http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca1.png性別
年齢19
種族元人間
立場学生
学年二年生
異能永き悲嘆の檻
魔術成績は非常に優秀
世界地球
所属なし

それが"アイ"だとあのヒト達は言っていたから

注意

非常に残酷な表現心臓に悪い表現が出てくる部分があります。
閲覧注意の項目に目を通される場合はご注意ください。

このPCは俗にいう悲愴PCに該当するPCです。
また背後の設定厨気質が炸裂しております。
全部目を通すと混乱する事間違いなしですので
目を通される場合はどうぞご留意ください。

3分で大体わかる 宵町 彼岸

 

3分でわかる ヨミ・ラクリモサ

+  閲覧者は読了後■だちに■■作業を行っ■くだ■い。尚、この記■は広範囲に■■汚染を引き起こす恐れ■■る為他■■情■を共有す■■■を■く禁じ■■■■―――。(非公開情報)

プロフィール

名前

その神出鬼没さからゴーストと呼称されている。

+  在りし日の過去

容姿

基本情報

あるものは枯れた老人であったと言い、
あるものは年若い童女であったという。

名残であるかのように学生時代の姿のままでいることが多い。
小柄で豊かな体系に癖のある長髪、時が止まってしまったかのような童顔
僅かに垂れ目の瞳は普段は翡翠のようだが異能によるリンクが発動時は琥珀色になる。
髪色だけはヨミであった頃のトウヘッドに戻っている。

+  在りし日の姿

服装

基本的に白衣を纏っていることが多いが
それ以外は適当に選んでいる事が多い。
着やすい物であり、目についたもの。
大体がオーバーサイズのもので

以前アニマルパーカーをいくつか買ってもらったことがあり
それを身に着けていることが多かったようだ。

白衣を纏っているのは名残であり、再定義であり、
そして彼女が憎むべきものの象徴であるため。

その他

いまや本人は隠しているわけではないのだが
情報阻害がデフォルトで展開されており正しく容姿を認識することが難しい。
更には相手の願望に近づく傾向があり、文字通り相手によって姿を変える。
基本的に相手の記憶に残らず、場合によってはそもそも認識すらされない。
別れた瞬間には別のものに切り替わっている。

声も同様で本人の声質はか細くどちらかというと甘い声だが
聞く相手次第でその声質も変化する。
基本的には複数人の声が混ざって聞こえるだろう。

周囲には甘い花のような香りがわずかに漂っているが
この香りには”睡眠欲を除く欲望を強く活性化させる”効果がある。
特に性欲や破壊性に関しては誘発されやすく、
他にも思い込みにとらわれやすくなる。
気が付かないうちに冷静さを失わせるといった効果も持つ。

性格

普段

情報生命体であり、倫理観はあくまで指針のひとつでしか無い。
必要であれば躊躇いなく一線を踏み越える。
執着心は非常に強く拘りには異常に拘るが、それ以外にはほぼ無頓着。
まるで見えていないかのように反応を示さない。

基本的には人類という括りを嫌っている。
そのための大仰な悪も、苛烈な正義も彼女にとっては同義であり、
旧態依然とした人類は等しく無価値な存在だと切り捨てる。

一方で”名もなき英雄”を強く愛している。
それはまるで白馬の王子様を夢見る乙女の様。
強烈な個人主義者であり熱狂的なまでのロマンチスト。

人らしい矛盾した部分も多くもちあわせており、過去の経験から人らしさに執着している部分も見受けられる。
彼女の人格ベースは43号であり、世界に対してのレセプターの役割を果たしているため
その感性は子供のそれに近い部分も多くある。

しかし彼女の一生は苦痛と汚濁に満ちたものであり、その影響は随所に見られる。
特にというものに関しては大きく狂ってしまっており
彼女にとって愛とは相手を穢し、蹂躙し、破壊することという認識になってしまっている。
それを忌み、彼女は違うアイを探し続けている。

