Bar La Larme Cendrillon

概要

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(~~木造りの階段を革靴で上る音~~)                  
夜の帳が既に落ち、行き交う人も少なくなり静寂が耳が煩く感じる頃。     
いち夜の止まり木を求めて、人は静穏を求めてひっそりと佇みそのBarを訪れる。
声を交わす為か、涙を隠す為か。                      
今宵、訪れ人の羽を休めるそのBarに訪れたのは――。            
(~~ガチャリ、と重厚な扉を開ける音~~)                
  Opening Music♬                             

放送内容

夜23時59分から始まる深夜ラジオ。
ジャズが中心ですが、R&Bやボサノバなど広いジャンルを扱い全体的に渋めな雰囲気の選曲と、曲の合間にあるラジオドラマ。

ラジオドラマの舞台は常世島の海が見えるとある架空のBarを中心としたもので、
心に響く声音の色気を感じる大人の女性のマスターが語り手でレギュラー。
だいたい7分の音楽と3分ドラマ、1分のコマーシャルの構成で番組は進み、1回の放送で約30分ドラマ内容。
単発ドラマもあるし、1〜2週間続ける内容もあります。
時間も深夜枠なので激しい音は少なく。大人の小粋な会話や、客の会話を通した人間の心の機微を綴ったドラマも数多く放送されています。
カクテルが題材、或いは題名になるドラマの時は、最後の3分ドラマがカクテルの作り方の紹介などの時もあります。

放送時間及び放送局

放送時間は月〜金曜日の23:59〜1:57
FMトコヨ放送局部、105.4MHz

備考

とあるラジオ番組のオマージュ。これでJAZZやカクテルが好きになった人もそれなりにいます。
深夜のロールをする際に、ラジオを付けて流れるBGMなどに利用していただければ幸いです。

ラジオドラマ 一例

幾つもあり、根強い人気のものもあります。
連続物は「第〇話」ではなく、「第〇夜」とあり、基本は1話1夜の話としてドラマが続きます。
その代表的なものだけをピックアップ。
(何か考え付いたら、ご自由に追加ください)

『The Eternity Storys』

  ――そう言えば昔、こんなことがありました……。

常世島であった事件などを、実名などを避けて脚色もしてドラマ仕立てにしたもの。
単発であったり、連続であったりいろいろです。

  内容により単話であったり1週(5話)だったりします。
  大きな事件ものだと2週(10話)だったことがあります。

『ビリオネラー』

  その男性は、来店して始まり、そして終わりました……。

ある日、未来を見れる異能を得た男の話。
貧乏な青年が、半ば自棄となって占いをしてもらい、それから未来を見れる異能を得た。その力でギャンブルで勝ち、少しずつ成り上がり。金と女に溺れていく。 そうした成長と成り上がりが、毎日の放送で語られていく。そうしていく中で、親が自分に寄生し卑屈になっていき、仲の良かった友は去り、あれだけ仲睦まじい恋人とも疎遠になり人生が空虚になっていく。
――ある日、男に最後に、と。お金を捨て戻ってという元恋人をかっとなり殺してしまい。それに絶望し自身も自殺する。
それを、占う直前で見た男は占いをやめ、そのお金でBarで一杯のカクテルを頼んだ。

  1週(5話)のドラマ。

『ラウンド・ザ・ワールド』

  1杯から始まる世界旅行に出かけてみませんか?。話をする時、いつも最初にこう言います……。

世界を旅してきたという男が、Barで隣り合った女に様々な国の話を軽妙に話すストーリー。
毎回、二杯目にその国の名前や都市の名前が付いたカクテルを飲みながら。
一杯目は題名にもなっている『ラウンド・ザ・ワールド(世界一周)』
『最初に一杯はいつものを。では、世界一周の旅に出かけましょうか』という言葉から男の話は始まります。
以外に観光名所や事件、最新情報も語っており奥が深い。

  単話完結の不定期ドラマ。
  幾つもドラマは続きましたが、最後、男がパスポートも持っていないことを女は知っていた、というオチ付き。
  いつか海外旅行をしたいという男の願望をに女は付き合っていたのでした。

