NKI-79A アトラ9

http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/up2/img/toko093.jpg性別
年齢20(外見)
種族ガイノイド
立場
学年学年
特殊機能『七つの呪い』
世界地球
所属公安委員会

基本情報

【名前】アトラ9(アトラ・ナイン)
【コードネーム】Nχ(ン・カイ)
【一人称】私
【二人称】名前で呼び捨て(苗字のみを知っている場合は苗字)
【口調】基本的に敬語
【髪型・髪色】前髪が切りそろえられた、黒い長髪
【瞳色】左右とも赤色
【肌色】白色
【身長】170cm
【スリーサイズ】「秘匿事項デス」(B100/W60/H90)

詳細

前髪が切りそろえられた黒い長髪と、煉獄に燃える炎の如き赤い瞳、闇よりも黒い浴衣風の和服が特徴のガイノイド。
人間というよりはよく出来た人形のようにも見える彼女は、関節の駆動音などからヒューマノイドであることがわかる。
研究区で開発された、ヒューマノイドに恋愛感情を抱かせる『自己進化型恋愛感情プログラム』の実地テストを目的として試作され、
学園の生徒として投入された。現在は便宜上二年生として扱われている。
「9」の名を持つが、1から8までのナンバーが存在しているかは不明。本人に聞いても「秘匿事項デス」としか帰ってこない。
公安委員としての活動時は「Nχ<ン・カイ>」のコードネームを用いる。
和装をしているため気付かれにくいが、メリハリのある体型。
太い脚について「丸太のよう」などと形容しようものなら反射的に蹴りが飛ぶ。
いつも着用している黒い浴衣以外の服を着ると恥ずかしくて外に出られないらしく、浴衣のスペアは大量に用意されている。

現在は自己進化型恋愛感情プログラムにより、女性を恋愛対象とするよう設定されている。
本機の意思と周囲の影響で恋愛対象が徐々に決定づけられていく仕様。
学年が自分と同じか自分より下の女子生徒には自分のことを『姉様』と呼ばせたがり、
一度『姉様』と呼んでくれた相手は全力で可愛がろうとするが、その愛情表現はヒューマノイドゆえ何処かぎこちない。

任務に忠実で、自身に任された作業を妨害されることは極端に嫌っている。
機械なので生物に対して有効な精神干渉や毒物への耐性がある反面、
何かしら理解不能な事象が発生すると、ひたすら「理解不能」と繰り返すこともあり、総じてイレギュラーな事象に弱い。
クモ類を自分の兄弟・姉妹のように思っており、偶然見つけるとじっと眺めていることがある。

アトラ9の『七つの呪い』

本来戦闘用でないアトラ9であるが、各種犯罪や異能・魔術を用いた戦闘行為が行われることも多い学園の環境を考慮し、
『七つの呪い』と呼ばれる各種兵装群を持つ。

スパイダー・スレッド

高高度の移動や違反学生の逮捕・拘束に使用される主兵装のひとつ。四肢と臀部に備わった射出装置から合成クモ糸を生成・射出可能。
合成クモ糸は天然のものに輪をかけて伸縮性が高く、さらに鋼鉄ワイヤー以上の強度を持つ。
カートリッジ式で、予備のカートリッジも各所に収納されている。
通常は両腕の射出装置のみ使用するが、非常時は両足や臀部の射出装置を用いることもある。

レーザー・ブラスト

両手指先から発射される、切断・貫通力に優れたレーザー光線。
出力を調節することにより、近接兵装「スパイダー・ファング」としても使用可能。

アンチ・マジック・ミサイル

腕部および脚部から発射される小型のミサイル。物理的な破壊力は低く、弾頭が複数同時に直撃しない限りは軽傷で済む程度。
主となる部分は炸裂時に展開される魔力干渉場であり、これによりある程度の攻撃魔術ならば相殺、そうでなくとも多少威力を弱めることができる。

サーモ・スキャナ・アイ

普段は通常のカメラの機能を持っている両目。サーモ機能をONにすることで高度な熱源探知能力を持つサーモ・スキャナ・アイとなる。

レコーダー・イヤー

聞いた音を体内の録音機に保存しておける。保存済データの再生はアトラ9自身の口から行われる。
任意に録音機能のオン・オフや録音データの消去も可能。

ヒュプノ・ボイス

「『姉様』トオ呼ビナサイ」
音声を聞かせたものに暗示をかけることが可能。こちらも任意にオン・オフが可能。
平常時はもっぱら女子生徒に自分を「姉様」と呼ばせる目的でしか使用していない。
現場では催眠の通じる相手ならば速やかな投降を促すことも可能。

コピー・ガード・フィールド

任意に展開可能な特殊フィールド。コピー系異能者への対抗手段として開発されたもの。
展開中、半径10m程度の範囲内にいる異能者は、他の異能者の能力をコピーしたりされたりすることができなくなる。

秘匿事項:エクスターミネート・モード

その存在そのものが秘匿されているため『七つの呪い』にも数えられない、いわば暴走状態。
全駆動部分、および各兵装の殺傷能力に設けられたリミッターを解除し、全力で戦闘行為を行う。
その分負担も大きく、長時間の暴走状態の維持は自壊の危険も伴う。
暴走状態への移行中は「抹殺セヨ!」以外の言葉を発しない。


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