設定/競技/エアースイム
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*エアースイムの有名選手 [#pdefcd91] （2020年9月更新時点）~ -''星島 和寿（ほしじま かずひさ）'' 男性/30歳/スイム歴25年~ 【オールラウンダー】の現【トップスイマー】であり、スカイファイト連続優勝記録保持者。~ 脚にしかS-Wingを装着しない、現在唯一の選手。~ 圧倒的な実力を魅せ続け、今では【トップスイマー】と言う言葉は彼の事を示す言葉となっている。~ -''小薗井 晃伸（おそのい あきのぶ）'' 男性/37歳/スイム歴20年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腕。~ -''祝 恵佳（しゅく あやか）''~ 女性/23歳/スイム歴12年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腰。~ -''八雲 咲雪（やくも さゆき）'' 女性/20歳/スイム歴12年~ 【スピーダー】、装着部位は脚と背中。~ 常世学園出身の名選手。【スピーダー】としてのファイトスタイルを積み上げた若手期待の選手。~ -''スパルナ'' 女性/？？歳/スイム歴？？年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腕。~ エアースイム初の覆面（バイザー）スイマー。~
タイムスタンプを変更しない
#author("2021-01-06T03:03:51+09:00","","") ※基本的な設定部分は完成しています。現在、歴史や有名選手、取材記事などの補足的な項目を作成中です&br; |BGCOLOR(#89c3eb):CENTER:''&size(15){スカイスポーツ競技};&br;&size(32){エ ア ー ス イ ム};''| |''【S-Wing（スウィング）】''と呼ぶ魔道具を用いる事で飛行し、空中で様々な要素で競い合うスカイスポーツである。&br; 全世界規模で競技者がおり、多くのスポンサーがついているが比較的マイナーな競技である。&br;''【エアースイム】''に参加する競技者の事を、''【スカイスイマー】''と呼ぶ場合もある。| ''【ページ内リンク】''&br; ''[[魔道具:S-Wing>#a3514010]]''&br; [[飛行膜と保護膜>#w6ba4ed1]]/[[設定項目と製品例>#oe6b283e]]/[[設定方法>#k122227a]]/[[オリジナルS-Wing設定ルール>#d7094315]]/[[S-Wing設定置き場>#g2aae0d6]]&br;&br; ''[[競技種目>#o8ae74a8]]''&br; [[バルーンファイト>#s9cd300f]]/[[1㎞エアースイム>#xb53eab0]]/[[周回制エアースイム>#e7c3d51d]]/[[スカイファイト>#u38f97d2]]&br;&br; ''[[各種用語>#i5a33bbe]]''&br; ''[[エアースイムの技>#x331cf95]]''&br; ''[[有名選手>#pdefcd91]]''&br;&br; ''[[類似スカイスポーツ『ウィンドサーフィン』:https://bit.ly/35fcKfp]]''&br;&br;&br; ''※このWIKIの設定の利用、および編集は自由です。編集した場合、コメントにて編集箇所を教えてください。''~ ~ *魔道具:S-Wingとは [#a3514010] 空を飛ぶために開発された魔道具。~ かつては軍事運用を目的に研究されていた技術が元だったが、軍事運用するには性能とコストが釣り合っておらず、一般に降ろされた。~ 結果、スカイスポーツ用魔道具として開発、販売されることになる。~ ~ S-Wingは''【脚】【腕】【腰】【背】''の各部位用の四種類があり、それぞれ性能が異なる。~ 中でも【脚】用S-Wingは飛行するための機能を搭載している、全ての基本となるS-Wingであり、これがないと飛行そのものができない。~ 【腕】【腰】【背】は【脚】による飛行を補助、強化するための補助用S-Wingであり、使用は任意とされている。~ ~ S-Wingは基本的に【脚】+一部位～二部位の装着が推奨されている。~ しかし、エアースイムのルール上では、【脚】さえ装着していれば参加可能である。~ S-Wingには複数の[[設定項目>#oe6b283e]]があり、装着数や部位、設定と合わせて多様な性能を発揮するようになっている。~ ~ **飛行膜と保護膜 [#w6ba4ed1] 脚部S-Wingからは、特殊な魔力膜が発生し、装着者の全身を覆う。