地面に掠りそうなほど長い銀髪蒼眼のツインテール少女
突然異能に目覚め、常世学園に編入してきた
ドイツ人の研究者である父の勧めで半ば嫌々ながらだったため、
やる気もあまりなく成績は正直いって下の中程度
テストは毎回赤点ボーダーギリギリ回避をキープしている
ずぼらな性格で基本的に誰とでもタメ口で話す
そのくせお洒落には気を使って無駄にたくさん服をもっていたり、
どこか掴みきれない、変な性格
愛想はないが悪いやつではない
異能に関しては
分子運動速度の操作なので本来は氷結・冷凍能力もあるが、
減速は加速よりも疲れるという理由と、万が一襲われて、
相手が火炎への対策をもってきた場合の保険として隠し球にしているらしい
能力の強さ自体は比類なく、マイナスであれば絶対零度に至るまで
プラスであれば大気中ならばプラズマ化現象を起こせる程のもの
ただし肉体、主に心臓への負担がかかるため、
実戦では本来の1/20程度の領域で扱うことにしている
肉体的には非常に華奢、かつ運動能力も高くはないため、
自分から好んで戦いを挑むということはほとんどない
休みの日は一日中、寮でヘッドホンをつけてエロゲに勤しむ姿が目撃される
ルームメイトにも呆れられる程に知識偏重、本人自身に経験は……皆無である
こっそりと寮でペットとして蛇を飼っている…バレバレかもしれない
その名の通り、大気中の分子運動をコントロールすることが可能
掌を向けた、視認可能範囲ならすべてがその対象となる上に、更に細かかな操作ができる
離れた場所に正四面体の炎の牢獄を形成したり、逆に手元から炎の矢を飛ばすといったシンプルな行使も可能
基本となるものは操者である氷架のイメージ能力で、疲労時にはそういった部分の精度が落ちたりする
自身の手元から遠ければ遠いほどその精度は落ちる様子
能力の強さ自体は比類なく、減速であれば絶対零度に至るまで
加速であれば大気中ならばプラズマ化現象を起こせる程のもの
ただし肉体、主に心臓へ多大な負担がかかるため、
実戦では本来の1/20程度の領域で扱うことにしている
主に能力の強さに対して肉体的な強さが大きく不足していることから起こっている現象、
今後能力に慣れることや、体を鍛えることで軽減されるだろう。
……後者は望みが薄いかもしれないが
分子運動の超加速により分子が分子たる存在をとどめきれなくなった状態、
所謂プラズマ化現象を更に熱量増大させ続け、無限質量の粒子と熱量を生み出す力
その最大熱量は白色恒星を超え、一兆度に達する
が、あくまで氷架の持つ異能ならば理論上可能であろう、というだけの現象
実際に行えば本人は勿論、何もかもがただではすまない