Caelum

性別無性
年齢不明
種族創世機構第13番
立場その他
来校理由異空間の限定接続
学年
異能刈者の創世(カリモノ)
魔術???
世界神世
所属『世界』

設定

【DATA】

分類 : 怪異
身長 : 256cm
体重 : 127kg
特技 : 不朽・頑丈・怪力
好きなもの : 生物・世話・友達
嫌いなもの : 争いごと・拷問
専用武装 : ―――(刃に七つの水晶球がついた大鎌)

外見 : 骸骨の頭に、人体模型のように筋肉を露出した体
      学園では包帯で顔を隠したり、群青色のロングコートや制服を着るなどしている。

生態 : 味覚はあるが、栄養を摂取する必要がない。肉体に一切のエネルギーを持たない。
      身体能力および耐久性が著しく高い。

行動 : 知能は見られるが、そのレベルは低い。人間の言葉は発せないが、こちらとコミュニケーションを取ってくることがある。
      全体的におとなしく、能動的に生徒を襲うことはない。
      友好的な人物と放課後を共にしたりすることもあるようだ。

刈者の創世(カリモノ)

UNKNOWN! UNKNOWN! UNKNOWN!

常世学園七不思議『深夜の配電盤』

学園の地下にある配電盤を夜中に開けると、中から化け物が出てきて開けた人間の首を刎ねてしまうらしい。

そんな見も蓋もない噂が、常世学園七不思議のうちのひとつなのだ。

あなたは、その噂の真偽を確かめてみてもいい。

深夜の配電盤

現在判明してること

・深夜の配電盤は、まだら色の空間を通じて処刑場へと繋がっている。
・まだら色の空間は、深夜から3時33分にかけて開かれている。

・処刑場は床・壁・天井の全てが石造り。消えかけの蝋燭が、部屋の中央にある断頭台を淡く照らしている。
・断頭台の傍には人間の頭蓋骨が転がっている。
・断頭台の少し先にある大きな十字架には、人体模型のように筋肉を露出した首なしの人型が磔にされている。
・石造りの部屋の周囲には、壁の隙間から通路らしきものが見える。
・部屋を囲むようにして存在する通路の先には、道いっぱいの瓦礫しかない。完全に密室だ。
・処刑場周り以外の通路は全て、瓦礫に潰されていると見た方がいいだろう。

・ギロチンについた血は千年以上前のものである。
・木造の断頭台にギロチンは降り切っていて、紐でギロチンをいっぱいに上げた時立っている場所には灰の山がある。
・灰の山はギロチンの隣にも出来ていて、一番それが多いのは転がっている髑髏の視線の先。
・灰は”かつて神だったモノ”である。紐の位置に一人分、ギロチンの隣に一人分、髑髏の視線の先に、五人分。
・ものを燃やして出来た灰と違って、物質としての機能が完全に失われている。熱を持たないが、まったく吸熱を行わないので冷たくはない。粒子の一つ一つが細かい。

・まだら色の空間は、髑髏の視線の先にあった。
・転がっている髑髏は、磔にされた人体模型じみた首なし男のものである。
・取り付けるだけではまだ足りない? 首から伸びる筋繊維はわずかに動いた。
・首なし男に灰を掛けても、全くの無反応。

創世神話の一節

ところでこの学園の生徒は、こんな物語を耳にした事はないだろうか。
神話に残る、遠い遠いどこかでのお話……

遠い昔、神々の世界にはたくさんの農民たちがいました。
農民たちはたくさんの命を育んでは刈り取り、それを神々に貢いでいたそうな。
そんな中で、刈り取るべき命と友達になった農民がいたのです。
とても小さなただ一つの命と話す農民を見て、他の農民たちも同じように、”命”と友達になっていっきました。

ある日、神々が命を献上するように言われます。
しかし農民たちは、友達を差し出せません。
農民達は怒り狂った神々に首を刎ねられ、全ての命は神に捧げられてしまいましたとさ。

この物語の神々あるいはそれに連なる神話的存在は、現在出現は確認されていない。
神話そのものが嘘八百だというものがいれば、農民が最期にかけた呪いによって滅ぼされたと考えるものもいる。

近年発見された文献で、最初に”命”と友達になった農民の名前がわかったらしい。

その名は、『カエラム』。


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