PC/生徒/黛 薫
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***『視界過敏』 [#w5b74380] 他者の視界に入った際、触覚でそれを感知するパッシブ型の異能。~ 視覚範囲内なら常に反応するが、距離が開いていたり弱視によって ~ はっきり見えない場合は、その分触覚反応も弱くなる。~ ~ ただし&ruby(直視された){視線が触れた};場合は反応が過敏になる。~ 異能の封印制限措置が行われていない場合、~ 身悶えしてまともに行動が取れなくなるほど。~ また、触覚反応は視覚の主の感情を色濃く反映する。~ 視界に入っただけならただ触れられただけと変わらないが、~ 例えば害意を含んだ視線を向けられれば痛みを伴う。~ ~ 触覚に物理的圧力はなく、害意の籠った視線でも傷が付くことはない。~ しかし心理的な圧迫感/錯覚を伴うため、1方向から大勢の視線を~ 受けると同方向に進めなくなったり、押し返されて転んだりもする。~ ~ 当初は視線にのみ反応する(直視された場合のみ感覚を伴う)異能~ 『視線過敏』として登録されていたが、~ 怪異に襲われたのをきっかけに範囲、及び感度が拡大強化された。~ この変化を『異能ステージ説』に当てはめた結果、~ 2ndStageに進化した異能『視界過敏』として改められるに至った。~ ~ 他者の視線を『読める』ということは危機察知、回避に繋がる~ メリット足り得るが、マイナス面の大きさが致命的過ぎるというのが~ この異能の実情である。~ ~ 自己意思、自己判断でオフに出来ないこの異能を有する限り、~ 視覚を持つ生命が存在する場では常に無自覚、無遠慮の接触に~ 晒され続ける。絶え間なく全身を撫でまわされるに等しいそれは~ 容易に精神を病ませるほどのストレスとなる。~ ~ 1stStage時点でも鬱症状、それに伴う心因性幻触や自傷行為に発展する~ 精神疲労を伴う極めてデメリット色の強い異能であり、『異能疾患』と~ 評されたこともある。~ ~ 素の状態では日常生活を送ることさえままならず、~ 異能弱化/封印制限措置が認められている。~ #endregion
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#author("2024-06-25T00:24:36+09:00","","") *No.506 &ruby(マユズミ){黛}; &ruby(カオル){薫};[#gc75d4df] |https://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/pclist2/img/1718153038.png|~性別|女性| |~|~外見年齢|14歳| |~|~種族|人間| |~|~立場|生徒| |~|~学年|3年生| |~|~世界|地球| |~|~居住場所|堅磐寮| |~|~異能|視界過敏| |~|~魔術|電脳魔術| |~|~特殊能力|供儀体質| |~|~所属|図書委員| *設定 [#y13068c6] **人物像 [#ecf9cb55] #region(概要 ) ***概要 [#m113cc8f] 身長150cm未満の小柄な少女。堅磐寮在住の図書委員で、元違反学生。 ~ 種族は半人間、半怪異。かつては純粋な人間であったが、怪異(&ruby(スライム){粘体};)による~ 侵食を受け、部分的にその性質を受け継ぐに至った。~ ~ 自己に精神負担を強いる異能、一部他者に社会的負担を強いる体質(後述)を~ 有している。それらの影響で苦労を強いられたため、他者との関係構築、~ 並びに "普通の社会生活" に負い目を感じている。~ ~ 魂の損耗により運動機能を喪失、身体操作の魔術を代用としている。~ しかし魔術の素養も高くないため、虚弱そのもの。~ 長時間の活動は難しく、魔力が尽きると置物と化してしまう。