一人称 | 私 |
二人称 | あナタ/下の名前で呼び捨て |
口調 | 基本的に常体 |
髪型・髪色 | サイドポニー/紫がかった黒髪 |
瞳色 | 左右とも青色 |
肌色 | 黄色 |
身長 | 163cm |
スリーサイズ | B92/W59/H88 |
紫がかった黒髪を顔の右側(自身の視点で左側)でサイドポニーに束ね、
学内においては絵具の付着した女子制服を着用している少女。美術部員。
自身こそ異能を持たぬものの、異能学を専攻し、
また実際に他者の異能に接触することで得られた知識を自らの制作に役立てようとしていた。
入学当初から異能者への偏見が薄く、異能の有無を問わずに人と接していたが、
当時友人であった蘆迅鯨の制御不能となった異能による強い精神干渉を受けて以来人が変わったようになり、
描く絵画もまた奇怪かつ狂気じみたものへと変貌していった。
かつての友人達は彼女のもとを離れてゆき、絵画が陽の当たる場所で評価を受けたことも未だない。
それでも異能者に対する嫌悪や憎しみを抱くことも、絵画の道を諦めることもなかった。
何故なら――彼女の心は、あまりにも大きすぎる『好き』で満たされていたから。
他者に対して抱く好意が一定の水準を超えると、涙や涎の代わりにさまざまな色のインクが溢れ出してくる能力。
好意を抱く人物の側にいる時だけでなく、その人物にまつわる想像を巡らせている時もインクは溢れ出る。
インクの色は対象となる人物や自身の感情の動きによって左右され、一定しない。
必ずしも役に立つ能力とは言い難く、自身の衣服や周囲をみだりに汚してしまうため嫌われがち。
最近になって発現した異能であるため、未だ決まった名称はない。