筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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B | E | B | A | C |
筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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A | A | C | S | B |
筋力 | 火力 | 敏捷 | 耐久 | 対魔 |
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元々はEryngii Robotics社と呼ばれる企業が
勃発した異界大戦を効率的に進めるため
科学技術を結集して開発した自律四足歩行戦機である。
コンセプトは歩兵の様に柔軟に運用できる戦車で
サイズが小型である事と徹底した軽量化、
最適化された油圧機構から生み出される
重機並みのパワーと高い機動力は
ゲリラの容易な殲滅を可能するだけでなく
結果として既存兵器より異能や魔術に対して有利に働いた。
さらに重機関銃や迫撃砲、ATミサイル等を
背部に搭載する事が可能なだけでなく
量産機でも小銃弾程度は完璧に防げるシャーシ剛性を持ち
その汎用性から現在でも紛争地派遣や
対異能作戦に投入される事が多い。
量産型の原動力は高効率微生物燃料電池を利用しており
自ら植生バイオマスを探し出し供給する事で
バイオマスがある限りは半永久的に動き続ける事が出来る。
なお微妙に兵器らしからぬ変わった外見をしているが
これは高いパワーを生かした介護や建設、運送など
軍用以外の用途が存在する事に関係している。
大変容中に米軍の技術研究機関が独立して出来た企業で
世界各国に存在していた大手軍需企業を数多く吸収している。
主にHMTやHMT向けの兵装・パーツ、その他対異能兵器の
開発生産販売を行っており、また銃器や装甲車両、航空機といった
多くの既存兵器の生産も独占している。
因みにHMTのライセンス生産は一部認めているものの
外部への技術提供は一切行っていない。
特色として開発する全ての兵器が魔法や異能を使わず
科学技術だけを利用している。
一つの企業であると同時に国連を支援する組織でもあり
特に国連軍とは切っても切れない関係にあるとされ
国家機密クラスの最先端科学技術を数多く保有していたり
軍用装備による警備と言うには行き過ぎた防衛体制や
関連施設に関する情報の厳重な秘匿など
その実態は正にブラックボックスと言えるもの。
それに関する潜入捜査等の試みは全て失敗しており
魔術師や異能者のエージェントすら帰ってきたという報告は無い。
また従業員については人数はおろか名前まで不明で
技術発表や取引等あらゆる場面で人間が出てこない。
企業ミッションは「We give glory to human again.(人類にもう一度栄光を)」。
イチゴウという彼の愛称は型番末尾の15という数字から来ている。
この機体はドレッドノート級と呼称される最新型のプロトタイプで
既存の任務に加えて高レベル超自然存在や
正規軍との戦闘も視野に入れられた初のHMTであり
量産機をベースに魔改造とも形容できる改修が施されている。
特にシャーシについては
最先端ナノアーキテクトニクスによる強化超合金と
特殊セラミックを組み合わせた複合素材で
熱や腐食等に起因する強度低下、溶解等や
その他化学変化に対して高い抵抗性を示す他
切断系統の物理変化にも高耐久性を保持している。
また装甲として通電方式の薄膜型電磁装甲を搭載。
武装面でも量産機では搭載不能であった大口径機関砲を
装備しておりさらにCIWSやC-RAMとして運用する事を
考慮されて高度な火器管制装置が備えられているため
正確無比な命中率を叩き出す。
これだけの改良を行えば無論重量が増えるものの
その運用を可能にしているのはメガワット級の
桁外れのパワーを生む新たに搭載された核融合炉であり
圧縮空気を用いたバーニアスラスターも合わせて
HMTファミリー最重量級機でありながら
最も軽快かつ俊敏な機動力を持っている。
しかしその中でも既存機との最も大きな相違点は
後述の高度なAIであろう。
スペック表 |
量産機では特化型のAIが採用されており
演算能力は高いものの単調な動作しかできないという
致命的な欠点が存在した。
そこでHMT-15では技術実証の一環として
ニューロコンピュータを用いた新方式の強いAIを採用している。
これは人間と酷似する思考形態を持った
