真っ白な長い髪に真っ白な肌。金色の瞳は、目を凝らせば機械仕掛で出来ていることが分かるだろう。
目立たないように、という名目で全体的に黒い格好をしているが、髪が白いのとゴシック調なのも手伝って余計に目立っている。
総じて言うなら、お人形のような造形だ。
遥か昔に滅んだとされる超文明の生み出した機械人形。
未開発地区の古代遺跡群の一つ、奥深くで眠っていたが、異能者の異常増加により目覚める。
異能を使わずとも、通常の人間とは比べ物にならない力を有する。
が、長い間放置されたためかAIは若干ポンコツ気味。
異能人形として組み込まれた3つの人工的な異能。
異能人形はこれらの「擬似異能」を駆使して当時の富裕層を護衛していた。
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機械文明を極めた時代に生まれたシュリクにとって現代の文化レベルは低く見え、時折見下している。
が、食事に対して効率以外のものを求めなかったので、現代の「おいしい食事」に激しいカルチャーショックを覚える。
とくにあまいものがすき。