『ある詩人の話』

  今日もその詩人さんはやってきたのでした……。

夜は詩人になると称するサラリーマンの軽快なトーク。
時に楽しく、時にはしんみりと。
それを最後は視聴者にくすっとさせてしまう語り。

  定期的に出番がある詩人さんの単話完結ドラマシリーズ。

探偵x怪盗(たんていとかいとう)

   その探偵さんが盗まれたものとは……。

第一夜:独りで飲んでいる女、開く扉。
    「遅かったのね」
    「待ってたのか?」
    「冗談。初めて声を掛けられた時はナンパかと思ったわ」
    男女の悪友達といったやり取り。つまみをシェアし、互いの酒を味見させあったり。
    瀟洒な会話の最中に、探偵に怪盗から宝石を守って欲しいという依頼の電話がくる。

   アップテンポな選曲。

第二夜:独りで飲んでいる男、開く扉。
    「遅かったな」
    「待ってたの?」
    「冗談、初めて声をかけたのは寂しそうで話しかけて欲しがってる女と見えたからだ」
    少し近づく二人の間、男は部下が死んだことをぽつりといい、寂しそうな男の唇に女の唇が近づく。
    だが「来週は来れないかもしれない」と男の言葉に、女の唇が離れる。

   ムーディーな選曲。

第三夜:独りで飲んでいる女、開く扉。
    「来ないんじゃないの?」
    「来たかったんだよ」
    「嘘つきなのね・・来週は私が来れないかも」。
    そのまますれ違い店を出る女に、肩を竦めた男。嫌われたかと苦笑する男の独り飲み。
    その次の週に依頼主の所で宝石を盗んだ怪盗を追い詰め、宝石を取り戻す。その時に匂った香りは・・。

   ビートの効いた選曲。

第四夜:独りで飲んでいる男、開く扉。
    「来ないんじゃなかったのか?」
    「最後に来たかったのよ」
    「女は嘘つきか・・」
    怪盗の正体は女だった。少しだけ漂った香りに、気付いてしまった。
    最後の仕事、失敗しちゃったけど。今度、結婚するの。――最後にキスをして別れる男女、

   スローテンポな選曲。

  金曜日夜に放送されたラジオドラマで4話構成。要望から何度か再放送もあり。
  ラジオドラマ内では「探偵さん」「君、あるいは彼女」と呼び合い名前は出ないが、
  声優として人気テレビドラマ『刑事x探偵』の探偵役の男優と、
  サード・シリーズ最後にだけ出てきた部下の結婚相手役の女優が担当。意味深だと話題になった。
  初回は奇しくもテレビドラマ『刑事x探偵』サード・シリーズ中に放送し、最終回放映日の前週の金曜日夜に4話目が。
  ファンの質問に、テレビ局もラジオ局もノーコメントを貫いています。

『地杜の詩』

刑事x娘(でかとむすめ)

  父親と娘と言っても色々あります。今夜来られました親娘の場合は……。

娘が二十歳になり、父親は一緒にお酒を親子で飲む事になった話。
第一夜では「お母さんが死んだのはお父さんのせいじゃないわ」そこから始まる、娘の学生時代や大学で家を離れた話。
第二夜では「付き合っている人がいるの」彼氏の話をする娘。その話を聞くたびに父親にはある探偵業の男が思い浮かぶ。
第三夜では「絶対に逢って貰うから」あの男は駄目だという父親と親娘喧嘩。娘は最後、店を飛び出す。
第四夜では「おい探偵、別の店行くぞ」この店に彼氏を呼んだという娘、逃げようとする父親。そして現れたのは・・。

  毎月第一金曜日夜に放送されたラジオドラマで4話構成。要望から何度か再放送もあり。
  ラジオドラマ内では名前は出さないが、声優として人気テレビドラマ『刑事x探偵』の刑事役の男優と、
  刑事の娘役の女優が担当。4話目のラストでは少しだけ探偵役の男優と刑事の部下役の男優が出てくる。
  初回はテレビドラマ『刑事x探偵』フォース・シリーズ直後の金曜日から放送。
  第四夜最後には今までの『Bar La Larme Cendrillon』の放送の中で、唯一、演歌が流された。
  ファンの質問に、テレビ局もラジオ局もノーコメントを貫いています。

Detective2(たんていとでか)

(記載中、全体は今後整えます)


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