http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca1.png性別
年齢19
種族元人間
立場学生
学年二年生
異能永き悲嘆の檻
魔術成績は非常に優秀
世界地球
所属なし

それが"アイ"だとあのヒト達は言っていたから

注意

非常に残酷な表現心臓に悪い表現が出てくる部分があります。
閲覧注意の項目に目を通される場合はご注意ください。

このPCは俗にいう悲愴PCに該当するPCです。
また背後の設定厨気質が炸裂しております。
全部目を通すと混乱する事間違いなしですので
目を通される場合はどうぞご留意ください。

3分で大体わかる 宵町 彼岸

 

3分でわかる ヨミ・ラクリモサ

+  閲覧者は読了後■だちに■■作業を行っ■くだ■い。尚、この記■は広範囲に■■汚染を引き起こす恐れ■■る為他■■情■を共有す■■■を■く禁じ■■■■―――。(非公開情報)

プロフィール

名前

その神出鬼没さからゴーストと呼称されている。

+  在りし日の過去

容姿

基本情報

あるものは枯れた老人であったと言い、
あるものは年若い童女であったという。

名残であるかのように学生時代の姿のままでいることが多い。
小柄で豊かな体系に癖のある長髪、時が止まってしまったかのような童顔
僅かに垂れ目の瞳は普段は翡翠のようだが異能によるリンクが発動時は琥珀色になる。
髪色だけはヨミであった頃のトウヘッドに戻っている。

いまや本人は隠しているわけではないのだが
情報阻害がデフォルトで展開されており正しく容姿を認識することが難しい。
更には相手の願望に近づく傾向があり、文字通り相手によって姿を変える。
基本的に相手の記憶に残らず、場合によってはそもそも認識すらされない。
別れた瞬間には別のものに切り替わっている。

+  在りし日の姿

服装

基本的に白衣を纏っていることが多いが
それ以外は適当に選んでいる事が多い。
着やすい物であり、目についたもの。
大体がオーバーサイズのもので

以前アニマルパーカーをいくつか買ってもらったことがあり
それを身に着けていることが多かったようだ。

白衣を纏っているのは名残であり、再定義であり、
そして彼女が憎むべきものの象徴であるため。

嗜好

白衣は基本羽織っている。

余り嗜好と呼べるものは無いが煩わしいものは苦手。
適当な服の上に白衣を羽織っていることが多い。
タイトな物よりは大きすぎてもゆったりとしたものを好む。
本気でどうでもいいと思っている時もある。

片目は基本隠れており両方を表に出すことを嫌がる。
左目が隠れていることが多いが特に左右に拘りはなく、片目が隠れていれば平気らしい。
本人曰く安心するとのこと。

性格

普段

普段はよくわからない人。
一人称は主に"ボク"だが度々変わり安定しない。
子供っぽくふわふわと捉えどころのない言動を基本とする。
ぼーっとしていることが多く、突拍子の無い行動を多くとる。
芸術家肌で無邪気とも世間知らずとも称される。
人の名前を覚える事が苦手でよく適当な名前で呼んでいる。

いつも微笑んでいるように見える事から変人だが穏やかな人物と称されることが多い。
基本学内では『変わり者ではあるもののどこか憎めない人物』で通っている。
天才と変人は紙一重という例に上げられることが多く、
実際彼女を知っている生徒の大半は納得してしまう雰囲気の持ち主。
意外にも人望は悪くない様子。 そのぼーっとした雰囲気や素体はかなり良い事から
時折着せ替え人形のように色々な服を着せられたりしている姿も見られる。

記憶領域に異常な現象が確認されており物忘れの領域を超えた忘却を引き起こすが
同時に完全記憶に近い記憶力も持つ事が確認されている。
完全忘却癖と完全記憶能力が両立しているという稀有なサンプルケースでもある。
特に自己に対する情報が非常に希薄であり誕生日、年齢、果ては名前すらも忘却している場合がある。