~ それが''【飛行膜】''と''【保護膜】''である。~ どちらも飛行に際して必須の魔力膜であり、脚部S-Wingにその魔術機構が搭載されている。~ ~ 脚部S-Wingが装着必須な理由であり、他の部位にはこれを補助する機能しかない。~ 魔力膜同士は全て、磁石の同極のように反発し合う性質がある。~ そのため、接触するとその強さによって弾かれあう事になる。~ ~ -''【飛行膜】''~ 飛行魔術によって編まれた魔力の膜で、不可視である。~ 装着者の全身を覆うために一定の厚さと密度を持っているが、この魔力の密度は可変である。~ 飛行膜の厚さや密度は、装着者の姿勢や動作によって変化させることができる。~ ~ 基本的に飛行膜が【厚い】【濃い】方向に向かって進むようになっている。~ 飛行膜が偏ればその分だけ加速し、早く動くことができる。~ --''セーフティ機構''~ 飛行膜には、装着者の意思に関係なく、地面や床、壁から10cmの時点で減速停止し、衝突を避ける機能がある。~ この機能によって、不慮の事故が防がれるため、セーフティの解除は基本的に不可能となっている。~ このセーフティによる減速停止から、装着者の意思によって着地や接触、再度の飛行へと移ることができる。~ ~ -''【保護膜】''~ 飛行膜の外側を覆う、防護魔術の編み込まれた魔力膜。~ これによってS-Wingの装着者は保護されており、飛行中の細かなチリやゴミなどから守られている。~ また、選手同士の接触や、障害物などあらゆる物理干渉に対して働くため、この保護膜によって装着者は安全に飛行する事ができる。~ ~ 保護膜は基本的に飛行膜に追従する形で変形し、また間に僅かな隙間があるため飛行膜と干渉し合うことは、通常ではない。~ しかし、初心者の内に無茶な運動や制御の失敗をすると、膜同士が接触干渉し、あらぬ方向へ弾かれてしまう事はよく見られる。~ ~ 保護膜は、背面が最も薄く正面が厚い。~ 四肢と頭部含め末端になるにつれ厚くなる。~ ~ ~ ~ **S-Wingの設定項目と製品例 [#oe6b283e] S-Wingには【最高速度】【初速】【制御】【保護強度】の設定項目があり、各数値を設定する事で自由なカスタマイズが可能となっている。~ 部位や製品によって下限値や上限値も様々で、一つの数値に特化することも、バランスをとる事もできる。~ ~ この設定項目の数値によって、選手ごとの【スタイル】の傾向が決定する。~ 【スタイル】は傾向によって四種類の呼称があり、【オールラウンダー】【ファイター】【スピーダー】【ディフェンダー】とそれぞれ呼ばれる。~ ~ -''【脚部用S-Wing】''~ エアースイム参加の前提となる、飛行をするために必須のS-Wingであり、最も性能的比重の大きな部位。~ どのメーカーも研究開発に力を入れている、競争の激しいS-Wing。~ スキーブーツのような形状の特殊プラスチックで作られた魔道具であり、飛行魔術が込められた合成樹脂で成形される。~ これを装着することで、踵付近から魔力の翼が形成され、使用者の意思に連動して飛行が可能になる。~ --フライングスターⅨ~ #region(製品紹介) 【トップスイマー】の星島選手のために開発された、スカイファイト連続優勝記念製品の改良型。~ 現在は星島選手だけでなく、多くのスカイスイマーに愛用される、非常に高性能でバランスの良いS-Wingである。~ 流線形のフォルムでカラーはブラック。イエローのラインが各部に入っており、展開される翼は黄色。~ メーカーは最大手メーカーのカシマスポーツ。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|0|75|100| |~初速|0|75|100| |~制御|0|75|100| |~保護|0|75|100| |>|>|~フリーポイント|50| #endregion --紅月 弐型~ #region(製品紹介) 四年前（2020年9月時点から）に販売された、【ファイター】向け製品の後継機。~ 純粋に設定可能範囲が広くなり、改良されている。~ ただし、制御系にクセがあり、あまりに感度が高すぎると評価は高くなく、従来機である壱型の方が人気がある。~ 鋭くとがった形状のフォルムをしており、赤を基調とし、黒のラインが入っている。翼は紅色。~ メーカーは葛原工房。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|10|50|60| |~初速|40|100|120| |~制御|80|120|140| |~保護|50|60|80| |>|>|~フリーポイント|20| #endregion --スノウホワイトⅢ~ #region(製品紹介) その外見から女性人気の高い、速度重視のS-Wingである。