+  学生だった頃

その他

彼女は倦厭している。
自分を作った人間を、それを見て見ぬ振りした世界も
そんなものに作られた自分自身も。

真摯に、狂信的に彼女は願う。
夜空の星のような煌めく一握りが”彼女の世界”を否定することを。

+  学生だった頃

経歴

両親共に異能研究者でありその研究である人工的な異能付与実験の成功例。
父親はドイツ人で母親は日本人。もはや原型はないが。
彼女の両親は気が付いていなかったが彼女自身が別の異能保持者であり
そこに無理やり付与する形になっているため 異能使用時に致命的なエラーを度々引き起こしていた様子。
両親と組織を正義と教え込まれて被験者として育った。
人を人と認識できなくなったのはこの頃の経験が原因。
組織の一斉摘発の際に保護され孤児院に預けられることとなったが
その時すでに彼女の中に狂気は宿っていたようだ。

高校時に過去に一斉摘発されたと思われていた組織の生き残りに拉致され 対異能者用の研究を行うようにと求められた。
当初は反抗すると思われていたが彼らの意に反してあっさりと了承。
研究室を与えられ独自研究にていくつかの報告をし、その"ついで"に大半を惨殺。
何度か廃棄、暗殺を計画され実行されたが、なぜか殺したはずの彼女は生きており、
なおかつ仕掛け人が全員狂死するという事態に発展したため
常世学園に転校生として送り込み、地下研究室を与える事で事実上の隔離を行っている。

しばらくの間その立場で大人しくしていたようだが
とある情報を掴んだことをきっかけに手綱を振り切った。
大人しくしていたのは反逆の為の情報を集め続けていたからだと思われる。

 
+  学生であった頃のデータ

異能・特殊能力

永き悲嘆の檻(ウロボロス)

永転人形と偽装されていた彼女の持つ異能。実際はウロボロスの能力の一部にすぎない。
度重なる実験や経歴の関係から第三段階(変質段階)まで進んでおりかなりの凶悪さを誇る。
情報を取り込み分解、付与や複製にとどまらず天敵(メタ)を構成する。
彼女が『記録、保存』したものを『複製』または『支配』する能力として発現する事が多い。
一方で対象を区別しないため自身をも消化し、食いつぶしていく能力でもある。

イメージとしては彼女自身が別の輪廻というデータベースを所持しており
そこに記録された存在を彼女という端末を介して 引き出したり編集、改変して使用するようなもの。
彼女自身も無数のパターンが存在し、その中の一つをひな型として保存、複製し
自身の体として使用している。
普段の使い方はコピー&ペースト的な扱いをすることが多いが
本領はその情報操作である。

 
万捌の裁縫師(シップオブテセウス)

ありとあらゆるものを複製、または繋ぎ合わせる能力。
非常に幅広い能力で物質と非物質をも繋ぎ合わせる事も。
捕獲した対象の能力をコピーして取り込んだり
異なる体の手足をくっつけたりといったえげつない用法もある模様。
彼女が操符術を得意とする理由の大きな一端であり、 瞬時に符術印等を対象に張り付ける事で
符術師がネックとしているストックの問題や瞬発性といった問題を克服している。
日常生活で最も使われることの多い能力で、医術の代わりに使用する事もある。
概念操作の領域まで踏み込んでいるものではあるものの、
何もかも思い通りに出来ると言う訳ではないようで
製薬等で利用した場合思いもよらない副作用が出たりといったことも多々ある。
 
永転人形(アリス・ドール)