~ ~ 容姿や周囲からの印象には無頓着(というより注目を集めたくない)に~ 見えるが、それに反して香水を常用している。透き通った南国の海底の~ 砂の色、ひとひらの花弁を思わせるアロマがお気に入り。~ #endregion #region(容姿 ) ***容姿 [#r2a26a62] 身長146cm, 体重40kg。生活次第で体重は変わり得るが、身長はもう伸びない。 ~ 他者の視線を避けるため、フード付きのパーカーとタイツで露出を避けている。~ ただし&ruby(呼吸がしにくい){首が締まる};のは苦手らしく、パーカーを脱ぐと首元だけ防御力が低い。~ 露出を避けがちなため目立ちにくいが、体型は極度の痩せ型。~ ~ 地毛はやや青みかかった黒髪のボブカット。明るい水色のインナーカラーと~ 同じ色で右前髪を染めている。髪の長さは前髪でちょうど目が隠れるくらい。~ 見られるのを嫌うためか、見ることにも必要以上に気を使っている節がある。~ ~ 普段は隠れているが右目は燐灰石色。左目は見る角度で色が変わり、~ 左目の下辺りには泣き黒子とバーコード状のタトゥーがある。~ 顔を隠しさえしなければ、容姿は整っている方。~ #endregion #region(性格 ) ***性格 [#pfeaebc8] 無気力ダウナー系。情緒不安定ながら思考自体は整然としている。~ 興味のある分野/考察が捗る話題や議論になると早口になるオタク気質。 ~ ~ 根っこだけは善良だが、心を折られて歪み曲がったタイプの捻くれ者。~ 悪口の装飾なしには気遣いも心配も言えない癖に、本音だけ汲み取ると~ 弱音か配慮しか口にしていないファッション不良。~ ~ 理性と感情の噛み合い、バランスが悪く、感情に振り回されて非合理な~ 行動に走る/合理を優先して自分の感情を押し殺す正反対の悪癖がある。~ どっちを選んでもうじうじと悩みやすく、自己嫌悪に苛まれがち。~ なまじ社会性を身に着けている所為で責任転嫁もできず、自罰感情と~ 行き場のない罪悪感に苦しむ生きづらい性格。~ ~ 面倒な性格をしているのは当人も自覚しており、それが余計に自分を~ 追いつめている。その反動か安定/安心に飢えている節があり、~ 依存心、執着心は強め。一方で何かに依存すれば自力で断てなくなる~ 心の弱さをも理解している(或いは自分を信用できず過少評価している)~ お陰で、半端に心を許した相手には突き放したような言動が多くなりがち。~ #endregion **異能 [#i78e90e7] #region(『視界過敏』 ) ***『視界過敏』 [#w5b74380] 他者の視界に入った際、触覚でそれを感知するパッシブ型の異能。~ 視覚範囲内なら常に反応するが、距離が開いていたり弱視によって ~ はっきり見えない場合は、その分触覚反応も弱くなる。~ ~ ただし&ruby(直視された){視線が触れた};場合は反応が過敏になる。~ 異能の封印制限措置が行われていない場合、~ 身悶えしてまともに行動が取れなくなるほど。~ また、触覚反応は視覚の主の感情を色濃く反映する。~ 視界に入っただけならただ触れられただけと変わらないが、~ 例えば害意を含んだ視線を向けられれば痛みを伴う。~ ~ 触覚に物理的圧力はなく、害意の籠った視線でも傷が付くことはない。~ しかし心理的な圧迫感/錯覚を伴うため、1方向から大勢の視線を~ 受けると同方向に進めなくなったり、押し返されて転んだりもする。~ ~ 当初は視線にのみ反応する(直視された場合のみ感覚を伴う)異能~ 『視線過敏』として登録されていたが、~ 怪異に襲われたのをきっかけに範囲、及び感度が拡大強化された。~ この変化を『異能ステージ説』に当てはめた結果、~ 2ndStageに進化した異能『視界過敏』として改められるに至った。~ ~ 他者の視線を『読める』ということは危機察知、回避に繋がる~ メリット足り得るが、マイナス面の大きさが致命的過ぎるというのが~ この異能の実情である。