~ 性能傾向から【スピーダー】に人気が高いが、【オールラウンダー】や【ディエンダー】にも愛用者が居る。~ 装飾の少ないシンプルなフォルムをしており、濃淡のある白系統のカラーで統一されている。翼は名前通りホワイト。~ メーカーはポラリス。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|80|90|130| |~初速|20|70|80| |~制御|30|60|70| |~保護|70|80|120| |>|>|~フリーポイント|50| #endregion --フォートレスγ~ #region(製品紹介) 規格制限ギリギリの大きさと重量のS-Wing。~ 特に【保護強度】に特化しており、【ディフェンダー】向けに設計されている。~ 速度のバランスも良く、【スピーダー】で用いる選手もいる。~ 非常に無骨なフォルムをしており、濃いブルーとグリーンで着色されている。翼はライトグリーン。~ メーカーはゼクスィード。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|70|100|110| |~初速|20|50|80| |~制御|20|60|80| |~保護|80|110|130| |>|>|~フリーポイント|30| #endregion -''【腕部用S-Wing】''~ 姿勢制御をサポートする、腕に装着するタイプのS-Wing。&br; 任意装着の部位であり、【制御】の数値が高いものが多い。~ 形状や素材も様々で、手袋、グローブ、アームガード、ブレスレットなど、多様性がありアクセサリー的にも扱われる。&br; 初心者に装着を奨励されるS-Wingであり、また、【有効打撃】の判定を取りやすくなるという特徴がある。~ ~ --白椿~ #region(製品紹介) 腕部用の手袋型S-Wing。~ 二の腕までを包む、白地に赤いラインの入ったシンプルなデザイン。~ 性能傾向としては、姿勢制御を補助するが、マイナス数値が少ないのが特徴。~ メーカーは葛原工房。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|-10|-10|0| |~初速|0|10|20| |~制御|10|20|30| |~保護|-10|-10|0| |>|>|~フリーポイント|10| #endregion ~ -''【腰部用S-Wing】''~ 腰部に装着するS-Wingで、ベルト型やスカート型などこれも様々な形状がある。&br; 任意装着の部位であり、【保護強度】の数値が高いものが多い。~ 旋回を補助し、【保護膜】を厚くする特徴を持っている。&br; 【保護膜】が厚くなると【有効打撃】を取られにくくなるため、好んで使用する選手も多い。&br; 腕部に次いで装飾的な意味合いを持つS-Wingで、同製品のカラーバリエーションが豊富なのが特徴。~ ~ --ホワイトフェザーⅡ #region(製品紹介) 腰部用のスカート型S-Wing。~ 四枚の白い羽根型のパーツが背面に二つ、左右に一つずつ配置されている。~ 性能傾向としては、保護強度が高くなる半面、初速が低下する。~ また、特徴として減速がしやすくなり、急減速が可能になる。~ メーカーはポラリス。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|0|10|10| |~初速|-20|-10|0| |~制御|0|0|10| |~保護|10|20|30| |>|>|~フリーポイント|0| #endregion ~ -''【背部用S-Wing】''~ 速度を大きく上げる特徴を持った、背部に装着するS-Wing。&br; 任意装着の部位であり、【最高速度】の数値が高いものが多い。~ 形状は翼状、ブースター、フィン、など様々だが、基本的に大型でS-Wingの中で最も重い。&br; スピードを求めるのなら、まず装着を考える部位となっている。~ ~ --オプティカルリング Ω #region(製品紹介) 背部用の大型S-Wing。~ 待機時は二本の棒状の発振器が下方向に折りたたまれているが、飛行時には左右に展開し、虹色に光るリング状のエフェクトを発生させる。~ 性能傾向としては、最高速度が大きく上昇し、代わりに制御が大きく低下する。~。~ メーカーはゼクスィード。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|20|30|40| |~初速|0|0|0| |~制御|-20|-20|-10| |~保護|10|10|20| |>|>|~フリーポイント|0| #endregion ~ **S-Wingの設定方法 [#k122227a] S-Wingは出荷状態のデフォルトで使用できるように設定されているが、細かな数値は装着者の任意に変更可能である。