周囲には猫科の性格と言われており、実際かなりの気分屋。
最近は以前と比べてもボーっとする時間が幾分か増えた。
特定の相手によっては人見知り部分も顔を出す。
芸術を好み、絵画や音楽家といったものがとても好き。
それらと相対する場合小さな子供のように見える事も多々ある。
感受性が高いと称されているが変わった感性の持ち主とも思われている。
本質的にはかなり内向的な部分が大きく、自身について深く知られることを嫌がり
此方からわかりやすい答えを開示し疑問を抱かせない事でそれ以上自身の内面に踏み込まれないようする。
自己開示型の偽装をした壁の持ち主。

+  実情

その他

・女子寮在住。個室。
・食事は小食。食べないことも多い。
・好きな飲み物はココア、生姜湯。
・友好関係は広いが実際は誰一人顔を覚えていない。
・お気に入りの場所は暖かい場所と暗い場所。日溜りとか部屋の隅っこ。
・良く寝ているが人前で深い眠りにつくことを強く嫌がる。基本常に半覚醒状態。
・検死官としての資格を持っている。年齢的には特例かつ異例だがこの島の住人なら不思議ではない。表向きは魔術と異能による物となっている。
・一部大人に対してはとても大人しい。
・自称子供嫌いなものの小さな子供には甘い。
・最近美術部員になった。人が居ない時に限って部活動をしている為部員にはあまり知られていない。

経歴

記録で見る限り幼少期は幸せな生活ではなかったようだ。
孤児院に預けられたところからの記録はあるがそれ以前は不明。
戸籍情報ではそれ以前は存在しなかったことになっている。
その後12まで孤児院で生活。中学入学を期に寮に入る。
中学在学時には既に魔術師として登録されており中高共に非常に優秀な成績で卒業。
その後外の異能研究を推し進める大学に所属していたが 転入という形で常世学園に入学。
以降研究員兼学生という立場で研究を続けている。

幼少期過ごしていた孤児院は2年前に焼失。
住んでいた全員が焼死したことから天涯孤独の身の上と記載されている。
異能等のデータは過去の検診の際のデータが提出されているようで
幾人かの検査官と思われる人物の名前が記載されているものの既に全員故人。
記録上残っている異能データは永転人形だけだが
時折波長係数が安定しないという観測結果が報告がある。
パペッター系列の能力者の為に行使対象の影響でノイズが混ざるのではないかと 考察されている模様。

研究の成果を一部学園側に提出するという条件で学費の軽減措置を受けているようで
学費は基本自分で支払っており、自分の事に関しては表向き割と節約家。
ただ衝動買いや交際費はかなりの緩さで財布を開くため心配されている。

一部教師には経歴や能力、性格等々から天涯孤独の身の上にも拘らず
健気に明るく振舞っている生徒という認識をされている模様。
忘却性等の体質や経歴を鑑み特別教室への編入も検討されているものの
現在は辛うじて通常クラスに加わっている。

 
+  本経歴 隠蔽事項

異能・特殊能力

永転人形

召喚系の"能力者"と記録上はなっている。
人形(マリオネット)と称しているが生体のような姿を持つものも多く その多くは正体不明の怪物が多い。
それを自在に操る事からパペッターの系列能力と記録されている。
公式戦では『ダリア』という名前の戦闘用マリオネットと思しき物を使役することが多い。

基本的に異能波長は安定している事が多いがごく稀に異常な波長が観測される。
その波長はもはや波長と言えないような滅茶苦茶なものであり、
理論上あり得ない数値を示すため、観測上のエラーではないかと考察されている。

公式戦以外では滅多に"戦闘"はしないうえに 基本的に隠蔽している

の二体についてはお気に入りの様子。

+  永き悲嘆の檻(ウロボロス)非公開情報

《操傀機 『ダリア』 Ver.2.42》

彼女が公式戦で使用する事が多い戦闘用人形(と主張される何か)。
大変容以降の技術革新により最近流通し始めた戦闘用マリオネットとは
デザインも性能も全くの別物で、一見して全く別の設計理念である事が伺える。
基本数センチ浮いており普段は宙を踊るような軽やかな動きだが
その軽やかさに反して軽戦車の砲撃を片手で微動だにせず止めるなど
物理法則を明らかに無視した頑強さを持つ