~ ~ 自己意思、自己判断でオフに出来ないこの異能を有する限り、~ 視覚を持つ生命が存在する場では常に無自覚、無遠慮の接触に~ 晒され続ける。絶え間なく全身を撫でまわされるに等しいそれは~ 容易に精神を病ませるほどのストレスとなる。~ ~ 1stStage時点でも鬱症状、それに伴う心因性幻触や自傷行為に発展する~ 精神疲労を伴う極めてデメリット色の強い異能であり、『異能疾患』と~ 評されたこともある。~ ~ 素の状態では日常生活を送ることさえままならず、~ 異能弱化/封印制限措置が認められている。~ #endregion **特殊能力[#ea5b3fa5] #region(『供儀体質』 ) ***『供儀体質』 [#pad72081] 『贄』の役割に特化して調整/継承を繰り返した家系の末裔。~ 『最上の贄』であるがために捧げられた側はそれ以上の、それ以外の~ 要求権を失う。自己の犠牲と引き換えに、人知の及ばぬ超越存在を~ 無力化するために調律された何よりも甘美な『餌』。~ ~ 当初は『捧げるべき対象』が既に定められていたため『餌』としての~ 性質はなりを潜め、霊的存在のみを惹きつける『親霊体質』としての~ 限定的な発露に留まっていた。しかし怪異との接触、呪的手段による~ 干渉でプロテクトが破壊された結果、魔力、精気などを糧にする種を~ 誰彼構わず誘惑するようになった。~ ~ 魔力、妖力、精気、感情、或いはもっと曖昧なスピリチュアルな何か。~ カタチの無い何かを糧にする者は、黛薫から美酒か甘露の如き芳香を~ 感じ取り、ともすれば理性を失いかねない凶悪な捕食への衝動を覚える。 ~ ~ 現在はその危険性から特例的に対策措置が取られているが、根本的な~ 解決方法が見つからないため対症療法に留まっている。具体的に言うと~ 防護、倦厭効果のある護符を複数所持することによる強引な相殺。~ 『最高の餌』に『最悪の味付け』を付け足すことで辛うじて怪異の襲撃を~ 防ぐことに成功しているが、場合によっては逆上を招く危うさもある。~ #endregion #region(『虚視の魔眼』 ) ***『虚視の魔眼』 [#k0cd4ac0] 『供儀体質』同様、家系/血統と紐付けられて継承されてきた体質。~ 本来捧げられるべき対象が『虚無』に親しい存在であったことに由来する。 ~ ~ 『存在しないモノを見る力』を持つ左眼の魔眼。~ 魔眼としての格は高いが、条件が限定的すぎて発動はまずあり得ない。~ 当人の認識では『"何もない" が見える』となっているが、~ 『何も見えない』との差異が説明できないため、盲目として扱われる。~ ~ 目に見えずとも実在が確かなモノは視認することが出来ず、魔力や~ 風の流れ、空気や音も見ることは出来ないため、基本役に立たない。~ 存在強度の低い低級霊ならぼんやり見えるものの、自己を確立した~ 悪霊や神霊は視認出来ない。~ ~ 認識阻害、隠蔽をはじめとする『実在性/存在強度』を下げる行為には~ アンチテーゼとして働くが、当人曰く『見えるようになる』のではなく~ 『分かる』だけなのだという。~ #endregion #region(寄生:胎内怪異 ) 胎内が&ruby(スライム){粘体};の苗床として作り変えられている。後天的な種族変更を伴う ~ 寄生、共生関係であり、部分的にスライムの種族特性を得ている。~ 大本の怪異は粘体の中に『核』を有するタイプのスライムだったが、~ 黛薫の場合は人体が核の役割を代用しており、主体、位置関係が~ 逆転した形になる。~ ~ 寄生による影響として『胎内のみ魔術適正/親和性が極めて高い』、~ 『成長、及び老化の停止』、『生殖方法の変化』などが挙げられる。~ ~ 胎内の怪異は彼女の『供儀体質』によって麻薬漬けめいた酩酊状態に~ あり、かつ母体が虚弱であるため、基本的に悪さをすることはない。