~ その際は、製品に同梱される設定用端末を起動し、一定のルールに従って設定を行える。~ 基本的に設定用端末は同梱されていた製品専用に紐づけされており、それ以外では専用の機材のあるショップでのみメンテナンス、設定が可能である。~ -''設定時のルール''~ S-Wingの設定は、全部位を合わせた合計値が各数値【10～150】以内にしなければならない。~ 脚部の設定上限値の合計は【400】であり、設定数値の合計は【350】である。~ 脚部以外の設定上限値の合計は【50】で下限値の合計は【-10】であり、設定数値の合計は【20】である。~ 【速度】と【初速】、【制御】と【強度】は相関しており、一方の数値を増加させた場合、もう一方は同じ数だけ減少する。（減少させた場合も同様）~ ~ ~ **S-WingのカスタマイズやオリジナルS-Wingの設定ルール（設定利用者向け） [#d7094315] この項はS-Wingの設定を利用する方向けになります。~ ~ -''S-Wingのカスタマイズ及びカスタマイズ例''~ 基本的に、設定方法にあるルールに沿って行います。~ カラーの変更、特徴的な装飾の追加など、外見的な部分の変更は自由です。~ フリーポイントは好きな数値に加算できるポイントで、フリーポイントによる加算で、他の数値が変動する事はありません。~ --紅月 弐型をベースとしたカスタマイズ~ 色を白ベースに変更、展開する翼の色を青に。~ 初速と制御に特化してカスタマイズ。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|10|30|60| |~初速|40|120|120| |~制御|80|140|140| |~保護|50|60|80| |>|>|~フリーポイント|0| ~ -''オリジナルS-Wingの設定ルール''~ 基本的に設定方法にあるルールに乗っ取った数値設定を行います。~ また、外見については【形状】【色】【翼の色】【装飾】などを自由に決められます。~ 大きさや重量などは、身に着ける事を前提とした物である事を考慮して決めてください。~ また、製造メーカー名を必ず記載してください。（適当で構いません）~ この項目の編集から、以下の部分をテンプレートとしてコピーして使用してください。~ --名称テンプレート~ 装着部位、特徴、外見、メーカー名など~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|||| |~初速|||| |~制御|||| |~保護|||| |>|>|~フリーポイント|| *競技種目 [#o8ae74a8] エアースイムには複数の競技種目があり、それぞれで大会が開かれている。~ いずれもが多人数種目であり、選手二人以上で行われる。~ しかし、現在は競技人口の減少もあり、個人種目の開催も協議されている。~ ~ また、いずれの種目も安全のために試合は【海上】で行われる。~ これは万一の落下時などに、安全を確保するためである。~ そのため、選手には体温の保持、救命胴衣効果のある''[[【スイムスーツ】>#i5a33bbe]]''の着用を推奨されている。~ **バルーンファイト [#s9cd300f] 300ｍ四方の立方範囲内に（参加選手数*10）個のランダムに自立飛行するバルーンが設置される。~ バルーンはS-Wingを装着している状態で接触することで破壊でき、バルーンを一つ破壊するごとに得点が1ポイント加算される。~ なお、選手同士の接触による【有効打撃】(後述)の判定を得ると、打撃を受けた側は1ポイント減算され、与えた側は1ポイント加算される。~ ~ バルーンが全て破壊されるか、10分の試合時間が終了すると試合終了となる。~ 終了時、同点の選手がいる場合、同点の選手だけで5分間の延長戦が行われる。~ 同点の選手が居なくなるまで延長戦は繰り返し行われ、最終的に残った一人が勝者となる。~ ~ 大会では合計3試合(三日間各日1試合)が行われ、各試合での勝者と、3試合での合計獲得ポイントによる総合優勝者が決定する。~ 総合優勝は同点の場合もあるが、その場合は総合優勝者は無しとされる。~ ~ **1㎞エアースイム [#xb53eab0] 障害物無しの1㎞の直線距離で主にスピードを競う種目。~ 参加登録の際に申請されたS-Wingの設定(※後述)によって、参加選手ごとにゴール距離が変わりハンデが設定される。~ 基本的に最高速度が速い選手が遠くなり、遅い選手ほど近くなる。~ ~ スピード種目ではあるものの、こうしたハンデが設定されるのは、選手同士の妨害が許可されているため。~ また、この種目では【有効打撃】の判定を取られた時点で失格となり、退場することになる。