薬師寺 瀬織(やくしじ・せおり)

http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/img/toko008.jpg性別
年齢16歳
種族人間
立場
学年一年生
異能天使の薬瓶(ポーションメイカー)

水妖の加護(ブレスオブウンディーネ)
魔術なし
世界地球
所属生活委員会保健課
異名銀腕(アガートラーム)

設定

基本

一人称
二人称苗字+敬称(初対面・親密でない相手)
名前+敬称(ある程度交友のある相手)
口調基本的に常体、年上には敬語を使う場合あり
髪型・髪色ロングヘア、紺色
瞳色左右とも緑色
肌色黄色(日本系標準)
身長168cm
スリーサイズB131/W66/H97

来歴・詳細

異能が発現したのは小学校高学年の時期だが、その能力の詳細、および自身に二つの異能が発現していることについて知るのはそれより後になる。
中学校在学中、事故により右腕を失い義手に。
自身の異能によって生成される薬を人の役に立てることと、薬の正体、さらなる活用法を探るため入学を決意した。
表情の変化が乏しく、常に真顔。低い声で、感情が声に現れないような話し方をする。
平常時は胸の大きさもあり、スポーツなど激しく体を動かす行為は苦手。
放課後や休日は女子寮内の自室で読書やゲーム等のインドアな趣味を嗜んでいることが多い。
学園の規則と自身の平穏を重んじるタイプであるため、戦闘行為に巻き込まれることを嫌う。
ただし戦闘行為を望まない相手が一方的に攻撃を受けそうになっている場合や、戦闘に巻き込まれての負傷者が出た場合は、自らの異能で作り出した回復薬と異世界の超硬質金属で作られた義手を活かし救助活動にあたる。
現在は自らの異能を活かすため、生活委員会保健課に加わっている。

学業や友人関係に起因する劣等感、そして自身が直接の戦闘能力を持たないが故に、
連日常世島で起こる事件に対して何もできないことへの無力感から、
「力」への妄執に取り憑かれつつある。

自身は落第街へ足を運ぶことは少ないが、なぜか彼女によく似た特徴を持つ、
「銀腕」(アガートラーム)なる人物の噂が、落第街において広く出回っている。

異能・装備

天使の薬瓶(ポーションメイカー)

瓶やフラスコなどの中に水を入れてよく振ると、水がさまざまな色のついた薬液に変化する異能。
瓶に水を入れるだけで薬液が出来上がるという、現代の化学では解明できない生成原理のために異能とされている。
薬液の種類によって効果は異なるが、基本的に毒や液体火薬など直接的な殺傷能力のあるものにはならない。現在は3種類が確認されている。

青→傷の治癒を早め、病を癒す効果。人間のみならず異種族や動物にも効果がある。
  重症の場合は飲ませるだけではなく適切な処置を施さなければならず、不治の病など重すぎる病状は癒すことができない。
  また、呪いなどの魔術的な事象に対しても効果がない。
赤→腕力や脚力を一時的に強め、肉体が感じる痛みを和らげる効果。
  彼女自身は規則を重んじる性格であるため戦闘には用いず、災害に巻き込まれた人々の救助活動を行ったり、
  周囲で戦闘が発生した際にいち早くその場から逃走する目的で服用する。
緑→危険な副作用があるらしく、非常時以外は服用しない薬液。本人以外の誰もその本当の効果を知らないという……。

3種類の薬液が入った瓶と予備の瓶は義手の収納スペースに収めて常に携帯し、残りは自室のケース内で保管している。
図書館にあった本から得た知識によれば、過去に同じ異能を持ち活躍した女性がいたらしく、その女性は7種類の薬液を生成できたという。
CTFRA等級は3.Pre-Intermediate「準中級者」。過去に同様の異能を持ち、より多くの薬液を生成可能な人物がいたこと、
薬液の生成はある程度制御が可能ながら未だ完全な制御はならない点などにより、この等級に留まっている。

水妖の加護(ブレスオブウンディーネ)

水に守られ、水を操れる能力。綺麗な水の中にいると徐々に肉体の傷が癒える。ただし、完全に欠損した部位の再生まではできない。
また、息継ぎをせずに長時間水に潜り続けることが可能。水圧への肉体の耐性も常人以上となっている。無論、適切な潜水用装備を行うことでその特性をより有効に活用可能。
周囲の水を操ることで安全な治療を行うためのシェルターを作り出したり、水流に乗ることで通常より素早く移動することもできるが、直接の攻撃手段としては使えない。
こちらのCTFRA等級は4.Intermediate「中級者」。日常生活において活用できる能力であるが、戦闘行為に利用できない等の理由で応用性は低いと判断されている。

装甲義手「ヒュギエイア」

失った右腕の代わりに装着されている、異世界の技術が用いられた大型の義手。現在では生身の手と同様に動かせるようになっている。
異邦人の義肢工・十三夜 伏(PCNo.297)によって作られ、何度かの改良が重ねられた末に現在の形となった。
下腕にある紺色の装甲部分(ボタン及びハッチが存在する面の裏側)には伏が作り上げた義肢に必ず刻まれる、爪痕のような白い「XIII」のサインが大きく刻み込まれている。
装甲部分は異世界由来の超硬質金属、それ以外の部分は強化プラスチックにより構成され、関節部分は特殊なラバー状素材で覆われている。
薬液の瓶を収納するスペースがあり、使用したい薬液の色に対応したボタンを押すことでハッチが開き、薬液を取り出せる。
戦闘用のものではなく、薬液をより安全に運搬するためのものだが、装甲は身を守る盾としても使用でき、巨大で頑丈な右手は、攻撃に転用できる異能を持たない瀬織にとって唯一の武器となる。
また、瀬織が持つ異能の関係上、装着したまま水の中に入っても問題なく、水圧にも耐える作りになっている。

交流記録

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ログ

※連続したストーリーの一部に該当するなど、重要度の高いもののみログを取っています

夏休みが明けたある日のこと。
瀬織は常世公園において、友人であった鈴成静佳とある会話を交わす。
力の意義は

落第街にて拳銃を購入した瀬織は、金髪の男に絡まれる。
彼が口にした「銀腕」(アガートラーム)とは、一体……?
銀腕

力への妄執に駆られるあまり、道を踏み外しかけるが……
誤った力


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