性別 | 男 |
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年齢 | 製造後6年経過 |
種族 | 高機動戦車(HMT) |
立場 | その他 |
異能 | なし |
魔術 | なし |
世界 | 地球 |
所属 | 風紀委員会 特別攻撃課 |
パワー | 35 | B | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スピード | 31 | B | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
装甲 | 50 | S | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対魔 | 15 | D |
パワー | 47 | A | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スピード | 44 | A | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
装甲 | 50 | S | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対魔 | 15 | D |
【名前】 イチゴウ
【種族】 High-Moblity-Tank(HMT)
【サイズ】 全長:1.2m 全幅:0.6m 高さ:0.3m
【重量】 114.5kg
【最高走行速度】 108.4km/h
【標準武装】
対装甲高周波サーキュラソー
【背部武装】
20mm軽量ガトリング砲
Eryngii Robotics社と呼ばれる企業が
魔術や異能といった異常存在に対抗するため
科学技術を結集して開発した自律四足歩行戦機である。
※非実体干渉力場発生装置をはじめとする
様々な最先端技術が惜しみなく使われており
その他にも比較的サイズが小型である事と
徹底した軽量化と最適化された油圧機構から
生み出される高い機動力とパワーは
異常存在に対してこれまでの兵器よりも有効であった。
さらに重機関銃や迫撃砲、ATミサイルランチャー等を
背部に搭載する事が可能で
その汎用性から対異能作戦だけでなく
紛争地域等にも投入される事が多い。
原動力は高出力のハイブリッド型外部燃焼エンジン及び
高効率微生物燃料電池を利用しており
自ら植生バイオマスを探し出し供給する事で
バイオマスがある限りは半永久的に動き続ける事が出来る。
なお兵器らしからぬ変わった外見をしているが
これは軍用以外の分野への転用も考慮して
いかつくないデザインにしたためらしい。
因みに脚部の底面に物を掴むための
マニピュレーターが内蔵されている。
別名InterferingField?-Generate-System。
同じくEryngii Robotics社で開発された最先端システムであり
特殊な物質粒子による放射線を利用しているという事以外
全く明らかにされていない技術でもある。
このシステムは作動すると対象の魔素及び異能因子の
構成を阻害する事によって相手の特性を貫通し
物理攻撃で有効打を与えたり
魔術/異能による概念干渉や現実改変等の
非物理的干渉をブロックする事が出来る。
ただし非常に多くの電力が必要で
通常出力では効果時間は約3秒間と短いのに加え射程も短く
その上規格外な魔術/異能に関しては
無効化しきれずある程度の緩和のみに留まってしまう。
このシステムは四足型であるHMTが
車両や航空機を操縦できるようにするものである。
原理的には乗り物の電子系を占有し
HMT自体のシステムとセンサー類をドッキングする。
HMT当人には操縦しているというよりも
その乗り物自体になっているという感覚である。
このシステムのアドバンテージは車両よりも航空機にあり
人間搭乗機では不可能な超高G機動を行う事が出来る。
HMTに搭載されている革新的な最先端装置の一つと言われ
この装置は真空状態の装置内部に充填された金属と反金属の
対消滅反応によって発生する強大なエネルギーで
空間を歪曲させる装置である。
この装置の主な用途は空間を歪曲させる事で
接続される高次元空間への兵装の収納であり
これによって極めてスムーズな兵装交換が可能になった。
その他に自身を高次元空間に移動させる事も
理論上は可能である。空間歪曲装置とあるがIFGSと同じく
歪曲範囲は非常に限定的であり1回に歪曲させられる時間も
最大1秒とかなり短い。
島に来てから故障しており使用不可だったが
最近の修理で使用できるようになった。
イチゴウが使用する最後の切り札とも言える技で
風紀委員会には決戦兵装として登録されている。
システム全体に非常に負荷をかけるため
めったに使わない。
なおこの島に来てからの使用履歴は
今のところ無し。
大変容以後に軍の研究機関が独立して出来た企業で
世界各国に存在していた大手軍需企業を数多く吸収している。
主にHMTやHMT用の兵装・パーツ、その他対異能兵器の
開発生産を行っており、また銃器や戦車、戦闘機といった
既存兵器の生産も独占している。
因みにHMTのライセンス生産は一部認めているものの
外部への技術提供は一切行っていない。