~ 速度に優れた設定をしていても、ドッグファイトに向いた選手に打撃を取られ失格することも多い。~ ~ しかし、スピードに乗った選手から【有効打撃】を取るのは難しく、妨害しようとして反対に、速度に乗った選手の接触で【有効打撃】を取られるケースも多い。~ とはいえ接触が発生すれば当然速度は落ちるため、この種目の本質は単なる【有効打撃】の獲得ではなく、如何に他選手を回避し、また妨害しつつ加速するかという、戦略性にある。~ 単純なスピード勝負ではないため、参加者のS-Wing設定は様々である。~ ~ 1試合における参加者は最大で5人。~ 大会では勝ち抜け制で、優勝者が決まるまで試合が行われる。~ 参加選手数によっては大会日数が異なり、最短で二日、過去最長で七日間。~ ~ **周回制エアースイム [#e7c3d51d] 様々な障害物が設置されたコースを周回し、順位を競う種目。~ 以前は加速用のボードも設置されていたが、近年撤廃された。~ コースは大会ごとに変わり、多種多様な障害物やコース設計によって、選手を出迎える。~ ~ コースは大会開始前に予告され、S-Wingの設定もそれに合わせて変更してよい事になっている。~ この種目では【有効打撃】が適用されることはないが、他選手への攻撃は許可されている。~ スピードで駆け抜けるか、障害物を活かし他選手を抑えて勝つのか、選手によって戦い方が様々な種目。~ ~ 1試合の参加者は最大で12人。~ 本選の前に予選があり、予選の順位で本選でのスタート位置が決まる。~ 予選と本選でS-Wingの設定変更も可能なため、選手同士の読み合いもまたこの種目の醍醐味となっている。~ ~ 余談だが、最も多く大会が開催される種目でもあり、また競馬などのように着順を予想する賭博も行われる。~ エアースイムの中でも特に金銭が動く種目であるため、賞金目当てに参加する選手も多い。~ また、一般的にエアースイムと言われるとこの種目が挙げられる程度には、外部での知名度が高い。~ ~ **スカイファイト [#u38f97d2] エアースイムを代表する、花形とも言える種目であり、最も参加選手が多い。~ 300ｍ四方の範囲でドックファイトを行う、空中総合格闘技、とも言える種目である。~ エアースイムで最も派手な戦いが見れる種目であり、選手たちが入り乱れて打ち合う光景は圧巻。~ ~ 制限時間は10分で、その間の飛行時間と【有効打撃】数でポイントを獲得する。~ 飛行時間は２秒ごとに1点が加算され、【有効打撃】は一回で20点となる。~ また、【有効打撃】を取られた選手にはペナルティが発生し、強制的に場外へと転移され20秒後に試合復帰が可能となる。~ 一度も【有効打撃】を取られることなく試合を終えた選手には、100点のボーナスポイントが与えられる。~ ~ バルーンファイト同様、一位同点の場合は、同点の選手同士で延長戦が行われる。~ 延長戦は5分間だが、決着がつかなかった場合はそのまま、【有効打撃】を取られたら退場のサドンデスルールとなる。~ 延長戦の前には3分間のインターバルがあり、その間にS-Wingの設定変更が許可されている。~ ~ 大会は参加選手数によって、最大10人までのグループ分けがされる。~ グループ毎に上位三名が勝ち抜け、再度のグループ分け後、同様に試合が行われるトーナメント方式である。~ 決勝での上位三名までが表彰される。~ ~ スカイファイトでの優勝者は、まさしくスカイスイマーたちの頂点とされ【トップスイマー】と呼ばれる。~ ~ *各種用語説明 [#i5a33bbe] -''【スイムスーツ】''~ エアースイムに規定のユニフォームなどはないが、推奨されているウェアは存在する。~ スイムスーツは、体にぴったりと密着するタイプのボディスーツで、形状的にはマリンスポーツのウェアに近い。~ スイムスーツには高度によらず体温を維持する効果と、水中への落下時に空気を取り込み浮袋の役割を担う機能がある。~ そのため、選手には着用が推奨されており、多種多様なデザイン、カラーのスイムスーツが販売されている。~ ~ -''【スタイル】''~ 選手の競技に対するプレイスタイル。~ S-Wingの設定により、大まかな傾向によって四つに分けられる。~ ~ --【オールラウンダー】~ 各種設定数値をバランスよく調整している場合、分類される。~ ~ --【スピーダー】~ 主に【最高速度】を重視した設定にしている場合、分類される。~ ~ --【ファイター】~ 【初速】や【姿勢制御】を重視した設定にしている場合、分類される。~ ~ --【ディフェンダー】~ 【保護強度】を重視した設定にしている場合、分類される。 ~ ~ -''【S-Wingの設定項目】''~ ~ --【最高速度】~ 文字通り、飛行時の最高速度を表す数値。