エトランジェ・アル・ラディスラウス・ドラクレア - Étrange Alb Ladislaus Drăculea †
| 性別 | 女性 |
---|
年齢 | 16 |
---|
種族 | 吸血鬼 |
---|
立場 | 学生 |
---|
学年 | 高等部1年 (1年目) |
---|
異能 | 《神杯》 |
---|
魔術 | 錬金術 |
---|
| 錬丹術 |
---|
特殊 | 吸血鬼特性(再生・五感強化・魅了・霧化・変化・壁抜) |
---|
| 侵食感染 |
---|
世界 | 地球 |
---|
所属 | 常世学園研究区・SRP財団 |
---|
人物設定 †
プロファイル †
Étrange Alb Ladislaus Drăculea
高等部1年生/16歳/牡牛座/A型
身長150cm
体重40kg
体型B79/W51/H78
白い長髪に赤い瞳
日に当たりたがらないこともあってとても白い.白磁の肌といえる
どちらかと言えば小鼻でまつげが長い
黙って目を伏せていれば人形と見まがうかもしれない
古書店『平穏和維』でバイトをしながら生活費を工面している.
来歴・性格など †
欧州のとある地方,貴族家系のうまれ
ひっそりと人間社会に溶け込んでいたが異変に耐えられず家が没落
+
| | 顛末
|
もともと一家は代々チーズなどの製品を製作する会社を経営しており,祖国ではそれなりに有名なブランドであった.
異変の折(すぐというわけではなくある程度は時間がたっていた.異変から十数年後と思われる)
一家が吸血鬼であると言うことが露見し不買運動とストライキに見舞われる.
曰く「商品には血が入っている」「従業員は知らずに魅了をうけており虜となっている」「吸血鬼の勢力拡大を狙っている」
実際にはそんなことはなく,ごく一部の協力者から血液提供があったことを除けば従来の会社と何ら変わりなかった
そのことを契機に一気に経営が悪化.
協力者のこともあり,会社としての体裁を保とうと奔走するがあえなく倒産
一家は莫大な借金を抱えることとなった
(倒産自体は割りと近年のことである
今では風評も幾分ましにはなったものの,その影響は未だ根深い.
|
そのためほとんど身売りされるような形で常世学園へとやって来ることとなった
研究の被験体となることを条件に借金の一部肩代わり,学費と寮費の免除をされている
吸血鬼だが,幼少期には調理されて出てきたため,そして物心ついてからは偽装されていたため「血」自体を直に見ることに慣れていない
血を見ると頭から血の気がひき貧血で倒れる
さりとて給血は定期的にしないとまずいのでいろいろ大変だそうである
一応研究協力の対価として血液200ml分が毎月,学園から支給されている(ちょっと物足りない
名目上は彼女は常世学園研究区の共有財産となっている
たまに採血等の検査や能力テストとして研究区や演習区に現れることもある
性格としては至って普通の女の子
家族とその仲間のために自分を売るような優しい子である
きよくただしく,ちょっとおてんば
人が傷つくのを見ていられないタイプである
好きなものは
細かい刺繍,職人技,インクの匂い,ジャパニーズコミックス,トマトジュース
嫌いなものは
スプラッター,血だまり,タコ
読書と研究を趣味にしている
技能設定 †
錬金術/練丹術 †
陣と触媒を利用して物体を変成,製造する
水銀・硫黄・塩を根源とする古き良き魔導の技である
基本は等価交換であり大きな質量を生むためには大きな質量が必要となる
また,前提としてものを”上の領域にシフトさせる”ことを至上としており,魂や概念も取り扱う
彼女の専攻は『人造生物』
ホムンクルスやゴーレムなど.物体に命を持たせる,生命を作る技術
また練丹術の一部として霊薬の生成なども行う
彼女はこれらの知識を家の蔵書から得た
祖父は偉大な錬金術師でもあったらしい
術一覧 †
- 瓶の中の賢き小人
- 彼女が幼少期に作り上げた人造生命.
- 名前は「クルクル」 8歳 ♂ ホムンクルスにしてはかなりの長命である.しかもまだまだ元気
- 体長約15cm.薄く赤みがかった白色で葛餅のように表面がうっすらと透けている.
- 生まれたときから膨大な知識を持っている
- 彼女のペットであり友人であり先生でもある.
- かわいい見た目に反してとてつもなく口が悪い
- 瓶から出ると死ぬ運命にある
- 神の似姿
- 彼女が戦闘になった際におよそ頼る力
- Emeht(真理)と額に掘られている
- 弱点をつぶさない限り延々と再生を続け周囲の材料を集め巨大化し続ける.エトランジェが作ったものでは全長100Mに達したことがある.
