもらって構いません。その首領としてのPC/NPCの登録もご自由に。
  • 直接行動路線の分派をロールプレイ中に登場させ、壊滅させるなり逮捕するなりもご自由に。暴走・逸脱した廻天會本流の構成員などもお好きにお使いください。廻天會そのものの壊滅などはご遠慮いただければと。