自らが支配している実験体やヒト、モノといったものを引き出し思うがままに踊らせる能力。
主に自分自身の体と再現した生命体や道具を行使する際に発動している能力。
彼女が主に使用する物は大体が異形であり、壊れたミュータントであることが多い。
その中にはかつて人だったものすら含まれており、彼女によってひきだされ、完全に壊されるまで
彼女の棺の中でその時を待っている。
トータルの情報(本体)は肉体と切り離して別に存在する為それらの情報を
予備や換装した体に情報として上書きしている。
自身をフォーマット化し、いくつかのパターンや改変を加えた肉体を何種類も複製している。
それらは瞬時に入れ替わり、別の個体であると同時に全て彼女自身でもある。
その為彼女たち自身には情報が上書きされるまでの記憶や過去は存在しない。
元々彼女自身が不死身に近い再生能力を有している上に集合情報群的存在の為
例え肉体の一つを塵一つ残さず消し飛ばしても彼女にとっては観測機が一時的に一つ減った程度の話。
同時にテレパスや心理操作に強い抵抗力と干渉力をもつ。
仮に彼女の深層心理や過去を覘こうとしたなら雑音と空虚しか見る事は出来ないだろう。
とある理由により覘く物がないという事や元々それに近い能力を所持している事、
既に壊れているため普通の方法では干渉されないというのが理由としては大きい。
感覚としてはまるで互換性のないOSで別のコンピュータの構築を覗くようなもの。
仮にそれらを跳ねのけて彼女の深層心理を覘く事が出来ても発狂しかねない光景が飛び込んでくる事になる。
また情報生命体である彼女にとって思考や過去に踏み込まれるのはハッキングやウィルスに近い行為であり
それを悟られた場合、明確に敵として認識される可能性が高い。
それは彼女自身の在り方であり彼女への呪いでもある。
過去の度重なる実験や欲望の捌け口として過ごした経験から
自身の体を少しずつそれらを行った人物の欲求や願望に合わせて改変しており
人形のような四肢、整った容姿、純潔性の維持等望まれるがままに作りかえられ、自身の鏡像は消失している。
群体として望まれたがゆえに誰にも望まれず、持ち主すら失い報われることもない『道具』そのものであり
永い間なんども他者の思うように転がされ作り直され、もはや原型すら失った『玩具』になり果てた存在に対する皮肉には丁度いい名前かもしれない。
 
瞳中の伏魔殿(パンデモニウム)

一種の感染性概念。
主な特徴はその感染力。
情報生命体である彼女による情報汚染であり本体の1部を相手に強制上書きする事で自身をあらゆる場面で顕現させる。
対峙したものはもちろん、その詳細を伝えられたものに対しても文字通り感染する。
その深度は彼女の事を知れば知るほど、解析すればするほど深くなる。
二つ目の特徴として彼女の移転能力の補助にもなっている。
概念汚染であり、彼女自身が情報体である為、事実上逃げ場が存在しない。
彼女は自身の概念が存在する場所には存在できるという性質も持ち合わせているため
感染者は何処に逃げようとも常に世界のどこかに彼女の影を見る事になり
実際に何時までも、何処までも彼女に追いつめられ続ける事になる。
加えて実体化する際には感染者の恐怖をも内包する為文字通り感染者の恐怖の具現化となる。
その為例え直接手を加えられなくとも発狂や廃人化の末に自殺する事も多い。

重要な性質の一つにそれそのものが情報汚染の為
一度知ってしまえば元には戻れない
という不可逆性がある。
これにより一度感染すると消去や上書き等を行っても
その事実自体を消去できない為、対処療法程度にしかならない。
結果、彼女のこの性質を知っている生存者は0という驚異的な致死率を誇る。
……最も彼女がこれを使う事はあまりない。
これを本気で振るうときは恐らく彼女を本気にさせた時だけだろう。
要は無限かつ高速で変質しながら増殖し、自己変質、再生する情報ウィルス。
存在していたという過去さえあれば、それは彼女の感染の十分条件。
 
名状し難き虚数の海(ゲートオブアビス)

