花ヶ江 紗枝 †
| 性別 | 女 |
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年齢 | 年齢 |
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種族 | 人間 |
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立場 | 学生 |
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学年 | 3 |
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異能 | 獅子踊る黄金の聖域 |
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魔術 | 戦闘魔術に高い適性あり |
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世界 | 地球、日之本之国 |
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所属 | 風紀委員 |
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パーソナルデータ †
容姿 †
幾分か高身長で豊かな体型。
黒の長髪と若干たれ気味なものの切れ長の黒の瞳
左眼の端に泣き黒子がある。
白の和服調の制服に絹手袋と黒タイツ、
それに風紀委員の腕章とサイドポーチ、
制圧用武器を装備している事が多い。
性格 †
極端な二面性を内包する。
基本的に温和で冷静に振舞うものの
他者に対しては明確に境界線を引いており
柔和な中に近寄りがたい印象を漂わせている事が多い。
一方で身内と認めた相手には非常に甘く、
特に自身の班員等は溺愛と言っても良いレベルで
大抵のことは容認するのではという噂があるほど。
男性嫌いの気があるようで、
特に不用意に触れられる事を嫌う。
+
| | 詳細
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表面上は温和で冷静なものの
戦闘中や普段の言動の端々に
狂気を内包する人物だったが
二度目の休学を経て穏やかさを増した。
力を追い求め、それに振り回され、目的すら見失い
他者を踏みつぶすことすら厭わなかった彼女だが
同じように力を求め骨肉の争いを繰り広げる親族を見るうちに
自身の在り方そのものだと気が付いてしまった。
唾棄していたはずの親族と自分もまた同じだと。
今、彼女ははざまでふらりふらりと揺れている。
自身の闇と、どう向き合うべきなのかと。
精一杯の仮面を被り、本心を見せないように笑いながら。
その姿は今、酷く心細げに映るかもしれない。
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魔術 †
全体的に優秀。
特に転移魔術や防御障壁関係に関しては
本人の資質も相まって群を抜いて優秀。
本人曰くそれらを差し引けば属性付与術式が得意との事。
異能 †
獅子踊る黄金の聖域 †
起動型(アクティブ型)範囲支配能力。
自分を中心としたの一定範囲内の全ての動きを㎜単位で認識、制御できる。
特にその外縁に発生させる障壁と力場、それを利用した流しのコントロールと
物理制御能力を利用した精密かつ強烈な砲撃は圧巻の一言。
それに生来持ち合わせた特殊感覚と魔術、
鍛錬の結果身に着けた剣術とが合わさり高いシナジー効果を生んでいる。
また、その領域内では自身に対するコントロールもかなりの広範囲に及んでおり
平気で砲弾を掴み、鉄塊を投げ飛ばす等の芸当もこなす。
異能発現時の彼女は超火力、超耐久とまさに大艦巨砲主義の体現と化す。
装備 †
- フォートレスアーマー:浮沈要塞(イージス)
彼女の代名詞とも言える大型装備。
複数の砲、身の丈ほどもあるアーム等複数の武装を備えており
総重量は数tに及ぶ代物で、本来は大型戦術機や
機械兵装や戦車、戦艦に搭載されるような代物。
非常に目を引くためそれら武装が本体だと思われているが
実際の本領は搭載されている演算補助能力であり、
彼女自身の能力も相まって他の使用者が現れないほどの適性を誇る。
- 機甲刀:陽炎
自身の異能に合わせて誂えた対異能、変異用機甲刀。
オーダーメイドかつ重心等のバランスを調整してある物の為
扱うには慣れが必要で、かなり扱いにくいがれっきとした業物。
その切れ味はさるものながら、抜刀時に灼炎を纏う事からその名が付く。
対物理に特化傾向の機甲刀だが、その熱量からある程度の効果を持つに至った。
経歴 †
花ヶ江家の元当主。
幼いころに誘拐事件に巻き込まれ両親が死去。
妹は廃人となってしまったことから家族を失い、
祖父の道場に身を寄せた。
後継者が彼女しかいなかったため
厳しい戒律と欺瞞に苦しめられていたようだ。
代理人として伯父が実権を握っていたが
彼女はその名前を口にする事すら嫌がるほど嫌っており
花ヶ江家が経営する高校を蹴って常世学園へと身を寄せる。
当初は様々な部活や委員会を転々としていたようだが
やはりその非常に高い戦闘能力から風紀委員に落ち着いた模様。
妹の死去に伴い一時休学。
当主を親戚に譲り常世学園へと帰還した。
その後しばらくを常世学園で過ごすものの
沈静化を見たはずの家督争いが再び再燃。
本国に呼び戻される事となり部隊を抜け島を去っていた。
現在は風紀委員における予備の人員としてリハビリ中とのことであり
元彼女が率いていた部隊の再結成を望む声が上がっているが
本人は「自分は人を率いる事の出来る立場にない」と辞退した模様。
+
| | その他
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厳しい環境で育ったことは元より
凄惨な事件を経て両親と妹を失ったことは
彼女の人生に大きな影を落としている。
何かを失う事を酷く恐れるがあまり過保護になることや
それ以外に非常に攻撃的になることもその影響。
どんな相手からも守り抜く為の力をという願いは余りにも切実で
彼女自身を狂わす大きな要因となった。
また最愛の妹を失ったことで大きな喪失感を埋められず
その穴を塞ぐ事もいつしか出来なくなってしまっている。
守れなかったことを自身の罪と感じており
その為の力を手に入れる為なら手段を問わなかったが
本国に帰還し、薬物の影響から離れた事や
血で血を争う様な血肉の争いの渦中にあることで
何時しか自身の汚れた両手を見て気が付いてしまった。
こんな汚れた両手では、
守りたいものを抱きしめる事は出来ない
と。
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花ヶ江家 †
元々は示現流に似た実践剣術の流れを汲む剣術の家系。
家風は割と古風であり、家制度が強く残っている。
当主は師範の資格を持つものしか名乗る事が出来ない為
当家の人間は男女問わず武道を納めている。
一方で比較的早期に異能や魔術を剣術のみならず稼業にも取り込むなど
外の世界に積極的に目を向ける傾向もあり
近年では製薬や重工業方面の名で知られる事が多い。
- 花ヶ江 結枝(はながすみ ゆえ)
享年14歳。紗枝の最愛の妹であり唯一心を赦していた家族。
11歳の時に姉共々凄惨な事件に巻き込まれ、廃人となる。
その実行犯の首謀者が親戚であったことから事件は隠匿され
敷地内に造られた別棟で幽閉されていた。
一日の大半を寝て過ごし、日に日に衰弱していく中で
姉の事も区別がつかなくなるなど精神異常も進んでおり
親戚一同からは疎まれていた模様。
- 事件前は少し気の弱いものの槍術の名手であり
次期当主候補として将来を期待されていた。
その事から紗枝との対立が囁かれていたが
実際はかなりのシスコンだったようで
会話の半分は姉の事でありそんな妹を姉も随分かわいがっていたと
かつての彼女らを知る人物は語っていた。
相談用コメントページ †
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