我ら個にして集団、水が流れるが如く

金脈会
http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca1.png
常世学園の18歳未満救済のための地下互助組織

金脈会とは何か

それがいつの頃から存在したのか知る者は居ない…
常世学園とはモデル都市でありながら学生達の暮らす場所である。
その歪な人口分布は一つの歪みをもたらしていた。
そう…エロ物資の入手である。

都市であるからには流通も含め様々な商品が移動している。
しかしながら学生の街であるため…入学年齢に規制は無いが18歳未満が圧倒的に多い。
需要は高いが孤島であるがゆえに供給は管理されており一部の上位階級(成人)にのみ行き渡るという歪な階級構造が出来上がっていた。

民衆(エロガキ)はその事に憤りを覚えながらも抗う術を持たなかった。
落第街とかマジ怖いし。
しかし、ある時から一つの檄文が密やかに生徒達の間をめぐり始めた。
「秘された金脈を掘り起こせ」と
後に金脈会と呼ばれる事になる組織の原形はこの時にはおぼろげに出来上がっていたという。
それは民衆(エロガキ)の抑圧された正義(エロス)により産み出された。賞賛される事なき闇の互助組織であった。

金脈会の活動

金脈会の活動は構成員ですらごく一部しか把握出来ていない。
まず所属するセルと呼ばれる極小集団に属することになる。
しかしながらセル内でも詮索は厳禁であり、情報交換場所、物資受け渡しの手段を共有するだけの薄い繋がりである。
またそれらの場所も頻繁に変更される。
そしてセルはそれぞれがピラミッド上の構造となっており、上位セル1、隣接する同位セル2、そして把握する事を許されない複数の下位セルとのみ情報連結されている。
そしてそれらから回ってきた物資をまた別のセルへと受け渡す。
自身はそれがどこから来たか知らず、またどこへ行くかも知ることは無い。

自身の希望する物資は規定の場所(1セルに付き複数個所指定される)に「prpr」の四文字、もしくはそれを含まれる文章を記す。
するときっかり1日後には「QX」(金脈会では「了解」「OK」を意味する慣用句)が書き込まれ、規定の交流場所にて買い物メモの受け渡しが行われる。
そこからのやり取りは連結したセルに寄って変わるが、代価の受け渡しは直接、別の仕事で、など様々な形で行われることになる。
本来ならばそこに不満の種が芽吹く余地があるのだが、不思議と個人が納得の行く代価が要求され、金脈会七つの謎の一つとされている。

入会方法

入会方法は都市伝説に紛れ様々な方法が存在する。
曰く、常世公園の噴水のメンテナンスハッチの隙間に500円玉を投げ込む。
曰く、使用されていない第一校舎棟地下の空き教室の教卓の中に「鉱脈はいずこや?」と書いたメモを入れておく
曰く、大時計塔の最上階に登り、文字盤の下にネジの嵌っていないネジ穴があるのでそこに自分の校章を入れておく。
曰く、某匿名掲示板の交流板に「オッス、俺イカホモ系のガチポチャ18歳、オラオラ系兄貴希望」と書き込む。

など、上手く正解の場所を引き当てれば自身が所持すべきセルの交流場所の情報が与えられる。
組織の構造上、風紀に目を付けられているのだが潜入目的の場合はなぜかこの段階で弾かれ。
受け入れられた場合はこちらの水に染まる事となる。
また個人情報を記載せずとも連絡が来るなど、なんらかの手段で選別が行われていると考えられる。
ただし噂の全てが真実とは限らず、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意である。
被害者の一人は「尻が…尻が痛いんだ」と言い残しているがどの方法で失敗したのかは未だ謎のままである。

構成員

名前組織内の位置づけ一言
始祖のセル(Theオリジン)最も初期に形成されたというセル金脈会の雛形を作ったとされるが全て謎
調停者達(アドミニストレータ)利害関係の調整を行っているとされるもの実在しなければ組織は回らないが実在は確認されない者達
風間蒼介忍者の行動力を買われ上位層のセルに活動頻度は低いが重要な任務に回される

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