《破門》否支中 活路(ひしなか かつろ) †
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年齢 | 22 |
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種族 | 人間 |
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立場 | |
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学年 | 5年生(7年目) |
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異能 | 《破門》 |
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魔術 | 身体強化、解呪等 |
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世界 | この世界の地球 |
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所属 | なし |
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設定 †
外見 †
硬めの黒い髪はセミロング。緑色の瞳。
181cm、75kgで日本人男性としては大きめでがっしりしているが、この島ではさほど意味のある基準ではないだろう。
顔を包帯でぐるぐる巻にしており、眼、耳、口と鼻の下部と以外は露出していない。
大体は雑に制服を身につけ、中に派手なシャツを着ている、持ち物に異邦人の品がやたら多いため変なものを持っていることも多々ある。
性格・普段の言動 †
くだけた関西弁を話し、それなりに社交的。
後述の経歴により学生街や学園施設にはあまり近づかず、寮にも住んでいない。
現在は異邦人街や歓楽区に良く出没し、定住場所と言える場所はない。
異邦人街、歓楽区、そして更には落第街に知己が多く、そこでの問題を解決したり雑用を任されたりすることで持ちつ持たれつその日暮らしをしている。
関わる相手は少なくないが、特別親しい相手もいない。
後述の理由から《破門》とあだ名され、特に学園裏側の世界では最近やってきた者以外には有名で
違反学生や二級学生の中には、殺害して箔をつけようとするものも少なくない。
入学までの経歴 †
医療関係の両親と妹一人を持つ関西人。
父方の祖母が、現代の異邦人の中では比較的多いレムリア転生人と呼ばれる異邦人であり、そのためかすかに発光する緑色の《妖精眼》を持つ。
内容は光学以外による視覚。熱や魔力を視認出来るが、度数は低く、それほど強い認識力はない。
入学前(外での中学生~高校1年生)の頃は荒れていたようだが、祖母の死を境にして急に常世学園への入学を志し、両親を説得して入学した。
入学後の経歴 †
四年間は常世学園で勉学に打ち込んでいたが、五年目に代表的な違法部活であった『ロストサイン』と揉め事を起こしてしまった。
活路が下手に戦えてしまい、正面から喧嘩を続けてしまったことで騒ぎが大きくなり、ロストサインは公安委員会の介入を招く。
ロストサイン鎮圧が行われる裏側で、偶発的にロストサインが隠匿していた『ロストサインの門』へたどり着いてしまった活路は、
事態を後から察知した公安委員会から、門を破壊したということで注意すべき人物とされるようになる。
以後も単位認定の提出されている授業に一切出席せず、二度の留年。
落第街を含む歓楽街や異邦人街に居着いて、学園にほとんど近づかなくなる。
そしてロストサイン解体事件での噂によって、主に違反学生など荒事に関わる者らから《破門》とあだ名され、
その行動から、公安委員会によって監視対象となった。
学園名簿としては正規の生徒ではあるが、違反学生的な存在として見られている。