彼女が普段様々な施設や構造物、武器等を収容している"もう一つの世界"への門。
ただの門として使用している場合のイメージ的にはかなりえげつない何処でもドア。
本来まともに此方の物質が存在しえる様な空間ではない為、引きずり込まれれば無事では済まない。
世界の至る場所に存在しうる虚数の海を利用し空間を超越したり
対艦砲等の兵装を扱ったりと様々な奇跡と言えるような事柄を引き起こす。
文字通りもう一つの世界であり、物質の-を司る虚世界への門をこじ開ける。
彼女自身が門であり鍵。

マルコキアス

能力として登録されているものの詳細データは不明。
データバンクにアクセスした場合名前からして文字化けし、 破損したデータを見る事が出来る。
データ修復を試みても破損した別のデータを上書きされており 全く関係のないデータが記載されていることが理解できる程度。
尚修復した場合のデータ内容はバタフライエフェクトの論文が見られる。
その内容は彼女なりの皮肉。

+  秘匿詳細情報

兵装、その他

記録上は登録されていないがその他にも多数の異能や特殊能力の行使が見られる。
その数は既に人一人の領域にないがその多くは行方不明者の所持していたものと酷似している。
しかし常世学園も含めて行方不明者の完全把握には至っていない為その方向からの特定は難しいだろう。

《操傀機 『ダリア』 Ver.2.42》

大変容以降の技術革新により最近流通し始めた戦闘用マリオネットとは
デザインも性能も全くの別物で、一見して全く別の設計理念である事が伺える。
基本数センチ浮いており普段は宙を踊るような軽やかな動きだが
その軽やかさに反して軽戦車の砲撃を片手で微動だにせず止めるなど
物理法則を明らかに無視した頑強さを持つ

2Mを超える身の丈で蜘蛛の巣がデザインされた白い仮面とゴシックドレスを纏い
喪に服している西洋貴族のような佇まいのバンシーを彷彿とさせる印象の女性体。
影の中から出てきたりと神出鬼没でもある。
仮面の下の素顔は黒の布で目隠しがされているがヨミと酷似している。

武装を使用しなくとも乗用車程度なら余裕で素手で叩き潰す出力を誇る
内部構造はほぼブラックボックスで特殊武装もえげつない。
どう考えても体内に仕込めないような兵器が飛び出す事もしばしばある。
いずれも殺傷能力が高い。
ダリアの花言葉は裏切り、移り気、華麗、優雅、威厳、そして不安定
彼女はこれに「オネエチャン」と呼びかける事がある。

+  現在確認されている武装
+  非公開情報

実数型操傀機・壱式 -スナーク-

名前はルイス・キャロルのスナーク狩りから。
正体不明の生物で、様々な姿を持つ。
元々彼女が裏の顔を見せる時のみに使用する物であり 常世学園においては一度も使用していない。
その為一切の記録が残っていない厄介な状況でもある。
基本的にこれについて知っているものは皆無だろう。

+  詳細

虚数型操傀機・弐式 -ブージャム-

名前はルイス・キャロルのスナーク狩りから。
ブージャムとはスナークの一種だがその中で最も危険な種であり、
発見者は突然静かに消え失せてしまい、二度と現れる事のないと言われる。
恐ろしい事にスナーク同様はた目にはそれと判断が難しく、併用されると区別がつかない。

+  詳細

MSRA(汎用型特殊異能換装兵装)

彼方が使用しているウェアラブルデバイスのプロトタイプ。
いくつかの異能をインストール出来るというもので
異能を所持しない人物でも瞬間的に異能を発動させることができる。
いくつかのチャンネルを所持しているようで並列発動も確認されている。

軍装備品としての活用が想定されている為安定感と簡潔さを優先しており
持続性や先天性の物に比べると出力が幾分か劣る点を考慮しても
その特殊性とメリットの大きさから実用化されれば
かなりの有効性を発揮すると期待されている。
彼女が身に付けているのは費用を度外視し作成されたもので
現状一点物とみられている。