特色として開発する全ての兵器が魔法や異能を使わず
科学技術だけを利用していたり従業員全員が
異能魔術を使えない普通の人間である事が挙げられる。
また超大企業にも関わらず株式を公開していない、
国家機密クラスの最先端科学技術を数多く保有している、
防衛体制が企業のセキュリティの域を超えている、
魔術団体や異能者団体に非常に敵対的であるといった
通常の企業にしては不可解な点の多さから
国連軍と直接繋がりがあるとも言われている。
それに関するエージェント等による潜入捜査の試みは
全て失敗しており魔術師や異能者のエージェントすら
帰ってきたという報告はなくその実態は謎に包まれている。
企業ミッションは「We give glory to human again.(人類にもう一度栄光を)」。
イチゴウはHMTの中でも最新型のHMT-15であり
彼の名は15という数字から来ている。
HMT-15はこれまで量産型であったHMT-13が
高ランクの異常存在に対して被撃破率が高い事を受けて
開発された所謂技術実証機である。
CTFRA Lv7クラスの強力な異常存在に対して
1on1でのタイマンでも勝利出来るという事をコンセプトに
既存機をベースに魔改造とも呼べる改良が重ねられたもので
既存機とは一線を画す性能になっており
最早HMTの皮を被ったMBTである。
具体的には新型の廃熱エンジンへの換装によって
出力パワーが既存機とは比べ物にならないほど上昇した上
これにより既存の地上兵器を凌駕する機動性を得た。
装甲もHMT-13が採用していたアルミニウム軽量装甲ではなく
チタンや立方晶窒化炭素、その他新素材から
構成されたミクロレベルの超合金の箱を隙間なく並べ
その中にセラミックを詰めるという
所謂拘束セラミック式の次世代複合装甲を搭載しており
HMTに採用できる薄さにも関わらず
その防御力は最低でもRHA換算1500mm以上とまで言われ
さらに非常に高い耐熱性と耐食性を持ち
物理防御力、化学防御力共に既存機の比にならない。
また装甲を構成する新素材の一つが
電界と磁界を遮断するためEMP攻撃にも耐性がある。
武装面ではHMT-13には搭載できなかった
機関砲を装備しておりその他にも
APCに採用されている軽量装甲や
一般的な均質圧延鋼装甲を容易に切断出来る
対装甲カッターが標準搭載され圧倒的な機動力も合わせて
非常に強力な近距離戦闘能力を持つ。
単純な攻撃力だけで言えば
主力戦車や自走ロケットシステム等に劣るものの
攻撃力、防御力、機動力、汎用性、運用コストを合わせた
総合的な面からHMT-15は地上最強の兵器と呼ばれている。
しかし既存機との最も大きな相違点は
後述の高度なAIであろう。
HMT-13ではノイマン型のAIが搭載されており
演算能力は高いものの単調な動作しかできないという
致命的な欠点が存在した。
そこでHMT-15ではニューロコンピュータを用いた
従来のものとは全く異なる新方式のAIを採用している。
このAIは所謂"意思"をもっているAIであり
DARPAが研究していたものをEryngii Robotics社が
引き継いで開発を進め完成させた。
状況に応じて柔軟に動作を変える事が出来る上に
ノイマン型AIに比べ複雑な駆動処理を行う事が
可能であるので従来機に比べはるかに高度な
戦闘機動をとることができ
近距離戦闘能力の向上に一躍買っている。
しかしAIが学習するにつれ
自身でどんどんプログラムを変えていくので
AIの考えがどのように変化するかは誰にもわからない。
因みに性別が男性になっているのは
AIの思考パターンが男性の思考パターンを
モデルとしているからである。
・好奇心旺盛であり自由きままに行動する。
・割とのんびりしている。
・個人的に情報収集を行っている時がある。
・以下の基本ルールに最低限従っている。
1.能動的な殺人を禁じる。加えて殺傷能力のある
兵装の使用は許可されない。ただし第2,第3ルールに
接触する場合はこの限りではない。
2.攻撃を受けた場合は自衛を行う。
3.正当でない暴力を受けておりかつ相対勢力に対し
圧倒的不利に立たされている者への支援を行う。
・任務遂行が最優先事項になる。
・上記の基本ルールは全て無視され
任務で定められたルールにのみ従う。
・そのため命令は慎重に行わなければならず
命令上に不備があれば予期せぬ被害が発生する事があり
最悪の場合民間人を含む大量殺戮をも引き起こす危険性を持つ。
機密事項 |
HMT-15は実地試験として
数多くの異能無力化作戦や対テロ作戦、
その他紛争地域に派遣され活躍していたが
保管管理を行っていた基地が
謎の異常存在の襲撃を受けてしまい
彼だけは施設からの脱出に成功し
気付けばこの常世島に流れ着いていた。
その後ある風紀委員との戦闘がきっかけで
風紀委員会の特別攻撃課に所属し
他の委員よりも厳しいルールがあるものの
治安維持活動に従事。
彼は再度軍所属時代と同じような
立ち位置に舞い戻る事となった。
HMT-13の近距離戦闘能力の低さを反省し開発された
イチゴウの前両足に格納されている装甲カッター。
見た目は半円だけせり出した電子丸鋸なのだが
そのチップソーはモース硬度15の超硬合金で設計されている上に
さらに刃自体に高周波による振動が発生しているので