本来は《破門》を解析したい常世財団が違反学生として放校処分に(見せかけた拉致と解剖)するのを防ぐため、光岡緋蜂が先んじて監視対象にすることで回避しているにすぎない。
異能 《破門》 †
公安委員会によって想定されている能力。
そのあだ名から名前がつけられているもので、特に正式名称と呼ぶべきものではない。
活路の魔術的素養は、授業成績より見て平均程度なため、異界につながる門を破壊したものはこの能力だと考えられている。
魔術 †
妖精眼による知覚以外は基本的に素人として学園にやってきたため、入学後に学んだ魔術を使う。
使用魔術自体は多岐に渡り、取得単位として計上されていないものもあるが、際立った成績を見せたものはとくにない。
使用魔術リスト †
- インド密教式
- 火天(アグニ)の破片:サンスクリット語の掘られた黒い金属片。魔力を流した状態でその使用者が『ॐ(オーン)』の発声を行うことで起動し、指向性の爆裂を起こす。
- 帝釈(インドラ)の破片:サンスクリット語の掘られた金色の金属片。魔力を流した状態でその使用者が『ॐ(オーン)』の発声を行うことで起動し、周囲3メートル四方に電撃を放つ。
- ルーン魔術
- 凍結のルーン・イス(I)10m前後の遠隔地点を対象に5メートル程度の範囲凍結を起こし動きを阻害する。
- 巨茨のルーン・ソーン(þ):付近の地面から茨を飛び出させ、ごく一部のものを強力に束縛する。
- 鏡面のルーン・アルジズ(r Z):接触している対象のものを障壁化し護りとする。
- 即席型:魔力を流した指で一定の模様と文字を描くことで起動する。活路はルーン呪具を作る技能は持っていないので基本的にはこれしか使用できない。
- 隠形呪紋タルンカッペの帽子:主にカウン(k)のルーンで構成される魔術文が掘り込んであり、かぶっていると多少気配が薄らぐ。
- 四大魔法:パラケルスス流
- ウンディーネ召喚:比較的複雑な陣をアゾット剣で刻んだあと、己の血を使って起動する。水の精霊ウンディーネを呼び出す。
- ノーム召喚:比較的複雑な陣をアゾット剣で刻んだあと、己の血を使って起動する。地の精霊ノームを呼び出す。
- 神道神楽(呪符型)
- 本来は舞によって神を降ろしたあとは終わるまで持続するものだが、呪符のため使用さえすれば起動するが短時間で終了する。
- 高速神化:全身の速度強化。重ねがけ可能。三段までだが、限界を越えて破段を使用すると反動を喰らい、しばらく神楽が使えなくなる。
- 一段“ミクマリ”:流水のごとく軽快に機動する。
- 二段“ミナカタ”:神風のごとく迅速に機動する。
- 三段“ミカヅチ”:雷霆のごとく激烈に機動する。
- 破段“ミカボシ”:星光のごとく刹那に機動する。
- 未整理
- 強化の呪符:グラムサイトを強化し、気脈の解析が可能なところまで引き上げた。
- 回復の呪符:↑の後、眼精疲労を軽減するために額のあたりに貼っていたもの。疲労回復。
- 小石の使い魔:魔力を込めて放ると、ブサイクな人形に変じてちょっとした作業をする。D・A・スミス製の機工使い魔。
- 複合魔術(複合魔術は習った魔術の複数を組み合わせて同時に使用するものであり、名前は活路が考えているが特に口には出さない。)
- ストレイライト・マナバーン:対象の気脈に魔力波を叩き込み気や魔力といった力の流れをズタズタに引き裂く接触型戦闘用魔術。気脈が見えていないと意味がないため、グラムサイトの視力強化状態に限る。
- イクシード・インパルス:魔力投影式魔法陣を中空などに展開、一度目に接触したものから衝撃力を吸収し、二度目に接触したものへ其の衝撃力を伝達する攻防一体型の戦闘用魔術。主に蹴りで使う。
- 気脈ルーン:文字通り気脈(奇経八脈)に魔力を通し、そこにルーンを刻印する魔術動作。即席型より高出力かつ魔力の流れを見られない限り印や詠唱といった準備動作が必要ない。ただし体の外に効果を出すことはできず、また気脈に異物を彫り込むため使用後に気が乱れ体調を崩す。
接触等 †