大きさはアームリスト程度で軍用グローブ等とほぼ一体化させる事が出来る。
黒のバンドに群青色の光が複数不規則に走っており
ある程度の悪条件にも耐えるよう設計されている。

現状インストールされる能力の抽出方法に関しては一切の極秘情報となっており
彼女以外の誰もその方法を現状把握していない。

+  現在確認されている異能
+  秘匿事項

魔術

基本概要

中学の時には既に魔術師としての登録記録がある。
幅広い魔術を行使するがその何れも優秀な成績を収めている。
特により複雑化、高次化した術式の展開速度と詠唱速度は群を抜いており
下手に単純な術式を使うよりより高度な術式を使用した方が
展開が早いといった逆転現象すら引き起こしている。
幼少期からの公式記録を見るに膨大な魔力の持ち主ではなかったようだが
現在はかなりの魔力総数になっている。

記録上では過去に1度だけ観測された現象だが
幼少期の魔術試験中、高次術式の展開時に一瞬だけ
複数人の魔力波長が複雑に混ざり合った
「まるでバケツをひっくり返したよう」な
急激な魔力係数の変化が見られている。
これは一般的に見た場合魔力暴走の領域であり
高次術式の展開中等の魔力飽和した状態で起こせば
牙をむいた魔力によって術者本人が死に至る事も珍しくない。
彼女の場合その波長はもはや波長と呼べないようなものであり
本来であれば容易に死に至るような様相だったため
観測装置の偶発的な同時故障として記録されている。

+  秘匿事項

得意魔術

操符術

符に術を付与し発動したり符自体を操ったりする術式。
彼女は属性奪取、付与を主に使用する。
式神等はあまり好みではないようでトリッキーな戦法を取るときに利用する事が多い。
本来は符に術式をあらかじめ記入したりといった手間が必要なものだが
彼女の場合白紙にでも一瞬で術式を転写するため要警戒。
手の届く範囲の物全てを符として扱うため紙でなくとも油断できない。

魔導医学

魔術を医学に利用できないかという古くからある分野。
ヨミの最も得意とするもので中学の登録時は医療魔術師としての登録だった。
特に物理的な怪我や損傷に対しては数秒で跡も残さず完治させる。
触れるだけで対象の痛みなどを抑えたり無くしたりできるので
小さな怪我をした部活生徒から片頭痛や生理痛に悩む生徒まで世話になった生徒は少なくない。
彼女が保健室の住人として有名な事、その不安定さに反してある程度の人望がある事はこの魔術(能力)によるものが大きい。

彼女の場合先に痛みからなくなりそこから傷の治癒が始まる。
鎮痛よりも先に治療してしまい痛みを取る事が可能ではある筈なので先に鎮痛から入るのは不思議がられているものの、
痛みが少しでも早く引くに越したことはないとあまり気にされていない。

特記、既知事項

下記は随時加筆修正されます。 (〇は表向きの情報。 ●は裏の顔に関しての情報。⦿は噂、その他)

 
〇霧中の幽霊()

必要がないと思ったことは数秒後には忘れている。
半分は故意だが半分は無意識の行動。
興味を失えば自身の犯行による死体の事すらも忘れてしまう。
大体の場合珍しい例でもない限り忘れてしまう事が大半。
その為自覚のない犯行数はそこそこの数と推察される。
一方で必要と考えたデータは委細余さず記憶している。
本人の意識に関わらず忘れてしまっている事も多い。
特に自身についての記憶が多く欠損しているがその事すらも忘れてしまっている。
+  非公開情報
 
〇無貌の民(教師、担当医等既知でも)

人の顔を独自の物として認識できない。 声や行動、名前や服装によって人を判断している。
存在として覚えられないわけではないが、人の顔を見分ける事が出来ない為
目の前の顔が以前見た誰かの顔と同じなのか確信する事が出来ない。
+  非公開情報
 
●グリムリーパー(特に暗殺者関係に有名)