~ 下腹に刻まれた類感呪術系統の紋を用いて制御、改造を施せる他、~ 魔力蓄積器官、使い魔の生成母体としても用いられている。 #endregion **魔術 [#fc179890] #region(素養 ) ***素養 [#uafd07f7] 知識面、技術面では年齢にそぐわない才知を発揮する一方で、~ 適正、素養に関しては絶望的。これは『供儀体質』の継承に際し~ 『使われる側』の立場を固着するため、神秘の『行使』との縁を~ 可能性レベルで絶たれていたことに由来する。~ ~ 現在は本来捧げられるべき対象との契約を『魂ごと削ぎ落す』形で~ 破棄しており、向いていないなりに行使自体は可能になっている。~ ただし適正がない状態を後付けで改善しただけであり、同年代の~ 魔術師より成長、修練の面でディスアドバンテージを背負っている他、~ 適正の獲得に際して魂が損耗しているため、依然として素養は下の下。~ 加えて出来る限り魔術の素養を損なわないように魂を削ったお陰で~ 身体能力が大きく損なわれている。~ ~ 例外的に、怪異の侵食を受けた&ruby(胎){臓器};のみ魔術への高い親和性を有する。~ 『大本の魔術師→魔術師を苗床にした怪異→怪異に侵食された当人』と~ ダウングレードを重ねているものの、大本の魔術師が素養に秀でていた為、~ 絶望的な適正を補う一助となっている。~ ~ 年齢や適性に不釣り合いな魔術知識は素養を絶たれていたことに由来する。 ~ 食を絶たれれば飢えるように、水を絶たれれば渇くように、~ 『行使』との縁を絶たれた欠落こそが彼女を魔術への渇望に駆り立てた。~ 抗いようのない魔術への渇望は彼女の智の源泉であると同時に、~ かつて違反学生へと身を落とす羽目になった原因でもある。~ ~ 前述通り、現在こそ多少の適正を得ているものの、その過程で~ 種々の犯罪行為に手を染めたり、非人道的な実験の検体として~ 己が身を差し出した過去がある。魔力を辿れる者が見れば、~ 未だ彼女の身体に残された惨憺たる『痕』を見て取れるだろう。~ #endregion #region(『電脳魔術』 ) ***『電脳魔術』 [#g6a684ba] 魔術の素養に乏しい黛薫が適正を補うために発展させた魔術系統。~ 魔術と電子情報技術の融和を掲げた先行研究を自分向けに拡張したもの。~ ~ 『魔法陣/魔法円』と『プログラミング』を『記述』という共通点の下で~ 接合した代物であり、魔術をベースにしても再現しやすい『単純な命令』の ~ 組み合わせで複雑な挙動を実現する。~ ~ プログラミングに最適化された&ruby(コンピュータ){電子機器};でなくわざわざ魔術を介するために~ 情報処理能力で機械に劣り、機械的な冗長性のお陰で純粋な魔術よりも~ 出力、消費魔力の観点で劣る。~ ~ 普通に扱えば『電子機器を使える魔術師』の下位互換と呼べる魔術だが、~ 『一般魔術を扱うには素養が乏しすぎる』かつ~ 『知識、創意工夫だけに限れば一流の魔術師に肉薄する』黛薫に関しては~ 通常の魔術より高いパフォーマンスが見込める。~ #region(使用可能な魔術の例 ) |~名称/通称|~消費 |~練度 |~概要| |魔術式ホロモニター |E+|A+|宙空に展開するタイプの魔法円に手を加えた非接触型のホロスクリーン。&br;UIは洗練されていないが、スマートフォンの必要最低限の機能を再現している。&br;小規模な魔法陣を保存することが可能で、低出力ながら高速で発動出来る。| |仮想魔術スクロール|D~C+|B|ホロモニターを通常の魔法円に戻し、そのまま保存した術式の発動媒体にする。 &br;術式を描く行程を飛ばせる分発動は早いが、出力は落ちる。スクロール本体を&br;消費せず何度も発動出来るのが強み。| |仮想魔術並列起動,&br;並列接続|B~|D+|仮想魔術スクロールの同時起動、接続により発動効果を変化/拡張させる。&br;出力低下を補えるが、起動数が増えるほど効率は加速度的に悪化する。