- 特殊な触媒を用いて瞬間的に生成することが可能
- とても寡黙
吸血鬼特性 †
基本的にステレオタイプな吸血鬼の能力を持つ
しかしながらその力は非常に弱くあまり実践向けとはいえない
正直微妙
+
| | +特性
|
- 再生
- 人よりは丈夫.小さな切り傷くらいならすぐ直る
- 指が飛ぶくらいでも治るが非情に時間がかかる
- 五感強化
- 視力が2.0になる程度
- 目の前の人の内緒話が聞こえる程度
- 超感覚として籠められた魔力などを視認できる
- 魅了
- 人をどきりとさせる
- 良く効く人だとそのまま恋に落ちるかもしれない
- 意思次第で簡単に抵抗できる
- 操ったりとかはできない
- 飛行
- 30cm程浮遊できる
- 水上を飛んだり滑空したりはできるので少し便利
- 霧化
- 狭い範囲だけもやっとした黒い霧になる
- 本体から離れられない
- 手枷のような拘束から抜け出るには便利かもしれない
- 変身
- 身体の一部からヤモリやコウモリのような小さな生物を出せる
- 身体の一部であるので生物がダメージを受けるとそのまま自分がダメージを受ける
- 大きいのは無理
- 透過
- ふすまやドア程度の厚みまで抜けられる
- ただし服はその限りではない
|
代わりに弱点といった弱点もない
いわゆるデイライト・ウォーカーというやつである
+
| | -特性
|
太陽
- まぶしいのは苦手
- 肌も荒れやすい
- 影ができない
- 日差しが強い日はよくコウモリがらの日傘を差している
ニンニク
編み目,細かいもの
心臓に杭
十字架
流れる水
- 極度のカナヅチである
- 膝丈までなら何とか.腰まであるともう危ない
寝所
鏡・写真
侵入
- 招待されてもないのに家に入るなんてマナー違反だと思っている
銀の武器
雷・炎
|
- 侵食感染
- 上記特性とは一線を画す吸血鬼特性
- 体液の交換をした相手を眷属,または配下とする
- 処女,童貞の場合,吸血鬼となり眷属に,そうでない場合喰種となって配下となる
- 吸血鬼は自力で吸血を行い糧を得ることが可能であるが.喰種はそれができない.上位個体から力を供給してもらう必要がある.
- 基本的に喰種の場合,吸血して得た力はそのまま上位個体に吸われそこから力を一部還元される形になる.
- 眷属,配下となったものは彼女の持つ能力・弱点(異能は除く)の一部または全部を得る.
- 能力の強弱については個人差があり,それぞれの資質による.
- 吸血鬼になる人へ?
異能 †
- 《神杯》
- 血液に関する異能
- 彼女は(たとえ自分ものであろうと)血を見ると倒れてしまうのでこの能力を知らない
- また研究機関でも未だ確認されていないとされる.つまるところこの能力を知るものはまだ誰もいない
- 仮にCTFRA検査を行えば【段階Ⅳ】EX.Transcendency「超越」に該当すると思われる
+
| | 詳細
|
『血液とは魂の通貨である』
彼女の祖父・ヴェルダン・ロシュ・ラディスラウス・ドラクレアが錬金術により作り出した人工異能.エトランジェ本人である
おそらく賢者の石・大エリクシルなどと呼ぶのが一番わかりやすいと思われる
その力は血液に魂を溶解するといったもの
魂を持つあらゆる生物,非生物をその身のうちに溶解することができる
血液の活性化・能力の発動をした場合,血液に触れただけでその肉体ごと溶解する
また,血に溶け込んだものの知識・技術・異能を使うことができる
ただしあくまでそれらを扱うのは溶け込んだ本人ないし本人からの人伝である
すでに数百人がその血に溶け込んでおり
この異能を開発した祖父本人も血液に溶けている
彼女が意識を喪失している際には血液を操り自立行動することもある
出現した際にはその膨大な知識と力を振るうことだろう
そもそも本来の目的は,膨大な魂を一つの身体へ溶解し神へと至ることを目指す錬金術の本懐である
彼女は神を入れるための器にすぎない
|
行動記録 †
相手 | 日時 | 場所 | 出来事 | 一言 |
---|
--- | --- | --- | --- | --- |
備考 †
古書店『平穏和維』 †
学生街,歓楽街寄りの路地の奥の方にビルに囲まれてひっそりと建つ
洋館を改築して本屋としており中に入れば階段やシャンデリアなど当時の面影がそのままのこる
主に一階が店舗となっており二階はオーナーの私室.従業員室,キッチン,トイレやバスルーム,入りきらなかった古書の保管庫などとなっている
普段解放はしていないがサロンやソラリアムも完備しており
彼女と仲良くなればそこで読書などもさせてくれるかもしれない
ラインナップは古今東西から脈絡なく集められた本達で
文芸書から,専門書,詩集やエッセイ,果ては魔導書まで取り扱っている
最近古新聞とゴシップ誌まで扱いはじめた
442