2Mを超える身の丈で蜘蛛の巣がデザインされた白い仮面とゴシックドレスを纏い
喪に服している西洋貴族のような佇まいのバンシーを彷彿とさせる印象の女性体。
影の中から出てきたりと神出鬼没でもある。
仮面の下の素顔は黒の布で目隠しがされているがヨミと酷似している。

武装を使用しなくとも乗用車程度なら余裕で素手で叩き潰す出力を誇る
内部構造はほぼブラックボックスで特殊武装もえげつない。
どう考えても体内に仕込めないような兵器が飛び出す事もしばしばある。
いずれも殺傷能力が高い為に模擬戦では使用禁止令が出ている。
ダリアの花言葉は裏切り、移り気、華麗、優雅、威厳、そして不安定
彼女はこれに「オネエチャン」と呼びかける事がある。

+  現在確認されている武装
+  非公開情報

実数型操傀機・壱式 -スナーク-

名前はルイス・キャロルのスナーク狩りから。
正体不明の生物で、様々な姿を持つ。
元々彼女が裏の顔を見せる時のみに使用する物であり 常世学園においては一度も使用していない。
その為一切の記録が残っていない厄介な状況でもある。
基本的にこれについて知っているものは皆無だろう。

+  詳細

虚数型操傀機・弐式 -ブージャム-

名前はルイス・キャロルのスナーク狩りから。
ブージャムとはスナークの一種だがその中で最も危険な種であり、
発見者は突然静かに消え失せてしまい、二度と現れる事のないと言われる。
恐ろしい事にスナーク同様はた目にはそれと判断が難しく、併用されると区別がつかない。

+  詳細

マルコキアス

能力として登録されているものの詳細データは不明。
データバンクにアクセスした場合名前からして文字化けし、 破損したデータを見る事が出来る。
データ修復を試みても破損した別のデータを上書きされており 全く関係のないデータが記載されていることが理解できる程度。
尚修復した場合のデータ内容はバタフライエフェクトの論文が見られる。
その内容は彼女なりの皮肉。

+  秘匿詳細情報

その他

記録上は登録されていないがその他にも多数の異能や特殊能力の行使が見られる。
その数は既に人一人の領域にないがその多くは行方不明者の所持していたものと酷似している。
しかし常世学園も含めて行方不明者の完全把握には至っていない為その方向からの特定は難しいだろう。

MSRA(汎用型特殊異能換装兵装)

彼方が使用しているウェアラブルデバイスのプロトタイプ。
いくつかの異能をインストール出来るというもので
異能を所持しない人物でも瞬間的に異能を発動させることができる。
いくつかのチャンネルを所持しているようで並列発動も確認されている。

軍装備品としての活用が想定されている為安定感と簡潔さを優先しており
持続性や先天性の物に比べると出力が幾分か劣る点を考慮しても
その特殊性とメリットの大きさから実用化されれば
かなりの有効性を発揮すると期待されている。
彼女が身に付けているのは費用を度外視し作成されたもので
現状一点物とみられている。

大きさはアームリスト程度で軍用グローブ等とほぼ一体化させる事が出来る。
黒のバンドに群青色の光が複数不規則に走っており
ある程度の悪条件にも耐えるよう設計されている。

現状インストールされる能力の抽出方法に関しては一切の極秘情報となっており
彼女以外の誰もその方法を現状把握していない。

+  現在確認されている異能
+  秘匿事項

魔術

基本概要

中学の時には既に魔術師としての登録記録がある。
幅広い魔術を行使するがその何れも優秀な成績を収めている。
特により複雑化、高次化した術式の展開速度と詠唱速度は群を抜いており
下手に単純な術式を使うよりより高度な術式を使用した方が
展開が早いといった逆転現象すら引き起こしている。
幼少期からの公式記録を見るに膨大な魔力の持ち主ではなかったようだが
現在はかなりの魔力総数になっている。

記録上では過去に1度だけ観測された現象だが
幼少期の魔術試験中、高次術式の展開時に一瞬だけ
複数人の魔力波長が複雑に混ざり合った
「まるでバケツをひっくり返したよう」な
急激な魔力係数の変化が見られている。
これは一般的に見た場合魔力暴走の領域であり
高次術式の展開中等の魔力飽和した状態で起こせば
牙をむいた魔力によって術者本人が死に至る事も珍しくない。
彼女の場合その波長はもはや波長と呼べないようなものであり
本来であれば容易に死に至るような様相だったため
観測装置の偶発的な同時故障として記録されている。