&br;複雑な術式、単体で規模の大きい術式の再現は現状では不可能。| |最適化演算|D|C+|機械機能を用いた演算を行ない、他の魔術の精度を大幅に向上させる。&br;動作の精密性向上、魔力消費の軽減などが見込める他、&br;魔弾の弾道計算なども出来る。ただしこれの併用自体に魔力を要するため、&br;元の消費が軽い魔術(身体操作など)は逆に燃費が悪化する。| |魔力変換(電荷)|D|A|魔力を電荷に変換する。変換で生産した電荷に限り魔力に再還元可能。&br;魔力で機械を動かすための基礎技能だが、再変換は実は高度な技術。| |機械干渉|B|C-|魔力を用いた機械のハッキング/クラッキング。機械側から見た『想定外』を&br;介するため、プロテクトをすり抜けやすい。ただし精密機械を対象にするには&br;まだ練度が不足している。| #endregion #endregion #region(使い魔『ニクシー/ジェリー』 ) ***使い魔『ニクシー/ジェリー』 [#yf4053d3] 定義名『機械的人工水霊』。純水に近い透明度を持つ&ruby(スライム){粘体};の使い魔。~ スライムだが粘度はほぼ無く、普段の挙動は無重力環境下の水に近しい。~ 上位の統率個体は『ニクシー』、下位の分裂個体は『ジェリー』と呼称。~ 見た目に差はないが、区別が必要な場面では名前に準えて『ニクシー』を~ 人型/妖精型に寄せる場合もある。~ ~ 半怪異化した黛薫の『分体』であり、杖や魔導書に代わる『魔導具』であり、~ ナノマシンを取り込んだ『量子計算機』でもある『電脳魔術』の心臓部。~ 自在に分裂、変形し、分体ゆえに手足のように動かせるという非常に便利な代物。~ スライム特有の耐物理性能、大本の怪異から引き継いだ魔力吸収能力を兼ね備え、~ 戦闘面でも役に立つ。~ ~ 欠点として黛薫の『供犠体質』を引き継いでいる為、魔力や精気を糧にする種族は ~ 捕食で大幅に魔力を回復出来てしまう他、同種族に対する誘引能力も備えたまま。~ 端的に言うと、該当種族からは美味しそうに感じられる。味は普通に水。~ #region(使用可能な魔術の例 ) |~名称/通称|~消費 |~練度 |~概要| |魔力吸収/魔術捕食 |-|C+|大本となる怪異、変異種スライムが保持していた能力。魔力を吸収し、魔術を分解する。 &br;オリジナルほど強力ではないが、並の魔術師なら触れるだけで無力化することが可能。| |分裂/形状変化|-|B+|スライムの種族特性。これにより物理的な攻撃は殆どシャットアウトしてしまう。&br;形状変化は縮小、拡大も含む。縮小には限度があるが、拡大は魔力さえあれば&br;どこまでも膨らむ。ただし膨らんでも魔導具、計算機としての機能は強化されない。| |形状変化/外装骨格|-|C|透明化したスライムを薄く変形させて身に纏う。身体にかかる負担が大きく減り、&br;身体操作や強化の精度、強度が上がる他、浮遊したり地面を滑って移動出来る。&br;常用すると頼り切って成長が頭打ちになるため、普段は使っていない。&br;また、ジェリーをレンズ代わりにすることで望遠も可能。此方は常用している。| |形質変化/気体化|C|D+|気体化と銘打っているが、蒸発ではなく微粒子化。雲や霧に近い性質を得る。&br;視界攪乱にもなるが、主目的は『供儀体質』に起因する芳香の出処の隠蔽。&br;範囲内で呼吸させれば体内への侵入も可能。ただしその場合相手の魔力を&br;回復させてしまうデメリットもある。| |分裂/分割思考付与|B~A|D+|分裂体に思考能力を付与する。自我の付与ではないので、本人の思考の延長。&br;思考の並列化/高速化には使えるが、負担が軽くなることはないし、自分との&br;議論も不可能。使い魔単体で動かす場合の意思疎通円滑化が主な運用方法。| |分裂/特化個体生成|D|C+|分裂体の一部機能をオミットする。