祭祀局下部の、専門的な知識や予防が無くては危険な物品を取扱い、保管する部門。
呪物や祭儀の道具は、強力であればあるほど、危険性が高まり、『代償』も必要となった。
それらを専門的な知識や設備で保管し、代償と共に管理することを担う。
直接的な加持祈祷や退魔を受け持つことはとある例外を除き少なく、封印技術の確立や物品の研究など、内に向く傾向があった。
『例外』扱いされる呪物の維持や生贄を確保する手段としての祓魔以外で表に出ることは少ない。
もっぱら研究熱心な引きこもり達が汚れ仕事の時にだけ表に出てくる、薄暗い部門。
強すぎる呪いなどで取り扱うのが危険な物品を集め、溜め込み、保管する。
その対象はモノだけに収まらず、人間も集まることとなった。
元より呪いに溢れ危険な部署であること。訳有りや、呪われた人間も集まることから、すぐに内部である祭祀局からも忌避されるようになる。
付いた名が、見るなという意味を込めた、『禁室』
事実、取り扱いを損ねると呪いをバラ撒いたり、暴れだしたり、熱心な研究も及ばず事故も何度も起きたため、腫れ物扱いされることも。
しかし、その蔵が閉じられることはもう無い。
積み上がった呪いを、静かに御す者達が居るのだから。
名前 | 役職 | 一言 |
藤白 真夜 | 保管対象及び局員 | 資源提供者を兼ねる。丈夫で、自ら呪いを補填できる優秀な回収者兼生贄 |
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