イタリアから留学してきた元(修道院にいないので)修道女。
非常に丁寧な口調で話すが、水泳部に属するなど活発。
修道女といって閉鎖的なところはなく、社交的で明るい性格をしている。
名前はラヴィニア。ソレッラはシスターに同じ。
学園地区内にある教会で寝泊まりしている。
その実は教皇庁典礼秘蹟省に所属する非公認祓魔師である。
ヴァチカンの『アダムカドモン計画』によって生まれた強化人間で、
出産前からヴァチカンが隠匿している特殊秘蹟処理を施され、全身が精鋭祓魔師となるべく強化済み。
学園側から公安委員会直轄第九特別教室に投入すべく招聘されたために入学したというのが真相。
教会に寝泊まりしているのも、地下に調整用施設などが敷設されているため。
第九教室の生徒としてのコードネームは“アリアンロッド”
ラヴィニアに埋め込まれた十四救難聖人アレクサンドリアのカタリナの聖遺物「カタリナの車輪」の一部によって発現している異能。
物質転換能力。
(詳細はあとで)
典礼秘蹟省ではこれを異能とは呼ばず、奇跡と呼称する。
対不死、非物質的存在への効果的な排撃、解呪、聖域作成、治療などの効果を発揮する術式の体系。
異能に同じく、教会ではこれを魔術と呼ぶ事は認めていない。
毒や呪い、精神汚染などを自動的に浄化していく強化された身体機能。
ただし物理的損傷そのものを治療する力はなく、またあくまで回復を早めるものであって完全な耐性を得るものではない。
人よりそういったものがかなり効果を発揮しにくいというものにすぎない。