落第街に存在する寂れた大劇場。
内装はワインレッドを基調とした高級感溢れるオペラハウスのような内装だが所々火を点けられた跡が残り、煤けている。
廃墟としてそのままにされていたが、最近此の大劇場を運営していたフェニーチェが戻ってきたことにより活気を取り戻している。
嘗てはここで演劇が上演されたり大規模なパーティが開かれていた。
劇団員の生活スペースとして地下に大きな蟻の巣のように部屋が配置されている。
或る部屋から腐臭がしていた、などきな臭い噂も多々ある。
地下1階、地上2階建て。
舞台は1階席からも2階席からもよく見えるようになっている。