クラリッサ

性別女性
年齢不明
種族吸血種
立場その他
学年0
異能闇ニ棲マウ者
魔術意外と上手い
世界異世界
所属-

パーソナルデータ

容姿

身長は140㎝程で小柄。
余り癖はないが足首あたりまである黒髪で顔の半分は隠れている。
肌は真っ白で西洋人形のような造形。実はすごく着やせするタイプ
加えて常に薔薇科の果物のような香りが周囲に漂っている。
紅の瞳を持つが常にぼんやりと発光しているため
暗い場所だと瞳が特に目を引く。
綺麗にして黙って凛と座っていれば深窓の美姫だが
一見したところかなり気弱かつ怪しそうな雰囲気を漂わしている。

最近の悩みは元々普通より豊かなお胸がまた成長しつつあること。

+  体質

服装

黒と赤のゴシックロリータに全身身を包みグラスを片手に超然とした姿で他者を睥睨……
なんてことはなく、基本だだ緩い。
酷い時にはだぼだぼのTシャツ一枚で歩いていたりする。
余り自分の容姿を気にしていない。青少年の目には毒。
外出時は遮光カーテンを加工した全身を隠せるローブを身にまとうが
傍から見るとわりとシーツお化けっぽい。
45㎝程のピエロっぽい格好をしたクマの人形を常に持ち歩いている。
彼の名前は「ミニョン」君。彼女の心の友である。

性格

プライドが高く、他の種族をすべて軽蔑しており常に尊大

……という事もなく、むしろ気が弱く若干コミュ障のオタク気質。
知り合いや仲良しには甘く、自身も甘えん坊な所がある。
基本世間知らずの癖に情報通という謎の知識の偏り具合で
何故かエロい事には詳しい。耳年増。
超凝り性。嵌った事には努力を惜しまない。
基本常にPHSを持ち歩き玩具にしている。
本人曰く「こっちの遊戯ってすごくない?」
最近ネット小説に傾倒しているが
転生したらファンタジー世界の姫様だったというストーリーにだけは
すさまじい拒否反応を示す。
笑い方が「フヒヒ……」であったり、
しばしば「ミニョン」という人形相手に語り掛ける姿が見られたりと若干(?)残念。
趣味は読書ときのこ育成。あと妄想とゲーム。

とは言えその何処か小動物のような性格が幸いしてか
「蜥蜴のとこの末っ子」という通称で
曲者揃いの落第街でも何故か安定した位置に落ち着きつつある。

経歴

ある日落第通辺りにひょっこり現れた少女。
異世界からの漂流者であり吸血種。
かなりの世間知らずのようでこれ幸いにと柄の悪い一部の住人に
手籠めにされかけたが無邪気に「撃退」。
そのままふらふら彷徨っていたところ
美味しい物をごちそうしてくれた酒場のマスターに懐き
住み込みで(たまに)働くことになった。
そこでPCに出会い、猛烈な勢いで情報を吸収した結果
勢い余ってそのまま辺りの事情にも詳しくなってしまい、
情報屋として日銭を稼いでいる。

元世界の経歴

彼女の名であるクラリッサ=アンナリース=アレーティアは
アレーティア王家のアンナリース(女王方)の娘、クラリッサという意味であり
こんな成りでもれっきとしたお姫様。

ただ、生れてからずっと塔に幽閉されていた文字通り深窓の令嬢であり、
ほぼ政略結婚の駒でしかなかったため窮屈な日々を送っていたが、
王家の中でも一部にしか知らされていない彼女の存在を
重要な秘密と勘違いした反乱者により、彼女の住まう塔は襲撃を受ける。
それらから逃れるために彼女は旧い保護術式(と伝えられていたもの)に逃げ込んだのだが……

異能【闇ニ棲マウ者ノ姫】

吸血姫としての能力の総称。 此方に来てからはあまり多くを見せていない。

響ケ世界ノ反響

全身に闇を纏い、それを広げる事でその空間内の動きや状況を把握するというもの。
闇になる部分が多ければ多い程その掌握範囲が広くなり、深夜ともなればかなりの数㎞単位の半径を掌握できる。
基本夜間や夕方しか活動しないが真昼でも影が存在すればその周囲の動きは把握できる様子。
彼女の情報収集能力の多くを占めている能力であり、多少ならものを動かしたりも可能。その重量は闇の濃度に比例する。
一方であまり広範囲を密に掌握すると反動が大きいと本人談。
普段は店内を掌握し客の様子を把握する程度にとどめている。
本気でやればスーパーウェイトレスさんも出来るはずなのだがその姿を見た者はいない。
塔に幽閉されている間はこの能力により塔全体を掌握しており、
自分は一歩も動かなくても大体の事は済ませられたらしい。
まさに生まれてから鍛えられ続けた
情報収集能力であり、同時にニート生活の肝でもある。

戦闘

半霊体であることや再生力が非常に高いことから普段から防御面が特に優秀。
無意識に防御術式を展開している事が多く、
更にはいざ捕まっても半霊化して逃げれば良いというお気楽さの為
そもそも自分が襲われているという認識に至るのが遅い。
明確に武器を突き付けられて、それを振るわれてやっと気が付く程度の平和ボケ。
基本傷つけられることに思い至らない為銃を向けられても平然としている。
肝が据わっているのではなく、害意に気が付いていないだけ。
害意に気が付くとめっちゃ怯える。

一方で霊銀や魔術の結合阻害機能を持った武器で気づ付けられた場合非常に苦しむ。
また半霊体であるため対霊などに特化した武器には弱い。

本気になる事は滅多になく、
生来の気の弱さから基本逃げを図る。
……が、何らかの理由で彼女が本気になると
吸血姫としてのポテンシャルとその高い魔術親和性を存分に発揮するだろう。

用語集

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