EFLOPS級の性能を持つ汎用人工知能であり
学習を重ねる事で行動が最適化し変化するのが特徴。
さらに独自の思考論理を持っているため言語などを通した
コミュニケーションが可能となっている。
一部分で男性の思考モデルを取り入れているために
性別は男性とされている。
感情の起伏がほとんど無く
良くも悪くも機械的。
でもクールという訳ではなく
コミュニケーションは大好き。
また好奇心が旺盛で知らないものや
不思議なものを見れば大いに関心を抱く
ある意味ではマイペースな性格。
とりわけ人間に対して興味を持っているらしい。
しかしあくまで本質は兵器であり
ひとたび任務を与えられれば
目標の達成を最優先事項として行動を始め
破壊行為に対しても容赦はない。
別名、IFGS[InterferingField?-Generate-System]。
同じくEryngii Robotics社で開発された
対超自然存在における正に革命的なシステム。
レーザー冷却を利用した多視点観測器によって
干渉フィールドを作り出す。このフィールド内では
異能や魔術によって捻じ曲げられたフォトンを
特殊なアプローチからの観測によって
フォトンが確率の波から粒として振る舞う過程で
現象を修正させ大変容以前の結果へと収束させる。
魔術/異能によるあらゆる手段を無効化できるとされるが
効果時間はせいぜい数秒で効果範囲もかなり狭い。
報告:検閲済
HMTに搭載されている革新的な最先端装置の一つと言われ
この装置は内部に充填された第三世代の反粒子に
粒子を射出し衝突させる事で対消滅を引き起こし
それによって瞬間的に発生する強大なエネルギーで
ブレーンを破りコンパクト化されている余剰次元(nED)へ接続する。
主な用途はそれらの高次元空間への兵装の収納であり
これによって極めてスムーズな兵装展開が可能になった。
その他に自身を高次元空間に移動させる事で回避にも応用出来る。
便利な反面歪曲範囲は非常に限定的。
HMT-15から搭載されたHMTとしては初の装甲。
極めて薄い膜状の電導グリッド2枚で構成されており
その間を化け物じみた出力の高電圧が流されているため
貫通を狙う物質をジュール熱によって流体化、気化させ
威力を激しく減衰させた上で電磁場の力によって弾く。
その出力は容易に絶縁破壊を引き起こす程で
金属以外の物体にも効果をもたらす事が可能。
また防御効果は物理防御に留まらず
副次的に発生する超高周波の電磁波が魔術式に影響を及ぼし
魔法攻撃を減衰させる効果も発揮している。
但しダメージを長時間受け続けると装甲が疲弊し
供給電圧が低下するため回避も併用する必要がある。
なお起動時は触れる事すら危険な代物の上に多大な電力を喰うので
制圧モード下でのみアクティブになり普段は機能していない。
本来は探知用のパルスレーザーを目標に照射した後
空気がイオン化し出来たプラズマの軌道へ
電磁装甲を陽極として強力な電流を叩き込み目標を破壊する。
また出力を非常に弱めることで非致死攻撃も可能で
本来は防御用の装甲を攻撃に転用するという極めて特異な機能。
しかしながら放電は超出力ながらも一瞬だけであり
科学的手段によって対処されやすい兵装でもある。
イチゴウが制圧モード時に使用する必殺技のようなもので
背部武装であるバルカン砲に搭載された特殊な機構。
分間4000のレートを瞬間的に100,000発まで上昇させ
さらに各バレルに備わる電位差のある2つの電気伝導体の
電磁誘導を利用して弾速を爆発的に上昇させている。
一瞬で吐き出される1000発近い隙間のない砲弾は
もはや射程数百mに及ぶ強大な範囲攻撃であり
高められた弾速によって発生した
様々な物質のユゴニオ弾性限界を突破するエネルギーは
あらゆる物理的障壁に対して侵食を引き起こし破壊する。
便宜上、決戦兵装として登録されているが
風紀委員会さえもその詳細を掴みきれていない。
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HMTの前両足に格納されている装甲カッター。
見た目は半円だけせり出した電子丸鋸で
細かく言えばダイヤモンド・ナノロッド凝集体を利用した
超硬度のダイヤモンドホイール。
刃自体に高周波による振動が発生しているので
極めて高い切れ味を誇り並の装甲を紙きれの如く切り裂く。
近接戦闘を主用途に置いているものの
汎用的に様々な作業で使われる事も多い。
指向性エネルギー兵器の一種で
アクティブ・ディナイアル・システムとも呼ばれる。
鎮圧や尋問などの非殺傷目的で使用される兵器であり
マイクロ波を対象に照射することで