極めて高い切れ味を誇り並の装甲を紙きれの如く切り裂く。
回転数は毎分10000、刃数は52P。
Eryngii Robotics社によって開発された
20×102mm徹甲弾を毎分約1500発のレートで発射できる
3砲身のガトリング砲。同世代の機関砲と比べて
比較的軽量の部類である。
作動方式は電気回転方式で有効射程は約1.1km、
弾種を入れ替える事で様々な目標に対応可能。
元々は拠点防衛用の兵器であり
地面に固定したり装甲車に搭載して使用するもので
HMTに搭載する事は想定されていないが
HMT-15に関しては新型エンジンから生み出される
驚異的なパワーのおかげで運用が可能。
他に特筆すべきは"マキシムショット"と呼称される
極めて強力な単発射撃を行う機能がある。
これは電磁加速機構を作動させることにより
弾頭がプラズマ化する寸前まで弾速が高められるというもので
その威力は44口径120mmの戦車砲と同等と噂されている。
しかしマキシムショットを使えば熱で砲身が真っ赤に変色し
砲身寿命を大きく減らすことになる。
現場の声を受けながら改良された本兵器は
Eryngii Robotics社が誇る屈指のベストセラー商品であり
信頼性も高く対超自然存在や対テロなど
幅広い用途に対応できる高い汎用性が魅力で
様々な組織や企業で採用実績があり
今日も様々な戦場で活躍している。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は対空と超長距離狙撃。
弾頭自体にフィンが備わっており
HMT-15のFCSより照射されたレーザーに
ロックされた標的へ向けて
軌道を修正しつつ飛んでいく。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は対怪生物、制圧。
焼夷弾としての役割と榴弾の役割を併せ持ち
加害半径は5m。
さらに目標までの距離を測定し炸裂する
エアバースト機構も備わっている。
肝心の焼夷効果はスーパーテルミット反応を
利用し炸裂後は5000℃近い温度で燃え
反応に酸素を使用していないために
消火剤をかけても水中であっても燃え続ける。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は違反学生鎮圧。
1万V-1億Vの電圧と特殊なパルス信号によって
電撃を浴びせ無力化する。
誤解されがちだが20mmもある砲弾をぶつけるのでは無く
砲弾は発射直後に破裂し中から飛び出る針が本体。
弾頭は意図的に空気抵抗の大きい形をしており
威力は大幅に弱まって射程距離は30m程度まで落ちる。
また発射時に砲身のスピンアップはせず
連射速度は毎分300前後まで落ちているが
逆に即応性は高まったと言える
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は水中戦闘。
弾頭が細長い矢のような形と
非常に特徴的なものになっているため
陸上での使用は不可能とされ射程も威力も控えめ。
さらに使用の際には発射機構を変化させるために
ガトリング砲自体が若干変形する。
兵装というよりはHMT-15に備えられたシステム。
最大30機のUAVを使役する。
このUAVはターボファンエンジンに換装したMQ-9で
ヘルファイア対戦車ミサイルやスティンガーミサイル等を
運用している。本格的な攻撃は任務遂行Lv.2から。
普段は2機程度が出動しており高高度からの偵察によって
イチゴウに様々な情報を提供している。
機体カラーは赤色で各所に風紀委員会の紋章を
表すエンブレムが貼られている。
任務を受けていない自由行動時。
風紀委員会に所属する以前もこの状態だった。
戦闘に移行する時の大半の状態。
またパトロールや違反学生の鎮圧といった
普段の任務のみならず戦闘がメインではない
特殊な任務の時もこの状態である。
このレベルになって多彩な攻撃行為が解禁されるが
風紀委員会によって性能を抑えられており
省エネルギーモードとパワーリミッターが掛かっている。
しかし元々が強力な兵器であるがゆえに
リミッターがかかっていても
特別な例でもない限りはまず対応可能。
また倫理プログラムもある程度適応されており
任務内容で指定されていなければ
殺害という所まではいかずなるべく少ない怪我で
終わらせる。
戦闘における第二段階に位置づけられている。
HMT-15の戦車としての本来の姿であり
このレベルへアップするためには
通例、風紀委員会の承認が必要。
省エネルギーモードやパワーリミッターといった要素が
解除された上にFCSやデータリンク機能も作動するため
Lv.1と比べて性能は大幅に向上する。
また任務に非常に忠実になり
内容で特に指定されていなくても
殺害を含めた目標の無力化が最優先になる。
このレベルのHMT-15を鎮圧するためには
先進国の正規軍クラスの最新装備が必要であり
航空兵器による攻撃が望ましいとされる。
現段階では非公開。
クロノ
黒龍
ファウラ
ヴェイパージェイル
柊真白
龍宮鋼
東雲七生
アイシャ
セシル
ラクリモサ
飛鷹与一
和泉月香
伊都波 凛霞
楊柳一見
ステーシー
裏々築々
真淨在処
オルファ
竹林はんも
藤巳 陽菜
雪城 氷架
神代 理央