含有ナノマシン量が少なくても機能する&br;(損傷が致命的でなくなる)他、分割思考の負担が減る、残された機能の運用が&br;容易になる等、簡便化に主眼を置いている。| |統率支配(水)|C~A|D|『ニクシー』が触れた水を一時的に『ジェリー』に作り変える。ただし演算機能や&br;魔導具としての機能は付与されず、魔力吸収性能、分裂体の性能自由度で劣る。&br;対象が純水に近いほど性能が向上するが、不純物が多い水は対象に出来ない。&br;この傾向は不純物が『水に溶けない』『水の透明度を落とす』『水の色を変える』場合&br;特に顕著に発現する。| |擬態/透明化|E~C|C+|形状変化に加え、表面に外装を投影することで見た目をそっくりそのまま写し取る。&br;ただし硬化/軟化の範囲を超えた感触、質感の模倣は不可。元から水と同等の&br;透明度だが、応用すれば不可視化も可能。内に取り込んだ物を隠すこともできる。| |消化吸収/魔力抽出|E|A|何でも溶かして食べられる。食べたもの次第で少量ながら魔力も回復できる。&br;得られる魔力が微量過ぎると消費が上回ることもあるが、基本的には回復量が上。| |解析/複写精製|D~|C-|薬品などを取り込み、効果を解析して複製出来る。対象が液体の場合、&br;または消化吸収と併用した場合、魔力消費、解析難度、所要時間は短くなる。&br;逆に固形物の解析は時間を要する上、近しい効果の液体としてしか出力できない。&br;| |麻薬精製|B+|E|大本の怪異から受け継いだ性質。麻薬効果のある結晶体、または溶液を精製可能。&br;『供儀体質』の影響を受ける種族に対しては特に強く作用する。&br;黛薫自身は体質の影響を受けないが、違反学生時代の薬物中毒が再発する可能性が&br;あるため、服用に留まらず精製自体を拒否する傾向にある。| #endregion #endregion #region(その他使用可能な魔術 ) |~名称/通称|~消費 |~練度 |~概要| |身体操作|E|B+|失われた身体機能の代用。力を込めるには身体操作との&br;併用が必須。箸で豆を掴めないくらい程度の精密性。| |身体強化|C|B+|身体操作と併用すると、不器用で虚弱ながらギリギリ一般人水準の&br;活動が可能になる。瞬間最大出力は5kg以上、10kg未満。&br;事前の蓄積、予備の魔力供給がない条件下で、自立歩行程度の&br;軽微な用途に限れば3時間強の持続が可能。| |身体機能維持|D+|C+|疲労や体調不良などによる身体機能低下の下限値を一定水準に維持する。&br;現在は体質が虚弱気味なのでこれが無いと些細なことで死にかける。&br;また、維持中は身体操作、身体強化と合わせた消費魔力が自然回復量と&br;拮抗するため、余剰魔力がほぼ無くなる。| |魔力蓄積/胎内 |-|A|人外の器官となり高い魔術適正を得た胎に魔力蓄積の紋を刻んでいる。&br;外部からの魔力供給も可能だが、急激に行なうと胎内の活性化により&br;『対価』を与えないと鎮まらなくなる。| |魔力抽出/食物|E|A|食事を摂った際、消化前に食物から魔力を抽出して摂取出来る。&br;術式を教えてくれた師ほどの高効率ではないが、塵も積もれば。| |属性魔術(水)|C~B|C-|魔力を水属性に変換して操る。他属性の適正は大したことないが、&br;水属性の適正だけはやや高め。出力を上げるなら『精霊魔術』への&br;派生が手っ取り早いが、そこまでやるつもりは無い様子。| |自傷自壊|A|-|精神状態が著しく悪化した場合に自動発動する。&br;ただし発動にかかるコストが不足していると不発に終わる。&br;逆に発動した場合、沈静化か失神、魔力枯渇までオフに出来ない。&br;振り切れない心の傷が身体に反映され、通常以上の痛みを伴う。| #endregion
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