+  秘匿事項

得意魔術

操符術

符に術を付与し発動したり符自体を操ったりする術式。
彼女は属性奪取、付与を主に使用する。
式神等はあまり好みではないようでトリッキーな戦法を取るときに利用する事が多い。
本来は符に術式をあらかじめ記入したりといった手間が必要なものだが
彼女の場合白紙にでも一瞬で術式を転写するため要警戒。
手の届く範囲の物全てを符として扱うため紙でなくとも油断できない。

魔導医学

魔術を医学に利用できないかという古くからある分野。
ヨミの最も得意とするもので中学の登録時は医療魔術師としての登録だった。
特に物理的な怪我や損傷に対しては数秒で跡も残さず完治させる。
触れるだけで対象の痛みなどを抑えたり無くしたりできるので
小さな怪我をした部活生徒から片頭痛や生理痛に悩む生徒まで世話になった生徒は少なくない。
彼女が保健室の住人として有名な事、その不安定さに反してある程度の人望がある事はこの魔術(能力)によるものが大きい。

彼女の場合先に痛みからなくなりそこから傷の治癒が始まる。
鎮痛よりも先に治療してしまい痛みを取る事が可能ではある筈なので先に鎮痛から入るのは不思議がられているものの、
痛みが少しでも早く引くに越したことはないとあまり気にされていない。

特記、既知事項

下記は随時加筆修正されます。 (〇は表向きの生活の情報。 ●は裏の顔に関しての情報。⦿は噂、その他)

 
〇保健室の変人(そこそこ有名)

よく保健室のベッドでさぼって眠っている。
また応急手当や医学に精通しているため担当医の代わりに 手当をしてもらった生徒の数はそう少なくない。
成績は非常に優秀で、特に異能研究に関しては第一線レベル。
転校してそうそう実験室に入るだけの実力を持つ天才として 普段の様子やその雰囲気にも関わらず教師陣からの印象は悪くない。
一方で時折会話が成り立たず、常識の範疇を超えた忘れ物癖や 実に気まぐれな行動のため変人としてもそれなりに有名。
かなり高度の治癒術式を使う事が多いが時折魔術とは別の手段で治療するときもある。
高位の魔術に精通している人物が治癒を受けたならその違和感に気が付くかもしれない
とは言え環境によっても使い分けているため普通には目にする事は無い上に
保健室にまで治療を受けに来るような対象は往々にしてこの分野に対して素人の為
違和感どころか疑問にすら思われていない。
 
〇深遠霧中の忘却姫(関係者は既知でも)

+  非公開情報
物忘れが心療内科や脳外科での診療を勧められる程度酷い。
忘れ物が多くしばしば大事なものや服を着る事すら忘れている事もあるが
そのあまりのひどさにかえって危なっかしい、面倒を見たくなると受け入れられている。
必要がないと思ったことは数秒後には忘れている。
半分は故意だが半分は無意識の行動。
興味を失えば自身の犯行による死体の事すらも忘れてしまう。
大体の場合珍しい例でもない限り忘れてしまう事が大半。
その為自覚のない犯行数はそこそこの数と推察される。
一方で必要と考えたデータは委細余さず記憶している。
本人の意識に関わらず忘れてしまっている事も多い。
特に自身についての記憶が多く欠損しているがその事すらも忘れてしまっている。
 
〇無貌の民(教師、担当医等既知でも)

人の顔を独自の物として認識できない。 声や行動、名前や服装によって人を判断している。
存在として覚えられないわけではないが、人の顔を見分ける事が出来ない為
目の前の顔が以前見た誰かの顔と同じなのか確信する事が出来ない。
その為顔をじっと見つめる事が多く、認識がワンテンポ遅れる。
その変人ぶりに拍車をかけるとともに多くの生徒をドキマギさせている。
+  非公開情報
 
●バジリスク(裏の通り名として名前だけ有名)

