美術系教室

主に美術関係の科目で使われる教室の一覧です。
巨大な学園都市ならではの、本土の美術大学にも引けを取らない設備が整っています。
手ずから制作することはもちろん、異能や魔術を用いての制作にも対応しているのが特徴です。

「○○室」と一括りにしていますが、設備によっては部屋が複数に分かれていることもあります。
他の教員や科目の数だけ違った教室が存在するはずですので、参考程度にどうぞ。

大型機械や薬剤など、危険物の使用には教員の許可が必要な場合があります。
ここに記した分野以外の作品を制作したい場合にも、教員は親身になってあなたの相談に乗ってくれるでしょう。

ヨキの美術準備室

美術教員ヨキが雑務を行うための部屋です。他の教室の半分ほどの広さの、奥行のある間取りです。
左右の壁にずらりと棚が並んでおり、奥にヨキの事務机があります。
棚には画材や工具などの備品や、図書館にも劣らず多彩な美術関係の書籍が保管されています。
各科目の履修生や美術部員たちが、溜まり場として使ったりしているかも知れません。
部屋の前の掲示板には、芸術系のイベントや公募、就職案内など、たくさんの広報物が貼り出されています。

ファインアート系

絵画室

「美術室」というと、大体この部屋のことだと思います。
油絵を描くための部屋です。部屋中に油の匂いが染み付いていることでしょう。

日本画室

板張りの床に横長の座卓が並んだ部屋です。土足厳禁。
絵具に使う膠の独特な香りが残っているかも知れません。

デッサン室

デッサンの授業を行う部屋です。窓が大きく、天井も高いため、採光に優れています。
大小さまざまな石膏像が、訪れたあなたを出迎えてくれるでしょう。

デザイン室

グラフィックデザインや版画、メディアアートなどの分野で使われる部屋です。
画像・映像表現向けにカスタムされたコンピュータも置いてあります。

彫塑室

粘土、木彫、ブロンズ、石膏など、彫刻と塑造を行う部屋です。
床で作業することが多いですが、小型の作品制作には彫塑台と呼ばれる回転台を用います。

製図室

建築・設計などの緻密な製図を行う部屋です。
プロッターや大型プリンタなどの特殊な印刷機器が設置されています。

暗室

白黒写真を扱う部屋です。フィルムの現像や引き伸ばし、印画紙へのプリントが行えます。
「使用中」のランプが点灯している際は、扉の開閉に注意しましょう。

工芸系

陶芸室

土練りから成形、施釉、焼成に至るまで、陶芸に関する一連の作業を行う部屋です。
大きな作業机の横に電動ろくろが並んでいる他、大型の窯場が隣接しています。

金工室

ヨキが指導を務める、鋳金、鍛金、彫金といった金属加工を行う部屋です。
切削・研磨・溶接など専用の機械を揃え、日用品からオブジェ、ジュエリーまで幅広く制作されています。

木工室

主に板材を用いた木材加工を行う部屋です。
大型の集塵機やテーブルソー、電動サンダーなどの作業機械が揃っています。

ガラス工房

ガラスを成形・加工するための部屋です。
熱を加えて融解・変形させたり、熱を加えずに切削・研磨するための設備が揃っています。

テキスタイル工房

布地の染め・織りに関する実習を行う部屋です。
晴れた日には、実習室の外に色とりどりの布が干してある光景を見られることでしょう。


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