何度か暗殺報告がされているが、結果として死んでいない不可解な存在。
数日後に平気で暗殺犯にふざけた手紙が届いたりするため多くの説が囁かれている。
一方で彼女の犯行と思われる事件はいずれも関係者もろともその殆どが惨殺されるため
暗殺者殺し、不死の毒蛇、死の収穫者等情報量に反して様々な別名が流布している。
彼女を対象とした暗殺、抹殺依頼における迎撃率の異常な高さに加え
余りにも情報が少ない上に難度が高いと想定され、割に合わないことから 非常に高額の暗殺依頼はいくつかあれど、
今ではそれを受けるものはその噂を知らないルーキーか自殺志願者位とまで言われている。
記録には残っていないが過去に大規模な殺戮劇を二度引き起こしている。
一度は7つの時に、一度は17の時に。
そのどちらも彼女は記憶をしていない。
 
●感染性の恐怖(???)

+  閲覧注意
⦿煉瓦屋敷の幽霊(そこそこ有名)

島の一角、少し小高くなっている南向きの高級住宅街に
煉瓦造りの古い洋館がある。
元々は偏屈な芸術家が晩年を過ごした場所であり、
重厚な門や薔薇の生垣を主にした庭園などがあるかなり大きな屋敷だが
その少々重々しい雰囲気に加えて富裕層向け物件という事もあり
かなりの金額になっていた為買い手がつかず、長い間人の手が入っていなかった。
それが原因かいつしかいくつかの噂が囁かれる肝試しスポットになっていたが
最近門が修繕され中に入る事が出来なくなった。
噂では買い手が現れたという話だが、実際に屋敷を出入りする姿を見た近隣住人は皆無。
正門には鍵がかかっており、屋敷自体人の気配が皆無。
誰も出入りしていないにも関わらず人影や灯を見たという噂があり
特に窓辺に喪服を着た女性のような姿を見たという複数人の証言が多いことから
煉瓦屋敷の幽霊として実しやかに囁かれている。
とは言え特に何かを起こすわけでもなく、
喪服のような服装を着た女性が
ただじっと座っていて瞬きした瞬間に消える。といった内容の為、
以前住んでいた芸術家の絵が夜になると抜け出しているとか、
その屋敷で亡くなった芸術家の恋人の霊だとか
比較的平和な内容で留まっている様子。
 
⦿夢幻夜行(都市伝説の一種)

島内で実しやかに囁かれている噂の一種。
幽霊列車にありがちな噂をいくつも持つが
基本的に大正映画にでも出てきそうな古い列車の姿を取る
島を巡る路線は愚か、時折線路すらない場所にも現れる。
停車駅もそれに習う様に島の様々な場所に現れうるため、
幸か不幸か迷い込む現世人も。
主に人あらざる者を乗せて島を巡る“そこに在るもの”
島特有の幽界に近い環境からより強く具現化している。

舞台、組織設定

銀爪の鷲

ヨミが生まれ、育った地下組織。
人工的な異能開発や魔術開発を試みる組織の一つ。
非合法、非人道的な実験の請負団体で被検体となる子供を集めては実験を行っていた。

大変容直後に異能や魔術の解析、発展は急務とされたことから
このような組織は無数にあり、その中の一つ。
過去には元貴族や実業家、政治家等のメンバーの割合が多く
それらが運営する孤児院などで"融通"が利く等の利点もあり
それらを利用する有力者が極秘裏に多数在籍していた。
有力者同士の融通と連携によりいち早く異能や魔術を取り込み
システムとして組み込むことを目的としており大型研究所等も所持していた。

元々制裁活動が凄惨かつ苛烈なことでも知られており
「贄の羊をもって群狼をも支配すべし」という教義が有名。
粛清の際には犯行現場に”被害者の欠片”で紋章を残す。
離反者や敵対者の恐れがあると疑われた時点で粛清対象となる。

