#author("2020-11-23T20:42:05+09:00;2020-11-21T10:32:39+09:00","","")
#author("2020-12-20T14:49:43+09:00;2020-11-21T10:32:39+09:00","","")
[[組織/その他/常世正教会]]

*&ruby(Symeones){シメオネス教会}; [#c90e42e3]

|&ref(http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/img/toko537.jpg,nolink,320x200,教会);|

**概要 [#a11f9987]

常世島の異邦人街宗教施設群にある、[[&ruby(E∴L∴O){常世正教会};>組織/その他/常世正教会]]の特徴的な形をした教会。異邦人街に住む&ruby(異世界人){ドワーフ職人};製の石造りの教会で、92mの高さのある塔を備えており宗教施設群のランドマーク的になっている。~
教会の建物は奥行きが約210m、横幅が約80mの大きさがあり、その建物から約10mまでが敷地。名前は正教会の聖人である&ruby(Symeon the New Theologian){新神学者シメオン};の名前にちなんでつけられている。

**場所 [#zd799a33]

シメオネス教会は異邦人街の宗教施設群にあり、狭義的には宗教施設群の入り口と言われている(実際はより広く様々な宗教施設は建っている)。~
学園地区と異邦人街を繋ぐ路線と地区を周回する環状線路線が繋がる異邦人街中央駅から、駅前広場を通り歩行者専用路となっている大通りを通って徒歩3分ほどであり、車窓からも教会の特徴的な塔が見える事から、宗教施設群のランドマークとして記事にされる事もある。また塔は展望塔としても利用され特定の期間や時間以外は一般公開もされており、展望台からは周囲を一望できる。最上階までは階段とエレベーターも通じているが、エレベーターは有料。~
教会のデザインは常世島にあるとあるモノをなぞらえていると言われており、表現主義建築による教会堂である。

**教会建築 [#e0c50cf9]

この教会は10年ほどまえに建設され、&ruby(異世界人){ドワーフ};により驚くべき短時間で建築されている。上空から見れば凸型をした塔部と繋がった拝廊や身廊・側廊のあるラテン十字の形をしたロングハウスがある。ただし、建築図面で見ると塔部もラテン十字の形をしており、二重ラテン十字の形をした建築物である。シメオネス教会においては塔部を聖堂とし、ロングハウス部を主教座としている。また&ruby(ロングハウス){主教座};から翼廊で繋がり右側が教会が持つ病院であり、左側が修道院となっており生活の場にであり、各6階建ての建物である。&ruby(ロングハウス){主教座};の下には3層の地下聖堂が作られており、修道院の下には広く頑丈な地下空間があり訓練場となっている。この建物群には&ruby(成聖){聖別};もされている。~
この教会は10年ほどまえに建設され、&ruby(異世界人){ドワーフ};により驚くべき短時間で建築されている。上空から見れば凸型をした塔部と繋がった拝廊や身廊・側廊のあるラテン十字の形をしたロングハウスがある。ただし、建築図面で見ると塔部もラテン十字の形をしており、二重ラテン十字の形をした建築物である。シメオネス教会においては塔部を聖堂とし、ロングハウス部を主教座としている。また&ruby(ロングハウス){主教座};から翼廊で繋がり右側が教会が持つ病院であり、左側が孤児院も兼ねた修道院となっており生活の場にであり、各6階建ての建物である。&ruby(ロングハウス){主教座};の下には3層の地下聖堂が作られており、修道院の下には広く頑丈な地下空間があり訓練場となっている。この建物群には&ruby(成聖){聖別};もされている。~
建物の周囲はモザイクタイルの道となった教会敷地で、入り口前には少しした広場になっている。~
&color(darkgreen){一般で入れるのは&ruby(塔){聖堂};&ruby(ホール){1階の丸い空間部分};と&ruby(塔){聖堂};展望台、そこから繋がる&ruby(ロングハウス){主教座};の1階および病院建物内になる。};~

