スラムのボロ屋や橋の下で暮らすみすぼらしい孤児。
危険満ち溢れるスラムにて、他の子供たちと同じく生きるのもやっと。
だが、生きるのに必死で生に絶望する子供たちの中で
まるで両親や家庭に恵まれた幸せな子供のように振る舞う。
無垢で無邪気、明るく好奇心旺盛。
楽しいことやかっこいいもの、面白いものには喜んで飛びつく。
高尚な思想や信念はちっとも理解できない。
一見本当にただの子供。
しかし、何故か「姉ちゃん」と慕う姉には異常な執着を見せる。
自分の異能で殺したと語り、それ以来自分の異能を嫌う。
××
実は「大変容」を経験し、異能が覚醒した。
恐らく「岩戸隠れ」を経験したと思われるが、
陽太に「大変容」中の記憶は殆ど残っていない。
異能が暴走し、姉を殺害。
当時僅かしか存在しなかった異能を秘密裏に研究していた
研究員「山下」により封印が施され、長い眠りについた。
しかしながら甘かった封印が時効により解かれ、
異能の脅威を恐れた研究所が学園に放棄する形で入学される。
しかし、港に船が着くなり研究員を振り払い逃亡。
スラムに逃げ込み、住人として暮らし始める。
一見はスラムによくいるみすぼらしい孤児。
ボロボロのシャツと、薄汚れたカーキの半ズボン。
寒い冬も雨の日も常に裸足。
病的に白い肌と、病的に細い肢体。
見た感じだと7歳ぐらいにしか見えない。
ただ、元は美少年であったらしい。
前髪だけ視界確保のため切られてはいるが、
ざんばらの茶色の髪の下に覗く瞳が異様なのだ。
闇を詰め込んだような、光の差さない真っ黒な瞳。
隈のせいでぎょろりとして見えるそれは、眼孔が開き切っている。
自分の影を始めとしたありとあらゆる闇を操れる。
それらは人や物を呑み込み、喰らう。
絶叫と共に闇に沈んでいく人は、2度と地を踏むことは叶わない。
だが異様に速度は遅いために、ほぼ確実に避けられる。
お世辞にも制御できてはおらず、時折暴走する。
その際は速度が増し、殺し方も無差別になる。
名前 | 好感度 | 関係 | 人物メモ |
百鬼 | ちょっとすき | しりあい | 人ごろしのおめんのおっさん。わるいやつ! |
風間理音 | ちょっとすき | しりあい | あめくれたやさしいおんなの人。 |
好感度↓
※姉はそもそもカースト外の神的存在らしい。
3/17 スラム 百鬼 【初面識】【自己紹介】
9/3 スラム 風間理音【初面識】