~ 【最高速度】の数値を上げると、【初速】の数値が下がるようになっている。~ ~ --【初速（加速）】~ 飛行時の、動き出しや加速の早さに影響する数値。~ 【初速】を上げると、【最高速度】の数値が下がるようになっている。~ ~ --【姿勢制御】~ 飛行中の姿勢変更や、運動のしやすさに影響する数値。~ 基本的に高ければ動きやすくなるが、高すぎると飛行膜の反応が良くなりすぎるため、わずかな動きで過剰な反応が返ってきてしまう。~ 【姿勢制御】を上げると、【保護強度】の数値が下がるようになっている。~ ~ --【保護強度】~ 飛行姿勢保持や安定性、保護膜の厚さに影響する数値。~ 高ければ高いほど保護膜が厚くなり、また、接触時に弾かれ難くなる。~ 【保護強度】を上げると、【姿勢制御】の数値が下がるようになっている。~ ~ -''【接触】と【有効打撃】''~ 選手同士が保護膜が干渉する距離に近づく事を【接触】といい、保護膜を貫通し飛行膜に触れられる事を【有効打撃】と言う。~ ~ --【接触】~ 選手同士の接近によって、保護膜が干渉しあう状態の事。~ 接触した場合、速度や保護膜の厚さによって、選手同士が弾かれ合う。~ 基本的に、速度が高く保護膜が厚い方が、弾かれ難く、弾きやすい。~ ~ --【有効打撃】~ 選手の四肢が、他選手に接触し、なおかつ保護膜を貫通し飛行膜へ接触した場合、【有効打撃】と扱われる。~ 保護膜同士は干渉し、反発しあう性質を持っているが、同時に接触した際に一時的に対消滅する性質も併せ持つ。~ そのため、一定以上の勢いを持って接触することで、保護膜を貫通することができる。~ ~ 保護膜の厚さの関係で、基本的に背部以外での【有効打撃】は困難である。~ ただし、保護膜の厚さが極端に薄い選手と極端に厚い選手の接触においては、四肢同士の接触ですら【有効打撃】と取られる場合もある。~ ~ -''【ヒット】''~ 有効打撃の事。~ -''【ドッグファイト】''~ エアースイムの試合中、選手同士の様子を表す言葉。~ 戦闘機における言葉とほぼ同様の意味を持つが、主に一方が一方を追いかける展開を表す。~ エアースイムでは相手の後ろで、なおかつ高度の高い方が有利だとされている。~ ~ -''【キャットファイト】''~ エアースイムの試合中、選手同士の様子を表す言葉。~ ドッグファイトと異なり、同じ言葉は存在するが意味は違っており、完全な専門用語である。~ ドッグファイトが追いかけ合う姿を現すのに対し、キャットファイトは正面を向き合っての格闘戦を表している。~ 猫同士の喧嘩は向き合って行われるため、ドッグファイトと対になる言葉として使われるようになった。~ -''【大手S-Wingメーカー】''~ S-Wingの製造メーカーは多数あるが、それぞれ製品に特長がある。~ ~ --【カシマスポーツ】~ 本土に本社を構える、スポーツ用品の大手メーカー。~ 世界で初めてS-Wingを商品化したメーカーでもあり、エアースイムに関しても大会における大手スポンサーである。~ 製品の傾向としては、高水準でかつバランスの取れた、カスタマイズ性の高いモデルを多く販売している。~ デザインは硬派なものが多く、華美な装飾は少ない。~ ~ --【葛原工房】~ 本土に本社のある、魔道具製造企業。~ S-Wingの技術研究を兼ねて、業界に参入する。~ 人気メーカーの一つだが、製品の傾向としては、少々極端な性能になりがちである。~ また、特有のクセがあるなど、研究実験的な玄人好みの製品が多い。~ 性能と違い、デザインはシンプルでクセが少ない。~ ~ --【ポラリス】~ 北米に本社を置く、大手企業の一つ。~ 製品の傾向は、初心者から上級者まで幅広く扱えるものが多く、カスタマイズ性も高い。~ デザインは堅苦しさを感じさせないものが多く、可愛らしいものも多いため女性人気が最も高い企業である。~ ~ --【ゼクスィード】~ ユーラシア北部を拠点とする大手企業。~ 製品の傾向は、大型かつ高出力、力こそパワー。~ デザインは無骨なものが多いが、定期的に個性的なデザインの製品を出すため熱狂的なファンがいる。~ ~ *S-Wing設定置き場 [#g2aae0d6] **脚部 [#g0380a43] --紅月 壱型~ #region(紹介) 四年前（2020年9月時点から）に販売された、【ファイター】向け製品。~ 制御性能が高いが、バランスの取れた性能で、販売から時間が経っても好んで使う選手は多い。~ 特徴としては飛行膜の感度の良さが挙げられ、初心者でも動きやすい。~ メーカーは葛原工房。