彼女の裏の顔を知っているものはごくごく僅か
彼女について知るという事はそれだけでかなりの危険性を伴う事から
とある団体に所属する者の中でもごく一部しか彼女の裏の顔を知らない。
何故か敵対者に生存者や情報提供者がおらず
残された僅かな情報も老若男女を問わず一貫性がない。
その情報統制の連度から顔を見たら死ぬのではとまで囁かれている。
目が合うと死んでしまう怪物になぞらえバジリスクとも呼称される。
最も有名な通り名のうち一つ。
 
●グリムリーパー(特に暗殺者関係に有名)

何度か暗殺報告がされているが、結果として死んでいない不可解な存在。
数日後に平気で暗殺犯にふざけた手紙が届いたりするため多くの説が囁かれている。
一方で彼女の犯行と思われる事件はいずれも関係者もろともその殆どが惨殺されるため
暗殺者殺し、不死の毒蛇、死の収穫者等情報量に反して様々な別名が流布している。
彼女を対象とした暗殺、抹殺依頼における迎撃率の異常な高さに加え
余りにも情報が少ない上に難度が高いと想定され、割に合わないことから 非常に高額の暗殺依頼はいくつかあれど、
今ではそれを受けるものはその噂を知らないルーキーか自殺志願者位とまで言われている。
記録には残っていないが過去に大規模な殺戮劇を二度引き起こしている。
一度は7つの時に、一度は17の時に。
そのどちらも彼女は記憶をしていない。
+  詳細
 
●感染性の恐怖(???)

+  閲覧注意
⦿煉瓦屋敷の幽霊(そこそこ有名)

島の一角、少し小高くなっている南向きの高級住宅街に
煉瓦造りの古い洋館がある。
元々は偏屈な芸術家が晩年を過ごした場所であり、
重厚な門や薔薇の生垣を主にした庭園などがあるかなり大きな屋敷だが
その少々重々しい雰囲気に加えて富裕層向け物件という事もあり
かなりの金額になっていた為買い手がつかず、長い間人の手が入っていなかった。
それが原因かいつしかいくつかの噂が囁かれる肝試しスポットになっていたが
最近門が修繕され中に入る事が出来なくなった。
噂では買い手が現れたという話だが、実際に屋敷を出入りする姿を見た近隣住人は皆無。
正門には鍵がかかっており、屋敷自体人の気配が皆無。
誰も出入りしていないにも関わらず人影や灯を見たという噂があり
特に窓辺に喪服を着た女性のような姿を見たという複数人の証言が多いことから
煉瓦屋敷の幽霊として実しやかに囁かれている。
とは言え特に何かを起こすわけでもなく、
喪服のような服装を着た女性が
ただじっと座っていて瞬きした瞬間に消える。といった内容の為、
以前住んでいた芸術家の絵が夜になると抜け出しているとか、
その屋敷で亡くなった芸術家の恋人の霊だとか
比較的平和な内容で留まっている様子。
 
⦿夢幻夜行(都市伝説の一種)

島内で実しやかに囁かれている噂の一種。
幽霊列車にありがちな噂をいくつも持つが
基本的に大正映画にでも出てきそうな古い列車の姿を取る
島を巡る路線は愚か、時折線路すらない場所にも現れる。
停車駅もそれに習う様に島の様々な場所に現れうるため、
幸か不幸か迷い込む現世人も。
主に人あらざる者を乗せて島を巡る“そこに在るもの”
島特有の幽界に近い環境からより強く具現化している。

舞台、組織設定

銀爪の鷲

ヨミが生まれ、育った地下組織。
人工的な異能開発や魔術開発を試みる組織の一つ。
非合法、非人道的な実験の請負団体で被検体となる子供を集めては実験を行っていた。

大変容直後に異能や魔術の解析、発展は急務とされたことから
このような組織は無数にあり、その中の一つ。
過去には元貴族や実業家、政治家等のメンバーの割合が多く
それらが運営する孤児院などで"融通"が利く等の利点もあり
それらを利用する有力者が極秘裏に多数在籍していた。
有力者同士の融通と連携によりいち早く異能や魔術を取り込み
システムとして組み込むことを目的としており大型研究所等も所持していた。