後ろにいくほどあとのこと
- 五代 基一郎
- 落第街でラムレイ・能見・西園寺らの戦闘を見ていたところで出会う。おそらく既知だが知らないふり。
- 未見不 麻美子
- 落第街でラムレイ・能見・西園寺らの戦闘を見ていたところで出会う。お互いを知っていたが知らないふり。
- カエラム
- 落第街でオーバー・ロード相手に向かっていったのを見ている。
- 能見さゆり
- 騒ぎの後の経過を見守っていた落第街で、強化オーバー・ロード?相手に共闘。半壊して中身まで見えちゃったのを研究所へもっていった。言動を怪しんでいる
- 神薙結弦
- 図書館にて節介を焼き、友人を多く作れという話をする。妹を思い出す。
- 川添 孝一
- 財団の黒服に追われているところへ介入。元々は川添に話を聞きに来たようだが、川添がおとなしく放校になろうとしているのを見て一端引いている。
- 鈴鳴トバリ
- 川添への介入時に居合わせた相手。お互い相手の戦闘法について警戒しあって別れた。ブレードランナーと呼んだ。
- 日乃杜梢
- 召喚失敗の後始末をする雑用中に出会う。パンツが見える。名乗らずに別れている。
- 綾瀬音音
- 公安を中心とする揉め事と違法薬物の情報を探すために白崎を探しに来て見つける。布団。
- 白崎 玲刃
- 綾瀬のあとに目的通り接触。話し合った後、己の経験から警告して去る。
- 室長補佐代理
- 電車内で遭遇し、現状を事細かに伝えられたあと、式典委員会への懸念を告げられ、念のため警戒することに。
- 未見不 麻美子
- 白崎 玲刃
- 炎の巨人事件の際に念のため待機していたが、式典委員会が表立って動かなかったため、戦闘で負傷した白崎と接触、あとは以下。
- 能見さゆり
- 白崎のついでに遭遇。西園寺をマスター設定していると思われる能見の話を聞いた結果、色々と謎な事実を告げられて、白崎と相談した結果持って帰ることに
- 能見さゆり
- クロノス
- クロノスが違反部活を潰し、ついでに食っていたあとに遭遇。クロノスが食ったのが能見の施設について調べさせている情報屋だったため戦闘寸前になるが、結局クロノスから真偽不明の話を聞かされて終わる。
- 室長補佐代理
- 寿司屋でそれぞれ別々に食事。実際には『会合』だった。ザデルハイメスと第九教室の戦闘及び残された呪法の話を得て、クロノスについて報告。
- 五代 基一郎
- 寿司屋でそれぞれ別々に食事。実際には『会合』だった。害来腫と犠牲者の話を得る。
- エアリア=リフルール
- 会合を嗅ぎつけられたことを警戒して、ほとんど接触せずに去る。
- 虞淵
- 落第街の路地裏で遭遇。戦闘に。純粋に暴力として生きるその姿を見て自分の道を思い出し、ボロボロになりながら逃走した。
- ブラッタ
- 二年前に瀕死にさせた相手。これまでの事件を五代らから聞き、落第街の動きから行動を予測して夜の病院へ向かい戦闘になる。
- 遠条寺 菖蒲
- 五代から聞かされた犠牲者。しかしもう少女は犠牲者ではなかった。彼女の戦いを手伝って帰った。その際に“ソードキル”と呼んでいる。
- 大偽混血惨状■
- 昨晩まddddddでNo反動にヨって崑崙で倒れ■■るところ→にあらあらあらわれ、介砲される。食事と呪符で体調が戻ったので、普通に別れた。
他人に関わることについてのその他 †
- レイチェルを指して一度“コーラーオブブラック”と呼んでいる
- 折神 直:「」
- 五代を“ビッグワード”と呼んでいる。
持ち物や出てきた異世界物品など †
- ルミラキルラの腕虫
- 精霊の果実
- 赤いみかんのような果実で、食べるともっちもっちしている。美味い。異邦人街で作られた異世界原産の植物。
- 光トカゲ
- 猫ぐらいの大きさでにゃーと鳴く頭に角のついた爬虫類。『光量差が衝撃力に変わる』という性質を持ち、角が発光する
- ルジュリニスカ帝国式建築
- 制服の上着
- 英国ウオルシンガム機関が開発した合成繊維アラクネが織り込まれており耐刃・耐魔性能に富む