一方で異能者を人外と位置づけ生殺与奪権の管理を主張する団体でもあり強い選民思想を持つ。
怪物である異能者を選ばれた専任者が管理するため異能の解析、制御を目的に研究を行うという理想を掲げていた。
元々魔術結社の分社だった事もあり魔術的な要素の強い団体でもあった。
その研究内容は悲惨の一言に尽きるもので実験での致死率は実に9割を超えており
摘発時には廃棄場には数百人単位での死体が廃棄されていたと報告されている。
警察当局により一度大規模な摘発が行われたが一部事前に情報が漏れており 一網打尽とはいかなかったようだ。
その後後続団体が日本にて活動を再開したとの噂が一時期実しやかに流布したが 現在のところ目立った活動は確認されていない。

+  摘発前に隠蔽破棄された資料の一部(残酷表現在り閲覧注意)
+  第――回 適応試験報告書(一部抜粋)(残酷表現在り閲覧注意)

紅鉄の鷹

緋爪の鷲の後続組織で定期的に本拠点を移しながら活動している。
元々魔術結社の為、限定された役員しかいないが近年の事故により
大幅に人員が入れ替わり、俗にいう過激派が大勢を占めている。

結社自体の目的は

1.異能保持者は人類に与えられた道具であり、それ単体では獣に過ぎない為
  人類が適切に"使用"する必要があり、その手段を模索する。
2. 1の目的を達成するために魔術や異能の解析に務める。
  加えて獣を管理する為に必要な枠組みや仕組みを作る。
3.大変容以降多く発見、発現しているアーティファクト(遺物)の収集と
  古来から受け継がれし英知をより解し、昇華することで世界の真理に迫る。

考え方自体はレコンキスタに近いが
優れた人類が異能者を管理するべきという選民思想が
長い間地下組織化していた過程で鬱屈し続けたことや
特殊能力者に対する恐怖感の裏返しで
特殊能力者を自身らの付属品、家畜として考えている者が多い。
異能者は使い捨ての道具と認識しており
”所持者”によっては家畜以下の扱いを受けている者もいる。

前組織との大きな違いはその隠密性であり構成員同士においても
活動直前まで所属等が共有される事は無い。
過去の半壊事故の教訓から上に行けば行くほど
記録等で手繰る事が出来ないよう十重二十重に防護策を張り巡らせている。
また以前に比べて利権集団としての色合いも強い為
多くの地下組織と繋がりをそうと知らせずに持っている様だ。

自らの家畜である"異能者"を自在に扱う事に酔っている部分もあり
近年は秘密結社、研究機関と言うよりも
軍事、犯罪者集団としての色合いが強く、
"生体実験"や殺害依頼も平気で請け負うなど
かなり過激な活動内容となっている。

現在最も活発かつ発言力が強い支部が常世支部であり、
常世学園都市が異能、魔術の研究の最前線であることや
正体不明かつ強力な兵力を複数擁している事から他支部にも
強い影響力を持っている模様。

孤児院『センクラウス育叡院』

国外にあるカトリック系の孤児院。
「異能や魔術の被害にあい天涯孤独となった子供のケアと保護」が経営理念。
統計上異能や魔術親和性は家系による影響があるものとされるため
それらのケアも含めて必要であると謳っているが
不思議な事に記録上収容されているものは全員無能力者。
彼岸は数少ない例外だったようだ。

2年前に火事で焼失。
深夜での出火で火の回りが早かったものとみられ生存者0の惨事として記録されているが
死体の数が合わず半数以上が行方不明として処理されている。
調書には異能者の関与も示唆されているが記録上は経営者含め
住人は全て無能力者であったと記録されており容疑者が浮上せず未だ未解決。
記録上宵町 彼方は2度帰る場所を失ったことになる。
地域ボランティア等への参加も多く院長は地域の名士ではあったがなぜか黒い噂の絶えない孤児院だった。

+  非公開情報

邂逅歴、記録等

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