異能や魔術が絡む犯罪の増加を受け、戦力増強案として特殊警備一課?とは別に
風紀委員会が出したもう一つの回答がこの特別攻撃課(通称:特攻課、マルトク)である。
なるたけ優秀な生徒を確保するため、気概や実力さえあれば他の課や嘱託の生徒も
予科隊員として、他の業務と兼任できる体制を構築して受け入れている。
隊員に与えられる訓戒はただ一つ。
理不尽に忍耐するのではなく、理不尽に必勝せよ。
挺身隊(ていしんたい)
外の世界からの敵性来訪者、異能、魔術を操る違反生徒、組織に対して真っ向から矢面に立って戦う実働部隊の一つ。
基本的に捜査や説得は他の課の管轄であり、挺身隊の仕事は「ただ相手をぶちのめす」事一点に集約される。
赤い制服に黒いプロテクターを身にまとい、場合によっては戦略級の装備を持ち出してくる彼らの暴力は学園の秩序の為にふるわれる。
主計隊(しゅけいたい)
主に特別攻撃課の内務に関する事を行う部隊。装備や車両の手配、書類仕事全般を一手に行う。
道路の封鎖や群衆整理のために現場に出ることもある為、ハードデスクワークな部隊である。