-建築内部

&ruby(Symeones){シメオネス教会};の入り口となる&ruby(塔){聖堂};の袖部は、入っていくと曲線を描いて高くなっていく天井の高い空間となっており、中央には&ruby(塔){聖堂};展望台に上るエレベーターがありガラス張りで入り口方向を眺める事ができる他、そのエレベーターを周回する様に徒歩で上れる階段がついている。またその&ruby(塔){聖堂};展望台まで続く曲線面には宗教フラスコ画が描かれている。中央は楕円形空間のホールになっており、一般で行けるのは&ruby(ホール){中央の楕円形空間};にあるエレベータか階段から上に上る&ruby(塔){聖堂};展望台か、そのまままっすぐ進む&ruby(主教座){ロングハウス};に繋ぐ方向だけであり、2階分の高さを持つアーチ状になっており、その廊の天井や壁にはフラスコがや絵画、あるいはアンティークな調度品が置かれている(実はこの絵画や調度品が隠し扉になっており、その奥には小部屋……というより収納スペースがある)。受付や案内などはこの&ruby(塔){聖堂};の一階入り口側にある。~
&ruby(塔){聖堂};の両横袖および&ruby(主教座){ロングハウス};方向の袖のうち一般観覧可能な廊部分以外は教会の関係者のみが入れる場所で、一階部分に警護室がある他、執務室や待機室、会議室など教会運営の業務場所になっている。~

-大型パイプオルガン

&ruby(塔){聖堂};の三階には大型のパイプオルガンが設置されており、&ruby(塔){聖堂};表面の空洞な筒群を伝い共鳴して深い音色を奏でる。~
3階にあるパイプオルガンは演奏者が乗るテラスが&ruby(ロングハウス){主教座};側にあり、&ruby(楕円形空間){ホール};からは演奏者やパイプオルガンが見えるが、出入りはテラスの左右にある扉と繋がる&ruby(塔){聖堂};の両横袖方向からしか出入りできない造りになっている(ちなみに、&ruby(塔){聖堂};の4階部分の壁側は周囲ぐるりとパイプオルガンの為の機器と保守スペースがある)。

-構造秘話

&ruby(Symeones){シメオネス教会};の構造については公表されていないが、&ruby(塔){聖堂};展望台は23階とされており、地下が3階まである構造となっている。&ruby(塔){聖堂};で利用している執務室としては11階までであり、12~22階は小部屋があるが通常は締め切られている非常時用の儀式部屋であり定期的な清掃や保守以外には立ち入ることはなく、また部屋に入る場合は&ruby(塔){聖堂};中央の階段かエレベーターを使う事になる。&ruby(塔){聖堂};内の一般観覧できる楕円空間と廊以外は1~11階には大小の部屋があり、両横袖から階段やエレベータで上り下りでき、また、&ruby(主教座){ロングハウス};側とは3~7階で行き来できる通路がある。11階は主教の執務室や応接室であり、10階は複数いる長司祭の執務室と共用応接室、9階は複数いる長輔祭の執務室と共用応接室となっている。8階は主に主教や長司祭が出席するような会議のための会議室となっており、この8~11階は欠けたコイン型のフロアとなっている。~
7階以下は各業務の為の部屋が揃えられているが3~7階は&ruby(ロングハウス){主教座};と繋がっている為、合わせると細長いフロア空間となっている。パイプオルガンの方向から広がるような形状で天井に繋がっている&ruby(ロングハウス){主教座};は中央は7階部分まで吹き抜けているものの、側老の上層にあたる部分には部屋があり&ruby(ロングハウス){主教座};の左右に長いフロアを持つ。3階部分は業務に利用するが、4~5階は窓などはないものの短期間の滞在ぐらいはできるような部屋になっており、大量の怪我人があり病院側の病室が足りない場合や生活に困った人々の仮宿として提供する事もある。また、6~7階部分は左右のフロアを繋いでいる渡り廊下が各階にある(一応、渡り廊下の途中に木窓はあるが、外部からは太い梁の表面にある装飾にしか見えず、知る人は少ない)。~
パイプオルガンを奏でると&ruby(塔){聖堂};構造の共鳴もあり、&ruby(ロングハウス){主教座};方向の袖内が開いてるので&ruby(ロングハウス){主教座};側には吹奏楽器のベルのようなに音が広がり、&ruby(ロングハウス){主教座};内を上から音が降ってきて包み込むようにも感じられる。~
教会修道士は&ruby(ロングハウス){主教座};の翼廊で渡れる修道院で暮らしており、食堂や湯浴み場などもこの修道院。主教も自室は修道院の中にある。~