元々制裁活動が凄惨かつ苛烈なことでも知られており
「贄の羊をもって群狼をも支配すべし」という教義が有名。
粛清の際には犯行現場に”被害者の欠片”で紋章を残す。
離反者や敵対者の恐れがあると疑われた時点で粛清対象となる。

一方で異能者を人外と位置づけ生殺与奪権の管理を主張する団体でもあり強い選民思想を持つ。
怪物である異能者を選ばれた専任者が管理するため異能の解析、制御を目的に研究を行うという理想を掲げていた。
元々魔術結社の分社だった事もあり魔術的な要素の強い団体でもあった。
その研究内容は悲惨の一言に尽きるもので実験での致死率は実に9割を超えており
摘発時には廃棄場には数百人単位での死体が廃棄されていたと報告されている。
警察当局により一度大規模な摘発が行われたが一部事前に情報が漏れており 一網打尽とはいかなかったようだ。
その後後続団体が日本にて活動を再開したとの噂が一時期実しやかに流布したが 現在のところ目立った活動は確認されていない。

+  摘発前に隠蔽破棄された資料の一部(残酷表現在り閲覧注意)
+  第――回 適応試験報告書(一部抜粋)(残酷表現在り閲覧注意)

紅鉄の鷹

緋爪の鷲の後続組織で定期的に本拠点を移しながら活動している。
元々魔術結社の為、限定された役員しかいないが近年の事故により
大幅に人員が入れ替わり、俗にいう過激派が大勢を占めている。

結社自体の目的は

1.異能保持者は人類に与えられた道具であり、それ単体では獣に過ぎない為
  人類が適切に"使用"する必要があり、その手段を模索する。
2. 1の目的を達成するために魔術や異能の解析に務める。
  加えて獣を管理する為に必要な枠組みや仕組みを作る。
3.大変容以降多く発見、発現しているアーティファクト(遺物)の収集と
  古来から受け継がれし英知をより解し、昇華することで世界の真理に迫る。

考え方自体はレコンキスタに近いが
優れた人類が異能者を管理するべきという選民思想が
長い間地下組織化していた過程で鬱屈し続けたことや
特殊能力者に対する恐怖感の裏返しで
特殊能力者を自身らの付属品、家畜として考えている者が多い。
異能者は使い捨ての道具と認識しており
”所持者”によっては家畜以下の扱いを受けている者もいる。

前組織との大きな違いはその隠密性であり構成員同士においても
活動直前まで所属等が共有される事は無い。
過去の半壊事故の教訓から上に行けば行くほど
記録等で手繰る事が出来ないよう十重二十重に防護策を張り巡らせている。
また以前に比べて利権集団としての色合いも強い為
多くの地下組織と繋がりをそうと知らせずに持っている様だ。

自らの家畜である"異能者"を自在に扱う事に酔っている部分もあり
近年は秘密結社、研究機関と言うよりも
軍事、犯罪者集団としての色合いが強く、
"生体実験"や殺害依頼も平気で請け負うなど
かなり過激な活動内容となっている。

現在最も活発かつ発言力が強い支部が常世支部であり、
常世学園都市が異能、魔術の研究の最前線であることや
正体不明かつ強力な兵力を複数擁している事から他支部にも
強い影響力を持っている模様。

孤児院『センクラウス育叡院』

国外にあるカトリック系の孤児院。
「異能や魔術の被害にあい天涯孤独となった子供のケアと保護」が経営理念。
統計上異能や魔術親和性は家系による影響があるものとされるため
それらのケアも含めて必要であると謳っているが
不思議な事に記録上収容されているものは全員無能力者。
彼岸は数少ない例外だったようだ。

2年前に火事で焼失。
深夜での出火で火の回りが早かったものとみられ生存者0の惨事として記録されているが
死体の数が合わず半数以上が行方不明として処理されている。
調書には異能者の関与も示唆されているが記録上は経営者含め
住人は全て無能力者であったと記録されており容疑者が浮上せず未だ未解決。
記録上宵町 彼方は2度帰る場所を失ったことになる。
地域ボランティア等への参加も多く院長は地域の名士ではあったがなぜか黒い噂の絶えない孤児院だった。

+  非公開情報

邂逅歴、記録等

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その他・PL

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