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|40|50|90| |~初速|60|90|110| |~制御|80|100|120| |~保護|50|60|80| |>|>|~フリーポイント|50| #endregion --紅月 壱型 杉本スーパーカスタム~ #region(紹介) 本来【ファイター】向けの紅月を【スピーダー】が使う事を想定してカスタマイズしている。~ 最高速度こそ完全な【スピーダー】向けに比べて劣るが、加速の良さとドッグファイトにも対応できる制御性能が強み。~ 総じて【オールラウンダー】設定に近いバランスの取れたカスタムとなっている。~ 使用者は【杉本久遠】~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|40|90|90| |~初速|60|90|110| |~制御|80|90|120| |~保護|50|80|80| |>|>|~フリーポイント|0| #endregion --紅月 試製弐型~ #region(紹介) 紅月弐型の試作品。~ 壱型をベースに、さらに【ファイター】向けに尖らせようと性能を特化させている。~ しかし、特徴だった飛行膜の感度の良さが常軌を逸しており、卓越した身体制御、飛行膜制御の技術がないと扱えない代物になっている。~ また、飛行膜があまりにも早い反応を返すため、保護膜の追従が間に合わず、魔力膜同士の干渉が起きやすいという致命的な欠陥があった。~ 使用者は【スパルナ】選手で、メーカーは葛原工房。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|30|40|80| |~初速|50|100|120| |~制御|80|110|130| |~保護|40|50|70| |>|>|~フリーポイント|50| #endregion **腕部 [#x9b89441] --白椿 乙型~ #region(紹介) 腕部用の手袋型S-Wingのカスタムタイプ。~ 二の腕までを包む、白地に赤いラインの入ったシンプルなデザイン。~ 一人の選手のために調整された専用S-Wingであり、。~ メーカーは葛原工房。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|-10|-10|0| |~初速|0|0|20| |~制御|10|10|30| |~保護|-10|-10|0| |>|>|~フリーポイント|40| #endregion **腰部 [#l765fd7a] **背部 [#mce8b53c] --フライングジャケットⅢ #region(紹介) 背部用の大型S-Wing。~ ジャケットの背中に滑空翼が付いた背部用S-Wing。~ 最高速度と保護強度に性能が偏った【スピーダー】【ディフェンダー】向け製品。~ メーカーはカシマスポーツ。~ |~項目|~下限|~初期値|~上限値| |~速度|20|40|40| |~初速|-30|-20|-20| |~制御|-30|-30|-20| |~保護|10|30|30| |>|>|~フリーポイント|0| #endregion *エアースイムにおける有名な技 [#x331cf95] -''【ロー・ハイ・アクセル】''~ ★☆☆☆☆~ 降下により加速を得てから上昇する基本的な技。~ -''【ハイ・ロー・アクセル】''~ ★☆☆☆☆~ 上昇してからの降下で加速を得る基本的な技。~ -''【サイドロール】''~ ★★☆☆☆~ 通常スイム姿勢から、空中で横回転する基本的な技。~ 姿勢変更や、接触の回避、防御など用途は多岐にわたる。~ -''【サイドロール・スライド】''~ ★★★☆☆~ 【サイドロール】をしながら、真横への移動を行う技。~ -''【フロントロール】''~ ★★☆☆☆~ スイム中に前転する技。~ -''【フロントロール・ターン】''~ ★★★☆☆~ 【フロントロール】から方向転換する技。~ 主に向きを反転させる際に用いる。~ -''【直立泳法】''~ ★★☆☆☆~ 身体を起こした状態で移動する技。~ これが出来れば初心者脱出。~ -''【スウェーバック】''~ ★★★☆☆~ 【直立泳法】中に、真後ろへ滑るように移動する技。~ 主にドッグファイトからキャットファイトへ移行した際の回避運動に用いる。~ -''【スウェーバック・スウィング】''~ ★★★★☆~ 【スウェーバック】から四肢を使い反撃を行う技。~ -''【スウェーバック・ターン】''~ ★★★★☆~ 【スウェーバック】から各種【ロール】に移行して【ターン】に繋げる技。~ キャットファイトなど格闘戦から離脱するために主に使われる。~ -''【スライド】''~ ★★★☆☆~ 【直立泳法】中に姿勢を維持したまま真横へ滑るように移動する技。~ -''【スライド・ターン】''~ ★★★★☆~ 【スライド】から方向転換に繋げる技。~ -''【ハイ・フライ・ハイ】''~ ★★★☆☆~ 高速遊泳中に強引な飛行膜制御を行い、速度を維持したまま真上に上昇する技。