「…俺…? …カラスって、呼ばれてます…」
黒髪に赤い縦瞳孔の瞳。羽根耳に腰翼、竜の足を持った少年。
性格は臆病の一言に尽きる。自信がなく、常におどおどしている。
学園に偶に顔を出し、うろついていたりするが、余り出席はしない。
級が上がることは無く、見た目も成長しない。
彼は
僅かに鴉の遺伝子を得てしまった結果、鴉が最も強く表に出ている。
カラスと呼ばれ失敗作として本来の作成者に捨てられた経験を持つ。
名を得ず、呼ばれるままに己をカラスと呼称する。
竜複合体故に様々な竜のブレスを持ち得ているが、
扱いこなせず、己のブレスで己にダメージを受ける始末な程弱い。
中途半端な鴉姿が本来ではあるが、
現在は竜研究者のNo.129 羽月 柊に人型に成れる首輪をもらい、共に研究区で暮らしている。
本人が戦えないことから、稀に羽月の護衛小型龍達が一緒にいることもあるようだ
本来成るはずだった様々な竜の能力を僅かに持ち、
また身体には一応その魔力が眠った状態である。
ただ本人には使いこなすことが出来ない。
代表的なものが竜のブレスだが、列挙すると
火:口の中を火傷した
氷:口の中が凍傷になった
毒:自分が毒る
雷:自分が痺れる
闇:現状は感覚が分からず使えない
酸:以前自分の喉や舌を爛れさせた(柊に禁止されている)
光:ただ明るいだけ(現状ライトとして一番使える)
という状況である。
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