硬めの黒い髪はセミロング。緑色の瞳。
181cm、75kgで日本人男性としては大きめでがっしりしているが、この島ではさほど意味のある基準ではないだろう。
顔を包帯でぐるぐる巻にしており、眼、耳、口と鼻の下部と以外は露出していない。
大体は雑に制服をきているが、持ち物に異邦人の品がやたら多いため変なものをつけていることも多々ある。
くだけた関西弁を話し、それなりに社交的。
後述の経歴により学生街や学園施設にはあまり近づかず、寮にも住んでいない。
現在は異邦人街や歓楽区に良く出没し、定住場所と言える場所はない。
異邦人街、歓楽区、そして更には落第街に知己が多く、そこでの問題を解決したり雑用を任されたりすることで持ちつ持たれつその日暮らしをしている。
関わる相手は少なくないが、特別親しい相手もいない。
また、違反学生や二級学生の中には、活路に対して殺害を含む害意を見せる者も多い。
医療関係の両親と妹一人を持つ関西人。
父方の祖母が、現代の異邦人の中では比較的多いレムリア転生人と呼ばれる異邦人であり、そのためかすかに発光する緑色の《
内容は光学以外による視覚。熱や魔力を視認出来るが、度数は低く、それほど強い認識力はない。
入学前(外での中学生~高校1年生)の頃は荒れていたようだが、ある時急に常世学園への入学を志し、両親を説得して入学した。
四年間は常世学園で勉学に打ち込んでいたが、五年目に代表的な違法部活であった『ロストサイン』と関わり、
ロストサインが隠匿していた、長期間開き続けている門を破壊したということで公安委員会から注意すべき人物とされるようにる。
以後も単位認定の提出されている授業に一切出席せず、二度の留年。
その行動から、公安委員会によって監視対象となった。
学園名簿としては正規の生徒ではあるが、違反学生的な存在として見られている。
公安委員会によって想定されている能力。
活路の魔術的素養は、授業成績より見て平均程度なため、異界につながる門を破壊したものはこの能力だと考えられている。
妖精眼による知覚以外は基本的に素人として学園にやってきたため、入学後に学んだ魔術を使う。
使用魔術自体は多岐に渡り、取得単位として計上されていないものもあるが、際立った成績を見せたものはとくにない。