&ruby(ロングハウス){主教座};の地下一階は正教会秘儀などを行う場だが、何かあった場合の周囲住人の避難所にも利用することができる。~

&ref(http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/img/toko539.gif,nolink,,教会);
**教徒以外の一般観覧 [#i9964e0e]

特定の時期や時間以外は教会の見学も可能。壁面に描かれていたり飾られている絵画は、従来の宗教フレスコ画以外にも教徒になった異邦人なりの解釈による宗教フレスコ画などもあります。~
&ruby(ロングハウス){主教座};の&ruby(塔){聖堂};側の左右にあるスペースを利用した有志による讃美歌オーケストラコンサートなどのイベントにも利用が可能ですし、側廊にある聖歌隊席での合唱なども定期的にあります。~
また、祭日などの儀式などは見ごたえもあるので、デートスポットにもなります。~

**霊的守護 [#y34c86a7]

-&ruby(成聖){聖別};と聖霊守護

基本的には&ruby(成聖){聖別};されており、邪悪な者には不快に感じる空間となっている。敷地内のモザイクタイルの床も神聖陣となっており、これは、&ruby(塔){聖堂};や&ruby(ロングハウス){主教座};で行われる儀式などを行う際の増幅する機能を持つ。~
中に入る際には聖水による識別もされ、&ruby(塔){聖堂};中央の&ruby(ホール){楕円形空間};は神聖陣が描かれており&ruby(塔){聖堂};聖堂を中心とした教会敷地を悪魔などに対する城壁としている。&ruby(ロングハウス){主教座};地下聖堂B3階には収集した聖遺物を納めた幾重にも聖霊的な《守護障壁》が張り巡らされ強固な宝物室としており、修道士も一部を除ぎ立ち入り禁止。&ruby(ロングハウス){主教座};地下聖堂は、入り口は&ruby(ロングハウス){主教座};の拝廊にある隠し入り口だが、地下聖堂の3階部分は位置的には&ruby(塔){聖堂};の真下(地下64m)になる。~

-神聖楽術

今のところ1回しか使われた事はないが、&ruby(塔){聖堂};3階のパイプオルガンで奏でる神聖楽術による聖霊結界という方法もある。これを行うと&ruby(塔){聖堂};塔表面の筒群で共鳴し増幅し、可視できるほどの密度の神聖結界を敷地内に展開し、特に、&ruby(塔){聖堂};の入り口の先側を強固にすると共に。展開された場合には&ruby(塔){聖堂};や&ruby(ロングハウス){主教座};の内側での神聖に属する力は増幅され、神聖に属する力以外は減衰し邪悪に近い程その減衰は高くなる。

-極大神聖術式《&ruby(Tonitrua di Mageddo){メギドの雷};》

更にまだ使われたことがないが&ruby(E∴L∴O){常世正教会};の持つ最大神聖術として、パイプオルガンの神聖楽術に加え&ruby(塔){聖堂};12~22階の11層型の儀式部屋での儀式。及び&ruby(ロングハウス){主教座};地下聖堂B2階のフロアの10か所で同時に行う『生命の樹』儀式を同時に行い、聖遺物を使う極大対抗術式がある。これは&ruby(塔){聖堂};を杭に例え『生命の樹』儀式力を制御・凝縮し、聖遺物の力を固定と増幅した上でパイプオルガンの神聖楽術演奏に《ダアト》を発生させ。&ruby(塔){聖堂};を砲身として破滅的な濃度と密度の神聖力を撃ちだす、《人》にとって災いをなす神であろうとも退けうる一撃……と予想はされている&ruby(E∴L∴O){常世正教会};の秘儀である。各階に4名と、地下の1儀式に付き6名と聖遺物の管理調整に3名、さらに神聖楽奏者1名の計108名の修道士が命を賭した大秘術である。~
使う場合は主教か《&ruby(Escude de E∴L∴O){聖者の盾};》長司祭のどちらかが中心となり、もう片方は敷地外にと。最低限でもどちらかが生き残るように定められている。

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