『人類に繁栄と栄光を』 Edit

概要 Edit

人工的な異能開発や魔術開発を試みていた組織の一つ。
元々魔術結社の分社だった事もあり魔術的な要素の強い団体でもあった。
非合法、非人道的な実験の請負団体で被検体となる子供を集めては実験を行っていた。
強い選民思想を持つ団体であり異能者を人外と位置づけておりその生殺与奪権の管理を主張している。
怪物である異能者を選ばれた専任者が管理するため異能の解析、制御を目的に研究を行うという理想を掲げていた。

排他的かつ倫理を度外視した研究内容に加え、制裁活動が凄惨かつ苛烈なことでも知られており
「贄の羊をもって群狼をも支配すべし」という教義が有名。
粛清の際には犯行現場に”被害者の欠片”で紋章を残す上に離反者や敵対者の恐れがあると疑われた時点で粛清対象となる。

大変容以前は能力開発研究の傍らスポンサーへは対価として”成果”を提供していた。
大変容後異能や魔術の解析、発展は急務とされたことからそれらと親和性が高かったこの組織は急速に肥大化した。
その思想に加え、過去には斡旋等も行っていたことから元貴族や実業家、政治家等のメンバーの割合が多く
それらが運営する孤児院などで"融通"が利く等の利点もあり有力者が極秘裏に多数在籍していた。
有力者同士の融通と連携によりいち早く異能や魔術を取り込みシステムとして組み込むことを目的としており大型研究所等も所持していたようだ。

警察当局により一度大規模な摘発が行われ壊滅したといわれているが一部事前に情報が漏れており一網打尽とはいかなかったようだ。
研究内容は悲惨の一言に尽きるもので実験対象の致死率は実に9割を超えており
摘発時には廃棄場には数百人単位での死体が廃棄されていたと報告されている。

その後続団体が日本にて活動を再開したとの噂が一時期実しやかに流布したが現在のところ目立った報告されていない。


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Last-modified: 2020-06-28 (日) 14:16:59 (1420d)