性別 | |
年齢 | 16 |
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種族 | 人間 |
立場 | |
学年 | 1年 |
特殊技能 | 『無縁呪術』 |
世界 | 地球 |
「はい、あだしののちひろとはあだしののことですよう。
好きなことはお勉強とおいしーものをたべることで、好きな動物はいぬでしょうか。
ああ、にゃんこも捨てがたい……そうですねえ。いぬもねこもすきということでひとつ。
ところで、この島でいちばんおいしー食べ物ってごぞんじですかあ。」
わかりやすく女子高生。
長いもみあげと短く切り揃えられた後ろ髪。おかしな髪型に爛々と輝く赤い瞳。
身長は本人申告155センチ、実身長152センチ。
ゆるゆるとしていて明るく朗らか。
適当そうな雰囲気そのまま限りなく適当に生きている。
好きなものは美味しい食べ物と勉強。知識欲はとことん旺盛。
イマドキの女子高生――にしてはやや幼ない。
リアクションは大きく、表情もころころ変わる。
極めて元気で明るいものの、どこか浮遊したような曖昧さが見受けられる。
京都の風葬地である化野で細々と伝えられてきた呪術。
縁を「結ぶ」「断つ」ことを基本として、無縁仏と一時的に縁を「結ぶ」ことで
その力を行使し、縁を「断つ」ことでまた無縁の仏へと還す。
元は対霊術のひとつであったが、代を重ねるごとにどんどんと形は変化してきている。
基本的に借り受けられるのは誰からも見放された"無縁者"のみで、
何かしらの"縁"を残した死者の力を借り受けることは出来ない。
必ずこの呪術の行使の際には、触媒を必要とする。
化野千尋の場合は、これは大きな"鋏"である。
この『無縁呪術』は、生来の才能などは関係なく、訓練によって身に付けるものである。
訓練は自分の死ぬ様を永遠と想像し、死と一対一で向き合うことからスタートする。
そして、自分の生と死の境界が曖昧になったところでようやっと死者との対面が始まる。
化野にある約8000程度の無縁仏を祀る石仏と対話をする。
生と死の境界線を曖昧にするため、失敗すればそのまま冥府へと引きずり込まれてしまう危険な呪術である。
西洋の魔術師たちからは「禁忌を為す術」と、極めて危険視されている。
その危険性から、化野姓を持つ者のみに受け継がれてきた。
魔術に精通しているならば、極東の旧い呪術として耳にしたことはあるかもしれない。
日本の旧家である化野家の末っ子。
上には兄が3人おり、第4子にして待望の女の子であったためたいへん可愛がられて育つ。
曾祖母・祖母・祖父・母親・父親・兄2人と本人の8人で本土・京都府で暮らしていた。
二番目の兄は、千尋よりも早く常世島へと訪れている。
化野家に生まれたため、幼い頃から当たり前のように『無縁呪術』と親しんできた。
直近四代の中でも最も「境界線が曖昧」であるため、非常に死者との結びつきが強い。
これは、恐らく本人の自己洗脳力が極めて高いからだろうと推測されている。
フラフラと自殺の名所や墓地へ訪れることが多く、周りからは変な子だと蔑まれ、陰湿ないじめを受けていた。
本人は大して気にしてはいなかったが、彼女の母親がひどく気にして気に病んでいた。
自然と"死に惹かれてしまう"ことに本人は気づいていないが、家族は重く受け止めていた。
同じく死に惹かれ、自殺未遂を起こした二番目の兄も家族の希望で常世島へと来島している。
「普通」が「普通」でない場所に行くことで、何らかの好影響を受けられないかと家族は考えている。
歓楽街奥、落第街の外れに住む「あにうえ」の家に居候している。
数年前に常世学園を退学したものの、未だに常世島に住んでいる。
昼間から喧嘩と酒と女に明け暮れて、家に帰ってこないこともザラ。
千尋自身はそこまで兄に興味はない様子で、特に何を気にすることもない。
「無縁呪術」の使い手ではあったが、本人の死への恐怖感に阻害され現在は全く行使できない。
代々化野家の抱える「優秀な使い手ほど死を恐怖する」という事実を体現する存在。
妹は好き。家で顔をあわせることは少ないが、顔を合わせればいいお兄ちゃんである。
良いお兄ちゃんどころか猫かわいがりする。炒飯が得意料理。
場所 | あだしのにっき | ||
龍宮鋼 | 「自分の行動にせきにんを持つ」 | 160727.大時計塔 | 風紀委員さんはつよくてこわい、おぼえておきましょうねえ。 |
世永明晴? | 「ご自分の異能はお嫌いなのでしょうか!」 | 160728.保健室 | びょーきと異能、似てるのかもしれませんねえ。 |