~ 多くの場合、単独では使われず、各種ターンなどに繋げる連携の一つ。~ -''【スーサイドダイブ】''~ ★★★☆☆~ 直線移動し、高速で他選手に接触する技。~ 主に【スピーダー】や【ディフェンダー】が用いる事が多い。~ 速度や保護膜の厚さを武器に、真正面や、四肢での防御の上から【有効打撃】を狙う技だが、反対に仕掛けた側が【有効打撃】を取られることも多いためこの名前が付いた。~ -''【背面泳法】''~ ★★★★★~ 背中を海面に向けてスイムを行う、特殊泳法。~ 姿勢と飛行膜制御が非常に困難で、行える選手は少ない。~ 上空からの攻撃に対して有効であるが、最大のメリットは、自分より高い位置への視界を確保できる事にある。~ -''【バックロール・ターン】''~ ★★★★★~ 【背面泳法】中に後転して方向転換を行う技。~ -''【スマッシュターン】''~ ★★★★★~ 飛行膜と保護膜を意図的に接触させ、その反発を用いて急激な方向転換を行う技。~ 現状、【スパルナ】選手のオリジナル技である。~ -''【ライトニングターン】''~ ★★★★★~ 【スマッシュターン】を連続で行い、変幻自在に動き回る技。~ そのコントレールがイナヅマのように見えるため名付けられた。~ *エアースイムの有名選手 [#pdefcd91] （2020年9月更新時点）~ -''星島 和寿（ほしじま かずひさ）'' 男性/30歳/スイム歴25年~ 【オールラウンダー】の現【トップスイマー】であり、スカイファイト連続優勝記録保持者。~ 脚にしかS-Wingを装着しない、現在唯一の選手。~ 圧倒的な実力を魅せ続け、今では【トップスイマー】と言う言葉は彼の事を示す言葉となっている。~ -''小薗井 晃伸（おそのい あきのぶ）'' 男性/37歳/スイム歴20年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腕。~ -''祝 恵佳（しゅく あやか）''~ 女性/23歳/スイム歴12年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腰。~ -''八雲 咲雪（やくも さゆき）'' 女性/20歳/スイム歴12年~ 【スピーダー】、装着部位は脚と背中。~ 常世学園出身の名選手。【スピーダー】としてのファイトスタイルを積み上げた若手期待の選手。~ -''スパルナ'' 女性/？？歳/スイム歴？？年~ 【ファイター】、装着部位は脚と腕。~ エアースイム初の覆面（バイザー）スイマー。~ ***星島和寿への取材記録 [#u9a21ee9] 取材者：――星島選手はなぜ、足だけにしか【S-Wing】をつけていないんですか？~ 星島さん：そうですね……。これはほんとに、好みの問題だと思うんですけれど。僕は足だけのほうが泳ぎやすいと思ってるんですよ。~ 取材者：――泳ぎやすい、ですか？~ 星島さん：はい。もちろん、他の選手のことを悪く言っているわけではありませんけれど。~ 腕や腰、背中に【S-Wing】をつければ速さや安定性はあがります。~ でもその分、泳ぐときの姿勢に違和感がでてしまうんです。つまり自然な泳ぎ方を出来なくなってしまうんです。~ 取材者：――自然な泳ぎ方、といいますと？~ 星島さん：【S-Wing】には足だけでも姿勢制御装置がついてますよね。ものによっては本当に最低限ですけど。~ でもこの最低限で、十分なんですよ。むしろ、その状態こそが、空を泳ぐには最適なんです。~ 機械の補助による姿勢制御は、不自然、というか……競技者が考え出した『飛びやすい姿勢』なんです。~ でも私の飛び方は『泳ぎやすい姿勢』なんです。~ 【エアースイム】は、『泳ぎやすい姿勢』であるほうが、早く、強く泳げると思ってます。~ 取材者：――なるほど。それが、星島選手の強さの秘訣でしょうか。~ 星島さん：一概にはそうとも言えませんが……。でも、それも一つだとはおもっています。~ 【エアースイム】は飛ぶ、ではなく泳ぐ、競技だとおもってますから。~ ***連絡先 [#ff4c112e] -PCリスト[No.355][ [[PC List:http://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/pclist/list.cgi?id=355&mode=show]] ] -私書箱ID：wakaru - ~ **コメント [#l611ea30] 私書箱での連絡が必要ない程度の、簡単な質問や提案などはコチラ。~ 相談や議論などもありましたら、こちらを利用してください。~ #pcomment
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