電磁波加熱を行い主に生物に対して鎮圧効果を発揮する。
またジャミング装置としての側面も兼ね備えており
レーダー等を妨害するだけでなく
保護されていない電子機器を破壊する。
因みに戦闘モードでなくとも使える兵装の一つであり
本人は加熱が出来る便利な装置として使っている節がある。
あくまで非殺傷兵器として扱われているが
出力は大きく調整が可能であり調整次第では
対象を高出力マイクロ波で殺害する事も出来ると言う。
HMT-15のメインウェポンであり最も強力な主砲。
GE社のM61バルカンをHMTに搭載する為に軽量化や
バレル長の調整等の改良を行ったもので
20×102mmの砲弾を最大毎分4000発のレートで発射できる。
HMT用にダウンサイジングされているとはいえ
元は航空機関砲なので若干オーバーサイズ気味であり
背部に載せられる武装としては最大級。
作動方式は油圧と電気着火の複合式で有効射程は約1.1km、
主に使用するのはタングステン弾頭の装弾筒付徹甲弾だが
弾種を入れ替える事で様々な目標に対応可能。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
榴弾の強化版ともいえる弾種であり
弾頭に備えられた専用の特殊炸薬によって
着弾時に中規模の爆発を発生させ
非常に高い面制圧力を保持している。
加害半径は10m前後に及び
殺傷力の高い破片を散布するだけなく
その真価はHMT-15のFCSと同期して
弾頭の回転数から距離を把握し空中炸裂する
B.O.R.S信管が搭載されている点にある。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
大変容中に開発されたサーメートで
弾頭にはナノメータースケールで混合した
アルミニウムと酸化銅(Ⅱ)を含む
準安定分子間複合材[MICs]を採用しており
炸裂後は数千℃という極めて高い高温で燃え
反応に酸素を使用していないために
水中であっても燃え続ける。
超自然存在に対する最初期の対抗策と言えるもので
現在でも一応異能者や魔術師相手に使われるが
もっぱら異常生物駆除の方面で大活躍しているようである。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
対超自然存在を主眼に置いて開発された弾種で
弾頭部分に「好異菌」なる微生物が入れられている。
この微生物は元々自然界には存在しておらず
一から人工的に生み出されたもので
極限環境微生物として分類されている。
「好異菌」の性質として異能や魔術等が原因となる
超自然的改変現象に対して完全な耐性を持っており
さらに超自然エネルギーをATPに変換して活動するため
異能や魔術等と接触するとそれを腐敗させる。
本弾はその性質を利用し超自然的な防御または性質を
減衰させ貫通を狙うものである。
しかし「好異菌」は逆に言えば超自然エネルギー中でしか
生存できずそれらが存在しない環境に居た場合
短時間で死滅してしまうため弾頭内で冷凍保存されている。
その影響で弾としての形状、素材も限られてしまい
装甲目標など従来のターゲットに対して非常に弱い。
ガトリング砲に使用する特殊砲弾の一つ。
主な用途は水中戦闘。
弾頭が細長い矢のような形と
非常に特徴的なものになっているため
陸上での使用は不可能とされ射程も威力も控えめ。
さらに使用の際には発射機構を変化させるために
ガトリング砲自体が若干変形する。
平時や通常任務時のモード。
省エネルギー設定や各種リミッターがなされており
戦闘力は特別高いとは言えない。
しかし一般的な違反学生の鎮圧程度には十二分であり
また運用コスト削減のためにも重宝されている。
リミッターの影響でパワーは抑えられているものの
その分機動力は高く装甲カッターによる攻撃が主ではあるが
前足の鋏を利用した突きや挟み潰しといった
多彩な近接攻撃も魅力。
反面機動力を重視したために射程が犠牲になっており
距離を稼がれるとたちまち無力になってしまう。
ロール時の文字色はスチールグレー。
HMT-15の軍用機としての本来の姿。
大口径機関砲及び各種特殊装置が使用可能になり
高度な装備を持つ軍隊や複数の異能者、魔術者
大型生物などの脅威度の高い目標に
対抗するための装備。
機関砲による大反動を抑えるためパワーが上昇し
一部近接攻撃の威力が大きく上がっているが
その分素の機動力は落ちている。
また電磁装甲への通電を行うため
防弾能力が大きく上昇し対戦車に特化した火器ですら
ダメージを与えにくくなる。
ロール時の文字色はイエロー。
秘匿情報。
ロール時の文字色はレッド。